日本100名城巡り最大の難関!「根室半島チャシ跡群」へスタンプを押しに行く

 100名城スタンプを集めるという趣味をはじめて今年で4年目に入っています。これまでに集めたスタンプは先月訪れた伊予松山城で38個目となり、予想していたよりもかなり良いペースで進捗しているのですが、やはり後半にかけては、なかなか行きづらい城跡が残りがちで、だんだんとペースは落ちてくるはずです。

 そんな100名城の中でも特にハードルが高いとされているのが、最北端かつ最東端に位置する名城跡である「根室半島チャシ跡群」です。100名城リストは北から順に番号が振られているので、この「根室半島チャシ跡群」はリストのトップにあって、堂々たる「No.1」という番号が振られています。

 根室と言えば北海道のほとんど東端にあり、東京はじめ大抵の場所から行くには、遠くて時間もお金もかかりますが、とは言え場所は道東です。根室半島の先端には納沙布岬。その他周辺の見どころには事欠きません。どんなルートでどんな日程を組んだとしても、根室への道程は単純に旅として楽しめるはず。

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 そんなことを考えつつ、今年からはじめたマイル修行も兼ねて、週末一泊で根室までスタンプを押しに行ってくることにしました。

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まもなくホノルルへ就航! ANAが導入した巨人機エアバスA380 "FLYING HONU" 初号機を撮りに行く

 今月末の5月24日にANAの成田−ホノルル線に世界最大の旅客機エアバスA380−800(以下A380)が就航します。A380が初飛行したのは今から10年以上前のことですが、ANAだけでなく日本のエアラインがA380を導入するのはこれが初めてとなります。その経緯は色々ありましたし先行きも不安があるのですが(末尾にその辺は書きます)、純粋に飛行機ファンとしてはANAロゴの入ったA380は是非とも一度この目で見て、カメラに収めておきたいところです(もちろんいずれは是非搭乗もしてみたいです ^^;)。

 ANA向けA380はホノルル便専用ということもあって、通常のANA塗装ではなく、特別にウミガメをあしらった塗装がされ、愛称として「FLYING HONU」=「空飛ぶウミガメ」と名付けられました。”FLYING HONU”は全3機となる予定で、1号機はブルー、2号機はグリーン、3号機はオレンジでペイントされることが決まっています。

 そんな FLYING HONU 初号機となる登録番号 JA381A がロールアウトし初飛行したのは昨年のこと。いろいろなテストを経て今年3月21日にANAに引き渡され、フランスのツールーズから成田までフェリーされてきました。その日は成田空港周辺の撮影スポットは大変なにぎわいだったそうです、私はそこには参加せず、いずれ定期便として就航したら撮りに行こうと思っていました。

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 が、成田にやってきてからのFLYING HONU初号機は、パイロットはじめ乗務員達の訓練およびテスト目的で、ほぼ毎日慣熟飛行を行っている様子です。しかもその飛行区間は片道わずか1時間程度の成田−関空間を毎日1~2往復しているのです。となると、就航前にその姿を撮ることができるはず!ということで、天気の良さそうな連休中のある日、成田空港までカメラを担いで出かけてきました。

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ゴールデンウィーク大混雑の隙を突いて雨の日にネモフィラと奇蹟の大藤をハシゴする

 4月から5月にかけての連休期間中は、毎年恒例行事として写真を撮りに出かけていた場所がいくつかあります。ひとつは茨城県にある「国営ひたち海浜公園」のネモフィラの丘(みはらしの丘)と、もう一つは栃木県にある「あしかがフラワーパーク」の奇蹟の大藤です。

 どちらもSNSやブログだけでなくテレビなどでも取り上げられる超有名スポットとなっていますが、連休中の晴れた日ともなれば、道路だけでなく駐車場から現場まで大変な混雑となります。

 同じような景色を見て同じような写真を撮ってやや飽きてきたことと、改元をまたぐ今年のゴールデンウィークは休日が続き、例年にも増して一段と人出が多そうなことから、どちらも今年はパスして一回お休みしようと思っていました。

 ですが、雨が降り始めた平成最後の日、4月30日に思いついてしまったのです。「雨の日は空いてるだろうし、いつもと違う写真が撮れて良いかも…」と。念のため「ひたち海浜公園」に向かう高速道路の状況や駐車場の状況を調べると、午前10時過ぎの状態でガラガラのようです。これから出発してお昼過ぎに到着しても大丈夫かも…? と、気がついたら、カメラを担いで車に乗り込んでいました。

 そして結局のところ、思いつきの行き当たりばったりの日帰り遠足は「ひたち海浜公園」のネモフィラだけでなく、夕方には「あしかがフラワーパーク」へその足で行って大藤ライトアップまでも見てくるというハシゴをする結果になりました。

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 この2カ所は茨城県と栃木県で全然違う方面にあるようでいて、実は東京からは車があれば1日で巡れる位置関係にあります。それを実際にやってみたのも雨が降って道路はじめいろいろと空いていたおかげです。

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俳句の街 松山のシンボル:山上に聳える連立天守群が美しい伊予松山城を見に行く

 今年も引き続き100名城スタンプ集めをしています。特にマイル修行と100名城巡りは相性が良く、飛行機に乗ってマイル(と言うより搭乗回数)を稼ぐにあたっては、まだスタンプを押していない100名城のある街を優先的に目的地に選び、飛行機に乗って城跡へ出かけ、スタンプを押してそのまま帰ってくると言う、贅沢なような勿体ないような気ままな旅がし放題です。

 今回目的地に選んだのは愛媛県の松山。昔から俳句の街として有名ですが、そうじゃなくてもポンジュースとか伊予灘線とかしまなみ海道とか道後温泉とかとか、有名な行ってみたい観光地には事欠かないわけですが、私の今回の目当ては松山城のみ。

 松山城は現存天守12城のうちの一つで、平山城として松山の街から見上げる連立天守群の景色はとても有名で、現存だけでなく再建された櫓も数多く、城マニア達の評価も高い城跡です。

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 訪れた日はとてもお天気が良く、ちょうど八重桜の見頃を迎えておりとても美しい姿を見てくることができました。

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平成最後の桜見物&撮影は地元の隠れた名所を散歩する:仙台堀川公園〜木場公園〜大横川〜品川

 東京の桜(ソメイヨシノ)は3月中旬に開花を迎えたあと、下旬にかけて寒気が入ってきて数日の間は気温が真冬に戻ってしまったこともあって、比較的花が長持ちしたシーズンだったのではないかと思います。桜が咲いてるとなるとカメラを向けたくなるのは、写真を趣味としている人に限らないようで、今の時代はあらゆる人がカメラを持っているためか、SNSには美しい写桜の真が溢れかえるようになりました。なのでそろそろ「もう桜はお腹いっぱい」と思えてきた人も多いのではないかと思います(これからシーズンを迎える北国の人達にはスミマセン)。

 さて私も写真を趣味とする人間の一人として、例年は六義園とか千鳥ヶ淵とか、都内の桜の名所にカメラを持って出かけていたのですが、今年は何となくやる気が起きず、グズグズしているうちに4月に入ってしまいました。とは言えお花見をしなかったわけではなく、先々週と先週に渡って、週末は近所の桜の名所を巡ってきました。

 桜というかソメイヨシノは都内でも意外なくらいにあちこちにあって、わざわざ名所と言われるようなところまで出かけていかなくても、すごい絶景とかを求めなければ花そのものを楽しむことは出来ます。私の生活圏内、とくに東京都江東区内にも地元民だけが訪れるプチ名所がいくつかあります。

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 特にどうってことない写真ばかりですが、せっかく撮ったので記録として何枚か厳選してまとめておこうと思います。なので、今年の桜エントリーはこれが最初で最後(の予定)です。

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東京スカイツリータウンの「すみだ水族館」で水に棲む美しい生き物たちをRICOH GR IIIで撮ってみる

 RICOH GR IIIを手に入れて2回目の週末、GR IIIをポケットに入れて東京スカイツリー近辺まで散歩に出かけてみました。何か「これを撮ろう!」と言う目当てがあったわけではないのですが、東京スカイツリータウンは、写真のことなんか忘れてただブラブラしてるだけでもかなり暇つぶしが出来るし、そう思っていると不意に思いがけない被写体に出会って「あ、これいいかも? 撮っておかなくては!」みたいなこともあります。

 カバンの片隅にもポケットにも入ってしまうGRは、あらかじめ撮る写真のイメージを膨らませてギラギラした目でシャッターチャンスを探すよりも、たまたま出会う思いがけない光景、あるいは何気ない光景サッと撮るのに適していそうです。それこそがスナップ初級編かな?と、GR初心者は思っているところです。

 と、なんだか偉そうなことを書きましたが、現地に行って思いついてしまったのは「そうだ!久しぶりにすみだ水族館に行こう!」ということです。GR IIIで薄暗い水槽に浮かぶクラゲや、かわいいチンアナゴや、綺麗な水槽に泳ぐ金魚とか撮ってみよう!と。さっき自分で言ってた「スナップ」とは全然違うことを思いついてしまいました。

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 それに、薄暗い水族館の中はカメラの高感度性能の確認にもうってつけですからね。と言っても、あらゆる設定を網羅して詳細な機能/性能レビューを、ということはありません。ただ、水族館の中で目についた綺麗な水に棲む動物たちをパチパチと撮ってきました。

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コンセプトを守り続ける7世代目のデジタルGR:RICOH GR IIIの格好よさに魅了される

 高級コンパクトカメラというジャンルはフィルム時代からあり、CONTAX TシリーズとかNikon 35TiとかミノルタTC-1とかコニカHexerとかとか、各メーカーからいろいろな名機が出ていました。しかしカメラがデジタル化されてもなお、基本的なところはほとんど変えないまま少しずつモデルチェンジが繰り返され、販売が継続されているのはリコーGRくらいではないかと思います。

 リコーGRと言えば、昔から「最強のスナップシューター」と呼ばれてきました。これが公式の宣伝文句なのか、自然と言われるようになったのかは分かりませんが、この言葉に表される「スナップシューター」という基本コンセプト自体が20年を超えた普遍性を持ち、しかも実際にそれが正しくカメラとして具現化されてるが故に、これだけ長いこと支持されているのでしょう。

 実は私自身もGRシリーズとはそれなりに縁はありました。フィルム時代に手にしたGR1は今でも持っているし、デジタルになってからもGRD2を約1年間ほど使ってみたこともあります。でも、それで熱烈なGRファンになったかと言えばそうではありません。そもそも私にとって「スナップシューター」が合うはずがないのです。そういう写真を撮ってないのだから。

 でも、なんか気になりますよね、GR。格好いいから使いこなしてみたい! 使いこなしてるオレって格好イイ! みたいな思い込みイメージがないと言えばウソになります。ただ単純にカメラとして欲しい!と、今度のGR IIIを見て思ってしまったのでした。

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 GR IIIはデジタル化されて以降のGRシリーズとしては7世代目に当たります。ただしAPS-C化されたときに製品名がGR Digital”から”GR”に変更され、世代を表す数字もリセットされたので、7世代目なのにGR ”III”となっています。

 そんなGR IIIの一番のポイントは「小さくなったこと」です。APS-Cセンサー化して一度大きくなったGRは、今回のGR IIIで1/1.7インチセンサー時代とほぼ同等のサイズに戻りました。4段分の効果を持つ3軸SRを搭載しているというのですから、こんなすごい話はないです。欲しい!

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離島ホッピング8フライト"途中下車"の旅:徳島城跡 〜 屋久島 白谷雲水峡 〜 那覇 牧志公設市場

 前回からの続きです。JALの「跳び飛びの旅 小型プロペラ機でホッピング 」を利用し、2日で8フライトするという飛行機の旅をしてきました。そのフライト記録については前回のエントリーで詳しく書きましたが、今回は飛行機の乗り継ぎ時間の合間に、いわゆる途中下車(飛行機の場合は本来は「途中降機」と呼ぶそうですが)して行ってきた観光レポート編です。

 と言っても、乗り継ぎ時間が短かった福岡、鹿児島、奄美大島では空港の外に出る余裕はありませんでした。しかし宿泊地の屋久島を始め、徳島と那覇では3時間の乗り継ぎ時間があったので、せっかくなので空港から出て、それぞれ目的地を一カ所だけに絞ってごく短時間ながら観光してくることが出来ました。

 徳島は100名城スタンプを目当てに徳島城跡へ、屋久島では巨大な屋久杉の神秘的な姿を少しでも味わうために白谷雲水峡へ、そして何度か訪れたことのある那覇では、もうすぐ取り壊されてしまう牧志公設市場を目的地に設定して行ってきました。

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 ということで、このエントリーでは一見全く関係なくて、普通の旅行では1泊2日で巡る組み合わせではない徳島、屋久島、那覇の散歩記録をひとまとめにしてレポートしたいと思います。

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もうすぐ見頃を迎える亀戸天神の梅とようやく咲き始めた大横川の河津桜を撮りに行く

 梅や桜と言えば、それこそ写真を趣味にする人々の多くが、飽きずにカメラを毎年向ける被写体なわけですが、もちろん私もその一人。そして毎年同じような、どこかで見たことのある凡庸な写真を撮ってしまいます。いや下手したら3年前の方が上手く撮れたんじゃないか?みたいなこともあったりして。

 でも良いんです、そうやって進歩はなくても気楽に「撮る」という作業自体を楽しめるのは、アマチュアというか趣味の特権ですから。

 …えーっと、なんか変な話で始めてしまいましたが、個人的にはまだまだ冬が続いて欲しいと思う中、しかし今年も暖冬傾向らしく、梅や河津桜の見頃は例年よりも少し早まっているようです。咲き始めてしまったのなら仕方がないということで、春らしい花を撮りに散歩に出かけてみました。

 梅も桜も地元にいくつか知る人ぞ知るな隠れた名所があるのですが、梅については梅まつり開催中の亀戸天神へ、河津桜は木場公園近くの大横川沿いという、超近場に行ってきました。どちらも過去に何度も何度も訪れたことのある場所です。

 ソメイヨシノもそうですが、毎年見頃の見極めと天気と週末がうまく重なるかどうかがなかなか難しいところ。先週2月23日と24日の時点で、亀戸天神の梅は見頃のちょっと手前、大横川の河津桜は全体的に見てまだ一分咲きと言った感じでした。梅はもう終盤戦ですが、河津桜はこれから。見頃が比較的長い桜ですから、このままソメイヨシノが咲き始める頃まで楽しめそうです。

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 さて、桜や梅目当てに集まってくるのはカメラを持った人達だけではありません。春の気配に誘われてメジロをはじめとした小鳥たちもやってきます。そんな小鳥と梅や桜の取り合わせを撮るのも目当てのひとつですが、これもある意味「動体撮影」と言えるわけで、しかも不規則に予測不能な動きをするので、撮影はなかなか難しいです。もちろん、だからこそ楽しいわけですけど。

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予告も予想もされていなかった隠れスターレンズ FA35mmF2 突然のHD化リニューアル

 約3週間ほど前のこと、ニセコでスキーを楽しんでるときにリコーイメージングから新レンズ発表のニュースが舞い込んできました。しかも今回は2本あるらしいとか。となると、昨年夏から発売延期されたままになっているDA★11-18mmF2.8がようやく発売されることになったとか、あるいはCP+にDFA★85mmF1.4のモックでも展示されるのか? と、あまり期待せずにiPhoneの小さな画面でリリースを読んでみると… 果たしてDA★11-18mmF2.8発売決定については予想通りだったものの、もう一つは思いもしないレンズが発表されていました。

 それが “HD PENTAX FA35mmF2″です。なに? そんなレンズの予定はロードマップにあったっけ? しかも”DFA”でも”DA”でもなくて”FA”なのか? 何かの間違いじゃ… と思ってよく見てみると、なんとこれはフィルム時代に発売されたまま、なぜかディスコンされずにずっと販売が続けられていた”smc PENTAX FA35mmF2AL”のリニューアル版のようです。主な変更点はコーティングがsmcから最新のHDコーティングになったことで、さらに外観も今風のデザインに手が加えられています。

 しかし絞りリングは相変わらずあるし、AF駆動もボディ内モーターを使うみたいだし、クイックシフトフォーカスも搭載されず、AWはおろかWRですらありません。その一方で、フィルム時代のレンズらしく、シンプルな光学系はそのままで、今時のフルサイズ用レンズでは考えられない軽量コンパクトさもそのままです。単焦点レンズでも(だからこそ?)10万や20万を超える値段があたりまえの時代にあって、お値段もほぼ据え置き。実売で5万円を遙かに下回ります。

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 予想も期待もしていなかった中でいきなり登場した意外さと、FAのままリニューアルされたという成り立ちの特殊さに興味を持ち、これはちょっと使ってみなくては!と思ってしまいました。

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