酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

今さらPENTAX Qマウントレンズをコンプリートする:04 TOY LENS WIDE と 05 TOY LENS TELEPHOTOを手に入れる

 間もなくCP+ 2019の季節がやってきますが、昨年来のカメラ業界のトレンドはミラーレス一色となっており、今年もたくさんの新製品が登場するはずです。しかしそれもスマートフォン内蔵カメラの高性能化に脅かされる中で、センサーサイズは大型化する傾向にあり、今や35mmフルサイズセンサーを搭載する機種が主流となりつつあります。

 APS-Cサイズのセンサーは富士フイルムが孤軍奮闘し(もちろんキヤノンもソニーもありますが)、デジタルカメラのベストバランスを目指したはずのマイクロフォーサーズも、パナソニックがフルサイズへ注力するそぶりを見せたことで先行きに不安が残ります。1インチサイズのニコン1はすでに終了宣言が出され、小サイズセンサーのデジタルカメラ、特にレンズ交換式は絶滅しつつあるところです。

 小サイズセンサーのミラーレス一眼と言えば、PENTAX Qマウントはどうなったのでしょうか? もはや巷のカメラ店には流通していないにも関わらず、いまだメーカーから公式にはディスコン宣言が出されず、リコーイメージングのオンラインストアで細々と販売が続けられています。

 現行機種のQ-S1の発売は2014年のこと。最後レンズの08 WIDE ZOOMもやはり2014年の発売でした。その後09 MACROの試作品がCP+に出品されたりしましたが、結局発売には至らず音沙汰がないまま4年が経過しています。デジタルカメラが全体的に大型センサーへと向かっているトレンドをみても、今後Qマウントに新製品が投入されて続いていく理由はもはや見当たりません。

 そんな事実上終わっているQマウントシステムですが、私は初代Qを発売翌年に入手して以来、レンズを買い集めつつ細々と使ってきました。しかし2年ほど前の時点ですでにQマウントの終焉を予感し、その時手に入れたQ-S1はほとんどコレクション目的だったと言えます。そのままあまり使うこともなく、レンズ含め手放すこともなくいまだに動態保存状態を維持しています。

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 ということで、だいぶ前置きが長くなりましたが、そんな動態保存中の私のQマウントシステムの中で、2本のレンズが欠けていることが急に気になり始めました。調べてみるとまだ流通在庫はあるようですから、今のうちに手に入れてしまいましょう。はい、実用目的ではなくこれもコレクションです!

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最新のドラム式洗濯乾燥機でスキーウェアを洗濯してみる

 前回に続いて洗濯ネタです。だいたいの家事は嫌いなんですが洗濯大好きなんですよね。ということで、新しい洗濯機を買ったら洗濯してみたいと思ってた、ちょっと特殊な衣類や大物がいくつもあります。いずれも古い洗濯機でもやろうと思えば出来たはずなんですが、やはり最新の洗濯機はいろいろなモードが付いているし、情報も多いし、さらには乾燥まで一気に出来てしまうと言うことで、仕上がりまでの時間と作業内容が見通せるというところが、俄然やる気を掻き立てます。

 で、季節的にもまず早急にやってみなくてはと思っていたのがスキーウェアの洗濯です。はい、昨シーズンを終えてからクローゼットにしまったまま、クリーニングに出しそびれていました...。なので今シーズン使う前に是非とも洗っておきたい、と思っていました。

 スキーウェアは防寒と防水性能が重要で嵩張るものですし、普通はあまり家庭で水洗いするものではありませんが、クリーニング代もそれなりにしますし、汚れ具合に応じて自宅で洗濯できたらこんなに楽なことはありません。

 スキーウェアの洗濯方法についてはWEBにいろいろな情報が出ています。少しずつ違うことを言っていたりして、これと要った正解はないのかも知れませんが、それはウェアの素材や構造にもよるので当然のことです。

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 ですから、以下の内容はあくまでも「私が使っているスキーウェアの場合」という但し書きがつきますので、ご注意ください。

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ドラム式洗濯乾燥機を長く使うために欠かせない日々のメンテナンス

 昨年11月に買ったななめドラム式の洗濯乾燥機ですが、先日の2018年振り返り記事でも書いたとおり、今やこれなしでは生活できないと思えるくらいに頼り切っています。天気や時間にかかわらず洗濯してフカフカに乾燥出来るのは本当に便利。とりあえず1ヶ月分しか見ていませんが、乾燥機をガンガン使っても電気代はほとんど変わらず。水道代はさすがに節水型のドラム式だけあって目に見えて減ったように思います。

 しかしドラム式洗濯乾燥機は、家電としては珍しいくらいに日々のメンテナンスが欠かせない機械でもあります。今まで使っていた普通の縦型洗濯機では、たまにゴミ取りフィルタを掃除したり、半年に一回くらい槽洗浄しておくだけでしたが、それに比べると遙かに手間がかかるということで、その面倒くささが購入時の一番の心配点でもありました。

 そのドラム式洗濯乾燥機を長く故障なく使うために欠かせないメンテナンスのキーワードは「ホコリ取り」です。特に乾燥機を使用した後は必ず枚買いフィルターの清掃をしないといけません。さもないとゆくゆくは故障につながり、修理に大変な手間がかかってしまうのだとか。

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 それがどうにも面倒に思えてずぼらな自分に出来るだろうか?と思っていたのですが、さすがに家電としていろいろ工夫されてきたのか、実際やってみると「思ったよりもずっと簡単だな」というのが現時点での感想です。

 備忘録も兼ねてその清掃作業のキーポイントをまとめておきたいと思います。

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現存12天守の中でも特に古くて大きくて美しい松本城を見に行く

 2019年は日本100名城巡りを始めてから4年目に突入します。昨年は12月になって長崎と佐賀で一気に5城を巡ったこともあって、年末休暇を迎える時点で31城のスタンプが集まりました。年10個をやや上回るペースを維持できているので、進み具合としてはもう十分目標は達成しているのですが、休みに入ってすぐの寒波がやってきそうなある日、ふともう一押ししてみる気になりました。

 2018年ダメ押しの最後の城攻め目的地は、近くまでは何度も行ったことがあるのに、なぜかじっくりと見物したことがない松本城です。松本城は現存天守12城の一つであり、その中でも姫路城に次ぐ規模を持つ5層6階建ての巨大な天守が特徴です。しかも現在の天守が建築されたのは1590〜1600年ごろとされており、丸岡城と犬山城に続く3番目の古さを誇ります。

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 もちろんこの松本城天守閣は国宝に指定されており、広い内堀に直接面したその優美な姿は「The 城」的な美しさを持ち、私たちのイメージの中にある天守閣の典型的な姿であると言えます。

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世間の流れに逆らいミラーレスから一眼レフへ回帰した一年:2018年を振り返る

 年末恒例の今年一年の振り返りリエントリーです。昨年2017年については「縮小と停滞」というキーワードでまとめましたが、このブログ的には2018年もその流れはずっと続いています。その一端としてあらわれているのがエントリー数の減少です。2018年に更新した記事はこの記事を入れて123となり、前年比で2割減となりました。それについては思うところがあるのでまた最後に触れたいと思います。

 さて、記事数の減少とは裏腹に、今年はいろいろ脈絡のない買い物をしまくってしまいました。最終的に良いところに落ち着いたとは思うのですが、振り返ってみるとどうも買い物運はあまりなかった一年では無いかと思います。

 特にカメラ関係で言うと、特徴的な出来事と言えばタイトルに書いたとおりで、世の中のミラーレス化への流れに逆らって、一眼レフに固執する結果となったことが大きいです。しかもKマウントから浮気してFマウントに手を出してしまったというのは、私的には大きな出来事でした。

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 ということで、↑この写真は今年買った主なカメラとレンズです。何でこうなったんだろう? という経緯を反省する意味を込めて、2018年の振り返りをしておこうと思います。

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老眼が進んでもコンタクトレンズを諦めない! 遠近両用の「生感覚レンズ」を試してみる

 老眼が進行して遠近両用の眼鏡をかけるようになって早7年。その眼鏡は度が進むにつれて作り直しているうちに、今年とうとう3本目となりました。しかもとうとう「遠近両用」ではなく「中近両用」にしたりして、確実にそして急速に目の老化は進行しています。この老眼は40代になってからの私個人にとって、生活習慣やリズムを大きく乱す、健康上の一大問題となっていました。

 老眼が無視できなくなるまでは、視力矯正には主に使い捨てコンタクトレンズを使っていました。技術の進歩により使い捨てコンタクトレンズにも遠近両用タイプが出たりしたので、一時期はそれも試してみたのですが、やはりコンタクトレンズで矯正できる範囲は限られており、最近はすっかりコンタクトレンズの使用は諦めて眼鏡のみに頼っていました。

 でも! やはりコンタクトレンズを使いたいと思うことが時々あります。スキーをする時はもちろん、夏場でも太陽が眩しくてサングラスをしたいと思うこともあるし、暑い夏にはなるべく身につけるものを最小限にしたいところ。汗をかくと眼鏡も鬱陶しくなります。そして一番眼鏡に不便を感じるのは写真を撮るときです。ファインダーはなるべく目を密着して覗きたいですよね?

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 ということで、久しぶりにコンタクトレンズ屋さんに出向いて、最新の遠近両用コンタクトレンズの状況を聞いてきました。その結果、前回試したものよりもさらに老眼の矯正力が高まったという最新の遠近両用コンタクトレンズに再挑戦してみることにしました。

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長崎&佐賀で100名城スタンプを集めつつ美味しいものを食べる旅:2日目(吉野ヶ里遺跡〜佐賀城〜島原城)

 長崎&佐賀旅1日目からの続きです。唐津の夜は、お酒も食事も美味しすぎてちょっと飲み過ぎたかな?と思っていましたが、旅の高揚感のおかげか意外にスッキリした目覚めの朝を迎えました。

 前日はとても良いお天気で青空が広がっていましたが、この日は一転してどんより曇り空... どころかお昼前早々に雨が降ってくるようです。しかし主な目的は城巡りですから、雨でも曇りでも、それはそれで遺構の風情を楽しむという意味でアリではないかと思います(強がり)。

 さてこの日の行程は前日にも増して強行軍で、まずは佐賀県内の100名城残り二つ、吉野ヶ里遺跡と佐賀城を見たあと、長崎県にもどって島原城まで行かなくてはなりません。100名城スタンプはそぞれのお城の営業時間内にしか押せないので、タイムリミットは決まっていますし、そもそも夜には東京に帰らなくてはなりません。

 机上の計画ではいけそうなのですが、実際どうなのか?自信がないまま唐津を出発しました。

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 3城を巡るだけでも一杯一杯なのに、その合間にどこかで佐賀牛も食べなくては! あー忙しい忙しい...

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2年目の冬を迎えるPEUGEOT 308SWのタイヤをスタッドレスに交換する

 今年も雪の季節がやってきました。今冬に東京に雪が降るかどうかは分かりませんし、そもそも東京に雪が降ったとしたら車を動かすことはまずありません。しかしそれとは別にまた今シーズンも雪国へと車で出かけるかも知れないので、転ばぬ先の杖としてPEUGEOT 308SWのタイヤを夏タイヤから冬タイヤに交換することにしました。

 PEUGEOT 308は昨年の夏に買ったので今回が2回目の冬となります。スタッドレスタイヤとホイールは昨年冬に購入済みなので、今年は特別な出費はなくただ交換するだけです。しかも例年通り自分で作業するのではなく、全て原工房さんにお任せ!

 暖冬気味と言うこともあって何となく冬気分が盛り上がらないなかですが、遅ればせながら冬至を迎えてしまった22日になって、ようやくスタッドレスタイヤへの交換が完了しました。

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 内容はタイヤを交換したよ!というだけなのですが、なかなかブログに書くネタになることがないPEUGEOT 308SWの近況報告を兼ねてエントリーしておきます。

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長崎&佐賀で100名城スタンプを集めつつ美味しいものを食べる旅:1日目(平戸城〜名護屋城〜唐津)

 年末へのカウントダウンが始まる12月中旬、またもや思いつきで旅に出ることにしました。先月は高知に行きましたが、今月はさらに遠く... と言うわけではないのですが、何となく九州まで行ってみたいと言うことで、長崎行きの航空券を取りました。じつは生まれてこのかた四十有余年、なぜか九州に上陸したことがなく、今回が九州初体験となります。

 と言うことで、まずは羽田から長崎空港に飛ぶことだけを先に決めて、そこから旅程を組み立てていきます。長崎と言えば見所も行きたいところもいくらでも思いつきますが、今回は100名城スタンプを重点的に集めることにしました。目指す城は長崎県とお隣の佐賀県にある計5城です。

 一泊二日で5城を回るとなると、移動が中心となるまさに「スタンプラリー」となりますが、たまにはそういう旅も楽しそうです。そして移動が多い旅は意外にお腹も空くと言うことで、ベタながらも長崎と佐賀の代表的な名物もしっかり味わってくることにしました。

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 短い旅でしたが、見たものも食べたものも盛りだくさんなので、旅レポは2回に分けることにしました。まずは前編と言うことで一日目の行程を振り返りたいと思います。

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平成最後のイイニクの日はいつもの小岩「ビリエット」で約1kgのトマホークステーキを食らう

 平成最後と言えば、これから起こることと言うかこれからの毎日は全てそうなのですが、だんだん来年が近づいてくるに従って、節目となる記念日は特に「平成最後」を意識するようになってきました。で、私が意識する記念日と言えば「ニクの日」です。

 毎月29日が「ニクの日」というのは、もうずいぶん一般的に浸透してきて、当日になるとTwitterのトレンドワードにも必ず出てくるようになりましたが、なかでも11月29日は語呂が「イイニクの日」となるので、1年の中でも8月29日の「ヤキニクの日」と並んで、特別な「ニクの日」です。となれば特別なお肉で祝わなくては!

 ということで、変な暖かさでちっとも初冬らしくない今年の11月29日木曜日、平日で明日もまた仕事があるとかそんなことは頭の中から振り払い、毎月「ニクの日」を祝う会場となっている小岩のトラットリア「ビリエット」へとやってきました。シェフが平成最後の「イイニクの日」のために用意した特別なお肉は、約1kgの骨付き塊肉「トマホークステーキ」です。

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 普通に暮らしているとまずお目にかかることがない巨大なお肉を、最高の状態、最高の味付けで超美味しく焼き上げてもらいました!

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