受付け終了目前!2年半使ってきたPENTAX K-1がアップグレードサービスによってMark IIに進化する

 昨今は各社のフルサイズ・ミラーレス新登場の話題で持ちきりですが、我らがペンタックスはそんな流行はどこ吹く風とばかりにまったく蚊帳の外にいます。ニコン Z 7やキヤノン EOS Rを実際体験すると未来を感じる一方で、手に馴染んだPENTAX K-1/K-1 IIのずっしりとした分厚いボディを持ち、光学ファインダーを覗くとホッとします。やっぱりこれだよね、と。まだ私はしばらくこのカメラからは離れられないな、と再確認しているところです。

 さて、もうずいぶん昔のことのような気がしますが、今年のCP+でPENTAX K-1 Mark IIが発表されるとともに、従来のPENTAX K-1に対してもアップグレードサービスが行われることがアナウンスされ、当時はそれなりに話題になりました。実際のアップグレードサービスは5月から始まっていましたが、私は追加でK-1 Mark IIのボディを手に入れたこともあって、2年以上前から使っているK-1のアップグレードについては様子見をしていました。

 ですがここまで半年くらいPENTAX K-1 Mark IIを使ってみた結果と、さらに2台体制で今後もまだまだ使っていこうという決心したことで、この際 PENTAX K-1 もアップグレードしてMark II化してしまうことにしました。機能性能の向上はもちろん、オーバーホール的な意味もありますから。

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 アップグレードサービスの受付は現時点で今月末までとなっています(延長のアナウンスはありません)。私は念のため事前に9月前半枠の予約を取ってありました。ここまで引っ張って保留してきたわりに、いざとなったら少しでも早くアップグレードしたくて、受付開始初日の9月1日に新宿のリコーイメージングスクエアに持ち込み、3週間が経過した9月21日に受け取ってくることが出来ました。

 もう今さらな内容なのですが、一応経緯と結果をまとめておきたいと思います。

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真夏の早朝散歩は年に一度の恒例行事:上野不忍池で蓮の花と蜜蜂を撮る

 東京地方はなんだか異常に短い梅雨が明けて、紫陽花の季節もあっという間に過ぎ去ってしまいました。かと思えば西日本ではその梅雨前線の活動で豪雨災害が起きたり、季節感がどうもおかしなことになっていますが、それでも夏は確実に訪れているようで、先週末から東京地方では連日猛暑日となるような灼熱の日々が続いています。

 とある休日の朝、寝苦しいまま夜が明け、カーテンの隙間から早くも強い日差しが差し込む中、暑さと寝不足にに頭を抱えてゴロゴロうなされているときにふと思い出したのが、不忍池の美しい風景。そうだ、どうせ寝られないならこのまま起きて散歩に出かけよう!ということで、急遽カメラを担いで外に飛び出してしまいました。都心部といえども休日の早朝ならすいすいとクルマを走らせること20分ほどで上野公園に到着します。

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 約1年ぶりに訪れた不忍池は一面美しいグリーンに覆われていました。今年はいろいろ季節が進んでいるようだったので、もしかしたらすでに蓮も満開かと期待していましたが、そうでもないようです。蓮は長く楽しめる花である一方で、定期的にチェックしていないと時期の見極めが難しいです。今年はちょっと時期を外したようで、あまりたくさんは咲いていませんでした。でもそこそこ楽しめそうです。

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待望の雨到来!早くも見頃を迎えた紫陽花を撮りまくる

 先週末に「東のあじさい寺」こと松戸の本土寺まで行ってきましたが、紫陽花はまだ3分咲きくらいでした。見頃を迎えるまであと2週間くらいかかるかな?などと暢気なことを思っていたら、先週中からテレビの情報番組ではやたらに鎌倉の紫陽花情報をやっていて、それによるとこの週末が最盛期!とのことでした。ちょっと煽りすぎじゃないか?という気もしたのですが、通勤途中に見る街角の紫陽花も、たしかにこの一週間で急に開花が進み、見事な姿を見せるようになりました。

 桜と違って紫陽花は比較的長い期間楽しめる方だと思うのですが「今週末が一番の見頃!」と連呼されると、ちょっと気になります。鎌倉とはほんの少し気候が違うかもしれないと思いつつ、やはり週末は紫陽花巡りで予定を埋めることにしました。

 天気予報によると土曜日は晴れ、日曜日は雨との対照的な天気とのこと。紫陽花は晴れでも雨でも絵になるので、これはむしろ好都合です。ということで、晴れて暑くなった土曜日は少し遠出をして、千葉県は佐倉市にある川村記念美術館の庭園へ、そして雨が降って寒くなった日曜日は近所で三歩圏内にある木場公園へ行って見ることにしました。

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 以下、前回同様に紫陽花の写真がずらっと続きます。

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PENTAX K-1 Mark IIのAF動体追従性能はK-1と比べて進化しているのか?

 K-1 Marik IIを手に入れてから1ヶ月。当初はそこまでやるつもりはなかったのですが、DPReviewの衝撃的な悪評記事をきっかけにして、これは追試してみなくてはならぬと言う(勝手な)義務感に駆られ、K-1 Mark IIとK-1の高感度性能の比較記事を先週に公開しました。

 その流れでもう一つやってみなくてはならないと思っていたのが、オートフォーカスの比較です。K-1 Mark IIのアップデート点として、アクセラレータの追加による高感度性能の向上や、手持ちリアルレゾリューション機能のサポートなど、わかりやすい項目の他に、オートフォーカスの改善というものがあります。

 とはいえAFセンサーはK-1と同じSAFOX12のままだし、プロセッサもPRIME IVで変わりはありません。とすればAFに関する改善はすべてソフトウェアによって行われたのでしょう。これは言うなれば新型機が出ると必ず言われているお約束事項でもあり、実際にはほとんど体感することはない… などと醒めた見方をしてしまいがちです。

 でもそこで、同じようにほとんどハードウェアに変更がないのに、明らかにオートフォーカスが改善したK-3 IIのことを思い出しました。もう手放してしまいましたがK-3 IIはK-3と比べて明らかにオートフォーカス性能、特に動体への追従性能が別物になっていました。

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 K-1 Mark IIもK-1も、そもそも動体を連写するような用途に向けたカメラではないことは(2年前から)承知の上ですが、もしかしたらK-1 Mark IIもK-3 IIのように大きな改善があるかも知れない… と一縷の望みを持ってテストしてみることにしました。

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PENTAX K-1 Mark IIの高感度時画質がK-1より悪化してるというDPReviewのレポートは本当か?

 連休明けの先週月曜日にペンタックスファン界隈を騒然とさせる記事が、海外の有名カメラレビューサイトDPReviewに掲載されました。そのタイトルは「A worthy upgrade?」ということなので、直訳すれば「アップグレードの価値はあるのか?」とでもなるのかもしれませんが、最後につけられた「?」マークがちょっと意味深です。

 そして内容を読んでいくと… なんと「画質」の項目における評価が「RAWに強制的にかかるノイズリダクションのせいで、高感度時における解像度がK-1よりも悪化している」と結論づけられているではないですか!

 K-1 Mark IIではCMOSセンサーの読み出し直後、画像処理エンジンPRIME IVの手前にアクセラレータなるチップが追加されており、つまりRAWデータの段階で何らかの処理が加えられることで「高感度画質が向上する」というのが売りになっていました。主にノイズ量に注目が集まっていたのですが、ノイズリダクションの結果、画像のディテールが塗りつぶされてしまうのではあまり意味がありません。

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 せっかくK-1とK-1 Mark IIの両機を持っているのだから、これは自分でやってみるしかない!ということで、同じシーンを色々な感度で撮影しつつ試してみることにしました。

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太平洋に面した岩礁の神秘スポット!大洗磯前神社の「神磯の鳥居」で月の出を撮る

 どうもPENTAX K-1 Mark IIを手に入れてから夜景ばかり撮りに行ってる気がします。しかもホワイトバランスを寒色系にずらした青白い写真ばかりで、自分でもこういう色合いが好みなのかー、と今さら他人事のように感心してるところです。でも、実際のところ、なんだか先の連休中は頭に浮かんだイメージがそんな感じの風景ばかりでした。

 今回もまた「行きたい場所リスト」にずっと前から書き込んだままになっていた未訪の絶景スポットの中から、茨城県の海岸線にある大洗磯前神社に行ってきました。北海道へのフェリーが出ている大洗港のすぐ近く(いつかマイカーごと乗って北海道行きたい…)、ネモフィラで有名な「国営ひたち海浜公園」にもほど近い海岸線にあります。神社自体はちゃんと陸上に立派な社殿も鳥居もあるのですが、その境内のすぐ近くの海岸の岩礁に、同神社によるもう一つの小さな鳥居が建っています。ここが太平洋の荒波に洗われる鳥居として有名な写真撮影スポットになっています。

 この辺りの海岸線はちょうどほぼ真東を向いていることもあって、日の出や月の出と絡めて撮影されることが多いのですが、今回私が訪れたのは連休終盤の土曜日の夜、日没後のことでした。月齢はかなり進みこの日の月の出は午後11時過ぎとのことだったので、それまでは星景写真を撮りつつ、月が現れるのを待つことにしました。

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 もしかして波をザブザブ被るような、岩場にかじりついてないと撮れないワイルドな場所かと心配しましたが、そんなことはなく、道路脇の岸壁から撮ることができました。

 波も比較的穏やかな日だったので、カメラや自分はもちろん鳥居が波を被るようなこともありませんでした。写真的にはもう少し荒れていてくれた方が面白かったのですが(^^;

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真夜中のドライブで高ボッチ山へ!:朝焼けの諏訪湖と富士山の絶景を撮りに行く

 ゴールデンウィーク谷間の平日だった火曜日、私は幸いにも仕事を休むことが出来ました。というか、無理矢理休みました。どこへ行っても混雑する連休中にあって、やはり出かけるなら谷間の平日かな?ということで、以前から「行きたい場所リスト」に入れたままになっていた場所をひとつ消化してみることにしました。

 その行き先は長野県は岡谷市と塩尻市の境目にある「高ボッチ山」です。絶景ポイントが多い諏訪湖周辺地域にあって、この山は特に有名な場所で、諏訪湖とその周辺の街並みの向こうには富士山を眺めることが出来ます。また周辺に聳える八ヶ岳から南アルプス、中央アルプスなどぐるっと素晴らしいパノラマが広がっているそうです。

 季節や天候、時間にによって様々な顔を見せるようですが、今回は思い切って日付が変わった頃、真夜中に東京を出発し、日の出前に現地に到着して、夜空を撮りつつ日の出を待つというプランを実行してみることにしました。日帰りスキーに行くにしろ何にしろ、早朝日の出前に出発すると言うことはあっても、真夜中に出かけるというのは、私的には大変珍しく久しぶりのことです。そんな気になるのも長い連休のおかげです。

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 さて、果たして高ボッチ山とはどんなところなのか?初めての場所に深夜真っ暗な中たどり着けるのか? とりあえずスマホがあれば何とかなるだろ?的ないつもの楽観主義で日付が変わったばかりの東京を出発し、一路中央道で西を目指します。

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アップグレードを待たずして新品のPENTAX K-1 Mark IIを買ってしまった理由

 ちゃんと「買ったよ!」報告をここでしないまま、既にしれっとK-1 Mark IIで撮った写真を使ったエントリーを何本も上げてしまっていますが、実はPENTAX K-1 Mark IIを買いました。それも発売日に入手するという念の入れようです。買うかどうかウジウジ悩んでいたわけではなく、実はもう1ヶ月ほど前から発注を入れてあったのです。

 いえ、本当のところはCP+の前、2月末の発表と同時に予約したものの、翌3月中旬に衝動的にFUJIFILM X-H1に手を出してしまったために、一度いろいろと怯んでキャンセルをしたのですが、冷静になって再び思い直して別の店で再発注したという経緯をたどってはいます。一応個人的には思い悩んだ末のことなのです。

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 すでにK-1を持っているユーザーには基板交換によるアップグレードという道筋が用意されているのに、なぜわざわざ新品ボディを買ってしまうのか? タイトルで少し煽った割りに大した理由は無いのですが、その辺の言い訳をつらつらと書き留めておきたいと思います。

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早すぎる桜の開花に慌てて東京の桜の名所「六義園」と「千鳥ヶ淵」を巡る

 確かに3月になって暖かい日が増えてきたものの、それは毎年恒例のことであって、今年の気候が特別だという感覚はありません。いえ、むしろ今年の冬は寒かったなぁ、というのが実感であって、だとすれば春の訪れを注げる桜の開花は例年より遅れるものとばかり思っていました。

 しかし先々週末に高知で開花宣言が出されたのを皮切りに、誰かが何かを操作してるのではないか?言ったもの勝ちではないか? と思えるほど異例のスピードで東京でも開花宣言が出され、その数日後には満開宣言に至ります。

 都心から10kmと離れていない我が地元では、確かにちらほら咲き始めてはいるものの、満開とはほど遠い状況に実感がまったく湧いていないのですが、ニュースやSNSで流れてくる都心の桜は確かに満開のようです。

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 ということで、慌ててカメラを持って出かけてみることにしました。毎年咲く桜、毎年同じような駄作を撮り続けている桜ですが、やはり写真を趣味にしている人間の端くれとしては、ちょっとウキウキしてきます。

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大横川の河津桜が見頃を迎えたのでメジロを探して散歩する

 梅の最盛期を結局見逃してしまったかな? と思っていたら次は早くも河津桜が良い感じに咲いてきました。ソメイヨシノよりも梅よりもややマイナーですし、伊豆などの名所とは比べものになりませんが、我が家の近所に流れる運河沿いには立派な河津桜の並木があってわりと毎年楽しみにしています。

 そして梅や河津桜が春を告げる花とすれば、メジロは春を告げる鳥です。そのメジロは梅や河津桜が大好き! もちろん河津桜だけでも写真の撮り甲斐はありますが、そこにきれいな鶯色の小鳥がいるとなおいい絵になりますよね。

 梅や河津桜とメジロの組みあわせは散々撮られ尽くしてる感はありますが、春の定番風景としてやはり抑えておきたいところ。

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 と言うことで、天気も良くて気温も20度近くまで上がった先週の週末、河津桜とメジロの姿を目当てに散歩に出かけてきました。

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