ワイドコンバージョンレンズ GW-4 で RICOH GR III を超広角化する

 これまで自分は望遠好きだと思っていたのですが、最近は超広角レンズがとても気になっています。と言っても、Kマウントでは魚眼ズームDA10-17mmをかなり昔から持っていたし、K-1に合わせて最初に買ったフルサイズ対応レンズはDFA15-30mm でした。なので、それなりに超広角の世界も知っているつもりではあるのですが、それまでは「必要なときに持ち出すオプションレンズ」という位置づけだったのが、最近は「これってもしかして常用できるんじゃね?」と思い始めたところです。

 そこでGR IIIです。言わずと知れた、28mm相当の固定焦点レンズが搭載された硬派なカメラ。望遠でも超広角でもない28mmというのは、スマホとほぼ同じで万能であると同時にとても難しいレンズです。好きな焦点距離のGR作ってあげるよ!と仮に言われたとしたら、多分私は28mmを選ばないでしょう。いや、だからと言って28mmレンズじゃなければ良いのにとか、それが欠点だと言ってるわけではありません。28mmであることがGRをGRたらしめていることはよく分かった上で手にしています。

 でもでも… フィルム時代のGR21みたいな超広角単焦点も面白そう… と気になりだしてしまい、ワイドコンバージョンレンズを使ってみることにしました。デジタル化後のGRシリーズには常にワイドコンバージョンレンズが用意されていました。GR III用にももちろん用意されています。

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 この手のフロントコンバージョンレンズを使ってみるのは初めてです。コンパクトさは失われてしまいますが、それでも「GRで超広角」という独自の世界が手に入ります。さて、どんな感じに写るのでしょうか?

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K-1発売から3周年! PENTAXファン感謝デーでオリジナルホットシューカバー2019年版をもらう

 もう1週間以上前のことになりますが、4月19日夕方から4月21日の日曜日にかけて、リコーイメージングスクエア東京において「PENTAXファン感謝デー」なるイベントが開催されました(その一週間前には大阪でも行われました)。これは「ペンタックスブランド100周年に向けての特別イベントかなー?」と思っていたら、どうやら昨年も同様のイベントは開催されたとか。

 ん?そうだったっけ? 行けなかったにしても開催されたなら覚えていても良さそうなものですが、なぜか全く記憶にありません…。どうしたことでしょう?

 それはさておき、このイベントの具体的内容はと言えば、カメラやレンズの無料点検とか、アウトレット品の即売会みたいなものがあるらしく、ちょっと興味を引かれます。あと、来場者プレゼントとして「オリジナルホットシューカバー」なるものがもらえるとか。

 無料でもらえるグッズは是非もらっておこうではないかと言うことで、最終日の20日の午後に時間を作って、新宿までちょっとだけ出かけてきました。

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 折しも4月末はK-1記念日でもあります。Kマウント初のフルサイズデジタル一眼レフとして、K-1が発売されたのはちょうど3年前の4月28日のことでした。K-1の3歳のお祝いに新しいホットシューカバーを取り付けてあげることにしましょう。

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3月のニクの日は RICOH GR III で小岩ビリエットのおいしい肉料理を撮る

 毎月29日はニクの日です。先月末に迎えた3月29日は年度末で月末で週末で、東京ではソメイヨシノも咲き始めたという、とても慌ただしい日でした。でも私はもちろん万難を排して毎月1回しかやってこない「ニクの日」を祝うために、小岩にある超おいしいトラットリア「ビリエット」に向かいました。

 実はニクの日エントリーを書くのは今年始めてですが、1月や2月ももちろんお祝いはしました。ただブログ記事にするのをサボっていただけです。で、今月はただ復活するのも芸がないと言うことで、先日手に入れたばかりのGR IIIのレビューを兼ねてしまおうと思います。

 ”最強のスナップシューター”たるGR IIIは、外食時のテーブルフォトでどのくらい使えるでしょうか? 近接撮影距離は十分なはずですが、28mmという難しい画角とか、薄暗いところでのAFとか、ホワイトバランスとか、色々気になるところがあります。

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 でも、GR IIIの性能がどうのこうのよりももっと気になるのは、今日のお肉はどんな料理なのか? どのくらい美味しいのか?という点です。そう、やっぱり今日の主役は美味しい肉料理です。なんと言っても「ニクの日」ですから!

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RICOH GR IIIのブルーリングに合わせてピークデザインのリストストラップCuffを新調する

 RICOH GR III用のストラップを買いました。初回出荷6000台限定のブルーリングに合わせて、ピークデザインの限定ブルーアンカーを取り付けたところまでは「買ったよ」報告エントリーで紹介しましたが、そのブルーアンカーに取り付けるリストストラップは、ずっと前に手に入れて色んな小型カメラで使い回してきた旧型のCuffをとりあえず付けておきました。

 機能面ではこれで全く問題ないわけですが、何か違うなと違和感を感じていたのは、旧CuffのPeak Designロゴにアクセントカラーとして赤が使われていたことです。うむ、ピークデザインのコーポレートカラーというか、標準的な赤いアンカーに合わせてあるのであれば仕方ないのですが、特別仕様の青いアンカーとはちょっと合いません。

 と思っていたら、現行品Cuffではブラックはやはり赤ステッチが施されているのですが、なんとアッシュはブルーのステッチになっているではないですか! これはブルーのアンカーのためにあるとしか思えないし、さらにはGR IIIのブルーリングのためと言っても過言ではないはず(※個人の意見です(A^^;; )

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 ということで、さっそく手に入れてみることにしました。これでGR III本体のブルーリング、ピークデザインのブルーのアンカー、そしてブルーステッチの入ったCuffと、ブルーのアクセントで統一されました。こうやってドレスアップ(と言うほどではないですけど)にこだわりたくなるのもGRというカメラの不思議なところです。

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東京スカイツリータウンの「すみだ水族館」で水に棲む美しい生き物たちをRICOH GR IIIで撮ってみる

 RICOH GR IIIを手に入れて2回目の週末、GR IIIをポケットに入れて東京スカイツリー近辺まで散歩に出かけてみました。何か「これを撮ろう!」と言う目当てがあったわけではないのですが、東京スカイツリータウンは、写真のことなんか忘れてただブラブラしてるだけでもかなり暇つぶしが出来るし、そう思っていると不意に思いがけない被写体に出会って「あ、これいいかも? 撮っておかなくては!」みたいなこともあります。

 カバンの片隅にもポケットにも入ってしまうGRは、あらかじめ撮る写真のイメージを膨らませてギラギラした目でシャッターチャンスを探すよりも、たまたま出会う思いがけない光景、あるいは何気ない光景サッと撮るのに適していそうです。それこそがスナップ初級編かな?と、GR初心者は思っているところです。

 と、なんだか偉そうなことを書きましたが、現地に行って思いついてしまったのは「そうだ!久しぶりにすみだ水族館に行こう!」ということです。GR IIIで薄暗い水槽に浮かぶクラゲや、かわいいチンアナゴや、綺麗な水槽に泳ぐ金魚とか撮ってみよう!と。さっき自分で言ってた「スナップ」とは全然違うことを思いついてしまいました。

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 それに、薄暗い水族館の中はカメラの高感度性能の確認にもうってつけですからね。と言っても、あらゆる設定を網羅して詳細な機能/性能レビューを、ということはありません。ただ、水族館の中で目についた綺麗な水に棲む動物たちをパチパチと撮ってきました。

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コンセプトを守り続ける7世代目のデジタルGR:RICOH GR IIIの格好よさに魅了される

 高級コンパクトカメラというジャンルはフィルム時代からあり、CONTAX TシリーズとかNikon 35TiとかミノルタTC-1とかコニカHexerとかとか、各メーカーからいろいろな名機が出ていました。しかしカメラがデジタル化されてもなお、基本的なところはほとんど変えないまま少しずつモデルチェンジが繰り返され、販売が継続されているのはリコーGRくらいではないかと思います。

 リコーGRと言えば、昔から「最強のスナップシューター」と呼ばれてきました。これが公式の宣伝文句なのか、自然と言われるようになったのかは分かりませんが、この言葉に表される「スナップシューター」という基本コンセプト自体が20年を超えた普遍性を持ち、しかも実際にそれが正しくカメラとして具現化されてるが故に、これだけ長いこと支持されているのでしょう。

 実は私自身もGRシリーズとはそれなりに縁はありました。フィルム時代に手にしたGR1は今でも持っているし、デジタルになってからもGRD2を約1年間ほど使ってみたこともあります。でも、それで熱烈なGRファンになったかと言えばそうではありません。そもそも私にとって「スナップシューター」が合うはずがないのです。そういう写真を撮ってないのだから。

 でも、なんか気になりますよね、GR。格好いいから使いこなしてみたい! 使いこなしてるオレって格好イイ! みたいな思い込みイメージがないと言えばウソになります。ただ単純にカメラとして欲しい!と、今度のGR IIIを見て思ってしまったのでした。

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 GR IIIはデジタル化されて以降のGRシリーズとしては7世代目に当たります。ただしAPS-C化されたときに製品名がGR Digital”から”GR”に変更され、世代を表す数字もリセットされたので、7世代目なのにGR ”III”となっています。

 そんなGR IIIの一番のポイントは「小さくなったこと」です。APS-Cセンサー化して一度大きくなったGRは、今回のGR IIIで1/1.7インチセンサー時代とほぼ同等のサイズに戻りました。4段分の効果を持つ3軸SRを搭載しているというのですから、こんなすごい話はないです。欲しい!

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もうすぐ100周年を迎えるPENTAXブランドとRICOH製品だけ見てきたCP+2019見物記

 先週の木曜日から日曜日まで、毎年恒例のCP+がパシフィコ横浜で開催されていました。経済ニュースでは「スマホに押されて縮小を続けるカメラ市場」みたいな斜陽業界として扱われがちですが、そんな伝統的カメラ業界によるコンシューマ向け展示会としてのCP+は、ひどい混雑が話題になる程度には盛り上がり、実際今年も天候が悪かったわりに過去最高の入場者数を記録したそうです。めでたい、めでたい。

 さて、そんなCP+に私も行ってきたわけですが、今回は色々とあって金曜日の夕方のみ、滞在時間はわずか1時間半ほどしかありませんでした。ミラーレス機を中心に多くの新機種が発表または発売された直後とあって、注目の製品には事欠かなかったわけですが、新製品はいずれ店頭で触れるし、そもそもあまり興味の沸く製品がなかったのでバッサリ割愛し、問題の(?)リコーイメージングブースだけ見てきました。

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 なので、このレポートには参考になりそうな情報は何もなくて、私個人のかなりいい加減な見物記録および独り言となっています。

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予告も予想もされていなかった隠れスターレンズ FA35mmF2 突然のHD化リニューアル

 約3週間ほど前のこと、ニセコでスキーを楽しんでるときにリコーイメージングから新レンズ発表のニュースが舞い込んできました。しかも今回は2本あるらしいとか。となると、昨年夏から発売延期されたままになっているDA★11-18mmF2.8がようやく発売されることになったとか、あるいはCP+にDFA★85mmF1.4のモックでも展示されるのか? と、あまり期待せずにiPhoneの小さな画面でリリースを読んでみると… 果たしてDA★11-18mmF2.8発売決定については予想通りだったものの、もう一つは思いもしないレンズが発表されていました。

 それが “HD PENTAX FA35mmF2″です。なに? そんなレンズの予定はロードマップにあったっけ? しかも”DFA”でも”DA”でもなくて”FA”なのか? 何かの間違いじゃ… と思ってよく見てみると、なんとこれはフィルム時代に発売されたまま、なぜかディスコンされずにずっと販売が続けられていた”smc PENTAX FA35mmF2AL”のリニューアル版のようです。主な変更点はコーティングがsmcから最新のHDコーティングになったことで、さらに外観も今風のデザインに手が加えられています。

 しかし絞りリングは相変わらずあるし、AF駆動もボディ内モーターを使うみたいだし、クイックシフトフォーカスも搭載されず、AWはおろかWRですらありません。その一方で、フィルム時代のレンズらしく、シンプルな光学系はそのままで、今時のフルサイズ用レンズでは考えられない軽量コンパクトさもそのままです。単焦点レンズでも(だからこそ?)10万や20万を超える値段があたりまえの時代にあって、お値段もほぼ据え置き。実売で5万円を遙かに下回ります。

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 予想も期待もしていなかった中でいきなり登場した意外さと、FAのままリニューアルされたという成り立ちの特殊さに興味を持ち、これはちょっと使ってみなくては!と思ってしまいました。

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復活のsmc PENTAX DA★300mm F4ED[IF] SDMで飛行機を撮ってみる

 先日マップカメラの夜市で衝動買いしてしまったDA★300mmF4ED[IF] SDMですが、やっぱり使ってみるとすればまずは飛行機撮影だろうということで、羽田空港と成田空港に試し撮りに行ってきました。DA★300mmF4を使うのはもちろん、PENTAXのカメラで動体を撮るのも実は久しぶりです。

 昨年からこの分野はニコンD500に任せたわけですが、本気の動体撮影(とはなんぞや?)はともかく、羽田や成田あたりの民間機の撮影は、なんというか慣れすぎてしまっていて、あまり目的意識を持たず、短時間で気楽に撮りに行くことが多いので、そういう場合に色々ギリギリに追い込んで秒間10コマでズババババッ… とあっという間に1000コマ単位で撮影されてしまうのも、後処理などを考えると気が重いなとも思っています。

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 ということで、300mm単焦点を買い戻したのを機に、連写速度とかAFとかバッファ量とか手ぶれ補正とか、色々と不便なところも多いけど一方ですっかり手に馴染んだPENTAX K-1 IIで、ゆる~い気持ちで飛行機撮影のリハビリをしてみました。

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PENTAX Kマウント望遠の名レンズ DA★300mmF4ED[IF] SDM を買い戻す

 Kマウントの望遠レンズを買いました。ニコンD500+AF-S200-500mmF5.6と引き換えにKマウントの超望遠ズーム DFA150-450mm F4.5-5.6を手放して以来、PENTAX K-1 Mark IIで使うことが出来る望遠レンズはDFA★70-200mmF2.8に限られていました。超望遠域はニコンに任せてしまえば良いという考えは変わっていないのですが、たまにはK-1 IIでも飛行機を撮ってみたい気もするし、200mmよりももう少し長いレンズがあれば… と、思うようになってきていました。

 レンズの選択肢が少ないと言われる現在の35mmフルサイズ対応のKマウントですが、実はDFA★70-200mmとDFA150-450mmの2本のズームの間を埋める望遠レンズがラインナップされています。それが今回手に入れたDA★300mmF4です。

 2008年に発売された比較的古いレンズで、名前にあるとおり本来はAPS-C専用のレンズとして登場したものです。しかし2016年にKマウント初のフルサイズのデジタル一眼レフカメラK-1が発売されたときに、メーカーから公式に「”DA”と名乗っていたけど実はフルサイズをカバーしています」とアナウンスされた3本のレンズのうちの1本です(ちなみに残りの2本はDA★200mmF2.8とDA560mmF5.6です)。

 そして、私にとってはこのDA★300mmF4を手にするのは今回が初めてではありません。今から約5年ほど前、PENTAX K-3を使っていた頃に新品で買ってしばらく使っていたことがあります。しかしその後DFA150-450mmを手に入れるために下取りに出したという経緯があります。

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 ということで、いろいろと紆余曲折はありつつも再びこのレンズを手にすることになりました。一度手放したレンズを買い戻したのはこれが初めてだと思います。

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