年末恒例の総集編です。いきなりネガティブなタイトルを付けてしまいましたが、まぁ実際のところこのブログにまつわる限り「縮小と停滞」というこの二語が偽らざる今年の感想です。一番大きいのが記事数の減少で、2017年はこのエントリー含んで155本ということで、これは過去最低となっています。「書くことなくなったな」とか「写真もマンネリだな」というのは実感として大きくて、それが「縮小と停滞」に一番影響していると思われます。
この辺は色々要因があるのですが、2016年がK-1景気に浮かれきったが故の反動というか、調整期間というのが一番大きいかも。…と、いきなりまとめてしまうと終わってしまうのですが、数が減った2017年の過去記事を見返してみると、確かにPENTAX関連の買い物は少ないのですが、それ以外はわりと充実した一年だったような気もしてきます。
さて、トップの一枚は今年最大の買い物… というか過去10年を振り返ってもかなり上位に位置する大きな買い物となった新車、プジョー308SWです。これだけでも「今年は買い物しなかった」はダウトとなるのですが、まぁその辺も含めて実際のところどうだったのか思い出してみることにしましょう(^^;
今年は例年の総集編とはフォーマットを変えて、各月ごとのハイライトを振り返っていくことにしたいと思います。その月を代表する写真を一枚と、いくつか代表記事をピックアップしリンクを張っておきます。
なお写真はいわゆる「ベストショット」的なものに限らず、あくまでもその月のハイライトを表したものなので、ブツ撮りなんかが混ざってるかも知れません(ここを書いてる次点ではまだ選んでないので不明です ^^;)
そして最後にいくつか反省の弁、本当に1枚だけ選んだ今年のベストショットなどなど、まとめて今年最後のエントリーとしたいと思います。
1月:iMacに泣かされる
これは早咲きの菜の花が咲く神奈川県二宮町にある吾妻山公園で撮った写真です。青空と富士山があればだいたい綺麗な写真は撮れますが、さらに文字通り花が備わって良い感じです。
毎年通ってる定番撮影スポットも良いですが、こうした新規開拓はやはり新鮮で良いですね。来年もタイミングが合えば是非行ってみたいと思っています。
1月のピックアップ記事は吾妻山公園の菜の花と富士山に加え、急に欲しくなって新宿の中古カメラ屋さんを物色して手に入れたPENTAX LXと、そして思い出しても腹立たしいiMacトラブルの顛末総まとめ記事です。
後にも先にもKマウントのフラッグシップと呼べるのはLXだけかもしれない
1ヶ月半の間に3度の修理を経てもなおiMacは復活しなかった
2月:手に馴染むレンズの第一印象はあまり良くないことが多い
続いて2月と言えばカメラクラスタ的には毎年恒例のCP+があります。期待のPENTAX新製品はAPS-C一眼レフのKPでした。
でも私が今年買ったのは、KPではなくてK-1用の標準ズーム。先に28-105mmも手に入れていたのですが、やはりどうしてもF2.8通しの大三元キットを揃えたくなり、結局D FA24-70mmF2.8を買ってしまいました。その結果こうして曲がりなりにもF2.8トリオが揃うことになりました。
15-30mmと同じようにどこからどう見てもタムロン製のこのレンズ、特徴もあまりなくわりと消極的に手にしたせいか、最初に試し撮りした結果を見ても「なんかイマイチだな」と思ったことを思い出します。実はDFA★70-200mmF2.8もそんな第一印象だったのですが、結局その後この2本は手放せない重要なレンズになり、もっとも信頼を置くようになりました。
過去の経験でも最初に強烈な印象を持ったレンズはわりとすぐに飽きたり、後から粗が見えてきたりして醒めてしまうことがあるのですが、逆にイマイチ… という第一印象を持ったレンズは、その後大のお気に入りになることが多いです(※個人の体験談です)
と、いきなりレンズを語ってしまいましたが、それはさておき2月のピックアップ記事は、このDFA24-70mを買った件に加え、CP+でレンタルしたKPのインプレッションと、あとはこのシーズンに唯一行ったスキーの記事を挙げておこうと思います。
PENTAX KP 夜の体験会 に参加! 横浜の夜景でその高感度性能を実際に体験してみる
今シーズン初滑りはブランシュたかやまスキーリゾートへ! 超快晴の雪景色を撮ってきた
3月:思い出に残る二つの旅
なのでどうしても1枚を選びきることが出来ず、3月分は2枚貼ってしまいます。
まずは沖縄へ。本島のベタな観光地ばかりでしたが、4日かけてレンタカーで巡りました。超楽しかったです。まだまだ見てないところもたくさんあるし、離島や八重山諸島も行ってみたいし、沖縄は今後何度でも行きたいです。食べ物も猛烈に美味しかったし、近年まれに見る本当に素晴らしい旅行でした。
帰ってきてからiTunesのライブラリに「沖縄」というプレイリストを作って、いまだにヘビーローテーションして、余韻に浸っているくらいです。
そしてそのすぐ後には北海道まで行きました。女満別から知床半島へ! わずか一泊の気ままな旅でしたが、お天気にも恵まれて初めて流氷も見られたし、それ以外にもあらゆる景色が本当に素晴らしく、毎年道東へ通う人達の気持ちが良く分かる、大満足の冬の道東旅行でした。これもまた沖縄と同様に何度もリピートしなくてはと思っています。
沖縄旅行は4つ、北海道旅行は5つも記事を書いたので、全てをお勧めしたいところですが、涙をのんで沖縄から1つ、北海道から2つだけピックアップしておきます。もし興味があれば関連記事をたどって頂ければと思います。
JALの「どこかにマイル」で女満別へ!冬のオホーツク海へ流氷を見に行く
北見国道〜斜里国道~知床国道沿いはどこも絶景だらけ!道東の美しい雪景色を撮る
4月:やっぱり桜は外せない
やっぱり1枚選ぶとしたら六義園のしだれ桜ですかね。今年は上の方まで花が開ききらず、ちょっと残念な感じでしたが、それでも全体的には素晴らしい圧巻の姿を見せてくれました。これもまた来年も絶対に見に行きたいと思っています。
ということで、六義園の他にも今年は都内で夜桜見物を楽しみましたので、それ関連の2記事をピックアップしておきます。それ以外に4月と言えば、奈良へ旅行に出かけています。京都より古い都の遺跡群は、とても奥が深く印象に残っています。
5月:写真を撮りまくった
その中から一枚ピックアップするとしたら、これですかね。横浜港から出る京浜運河沿いの工場夜景クルーズで撮った写真です。揺れる船の上から手持ちで工場夜景を撮るというのはなかなか難度の高い撮影でした。しかし、工場夜景が密かにブームになっているのがよく分かります。地上から三脚を立ててじっくり撮りたい… と思いつつまだリベンジは果たせていません。
ということで、5月は定番のネモフィラ、大藤に加え、この工場夜景に関するエントリーをピックアップしておきたいと思います。
何度見ても圧倒される美しさ!あしかがフラワーパークの奇蹟の大藤を今年も見に行く
京浜運河工場夜景クルーズ船に乗って川崎のモンサンミッシェルを撮りに行く
6月:大きな買い物をする
レッドブル・エアレースの幕張ラウンドを今年も見に行ってきました。そして見事日本人パイロット、室屋義秀選手の優勝を見届けることが出来ました。彼はその後も活躍を続け、なんと2017シーズンの年間チャンピオンを獲得してしまったのだから、本当にすごいことです。来年のエアレース千葉大会はさらに盛り上がること間違いなしでしょう。
そしてこのエアレースではレストアされた零戦が飛んだことも大きな話題になりました。零戦の写真とどっちを選ぶか悩んだのですが、過去のことよりも現在、そして未来へと目を向けて室屋の優勝の方を選んでおきます。
ということで6月のピックアップはエアレース関連の2記事と、大きな買い物をした話です。
レッドブル・エアレース千葉2017で東京湾の空に舞い戻ってきた零戦の姿を撮る
PEUGEOT 308SW GT BlueHDi を発注しました
7月:新車三昧
これは納車直後、平日に会社を休んで長野まで出かけたときの写真。大トルクのディーゼルでゆったり走るのは本当に楽ちんで長距離の運転も苦になりません。前の207に乗っていたときは年間4,000kmペースでしたが、308SWに乗り換えて以降の5ヶ月間で、すでに7,000km弱走ってしまいました。
それはもちろん新車とのハネムーン期間でもあり、今後はペースが落ちてくると思いますが、年間1万キロずつくらいは走りたいと思っています。ディーゼルは長距離走らないと意味がない、なんてことは買ってから知ったことですけど。なお、これまでの燃費はトータルで17km/Lほどです。こんなにパワーに余裕があって猛烈に速いのに、こんなに燃費が良いなんて素晴らしいです。
ということで、308SWの納車関連とドライブに出かけた記事を二つ選んでおきました。
標高2100メートルの白駒池周辺に広がる苔の森と原生林を散策してきた
海だけじゃない鴨川の絶景ポイント!新緑の稲が映える大山千枚田を撮りに行く
8月:祭りだ!
ということで、やっぱり8月の1枚は御神輿です。勇壮な水掛祭りは本当に熱気があって沿道からカメラを向けているだけでも、気分が高揚してくるくらい盛り上がります。江戸三大祭りの一つであり、この大きなお祭りを行う地元の八幡様を、氏子の一人として私はずっと誇りに思っていました。
12月にあんな悲惨でドロドロした事件が起こるまでは。
↑現在富岡八幡宮のWEBサイトトップには、事件に関する神社からの公式なメッセージが掲示されています。何とも言葉がないというか何というか。ここで生まれ育ち暮らしている一人として、地元の氏神様であることに代わりはないので、年が明けたら気持ちの整理を付けるためにも、初詣がてらお参りには出かけたいと思っています。
さて、7月に続き8月も新車ドライブ集中月間は続いています。なかでも印象深かったのは、かねてよりずっと行きたいと思っていた旧天城トンネルに行ったこと。そして新車でその旧天城トンネルを通り抜けたことが強く印象に残っています。あとは大谷石採掘場跡も素晴らしかったですね。
9月:百名城めぐりのハイライト
有名な雲海に浮かぶ姿は見られませんでしたが、快晴の下、素晴らしい山城の遺跡を堪能することが出来ました。昨年から始めた百名城めぐりは順調に進んでおり、今年はこの竹田城含めて10カ所の城跡を訪れ、スタンプを押すことが出来ました。これでトータル19個の百名城スタンプが集まりましたです。コンプリートまであと10年はかかりそうです。
9月分としては竹田城のほかに、焼肉の日宴会で初めて訪れたお店のレポートと、最近俄に注目され始めたドライブレコーダーを取り付けた件をピックアップしてみました。
毎年恒例焼肉の日大宴会3日目は阪神尼崎の「あまがさきポッサムチプ」で平日昼焼肉を堪能する
初めてのドライブレコーダー:PEUGEOT 308にCOMTEC HDR-352GHを取り付けてみる
10月:なにはなくともF1日本GP
そのイベントとはこれ、F1日本GPです。鈴鹿に通うようになって今年で9年目になりました。ブームは遙か昔に過ぎ去り、年々観客が減っているF1日本GPですが、それでも延べ15万人を動員できるモータースポーツ・イベントというのは別格です。ホンダのグダグダも含めて、先行きに不安もありますが、なんとかこのまま続いて欲しいと思っています。
私にとってはF1自体が好きな上に、写真を撮ることも楽しみなイベントです。撮影の難易度がまた非常に高いところが、全く飽きが来ない理由の一つかも知れません。それでもそろそろ次を目指すためには動体にもっと向いたカメラが欲しいとか思い始めたりして… 来年はどうしますかね(A^^;
F1観戦記については計4記事書きました。毎年最も力を入れて書いてる記事でもあるのですが、同時にもっとも不人気で、10月は例年と同じく最低のページビューを記録しました。ですが、それはむしろ「誰もついてこられないくらいニッチな記事を書いたぜ!」と私的には喜んでいたりします。
あ、あとはサブカメラ的な意味でLUMIX GX7 Mark IIを買ったのも10月でしたっけ。この新マウント導入は来年以降に向けて大きな転換点となるでしょうか?
東コースを一望できるEスタンド最上部から午後の光に輝くF1マシンを眺める贅沢:F1 2017 日本GP 観戦記(その4)
初めてのマイクロフォーサーズ:Panasonic Lumix GX7 MarkIIを買う
11月:iPhone更新
雨続きだった10月に対し、11月は比較的天候は落ち着いてきました。全国的に冬の訪れが早く、気温が急激下がったなかで、紅葉も急ぎ足で進行していった今年の秋でした。あまり良いタイミングがなく、紅葉狩りは中途半端に終わってしまったような気もしますが、それなりに楽しんだ実感はあります。
それよりも11月で記憶に残っている出来事と言えば、紅葉よりもこっちです。
iPhone X買いました! というか、それまで使っていたのは2年前のiPhone 6S Plusだったので、2年ごとの定期更新に過ぎません。でもせっかくなら正常進化のiPhone 8シリーズではなく、10周年記念の意欲作iPhone Xにしたいと思い、初日に予約を入れて首を長くして待って手に入れたものです。
Face ID含め賛否が色々あるiPhone Xですが、私としてはとても気に入って使っています。特にApple Payによる電子マネー決済は、ガラケー時代以来久々に利用するようになり、もはや手放せなくなっています。まぁ、それってiPhone Xである必要は全然ないんですけどね… いや、Face IDは超便利ですよ。ホームボタンも不要です! 有機ELは液晶と見分けつきません!(あれ?
さて、iPhone Xを買ったよ!という記事は、自慢だけで中身はないので割愛します。それ以外に紅葉を求めて出かけた話2件と、フランス車イベントへ参加した記事をピックアップしておきます。
関東地方で最も遅くまで紅葉が楽しめる養老渓谷で紅葉狩り&滝めぐり
ゆる~いフランス車のイベント French-French 幕張へ久しぶりに出かけてきた
12月:年明けのスキー再開に高まる期待
さて、そんな年の瀬ですが今月の1枚はつい先日撮ってきたばかりのやつを選んでみたいと思います。
有楽町で撮った新幹線の流し撮り。LUMIX GX7 Mark IIで撮りました。なかなか上手く決まったとそこそこ満足しています。街路樹のイルミネーションが年末っぽさを出していますし。
ということで、今月分はそれなりに力を入れて書いた以下の3記事をピックアップしておきたいと思います。特に最後のネット環境関連の記事は、この手のマニアック系記事をPC自作していた頃は書いていたのになぁ、と少し懐かしく感じました。
新幹線を撮りに行こう!:東京・品川〜新横浜〜小田原間の有名撮影ポイントをハシゴする
自宅のインターネット回線をIPv6 IPoE + IPv4 over IPv6化して通信速度のボトルネックを解消する
今年の一枚!
ここまで各月ごとの1枚を選んできましたが、それとは別に自分で撮って自分で選ぶ「今年の一枚」を発表したいと思います。
これについては迷うことはなくて、ほぼ最初から決まっていました。
はい、これです!
5月に福島にある古くからの友人宅へ遊びに行ったときに撮った一枚。K-1のアストロトレーサー機能を初めて使ってみました。露出の選び方や現像の仕方で、もっと星や天の川を浮き立たせることも出来るのだろうと思いますが、初めて撮った天の川写真としては、これでそれなりに自己満足しています。
ここに写ってるログハウスにもそれなりに思い出があったりするので、出来映えだけでなく、ロケーションとそれに関する体験含め、私個人にとっては文句なく今年の一枚です。なかなかチャンスがありませんが、星景写真はまた撮ってみたいと思っています。
ただ、これ以外にも色々と自己満足している写真はあって、タイトルに「縮小と停滞」と書いた割りに、今年は「撮影」自体はとても充実していた気がします。総撮影カット数は約34,000ほど。例年より1割くらい増えています。もちろん数が多ければ良いってものでもないですが、これまで振り返ってきたように結構あちこち行って色んなもの撮ったな、という実感はあります。
それはそれでとても良いことだと思います。来年もこの調子でいきたいですね。
今年の反省:縮小と停滞の原因について
最後に、何がどう縮小し、停滞していたのか、このブログに関する反省点を書いておいて、同時に来年以降への課題としたいと思います。
スキーに行かなかった
永年の趣味としているスキーですが、今年というか昨シーズンは1回日帰りで行っただけになってしまいました。それには色々と理由があるのですが、今シーズンは再開できる予定で、来年には2年ぶりのニセコへ行ってくる予定です。滑り方を忘れていると言うことはないと思いますが、体力面とか勘とかちょっと心配です。わずか1シーズンとは言え、ブランクがあるのでとりあえずスキー関連の道具については、新調せず様子を見ようと思います。
さて、それに際しては雪山用のカメラを新調しようと、色々と考えているところです。GoProも新しいのが欲しいし、スチルもやっぱり必要ですからね。
カメラもレンズもあまり買わなかった
まさしく停滞です。Kマウントのレンズは2本買いました。DFA24-70mmF2.8とDFA100mmマクロです。今のところK-1で使いたいレンズはこれでコンプリートしてしまいました。早く新しいレンズを出して欲しいです。新しいカメラでも良いです。K-1 IIとかK-3 IIIとか、K-02ってのも良いですよね。K-01は逃してしまいましたがこんどは買います。
さらに秋になってから、事実上終了してしまったニコワンの代わりにMFTのGX7 Mark IIとレンズを2本買いました。カメラへの投資関係ではそれが一番大きいかも。
ということで、一般的にはこれだけ買っていれば十分過ぎるくらいかと思いますが、2016年がすごかっただけに今年は寂しいなぁ、と言うのが偽らざる感想です。K-1 Limited Silverはちょっと危なかったです。Nikon D850と同時でなかったら、もしかしたら逝ってたかも知れません。幸か不幸か、K-1 Limited Silverはまだ完売していないので、時々ふっと魔が差しそうになる瞬間があって怖いです。
読書感想文とF1観戦記をやめてしまった
本ブログ的に今年一番の反省点は、「読書」と「F1」カテゴリーの記事を途中から書かなくなってしまったこと。この二つのカテゴリーはそれこそ以前のブログ時代から、ずっと書いていたものなのですが、今年は途中ですっかり気力がなくなって止めてしまいました。本も読んでいるしF1も見ているんですけどね。
書く気がしないものは無理しても仕方ないので、その気になるまで待ちたいと思います。
コメント欄を閉じた
10月からコメント欄を閉じてしまいました。一番の理由は、世の中の流れに対し、このブログサービスのSSL化が遅れていることで、文字入力を伴うフォームは利便性が悪化することが予想されるためです。でも白状しておきますが、コメント頂くことに「ちょっと疲れたな」と感じ始めたというのも偽らざるところです。
読んで頂いた皆さんからのフィードバックやコミュニケーションだとか、SNSでシェアしてもらえるとか、そういうのは大変嬉しいことなのですが、一方でそういうのをどんどん遠ざけているという自覚はあります。
この点については今後どうしていくか常に考えていきたいと思います。
モニターレビューを書かなくなった
これまで7年ほどにわたり「みんぽす」さんの「モノフェローズ」というサービスに登録して、カメラなどの新製品をお借りしてレビュー記事を書く、というモニター活動を時々していました。様々なメーカーのカメラやレンズをお借りして、実際に自分で色々試せることが楽しかったし、メーカーの方にクローズドな場所で直接製品説明をして頂けるのも、とても良い経験でした。
しかし残念ながら今年はほぼ新規のモニター案件がなく、事実上「みんぽす」さんのモニターサービスは終了してしまったと私個人は判断しています(公式には運営は継続しているとされています)。
他にも同様の製品モニターあるいはレビュー商品貸し出しサービスはあるようですが、新たに登録して始めるような気にもなれず、そういうのはもう良いかな?と思っています。また、時折製品レビュー記事の依頼も個別に頂くことがありますが、全てお断りしています。
ページビューが激減した
これは特にいつも読んで頂いてる皆さんには全く関係ないことなのですが、私的には大変大きな出来事でした。
今年は3月から始まったGoogleの大幅なアルゴリズム変動に端を発し、大幅なページビューの減少に見舞われました。3月にどかっと3割減したあともじわじわと減り続け、12月時点でだいたいピーク時の半分くらいになりました。
ページビューなんて全然気にしてない!と言えれば格好良いのですが、私はそこまで人間が出来ておらず、今年はずっとガッカリしていたというのが本音です。もちろん全てはGoogleのせいとは言えず、書いた記事の数とクオリティのせいもあるのでしょう。でもその両方は一方通行の因果関係だけでなく、お互いに影響を及ぼし合っています。
ただその反面、直帰率は下がり、平均セッション時間とページ/セッション率は上がるということも同時に起きています。と言うことは本当に興味を持ってくれた方には届いてる、と言う意味でもあるわけで、誤クリックが減っただけと、ポジティブに捕らえるべきなのかも?と思っています。
いずれにしろ、来年こそは本当にページビューとか気にせず、初心に戻って書きたいことを書きたいように緩くやっていけたらと思います。