ゴールデンウィーク大混雑の隙を突いて雨の日にネモフィラと奇蹟の大藤をハシゴする

 4月から5月にかけての連休期間中は、毎年恒例行事として写真を撮りに出かけていた場所がいくつかあります。ひとつは茨城県にある「国営ひたち海浜公園」のネモフィラの丘(みはらしの丘)と、もう一つは栃木県にある「あしかがフラワーパーク」の奇蹟の大藤です。

 どちらもSNSやブログだけでなくテレビなどでも取り上げられる超有名スポットとなっていますが、連休中の晴れた日ともなれば、道路だけでなく駐車場から現場まで大変な混雑となります。

 同じような景色を見て同じような写真を撮ってやや飽きてきたことと、改元をまたぐ今年のゴールデンウィークは休日が続き、例年にも増して一段と人出が多そうなことから、どちらも今年はパスして一回お休みしようと思っていました。

 ですが、雨が降り始めた平成最後の日、4月30日に思いついてしまったのです。「雨の日は空いてるだろうし、いつもと違う写真が撮れて良いかも…」と。念のため「ひたち海浜公園」に向かう高速道路の状況や駐車場の状況を調べると、午前10時過ぎの状態でガラガラのようです。これから出発してお昼過ぎに到着しても大丈夫かも…? と、気がついたら、カメラを担いで車に乗り込んでいました。

 そして結局のところ、思いつきの行き当たりばったりの日帰り遠足は「ひたち海浜公園」のネモフィラだけでなく、夕方には「あしかがフラワーパーク」へその足で行って大藤ライトアップまでも見てくるというハシゴをする結果になりました。

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 この2カ所は茨城県と栃木県で全然違う方面にあるようでいて、実は東京からは車があれば1日で巡れる位置関係にあります。それを実際にやってみたのも雨が降って道路はじめいろいろと空いていたおかげです。

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現存12天守の中でも特に古くて大きくて美しい松本城を見に行く

 2019年は日本100名城巡りを始めてから4年目に突入します。昨年は12月になって長崎と佐賀で一気に5城を巡ったこともあって、年末休暇を迎える時点で31城のスタンプが集まりました。年10個をやや上回るペースを維持できているので、進み具合としてはもう十分目標は達成しているのですが、休みに入ってすぐの寒波がやってきそうなある日、ふともう一押ししてみる気になりました。

 2018年ダメ押しの最後の城攻め目的地は、近くまでは何度も行ったことがあるのに、なぜかじっくりと見物したことがない松本城です。松本城は現存天守12城の一つであり、その中でも姫路城に次ぐ規模を持つ5層6階建ての巨大な天守が特徴です。しかも現在の天守が建築されたのは1590〜1600年ごろとされており、丸岡城と犬山城に続く3番目の古さを誇ります。

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 もちろんこの松本城天守閣は国宝に指定されており、広い内堀に直接面したその優美な姿は「The 城」的な美しさを持ち、私たちのイメージの中にある天守閣の典型的な姿であると言えます。

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FBMのあとは車山の山頂に登って絶景を眺め、霧ヶ峰周辺へ秋晴れのビーナスラインをドライブする

 FBMをたっぷり楽しんだところで、そうは言っても時刻はまだお昼前です。中央道の渋滞を避けるために早く帰るのも手なのですが、せっかくの素晴らしいお天気ですから少し秋の山の風景を楽しんでいくことにしました。前回も書いた通り紅葉的にはほんの少し早すぎたようですが、白樺湖から霧ヶ峰を経て美ヶ原高原に抜ける道路は「信州ビーナスライン」と名付けられた気持ちの良いドライブコースです。この日もフランス車だけでなく、二輪車も含めてツーリングに来ているらしい車がたくさん走っていました。

 この一帯はそれほど標高は高くない(1500m弱)のに、山肌に木が生えていなかったりして、独特の風景が広がっています。そしてビーナスラインでは道路脇に展望スポットがあちこちに点在しており、車を停めて絶景を眺めるだけでなく、愛車撮影スポットにもなっているようです。もちろん私と同様にFBMに訪れたフランス車仲間も沢山いますし、それ以外の人もわりと愛車写真家な人達が多くいて、心置きなく(恥ずかしげもなく)自車にカメラを向けられます。

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 ということで、特に目当ての場所が合ったわけではないのですが、車山周辺でいろいろ景色やちょっとした紅葉や、愛車であるプジョー308を撮ってきたので、FBM番外編としてまとめておきます。

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年に一度のフランス車の祭典! 快晴の車山高原で行われた French Blue Meeting 32e へ行ってきた

 今年もこの季節がやってきました。10月後半といえばFrench Blue Meeting(以下”FBM”と略します)の季節です。フランス車に乗るようになってから早19年、いや、まだ19年と言うべきか? 年に一度長野県は車山高原でフランス車が全国から一堂に集まるフランス車乗りの祭典が行われます。ぶっちゃけて言えば非常に規模の大きなオフ会みたいなものです。

 この季節は東京周辺の山々でも次第に紅葉が見ごろを迎えてきて、暑くもなく寒すぎもせず、絶好の観光シーズンですが、なぜかFBMは伝統的に雨にたたられることが多いという印象があります(が実際に雨が降るのは3年に1回くらい)。フランス車乗りにはよほど雨男/雨女が多いのでしょう。

 しかし今年は事前の天気予報からしてガチの「晴れ」でした。晴れとなれば車山周辺のきれいな秋の風景も見られそうです。

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 FBMでフランス車浴するとともに、カジュアルに車窓から紅葉狩りも楽しんでしまおう!ということで久々の日帰り長距離ドライブをしてきました。

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秋雨の巾着田曼珠沙華公園で一面の真っ赤な彼岸花の絨毯に圧倒される

 ようやく秋の空気が感じられるようになってきたこの季節、私含めネット上のカメラクラスタがこぞって撮影し、SNSやブログにアップしているのが彼岸花(曼珠沙華)です。真っ赤で繊細なその姿は桜やひまわりなどと違った味わいがあって、写真映えもするのでやっぱり撮りたくなります。

 PENTAX K-1改を受け取った日は、ちょうど関東地方で彼岸花の最盛期と言うこともあり、その足でそのまま彼岸花の撮影に行くことにしました。もちろんK-1改のシェイクダウンを兼ねています。

 向かった先は埼玉県日高市にある巾着田です。ここは関東地方では有数の彼岸花の名所で、なんと約500万株もの彼岸花が群生している場所です。高麗川が大きく湾曲している「きんちゃく」状の地形が「巾着田」という名前の由来だそうで、その一帯がお彼岸のこの時期に、一面真っ赤に染まる光景は見事と言うより他にありません。

 一昨年にはじめて訪れてその景色に圧倒されたのですが、昨年はタイミングが合わず今回は2年ぶりの訪問となりました。そして一昨年に続きまたもや雨に降られてしまいました。

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 でも、艶容な彼岸花はあじさい同様に雨の中でも十分に絵になります。

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安達太良山に抱かれた堅固な山城 二本松城跡に会津戦争による激戦の面影を偲ぶ

 三ノ倉高原でたっぷりと「ひまわり」を楽しんだあと、勝手知ったる裏磐梯エリアを走り抜け、安達太良山の脇を通り抜けて二本松市へやってきました。時折休憩しながらの夏の裏磐梯ドライブは、車窓から景色を眺めているだけでもとても気持ちの良いルートです。

 時刻はお昼過ぎ。裏磐梯は時折雨が降っていましたが、東へ移動するにしたがって空は晴れてきました。気温は相変わらず低く、青空の高さもまるで秋のよう。この爽やかな気候と景色は夏バテ解消には何よりの薬です。

 さて二本松へやってきたのは、そもそもこの日に漠然と予定していた当初の目的を完遂するためです。日本百名城の一つ、二本松城を見物しスタンプをゲットするためです。

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 二本松城は会津戦争緒戦の激戦地です。もともとは中世に築かれた古い山城で、その後改修を繰り返し太平の江戸時代を過ごし、幕末に激しい戦場となった末にその生涯を閉じました。500年以上にわたる兵どもの歴史の面影を辿りながら、山頂の天守台へ向けて小さな山登りをしてきました。

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会津盆地を望む三ノ倉高原スキー場に広がる見事なひまわり畑を見てきた

 このお盆休み中は体調不良で一度は予定(と言っても大したものはなかったのですが)をすべてキャンセルしたものの、後半になって涼しくなってきたところで、少し元気が回復してきたので、ちょっと出かけてみることにしました。

 早朝に車に乗って東京を出発し、一路東北道を北に向かいます。あまり細かいことは考えていなかったのですが、当初の予定では二本松城で百名城スタンプを押して(もちろん城跡の見物もして)、安達太良山にロープウェイを使って登って景色を眺める程度のことを考えていました。

 しかし途中のサービスエリアで休憩しているときに、ふと福島県内の名所をスマホで検索していると、素晴らしいひまわり畑の写真を見つけてしまいました。何これ行ってみたい! …ということで、急遽予定を変更することにしました。

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 その素晴らしいひまわり畑があるのは喜多方市。目指していた二本松より磐梯山を越えた向こう側と言うことでかなり遠いです。しかしどうせ気軽に出かけた旅ですし、まだ朝早い時間ですから行ってしまうことにしましょう!

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群馬県にある神秘的なコバルトブルーの川と湖!「四万ブルー」の絶景を求めて日帰り写真撮影遠足に行く

 なんとも気の早いことに関東地方では7月を待つことなく梅雨が明けてしまいました。そんな梅雨明け直前のある日、前日まで降っていた雨は上がり、真夏を思わせるような快晴が広がっていたので、ちょっとドライブに出かけてみることにしました。色々と溜まっている行きたい場所リストを眺めていて、ふと目にとまったのが「四万ブルー」の文字。群馬県の四万温泉周辺には、北海道は美瑛の青い池に勝るとも劣らない、真っ青な湖と川があるそうです。

 とは言っても誰でも知っている超有名観光地でもないし、実物は大したことないんでしょ? と半信半疑だったのですが、我が家から日帰りドライブには距離的にもちょうど良い感じなので、PEUGEOT 308SW納車一周年記念のドライブがてら出かけてみることにしました。

 目指すは群馬県の中部。関越道を渋川伊香保ICで降りてJR吾妻線沿いに草津方面へ向かいます。中之条町で右にそれ、四万街道と呼ばれる山道を登っていった先に「四万ブルー」はありました。

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 そしてそこには、看板に偽りのない本当に驚嘆すべき神秘的な真っ青な湖と滝、清流と温泉、そして巨大なダムと美しい山間の田園風景などなど、素晴らしい絶景に溢れていました。

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松戸のあじさい寺「本土寺」で開花し始めの紫陽花を撮る

 今週に入って関東地方もようやく梅雨入りしました。春も初夏も早めにやってきたわりに、梅雨前線は平年よりも少し早かっただけのようです。しかし紫陽花はそんな梅雨本番の訪れを待たずに、5月末からあちこちで開花が進んでいるという情報を聞きつけ、まだ梅雨入り直前で真夏のように晴れ上がった先週日曜日に今年最初の紫陽花見物&撮影に出かけてきました。

 紫陽花はその辺の街角にも一杯咲いていて、毎年それだけでも十分に愉しむことが出来るのですが、今回は紫陽花の名所と言われるところにも行ってみようと言うことで、東京のすぐ東隣、千葉県は松戸市にある「あじさい寺」こと「本土寺」に行ってきました。東京近郊の「あじさい寺」と言えば鎌倉の明月院を筆頭に、西には高幡不動尊などもありますが、この松戸の本土寺も約1万株の紫陽花があるとのことで、最盛期は素晴らしい景色が見られるそうです。

 首都高速湾岸線から、先の土曜日に開通したばかりの東京外環道を経由して松戸まではひとっ走りです。本土寺周辺は駐車場も少なくて混雑するので、少し離れたコインパーキングに停めて炎天下を少し散歩してきました。

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 しかし結果から言うと、先週末時点ではまだまだ咲き始めたばかりで、「あじさい寺」という風情にはほど遠い感じでした。ちょうど今週になって梅雨に入ったことですし、シトシト降る雨の中、これから1〜2週間こそが見頃なのではないかと思います。

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太平洋に面した岩礁の神秘スポット!大洗磯前神社の「神磯の鳥居」で月の出を撮る

 どうもPENTAX K-1 Mark IIを手に入れてから夜景ばかり撮りに行ってる気がします。しかもホワイトバランスを寒色系にずらした青白い写真ばかりで、自分でもこういう色合いが好みなのかー、と今さら他人事のように感心してるところです。でも、実際のところ、なんだか先の連休中は頭に浮かんだイメージがそんな感じの風景ばかりでした。

 今回もまた「行きたい場所リスト」にずっと前から書き込んだままになっていた未訪の絶景スポットの中から、茨城県の海岸線にある大洗磯前神社に行ってきました。北海道へのフェリーが出ている大洗港のすぐ近く(いつかマイカーごと乗って北海道行きたい…)、ネモフィラで有名な「国営ひたち海浜公園」にもほど近い海岸線にあります。神社自体はちゃんと陸上に立派な社殿も鳥居もあるのですが、その境内のすぐ近くの海岸の岩礁に、同神社によるもう一つの小さな鳥居が建っています。ここが太平洋の荒波に洗われる鳥居として有名な写真撮影スポットになっています。

 この辺りの海岸線はちょうどほぼ真東を向いていることもあって、日の出や月の出と絡めて撮影されることが多いのですが、今回私が訪れたのは連休終盤の土曜日の夜、日没後のことでした。月齢はかなり進みこの日の月の出は午後11時過ぎとのことだったので、それまでは星景写真を撮りつつ、月が現れるのを待つことにしました。

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 もしかして波をザブザブ被るような、岩場にかじりついてないと撮れないワイルドな場所かと心配しましたが、そんなことはなく、道路脇の岸壁から撮ることができました。

 波も比較的穏やかな日だったので、カメラや自分はもちろん鳥居が波を被るようなこともありませんでした。写真的にはもう少し荒れていてくれた方が面白かったのですが(^^;

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