もうすぐ退役するサーブ340Bに乗って北海道の大地を空から眺めるホッピング旅

 前回の続きです。北海道旅行シリーズはこれで最後です。

 さて、今回の旅には100名城スタンプ厚岸の牡蠣以外に、実はもう一つの目的がありました。それはこれまで何度も話題にしてきた「マイル修行」です。せっかく北海道まで飛行機に乗って出かけるのなら、やはり今回もわざと遠回りをして、搭乗回数を稼いでやろう!と当然思いつくわけです。

 そこで問題となるのはフライトルートです。今回の最終目的地は釧路なので、そんなに選択肢はありません。ですが、北海道にはJALグループ傘下の地域航空会社として北海道エアシステム(通称HAC)があり、釧路にも飛んでいます。ということで、HACを利用し北海道内の空を少し周遊してみることにしました。

 HACが現在運航している飛行機はサーブ340B-WTが3機のみ。3機ともすでに導入から20年以上が経ち、間もなく退役する予定だとか。

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 うん、だったらなおさらこの機会にサーブ340Bに乗っておかなくてはなりません! これが最後になるかも知れないですから。

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まもなくホノルルへ就航! ANAが導入した巨人機エアバスA380 "FLYING HONU" 初号機を撮りに行く

 今月末の5月24日にANAの成田−ホノルル線に世界最大の旅客機エアバスA380−800(以下A380)が就航します。A380が初飛行したのは今から10年以上前のことですが、ANAだけでなく日本のエアラインがA380を導入するのはこれが初めてとなります。その経緯は色々ありましたし先行きも不安があるのですが(末尾にその辺は書きます)、純粋に飛行機ファンとしてはANAロゴの入ったA380は是非とも一度この目で見て、カメラに収めておきたいところです(もちろんいずれは是非搭乗もしてみたいです ^^;)。

 ANA向けA380はホノルル便専用ということもあって、通常のANA塗装ではなく、特別にウミガメをあしらった塗装がされ、愛称として「FLYING HONU」=「空飛ぶウミガメ」と名付けられました。”FLYING HONU”は全3機となる予定で、1号機はブルー、2号機はグリーン、3号機はオレンジでペイントされることが決まっています。

 そんな FLYING HONU 初号機となる登録番号 JA381A がロールアウトし初飛行したのは昨年のこと。いろいろなテストを経て今年3月21日にANAに引き渡され、フランスのツールーズから成田までフェリーされてきました。その日は成田空港周辺の撮影スポットは大変なにぎわいだったそうです、私はそこには参加せず、いずれ定期便として就航したら撮りに行こうと思っていました。

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 が、成田にやってきてからのFLYING HONU初号機は、パイロットはじめ乗務員達の訓練およびテスト目的で、ほぼ毎日慣熟飛行を行っている様子です。しかもその飛行区間は片道わずか1時間程度の成田−関空間を毎日1~2往復しているのです。となると、就航前にその姿を撮ることができるはず!ということで、天気の良さそうな連休中のある日、成田空港までカメラを担いで出かけてきました。

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2回目の離島ホッピングは奄美群島を飛びまくる12フライトの旅:後半は鹿児島から那覇へ南下する

 前回からの続きです。奄美群島を中心に一泊二日で12フライトする離島ホッピングの旅の後半戦、2日目の模様です。

 鹿児島空港すぐ横のホテルに一晩泊まり、明けて翌日は13日の土曜日。前日に引き続き鹿児島の天候は概ね晴れですが、予報では南に行くに従って雲が増えてくるようです。でも雨が降ることも風が吹くこともなく、穏やかな天気は続きそう。

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 ということで、前日に続いてこの日も順調に6フライトこなせそうな予感とともに目を覚ましました。

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2回目の離島ホッピングは奄美群島を飛びまくる12フライトの旅:前半は那覇から鹿児島へ北上する

 JGC入会権利獲得を目指すマイル修行の一環として、先月に続きJALグループ便による離島ホッピングの旅に再び行ってきました。前回は初心者コースとして1泊2日で8フライトというもっとも余裕のあるコースでしたが、今回はひとつグレード(?)を上げて1泊2日で12フライトという中級者コースに参加してみました。

 この離島ホッピングのツアーは私が参加した1泊2日で8フライトと12フライトコース以外にも、1泊2日で14フライト、さらには2泊3日で15フライトという計4コースあります。1日当たりのフライト密度で言うと、14フライトコースが一番濃いわけですが、今回私が行ってきた12フライトコースも1日で6フライトとなかなか忙しい行程が組まれています(詳細は末尾にリンクを張りました)。

 前回の8フライトコースでは乗り継ぎにも余裕があったはずなのに、あいにく3月にしては天候が悪くて、搭乗予定だった便に遅延や欠航などが多発し、乗り継ぎがスレスレの綱渡りの連発になりましたが、さらに密度が濃くなる今回の1日6フライトはどうなってしまうのでしょうか?

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 でも、そんな前回の経験があるのでトラブルが発生するかも知れないというは覚悟の上(それも楽しむつもりで)で、懲りずに2回目に行ってきました。そして実際どうなったのか?結果を報告したいと思います。

 わずか1泊2日なれども合計12フライトもあって盛りだくさんなので2回に分けることにしました。まずは初日分の前編です。

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めざせ! JALグローバルクラブ会員への道:2019年第一四半期のフライト実績

 先日の離島ホッピングの旅レポートに書いた通り、今年からJALグローバルクラブ(JGC)の入会権利を得るために、いわゆる「マイル修行」を始めました。特に実益を求めてと言うことではなく、飛行機好きの一人として、さらにはスタンプラリー好きということもあって、完全に趣味の一環として思いついたものです。

 しかも、最近は海外出張もほとんど行くことがなくなってしまったので、そう言ったベースがあるわけでもありません。完全に自力自腹でJGC入会条件をクリアすることを目指しています。

 それは逆に言うと完全に自分の都合だけで計画しやすく、気楽で良いことでもあるのですが、1年間という限られた時間で条件をクリアするには、かなり気合いとやる気(ともちろん費用も!)が必要です。

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 今年の1月から計画をスタートし先月末でちょうど3ヶ月が経過しました。進捗がどうなのか、ここでまとめておきたいと思います。

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飛行機に乗ることが目的の旅:2日で8フライトする鹿児島~沖縄アイランドホッピング

 鉄道好きな人に「乗り鉄」と「撮り鉄」がいるように、飛行機好きな人にも「乗り飛行機」と「撮り飛行機」がいるとかいないとか。私は今まで後者でやってきましたが、ちょっと前者にも興味が沸いてきました。

 なので、昨年の大晦日に書いた総集編的エントリーでこっそり決意表明しておいたように、今年の目標としてJALのステータス会員権利の取得に挑戦することにしました。いわゆる「マイル修行」と言うやつです。

 マイル修行のルールややり方については色々複雑で、専門書籍やWEBサイトもたくさんあるので、改めての説明は割愛しますが、私が目指す基本方針をざっくりまとめてしまうと「今年中(2019年1月~12月)にJAL便に50回搭乗する」です。

 単純計算で一月あたり4~5フライトしないといけないと言うことでなかなか厳しいのですが、そんな人向けにうってつけのパッケージツアーをJAL自ら販売しています。このツアーでは鹿児島県から沖縄にかけての離島便をやたらに乗りまくるコースが設定されており、2日間で8フライトから最大で3日で16フライトまでいくつかの種類があります(季節によって内容とルートは変わります)。

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 今回私が行ってきたのはまずは初心者向けと言うことで、一番フライト数の少ない1泊2日で8フライトのコースです。まずは後の備忘録兼ねて、この8フライト行程全体をザッとまとめておきます。

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復活のsmc PENTAX DA★300mm F4ED[IF] SDMで飛行機を撮ってみる

 先日マップカメラの夜市で衝動買いしてしまったDA★300mmF4ED[IF] SDMですが、やっぱり使ってみるとすればまずは飛行機撮影だろうということで、羽田空港と成田空港に試し撮りに行ってきました。DA★300mmF4を使うのはもちろん、PENTAXのカメラで動体を撮るのも実は久しぶりです。

 昨年からこの分野はニコンD500に任せたわけですが、本気の動体撮影(とはなんぞや?)はともかく、羽田や成田あたりの民間機の撮影は、なんというか慣れすぎてしまっていて、あまり目的意識を持たず、短時間で気楽に撮りに行くことが多いので、そういう場合に色々ギリギリに追い込んで秒間10コマでズババババッ… とあっという間に1000コマ単位で撮影されてしまうのも、後処理などを考えると気が重いなとも思っています。

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 ということで、300mm単焦点を買い戻したのを機に、連写速度とかAFとかバッファ量とか手ぶれ補正とか、色々と不便なところも多いけど一方ですっかり手に馴染んだPENTAX K-1 IIで、ゆる~い気持ちで飛行機撮影のリハビリをしてみました。

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Nikon D500で流し撮りに挑戦:日暮れ後の京浜島へ羽田空港に着陸する飛行機を撮りに行く

 毎エントリーにいちいち書いてますが、それにしても暑いですね。今週になって東京地方は台風がやってくるなど荒れた天気になりましたが、先週末までは猛暑が続いていました。昼間は出かける気にならないので、日が暮れて幾分暑さもマシになったところで写真を撮りに出かけてみることにしました。

 どこか夜景の綺麗なところ… を当然最初に考えたのですが、そういえばNikon D500でちゃんと流し撮りをしてないなと思いだしました。秋のF1の前に練習してコツをつかんでおかなくてはなりません。ということで、お手軽に羽田空港へ。

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 と思ったのですが、展望デッキでは芸がないなと思い、久々に京浜島に行ってみることにしました。城南島のお隣に位置する埋め立て地で、羽田空港のB滑走路に着陸してくる飛行機をわりと間近に真横から見ることができます。流し撮りの練習にはうってつけです。

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真夏の百里基地に突如飛来したF-15DJアグレッサー部隊を撮りに行く

 さて、先日動体撮影スペシャル機として、とうとうニコンD500と200-500mmを手に入れてしまったわけですが、これまでのところ旅客機を少し撮ってみただけで、D500の威力が存分に発揮できるであろう厳しい条件ではまだ使っていませんでした。

 FUJIFILM X-H1にケチを付けて手放すきっかけとなったのは百里基地。そう、D500への乗り換えが正しい決断だったかどうかを確認するには、百里基地へ行って戦闘機を撮ってみるしかありません。

 しかし気温が35度を超えるような真夏に一日炎天下にいる訳にはいかないし、秋にならないと無理かな?と思っていたところに、東京地方の飛行機写真クラスタにとっては重大なニュースが飛び込んできました。「百里基地にアグレッサー部隊がやってきた!」と。

 毎年3月頃にやってくるのは年中行事ですが、真夏のこの時期にやってくるのはあまり前例がないそうです。ずっと前から撮ってみたいと思いつつ、タイミングが合わずに撮り逃してきたアグレッサーとなれば、無理してスケジュール調整したり、熱中症にかかるリスクを冒して炎天下に飛び出していくモチベーションとなります。

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 そしてD500の本格的テスト&慣熟にはこれ以上の被写体はありません。ということで百里基地へ出かけてきました。

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雨上がりは飛行機撮影の絶好のチャンス! 成田空港近くのさくらの山で翼端渦を狙う

 飛行機の写真を撮るには晴れてる日を狙うことがほとんどだと思います。スカッと晴れた青空を背景に光を一杯に浴びて飛んでいく機体が一番美しいですから。でも写真的には少し背景に雲があった方が面白くなったりもするわけで、つまるところ空にカメラを向ける以上、光線状態や天候は飛行機撮影にとっては非常に重要なファクターを占めています。そういう意味では、雨の日は飛行機写真的にはオフシーズン… かと思えば実はそんなことはありません。

 飛行機写真の大家と言われる方々の素晴らしい作品を見ていると、やはり凡人には思いつかないようなシチュエーションで撮られたものが多く、中でも悪天候を逆手に取ったような作品は少なくありません。そう、雨こそ絶好の撮影チャンスであるわけです。とはいえ、私自身はやはり良く晴れた日にしか空港へは行ったことがありませんでいした。

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 先週の日曜日はちょうど朝まで降っていた激しい雨が上がり、午後には一機に晴れに転じるという予報が出ていました。せっかく手に入れたNikon D500で今までと同じような写真を撮っても面白くないと思い、敢えて雨の中クルマを成田に向けて走らせ、天気の変わり目を狙ってみることにしました。

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