ワイドコンバージョンレンズ GW-4 で RICOH GR III を超広角化する

 これまで自分は望遠好きだと思っていたのですが、最近は超広角レンズがとても気になっています。と言っても、Kマウントでは魚眼ズームDA10-17mmをかなり昔から持っていたし、K-1に合わせて最初に買ったフルサイズ対応レンズはDFA15-30mm でした。なので、それなりに超広角の世界も知っているつもりではあるのですが、それまでは「必要なときに持ち出すオプションレンズ」という位置づけだったのが、最近は「これってもしかして常用できるんじゃね?」と思い始めたところです。

 そこでGR IIIです。言わずと知れた、28mm相当の固定焦点レンズが搭載された硬派なカメラ。望遠でも超広角でもない28mmというのは、スマホとほぼ同じで万能であると同時にとても難しいレンズです。好きな焦点距離のGR作ってあげるよ!と仮に言われたとしたら、多分私は28mmを選ばないでしょう。いや、だからと言って28mmレンズじゃなければ良いのにとか、それが欠点だと言ってるわけではありません。28mmであることがGRをGRたらしめていることはよく分かった上で手にしています。

 でもでも… フィルム時代のGR21みたいな超広角単焦点も面白そう… と気になりだしてしまい、ワイドコンバージョンレンズを使ってみることにしました。デジタル化後のGRシリーズには常にワイドコンバージョンレンズが用意されていました。GR III用にももちろん用意されています。

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 この手のフロントコンバージョンレンズを使ってみるのは初めてです。コンパクトさは失われてしまいますが、それでも「GRで超広角」という独自の世界が手に入ります。さて、どんな感じに写るのでしょうか?

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ゴールデンウィーク大混雑の隙を突いて雨の日にネモフィラと奇蹟の大藤をハシゴする

 4月から5月にかけての連休期間中は、毎年恒例行事として写真を撮りに出かけていた場所がいくつかあります。ひとつは茨城県にある「国営ひたち海浜公園」のネモフィラの丘(みはらしの丘)と、もう一つは栃木県にある「あしかがフラワーパーク」の奇蹟の大藤です。

 どちらもSNSやブログだけでなくテレビなどでも取り上げられる超有名スポットとなっていますが、連休中の晴れた日ともなれば、道路だけでなく駐車場から現場まで大変な混雑となります。

 同じような景色を見て同じような写真を撮ってやや飽きてきたことと、改元をまたぐ今年のゴールデンウィークは休日が続き、例年にも増して一段と人出が多そうなことから、どちらも今年はパスして一回お休みしようと思っていました。

 ですが、雨が降り始めた平成最後の日、4月30日に思いついてしまったのです。「雨の日は空いてるだろうし、いつもと違う写真が撮れて良いかも…」と。念のため「ひたち海浜公園」に向かう高速道路の状況や駐車場の状況を調べると、午前10時過ぎの状態でガラガラのようです。これから出発してお昼過ぎに到着しても大丈夫かも…? と、気がついたら、カメラを担いで車に乗り込んでいました。

 そして結局のところ、思いつきの行き当たりばったりの日帰り遠足は「ひたち海浜公園」のネモフィラだけでなく、夕方には「あしかがフラワーパーク」へその足で行って大藤ライトアップまでも見てくるというハシゴをする結果になりました。

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 この2カ所は茨城県と栃木県で全然違う方面にあるようでいて、実は東京からは車があれば1日で巡れる位置関係にあります。それを実際にやってみたのも雨が降って道路はじめいろいろと空いていたおかげです。

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平成最後の桜見物&撮影は地元の隠れた名所を散歩する:仙台堀川公園〜木場公園〜大横川〜品川

 東京の桜(ソメイヨシノ)は3月中旬に開花を迎えたあと、下旬にかけて寒気が入ってきて数日の間は気温が真冬に戻ってしまったこともあって、比較的花が長持ちしたシーズンだったのではないかと思います。桜が咲いてるとなるとカメラを向けたくなるのは、写真を趣味としている人に限らないようで、今の時代はあらゆる人がカメラを持っているためか、SNSには美しい写桜の真が溢れかえるようになりました。なのでそろそろ「もう桜はお腹いっぱい」と思えてきた人も多いのではないかと思います(これからシーズンを迎える北国の人達にはスミマセン)。

 さて私も写真を趣味とする人間の一人として、例年は六義園とか千鳥ヶ淵とか、都内の桜の名所にカメラを持って出かけていたのですが、今年は何となくやる気が起きず、グズグズしているうちに4月に入ってしまいました。とは言えお花見をしなかったわけではなく、先々週と先週に渡って、週末は近所の桜の名所を巡ってきました。

 桜というかソメイヨシノは都内でも意外なくらいにあちこちにあって、わざわざ名所と言われるようなところまで出かけていかなくても、すごい絶景とかを求めなければ花そのものを楽しむことは出来ます。私の生活圏内、とくに東京都江東区内にも地元民だけが訪れるプチ名所がいくつかあります。

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 特にどうってことない写真ばかりですが、せっかく撮ったので記録として何枚か厳選してまとめておこうと思います。なので、今年の桜エントリーはこれが最初で最後(の予定)です。

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3月のニクの日は RICOH GR III で小岩ビリエットのおいしい肉料理を撮る

 毎月29日はニクの日です。先月末に迎えた3月29日は年度末で月末で週末で、東京ではソメイヨシノも咲き始めたという、とても慌ただしい日でした。でも私はもちろん万難を排して毎月1回しかやってこない「ニクの日」を祝うために、小岩にある超おいしいトラットリア「ビリエット」に向かいました。

 実はニクの日エントリーを書くのは今年始めてですが、1月や2月ももちろんお祝いはしました。ただブログ記事にするのをサボっていただけです。で、今月はただ復活するのも芸がないと言うことで、先日手に入れたばかりのGR IIIのレビューを兼ねてしまおうと思います。

 ”最強のスナップシューター”たるGR IIIは、外食時のテーブルフォトでどのくらい使えるでしょうか? 近接撮影距離は十分なはずですが、28mmという難しい画角とか、薄暗いところでのAFとか、ホワイトバランスとか、色々気になるところがあります。

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 でも、GR IIIの性能がどうのこうのよりももっと気になるのは、今日のお肉はどんな料理なのか? どのくらい美味しいのか?という点です。そう、やっぱり今日の主役は美味しい肉料理です。なんと言っても「ニクの日」ですから!

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RICOH GR IIIのブルーリングに合わせてピークデザインのリストストラップCuffを新調する

 RICOH GR III用のストラップを買いました。初回出荷6000台限定のブルーリングに合わせて、ピークデザインの限定ブルーアンカーを取り付けたところまでは「買ったよ」報告エントリーで紹介しましたが、そのブルーアンカーに取り付けるリストストラップは、ずっと前に手に入れて色んな小型カメラで使い回してきた旧型のCuffをとりあえず付けておきました。

 機能面ではこれで全く問題ないわけですが、何か違うなと違和感を感じていたのは、旧CuffのPeak Designロゴにアクセントカラーとして赤が使われていたことです。うむ、ピークデザインのコーポレートカラーというか、標準的な赤いアンカーに合わせてあるのであれば仕方ないのですが、特別仕様の青いアンカーとはちょっと合いません。

 と思っていたら、現行品Cuffではブラックはやはり赤ステッチが施されているのですが、なんとアッシュはブルーのステッチになっているではないですか! これはブルーのアンカーのためにあるとしか思えないし、さらにはGR IIIのブルーリングのためと言っても過言ではないはず(※個人の意見です(A^^;; )

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 ということで、さっそく手に入れてみることにしました。これでGR III本体のブルーリング、ピークデザインのブルーのアンカー、そしてブルーステッチの入ったCuffと、ブルーのアクセントで統一されました。こうやってドレスアップ(と言うほどではないですけど)にこだわりたくなるのもGRというカメラの不思議なところです。

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東京スカイツリータウンの「すみだ水族館」で水に棲む美しい生き物たちをRICOH GR IIIで撮ってみる

 RICOH GR IIIを手に入れて2回目の週末、GR IIIをポケットに入れて東京スカイツリー近辺まで散歩に出かけてみました。何か「これを撮ろう!」と言う目当てがあったわけではないのですが、東京スカイツリータウンは、写真のことなんか忘れてただブラブラしてるだけでもかなり暇つぶしが出来るし、そう思っていると不意に思いがけない被写体に出会って「あ、これいいかも? 撮っておかなくては!」みたいなこともあります。

 カバンの片隅にもポケットにも入ってしまうGRは、あらかじめ撮る写真のイメージを膨らませてギラギラした目でシャッターチャンスを探すよりも、たまたま出会う思いがけない光景、あるいは何気ない光景サッと撮るのに適していそうです。それこそがスナップ初級編かな?と、GR初心者は思っているところです。

 と、なんだか偉そうなことを書きましたが、現地に行って思いついてしまったのは「そうだ!久しぶりにすみだ水族館に行こう!」ということです。GR IIIで薄暗い水槽に浮かぶクラゲや、かわいいチンアナゴや、綺麗な水槽に泳ぐ金魚とか撮ってみよう!と。さっき自分で言ってた「スナップ」とは全然違うことを思いついてしまいました。

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 それに、薄暗い水族館の中はカメラの高感度性能の確認にもうってつけですからね。と言っても、あらゆる設定を網羅して詳細な機能/性能レビューを、ということはありません。ただ、水族館の中で目についた綺麗な水に棲む動物たちをパチパチと撮ってきました。

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コンセプトを守り続ける7世代目のデジタルGR:RICOH GR IIIの格好よさに魅了される

 高級コンパクトカメラというジャンルはフィルム時代からあり、CONTAX TシリーズとかNikon 35TiとかミノルタTC-1とかコニカHexerとかとか、各メーカーからいろいろな名機が出ていました。しかしカメラがデジタル化されてもなお、基本的なところはほとんど変えないまま少しずつモデルチェンジが繰り返され、販売が継続されているのはリコーGRくらいではないかと思います。

 リコーGRと言えば、昔から「最強のスナップシューター」と呼ばれてきました。これが公式の宣伝文句なのか、自然と言われるようになったのかは分かりませんが、この言葉に表される「スナップシューター」という基本コンセプト自体が20年を超えた普遍性を持ち、しかも実際にそれが正しくカメラとして具現化されてるが故に、これだけ長いこと支持されているのでしょう。

 実は私自身もGRシリーズとはそれなりに縁はありました。フィルム時代に手にしたGR1は今でも持っているし、デジタルになってからもGRD2を約1年間ほど使ってみたこともあります。でも、それで熱烈なGRファンになったかと言えばそうではありません。そもそも私にとって「スナップシューター」が合うはずがないのです。そういう写真を撮ってないのだから。

 でも、なんか気になりますよね、GR。格好いいから使いこなしてみたい! 使いこなしてるオレって格好イイ! みたいな思い込みイメージがないと言えばウソになります。ただ単純にカメラとして欲しい!と、今度のGR IIIを見て思ってしまったのでした。

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 GR IIIはデジタル化されて以降のGRシリーズとしては7世代目に当たります。ただしAPS-C化されたときに製品名がGR Digital”から”GR”に変更され、世代を表す数字もリセットされたので、7世代目なのにGR ”III”となっています。

 そんなGR IIIの一番のポイントは「小さくなったこと」です。APS-Cセンサー化して一度大きくなったGRは、今回のGR IIIで1/1.7インチセンサー時代とほぼ同等のサイズに戻りました。4段分の効果を持つ3軸SRを搭載しているというのですから、こんなすごい話はないです。欲しい!

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