先月も紹介したばかりのお寿司屋さん「鮨処 舟」に再び行ってきました。仲間内の忘年会第一弾です。前回はカウンター席に座りましたが、今回は奥のお座敷に陣取ってみました。なので、心置きなく一眼レフカメラを取り出して、美味しい料理とお寿司、お酒の写真を撮ってみました。K-3とHD20-40mmは飲み屋写真、テーブルフォトでどの程度使えるのでしょうか?
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/40sec, F5.6, ISO1600, -1EV, Multi AWB, 36mm
綺麗なブルーの江戸切り子に注がれた透明な日本酒。あまりにも透き通っていてお酒自体は写真に写ってないかも。銘柄は八海山の生原酒「越後で候」(青ラベル)を頂きました。今年一年はお酒をだいぶ控えてスローペースでちびちび飲むことを覚えましたが、これを一口飲んで「日本酒って旨いなぁ」と改めて思ってしまいました。
以下、写真作例と言うよりはただの飲み食い記録です(^^;
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/25sec, F5.6, ISO1600, -1EV, Multi AWB, 33mm
最初の一品は今回も茶碗蒸し。寒い時期ですからね。
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/50sec, F5.6, ISO1600, -1EV, Multi AWB, 27mm
そしてどーん!とお刺身盛り。いやいや美しくて豪勢です。メジマグロ、サバ、寒ブリ、そしてタコ。メジマグロはもちろんですが、寒ブリのトロトロぶりはすごい美味しかったです。目隠しされてトロと言われれば信じます。そして、タコ!美味しいですよね、お刺身で食べるタコ。大好きです。絞りが中途半端で手前のタコがボケボケになってしまいました。でもノイズと手ぶれを恐れて、絞り込む勇気がなかなか出ないですよね、こういう場合。
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/30sec, F5.6, ISO1600, -1EV, Multi AWB, 30mm
そしてお次はキンキの煮付け。しかも肝付きです。すごい! お頭から尾ひれまで隅々まで突きまくってほじくり返して頂きました。それこそちびちび食べていたのでだいぶ時間がかかりました。
ちなみにここまで-1EV補正してるのは単なるミスです。高感度については色々言われているK-3ですが、ISO1600でも多少の露出不足は普通に調整で救うことが出来ます。最近のデジタルカメラは本当に懐深いですね。
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/15sec, F4.0, ISO1600, Multi AWB, 36mm
お酒はさらに進んで、水芭蕉 純米中汲みとか。これ美味しいですよね。瓶の色合いの通りスッキリさわやか。
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/50sec, F4.0, ISO1600, Multi AWB, 27mm
さらになんと! フグの唐揚げです。いやいや、これは素晴らしい。しかもぷりぷりで身が詰まっています。サッパリしていてしかしただの白身魚とは違う風味。20年くらい前に食べたことあるのですが、その衝撃がよみがえってきました。フグは刺身や鍋だけでなく、こうして唐揚げにするのもすごく良いですね。
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/80sec, F4.0, ISO1600, Multi AWB, 28mm
さて、ここでしばし休憩。次はいよいよメインディッシュです。それまでのつなぎとしておつまみの豆腐ようを頂きました。お酒が進んでしまいます。
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/25sec, F4.0, ISO1600, Multi AWB, 26mm
お酒を次から次へと発注するのですが、器もいちいち凝っています。うす張りのグラスは特に美しいです。これ、中身は七力だったかな?
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/50sec, F4.0, ISO1600, Multi AWB, 27mm
どーん! お寿司です。カウンターで一貫ずつ握ってもらうのもいいですが、こうして大皿で出てくるのは壮観です。あっという間に食べ尽くしてしまいました。ネタは中トロ、ヒラメ、コハダ、クルマエビ、マグロ、ホタテです。もちろんどれも正真正銘本物です。どれもこれも美味しいのですが、ここで特に印象的だったのはホタテ。実はそんなに好きなネタではないのですが、これはホタテのイヤなところが皆無で、良いところだけがぎゅっと詰まった、とても美味しいホタテでした。これなら大好きになります。
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/30sec, F4.0, ISO1600, Multi AWB, 26mm
お寿司はまだ終わりではないのですがとりあえず中休み。玉子焼きを頂きました。しかも芝エビ入りです。
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/30sec, F4.0, ISO1600, Multi AWB, 36mm
そしてお次はイクラ。しかもただのイクラではなくて生イクラ。見たことないような大粒でしかも皮がびっくりするくらい固いのです。食べていると口の中ではじけると言うよりは、かみ砕く感じ。プチプチという食感と音はまるで数の子でも食べてるかのよう。さらに背景にボケていますが、シャコも頂きました。
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/50sec, F4.0, ISO1600, Multi AWB, 36mm
最後の一品は穴子です。味が濃くて最後にたべるにはぴったりですね。
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/60sec, F4.0, ISO1600, Multi AWB, 34mm
お酒もこれで最後です。最初に飲んだ八海山の「越後で候」の赤ラベル、純米吟醸です。青ラベルが透き通るような透明だったのに対し、こちらはほんのり色づいています。いやはや、旨いですねぇ。原酒の「フレッシュな荒々しさ」というのがよく分かるような気がしました。
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/60sec, F4.0, ISO1600, Multi AWB, 27mm
最後のデザートはキンカン。生で食べたのは初めてかも。
ということで、素晴らしく美味しい料理とお酒の数々で素晴らしい忘年会となりました。また新年会でも訪れたいと思います。
さて、K-3とHD20-40mmのテーブルフォトでの使い心地ですが、大きさや重さを除けば抜群です。HD20-40mmは最短撮影距離は28cmなので思ったよりも近寄れ、そこそこアップで撮ることも出来ますので。今回はワイド端とテレ端だけではなく、意外に中間域をよく使いました。お座敷席でしたが座って目の前に並んだものを撮るには、30mm前後はちょうど良い画角ではないかと思います。そういう意味ではHD DA35mmマクロがこの用途にはベストかもしれません。
PENTAX K-3, HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR, 1/6sec, F2.8, ISO800, -0.7EV, Multi AWB, 20mm
お店から浅草寺へ向けてちょっと散歩すれば浅草の繁華街に出ます。吾妻橋の浅草側から眺める東京スカイツリー。クリスマスのスペシャルライトアップしています。左上に煌々と輝くのはお月様。ベタですがとても綺麗な景色です。
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鮨処 舟
〒111-0031 東京都台東区千束1−3−5
TEL: 03-3874-2875
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