酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

待望の雨到来!早くも見頃を迎えた紫陽花を撮りまくる

 先週末に「東のあじさい寺」こと松戸の本土寺まで行ってきましたが、紫陽花はまだ3分咲きくらいでした。見頃を迎えるまであと2週間くらいかかるかな?などと暢気なことを思っていたら、先週中からテレビの情報番組ではやたらに鎌倉の紫陽花情報をやっていて、それによるとこの週末が最盛期!とのことでした。ちょっと煽りすぎじゃないか?という気もしたのですが、通勤途中に見る街角の紫陽花も、たしかにこの一週間で急に開花が進み、見事な姿を見せるようになりました。

 桜と違って紫陽花は比較的長い期間楽しめる方だと思うのですが「今週末が一番の見頃!」と連呼されると、ちょっと気になります。鎌倉とはほんの少し気候が違うかもしれないと思いつつ、やはり週末は紫陽花巡りで予定を埋めることにしました。

 天気予報によると土曜日は晴れ、日曜日は雨との対照的な天気とのこと。紫陽花は晴れでも雨でも絵になるので、これはむしろ好都合です。ということで、晴れて暑くなった土曜日は少し遠出をして、千葉県は佐倉市にある川村記念美術館の庭園へ、そして雨が降って寒くなった日曜日は近所で三歩圏内にある木場公園へ行って見ることにしました。

K1M22797.jpg
 以下、前回同様に紫陽花の写真がずらっと続きます。

6月9日(土)川村記念美術館:晴れ 🌤


 まずは土曜日です。東京では今年最初の真夏日で、気温が32℃まで上がったとても暑い日でした。スッキリ快晴というわけではなく、空気も霞んでモクモクと雲が湧いていましたが、光はたっぷりなで明るい一日でした。


 どこに行こうか悩んで、本土寺リベンジも考えたのですが、千葉県は佐倉市内にある川村記念美術館にも見応えのある紫陽花があるとの情報をキャッチ。初めてなのでどんなところか一度見ておこうと思い、出かけてみることにしました。

KONE2819.jpg

K1M22689.jpg KONE2827.jpg
 川村記念美術館はその名の通り美術館なのですが、敷地は広大で庭園と広場があります。その庭園内には散策路があって、四季折々の色々な植物や花が見られるようになっています。特に見所なのがこの紫陽花。散策路の山側にはずっと数百メートルに渡って紫陽花が並んでいます。これはすごい!

 テレビが しつこく繰り返していたとおり、土曜日の時点でほとんど満開! しかもちょうど最盛期でどの花も瑞々しくて元気です。この通り、赤白青など色んな色の紫陽花が楽しめます。紫陽花の色は土壌の性質で決まるんでしたっけ。庭園内ですから、ちゃんとその辺も管理しているのかも。


KONE2826.jpg
KONE2823.jpg
 散策路は森に覆われているので、空が晴れていても紫陽花まではあまり日の光が届かないようです。なので、しっとりとした雰囲気に撮れますね。

K1M22653.jpg
KONE2897.jpg
 いえ、もちろん木漏れ日が差し込むところを探せばこんなに綺麗です。やっぱり晴れた日の紫陽花としてはこういう方がメリハリあって撮りやすいです。

K1M22662.jpg
KONE2892.jpg
 あるいはこうして額紫陽花の一部だけ日が当たってるとか最高です。思い切りマイナス補正して背景を落としてしまうと雰囲気でますよね。

KONE2859.jpg
 いや、日が当たってなくてもマイナス補正してしまうのもありかも。こういう艶容な青紫が大好きです。

K1M22697.jpg
K1M22720.jpg
 もちろん前ボケだってやります。というかこればっかり(^^;

KONE2872.jpg
 あと、せっかくマクロレンズを使ってるのだから、思い切り寄ってみよう!とマクロらしい世界を目指してみました。額紫陽花の花の部分は小さな宇宙のようですね。パッと全体を見てるだけでは見えない世界が広がっています。

KONE2846.jpg
 咲き始めたばかりの小さな青紫の紫陽花にも寄ってみました。ちょっとどこにピントが合ってるか分からないですけど。

K1M22739.jpg
 ということで、紫陽花散策路の端から端まで、写真撮りながらだと1時間くらい平気で経ってしまいます。変わり映えのない写真ですがなかなか楽しめました。

 川村記念美術館の庭園にはこれ以外にも蓮や睡蓮の池などもあるし、数は多くなさそうですが春は桜も楽しめそうです。庭園は本来美術館んぼおまけで、入場料(1300円/大人)がかかるのですが、たまに来るのはありじゃないかと思います。庭園と言っても作られすぎてないので、自然のなかを散歩する気分で楽しめます。

6月10日(日)都立木場公園:雨 🌧


 翌日の日曜日は一転して雨になりました。しかも台風から前線が延びていると言うことで、月曜日に向かってゆっくりと下り坂に向かい、長い時間降り続けるという梅雨らしい雨です。これは紫陽花にとっては願ってもない天気! 普段なら写真を撮りに行く預手hなどキャンセルして、家でゴロゴロしてるような天気ですが、この時期ばかりはそうもいきません。ということでさっそくカメラを持ってカッパを着込んで出かけることにしました。


 向かったのは近所の散歩コース、都立木場公園です。公園内の遊歩道沿い何カ所かに、そこそこ立派な紫陽花が咲いています。

K1M22965.jpg
K1M23008.jpg
 と言っても、そんなに規模は大きくないし周辺の風景含めて、本土寺や川村記念美術館のように風情があるわけではありません。なので、勢い寄って切り取るという撮り方しか出来なくなります。まーそれは私が凡人だからなのでしょう。

K1M22761.jpg
K1M22848.jpg
 わりとザーザー降りと言ってもいいくらいに激しい雨だったのですが、意外なくらい「雨」を写すのは難しいです。絞り開けすぎて雨粒もボケて背景に溶け込んでしまっているのでしょうか。

K1M22777.jpg
K1M22790.jpg
 葉っぱや花びらを見れば水滴だらけなので雨らしくはなります。しかも額紫陽花のほうが空を向いてるせいか、より雨に濡れた感が強いような気がします。

K1M22945.jpg
K1M22763.jpg
 んー... そうでもないか? 丸い玉の西洋紫陽花もさすがにこの雨の中ではずぶ濡れですね。こういう天候では光が均一に回っていて微妙な色合いの模様とか、結構生々しく写ります。

K1M22960.jpg
K1M22821.jpg
 今回の前ボケは花同士ではなく、葉っぱでやってみました。雨に濡れて艶々したみどりは薄暗い光の中でも輝くように明るく感じます。

K1M22955.jpg
K1M22843.jpg
 もちろんマクロだってやってみます。やっぱり額紫陽花ですけど。こうして見ると、明らかに雄しべ的なものがあって、真ん中の部分が花本体だというのが分かるような気がします。

K1M22977.jpg
 この木場公園内の紫陽花はほとんど野生状態で手入れされてる様子はないのですが、早くも萎れているかなもあれば、こうしてまだこれから咲く蕾も出てきているので、やっぱり紫陽花はこれからまだ先も楽しめるのだろうと思います。

K1M22994.jpg
 と言っても、なんかもうこれだけ撮れば今年はもう良いかな、と思えてきました。いや実際のところ2エントリー連続で同じような写真を貼り続けて本人的にも飽きてきたので、紫陽花はまた来年と言うことにしたいと思います。

使ったカメラとレンズ

 土曜の川村記念美術館では久々にK-1無印を持ち出しました。K-1 Mark IIとの2台体制です。レンズは100mmマクロに加えてFA77mmを使いました。焦点距離的には変わり映えのしない中望遠ですけれど、この2本は明確に使い分けができると思います。

f:id:hisway306:20180609142132j:plain
 こんな感じ。当初はそれぞれレンズ固定で使い分けようと思っていたのに、気がついたら取っ替え引っ替えやっていました。だったらボディは1台で良いんじゃないの?と思います。

 ちなみにこの2台、当たり前ですが使い心地がまったく同じです。今回は特に高感度も使わないし、仕上がりもまったく同じ。ただ、K-1 Mark IIはまだLightroomでカメラプロファイルがサポートされていないので、現像時にはかなり違った手間がかかります。それを意識して今回はどっちかというとK-1無印のほうをメインで使いました。こうしてみると、本当はK-1だけあれば良いんじゃない?とか、思えてきたりして(^^;

 続いて雨の日曜日は近所の散歩だし、レンズ交換なんて絶体に出来る状態じゃなかったので、カメラは1台でレンズも1本勝負です。ということでK-1 Mark IIにDFA100mmマクロのみ使いました。

f:id:hisway306:20180610142932j:plain
 DFA100mmマクロは簡易防滴のWR仕様ですが、もちろんこのくらいの雨はへっちゃらです。と言っても、わざわざこんなに濡らすこともないのですが(A^^; ついやってみたくなるペンタキシアンの悪い癖だと思います。

関連エントリー