特に何かがあるわけではなく、絶景ポイントでもないただの森ですが、都会ッ子の私にとっては何もかもが非日常で物珍しい景色です。
5月も半ばになりきれいな新緑に360°囲まれた中、鳥の声を聴き虫におののきながら、それでも美しい自然の姿に心が洗われるようです。
何の木なのか分かりませんが、わりと細い木が密集して生えています。自然の森ではなく人間の手によって植樹されたもの。しかし何かに使用することもなく、いまは放置されています。
近寄って見ればギザギザの葉っぱをもつ広葉樹。上を見上げても一面緑に覆われていてとても爽やかです。
足下を見ればやはり日が届かない部分が多く、ちょっとしっとりした雰囲気。植生がちょっと違って見えます。
歩いているのはこうした道なので、方向を見失って迷子になる心配はありません。轍が出来てることからも分かる通り、時々車が通ることもあるようです。それにしても鬱蒼とした木々の葉に遮られ、地面は結構暗く、雨も降ってないのにジメッとしています。風はほとんど無い日でしたが、涼しさを感じます。
ちなみに熊の目撃例はほとんどないようですが、イノシシは具体的被害も数多く報告されているそうです。人と出会うと突っ込んでくるのか、逃げていくのかどうか分かりませんが、気をつけなくては。
そんな中、何かが足下を横切っていきました。慌てて追いかけてみると… やや緑色の小さな生き物を発見!
体長は2cmもなさそうな本当に小さな蛙です。近寄ると巧みに飛び跳ねながら、草の上を飛び移っていきました。
カエルというと水辺にいるものというイメージがありますが、アマガエルはこうした森の中で暮らすようです。しばし追いかけ回して遊んでしまいました。彼or彼女にとっては迷惑だったに違いありません。
こんな美しい森の中にももちろん人の痕跡はたくさんあります。古いデリカが土に還りつつあります。海底に沈んだ船が漁樵になるように、こうした廃車も何か生き物の役に立ってたりすると良いのですが。
カメラはいつものPENTAX K-1で、レンズは広角と標準のF2.8コンビを使いました。今回は望遠の70-200mmは使いどころがなさそうだと予想して持って行きませんでした。実際その通りで望遠が使いたくなる場面はありませんでした。
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