復活のsmc PENTAX DA★300mm F4ED[IF] SDMで飛行機を撮ってみる

 先日マップカメラの夜市で衝動買いしてしまったDA★300mmF4ED[IF] SDMですが、やっぱり使ってみるとすればまずは飛行機撮影だろうということで、羽田空港と成田空港に試し撮りに行ってきました。DA★300mmF4を使うのはもちろん、PENTAXのカメラで動体を撮るのも実は久しぶりです。

 昨年からこの分野はニコンD500に任せたわけですが、本気の動体撮影(とはなんぞや?)はともかく、羽田や成田あたりの民間機の撮影は、なんというか慣れすぎてしまっていて、あまり目的意識を持たず、短時間で気楽に撮りに行くことが多いので、そういう場合に色々ギリギリに追い込んで秒間10コマでズババババッ… とあっという間に1000コマ単位で撮影されてしまうのも、後処理などを考えると気が重いなとも思っています。

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 ということで、300mm単焦点を買い戻したのを機に、連写速度とかAFとかバッファ量とか手ぶれ補正とか、色々と不便なところも多いけど一方ですっかり手に馴染んだPENTAX K-1 IIで、ゆる~い気持ちで飛行機撮影のリハビリをしてみました。

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PENTAX K-1とQ-S1/Q7を持ってお正月明けの浅草寺界隈をぶらぶら散歩する

 前回のエントリーで思いついたようにQマウントの新しいレンズを買ってしまいましたが、そこで改めてQ-S1/Q7の使い心地の良さを思い出し、たまにはQマウントでちゃんと写真を撮ってみたくなりました。ただし、Qマウントだけではいろいろ心配なので、ここはひとつPENTAX K-1のサブとして使うとどうなのか? という視点で試してみたいと思います。

 ですから、メインカメラであるK-1には潔くDFA★50mmF1.4のみの一本勝負。それ以外のKマウントレンズは一切持っていきません。ワイド側や望遠側を使いたくなったときにはQマウントに任せることにしましょう。

 そこでどこへ行くか考えてみたのですが、真冬らしい良く冷えて晴れた休日、午後になってからという時間的な問題もあって、遠出するのは諦め近場で済ませることにしましょう。となると、東京スカイツリーか浅草か… やはりその辺ですよね。

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 これまでにも何度も訪れて写真も数え切れないくらい撮ったことがある場所ですが、まずは浅草寺を目指すことにしました。いまや外国からやってきた観光客で溢れる都内随一の人気観光地ですが、まだ1月中ですからお正月気分も少し残っているかも知れません。

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今さらPENTAX Qマウントレンズをコンプリートする:04 TOY LENS WIDE と 05 TOY LENS TELEPHOTOを手に入れる

 間もなくCP+ 2019の季節がやってきますが、昨年来のカメラ業界のトレンドはミラーレス一色となっており、今年もたくさんの新製品が登場するはずです。しかしそれもスマートフォン内蔵カメラの高性能化に脅かされる中で、センサーサイズは大型化する傾向にあり、今や35mmフルサイズセンサーを搭載する機種が主流となりつつあります。

 APS-Cサイズのセンサーは富士フイルムが孤軍奮闘し(もちろんキヤノンもソニーもありますが)、デジタルカメラのベストバランスを目指したはずのマイクロフォーサーズも、パナソニックがフルサイズへ注力するそぶりを見せたことで先行きに不安が残ります。1インチサイズのニコン1はすでに終了宣言が出され、小サイズセンサーのデジタルカメラ、特にレンズ交換式は絶滅しつつあるところです。

 小サイズセンサーのミラーレス一眼と言えば、PENTAX Qマウントはどうなったのでしょうか? もはや巷のカメラ店には流通していないにも関わらず、いまだメーカーから公式にはディスコン宣言が出されず、リコーイメージングのオンラインストアで細々と販売が続けられています。

 現行機種のQ-S1の発売は2014年のこと。最後レンズの08 WIDE ZOOMもやはり2014年の発売でした。その後09 MACROの試作品がCP+に出品されたりしましたが、結局発売には至らず音沙汰がないまま4年が経過しています。デジタルカメラが全体的に大型センサーへと向かっているトレンドをみても、今後Qマウントに新製品が投入されて続いていく理由はもはや見当たりません。

 そんな事実上終わっているQマウントシステムですが、私は初代Qを発売翌年に入手して以来、レンズを買い集めつつ細々と使ってきました。しかし2年ほど前の時点ですでにQマウントの終焉を予感し、その時手に入れたQ-S1はほとんどコレクション目的だったと言えます。そのままあまり使うこともなく、レンズ含め手放すこともなくいまだに動態保存状態を維持しています。

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 ということで、だいぶ前置きが長くなりましたが、そんな動態保存中の私のQマウントシステムの中で、2本のレンズが欠けていることが急に気になり始めました。調べてみるとまだ流通在庫はあるようですから、今のうちに手に入れてしまいましょう。はい、実用目的ではなくこれもコレクションです!

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今年の紅葉狩りは近所の散歩で手軽にすませる:清澄庭園と浜離宮庭園の小さな紅葉を撮ってきた

 写真を趣味とするものとして、桜と並んで紅葉は撮らなくてはならないという強迫観念に取り憑かれている気がするのは私だけでしょうか? シーズン中に一度くらいは遠出をして紅葉スポットにカメラを持って出かけるようにしていたのですが、今年は特に行きたいところも思いつかず、どうにも気が乗りません。

 だいぶ昔のことになってしまいましたが、今年はひたち海浜公園で真っ赤なコキアも見たし、最盛期ではなかったけれども車山から霧ヶ峰のドライブも快晴だったし、そして紅葉は関係なかったけど美しい四万十川と沈下橋の風景も見られたし、まぁ今年の紅葉はもういいか、とすっぱり諦める… と言いたいところですが、名所まで出かけるのは諦めてもやっぱり少しは撮っておきたいなと言うことで、自宅からすぐにいける東京都内で、しかも空いてるところに出かけてみることにしました。

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 行き先はいずれも東京都が管理する庭園で、江東区にある清澄庭園と港区にある浜離宮庭園です。特に見頃かどうかも調べることなく、天気が良さそうと言うだけの理由で日取りを選び、それぞれおよそ1時間くらいカメラを持って散歩してきました。

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日本最後の清流に青空が映る! 高知の四万十川で沈下橋のある風景を巡る

 11月の中旬、ふと思い立って高知に2泊3日の旅に出かけてきました。坂本龍馬の銅像を見るとか、百名城スタンプを押すとか、高知へ行ってやりたいことの目当ては色々あったのですが、その中の一つが四万十川の沈下橋巡りです。

 日本三大清流の一つでもあり、さらには「日本最後の清流」と言えば四万十川を指すくらいに、その美しい川の風景は有名です。自然の織りなす風景だけではなくそこに沈下橋が合わさった独特の川の風景は是非この目で見て、写真に撮ってみたいと思っていました。

 宿泊した高知市街から四万十川まではおよそ100kmの距離があります。レンタカーを借りて早朝に高知を出発し、丸一日かけてのドライブとなりました。しかも、日頃の行いが良いのか、当日は雲一つない、風もほとんど無い最高の秋晴れとなりました。

 折しも全国的に紅葉の最盛期でもありましたが、四万十川流域の多くは気候のせいか植生のせいか分かりませんが、あまり紅葉する場所ではないようです。むしろ今の時期でも綺麗な青々とした里山が見られました。

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 クネクネと曲がりくねり、比較的流れが穏やかな場所では、川とは思えない凪いだ水面が水鏡となり、美しい青空が映り込む風景は本当に素晴らしいです。

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F1を撮って分かったNikon D500の動体撮影能力についてのまとめ

 ニコンD500を手に入れてから約5ヶ月が経過し、これまでに飛行機は一通り撮ってみました。しかしD500を手に入れた一番の使用目的は、10月初旬に行われた鈴鹿のF1日本GPでF1マシンを撮影することです。

 F1のような超高速で動く被写体を撮影するにあたって、アマチュア的にカメラに頼るべき&期待すべき主な機能性能は、オートフォーカス、手ぶれ補正、そして連写速度です。ニコンD500はすでに発売から2年以上経過しているカメラですが、今でもこれらの点ではトップクラスにいます。

 今年はこのニコンD500に、借り物の最新レンズ AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR を取り付けて撮影しました。恐らくこれでダメならもうF1とかそういう動体撮影は諦めざるを得ない(=下手くそすぎる!ということで ^^;)という、動体撮影的には鉄板の組み合わせです。

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 さて、撮影結果と実際の使用感はどうだったのか、以下とりとめないですが、私なりにまとめておきたいと思います。

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FBMのあとは車山の山頂に登って絶景を眺め、霧ヶ峰周辺へ秋晴れのビーナスラインをドライブする

 FBMをたっぷり楽しんだところで、そうは言っても時刻はまだお昼前です。中央道の渋滞を避けるために早く帰るのも手なのですが、せっかくの素晴らしいお天気ですから少し秋の山の風景を楽しんでいくことにしました。前回も書いた通り紅葉的にはほんの少し早すぎたようですが、白樺湖から霧ヶ峰を経て美ヶ原高原に抜ける道路は「信州ビーナスライン」と名付けられた気持ちの良いドライブコースです。この日もフランス車だけでなく、二輪車も含めてツーリングに来ているらしい車がたくさん走っていました。

 この一帯はそれほど標高は高くない(1500m弱)のに、山肌に木が生えていなかったりして、独特の風景が広がっています。そしてビーナスラインでは道路脇に展望スポットがあちこちに点在しており、車を停めて絶景を眺めるだけでなく、愛車撮影スポットにもなっているようです。もちろん私と同様にFBMに訪れたフランス車仲間も沢山いますし、それ以外の人もわりと愛車写真家な人達が多くいて、心置きなく(恥ずかしげもなく)自車にカメラを向けられます。

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 ということで、特に目当ての場所が合ったわけではないのですが、車山周辺でいろいろ景色やちょっとした紅葉や、愛車であるプジョー308を撮ってきたので、FBM番外編としてまとめておきます。

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真っ赤に紅葉したコキアの丘を見たくて国営ひたち海浜公園に再び行ってきた

 春先にネモフィラで真っ青になる、国営ひたち海浜公園の「みはらしの丘」の風景はすっかり有名になりましたが、その同じ場所が秋にはコキアの紅葉で真っ赤に染まります。ちょうど一ヶ月ほど前にふと思い立って、紅葉する前の緑のコキアの風景を見に一度訪れたのですが、そうなるとどうしても赤く染まった風景も見たくなり、ちょうど紅葉が最盛期を迎えた先の週末に、再訪してきました。

 気候によって花や紅葉の季節は前後しますが、今年はほぼ例年通りだった彼岸花と同じく、コキアの紅葉もほぼ例年通り10月中旬となりました。週末はお天気も良く絶好の紅葉狩り日和。いわゆる黄色や赤に染まる典型的な紅葉の風景とはひと味もふた味も違いますが、たまにはこういうのも良いものです。他ではなかなか見られないですから!

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 ネモフィラの時期ほどではないようですが、真っ赤なコキアの丘の風景もそれなりに有名になり、最盛期でお天気の良い週末となれば大混雑が予想されます。またこの日は日中は晴れるものの、午後はにわか雨が予想されてることもあって、朝一の開園狙いで行ってきました。

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雨に翻弄された予選と秋晴れの決勝:30回目の鈴鹿 2018F1日本GP観戦記(3/3)

 もうだいぶ前のことになってしまいましたがF1日本GP観戦記の続きです。フリー走行3回目が終了した後、土曜日の午後3時からは予選、翌日曜日の午後にいよいよ決勝レースが行われます。

 予選が行われた土曜日中はずっと風が強く、不安定な天候が続いていましたが、決勝の日曜日は朝から強い日差しが照りつけ、風も収まり、秋晴れの一日となりました。

 ということで、このエントリーでは予選から決勝までの様子を一気にまとめておきたいと思います。

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 特に決勝日はスタートまでに様々なイベントがあって、その中でも特に注目なのが、往年のF1マシンによるデモ走行「レジェンドF1」と、現ドライバー達がクラシックカーに乗ってコースを一周する「ドライバーズパレード」です。その模様も織り交ぜておきます。

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レース2回分以上楽しめる計4時間のフリー走行:30回目の鈴鹿 2018F1日本GP観戦記(2/3)

 ピットウォーク編からの続きです。雨の木曜日から一夜明けて金曜日、いよいよF1マシンの走行が始まります。予選と決勝に先立って行われるフリー走行は、セットアップを煮詰めたりタイヤ戦略を決めたり、さらには中期的なマシン開発にも関わる重要なセッションであり、金曜日と土曜日にかけて計3回、時間にすると4時間に及ぶ長丁場となります。

 予選は約1時間(Q1落ちする下位チームならたったの18分!)決勝レースも鈴鹿の場合は1時間40分程度ですから、実にグランプリウィークエンド3日間におけるF1マシン走行の半分以上の時間はフリー走行が占めているということになります。

 レースや予選のような緊張感あるバトルや、ギリギリの本気アタックはあまりないかもしれませんが、写真を撮るには絶好のチャンスであり、テレビでわざわざ見ることはなくても現地観戦するファンには人気のあるセッションです。

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 ということで、金曜日から土曜日にかけての3回のフリー走行の様子を一気にまとめてレポートします。

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