菅原道真公を祀る東の宰府こと亀戸天神の梅はまだ3分咲きだった

投稿者: | 2017年2月22日

 寒い冬から春に向かって空気が変わりつつあるこの時期は、亀戸天神で梅まつりが開催されています。と言っても特別な催しがあるわけでもなく、いくつかの屋台が出ているだけで、境内に植えられた約300本の梅が、ただひっそりと花を咲かせています。木によって咲く時期がずれているので、すでに早咲きの花は終わりかけてる一方で、これから花が開こうかという木もたくさんありました。一気に咲いて一気に散ってしまうソメイヨシノと違って、これはこれで見頃の見極めが難しいです。

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 春一番が吹き荒れたあとの週末、曇り空の中でしたが、梅は柔らかい光のほうが合うかも?ということで、カメラかついで自転車漕ぎつつ出かけてきました。

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 本殿の裏手にあるお神輿倉庫。扉に描かれたマーク(神紋)はどう見ても梅です。菅原道真公が梅好きだったそうで、全国の「天満宮」はほとんどこの梅のマーク(神紋)を使っているそうです。

 亀戸天神はゴールデンウィーク頃の藤棚も有名ですが、やはり梅が本流だと思います。ちなみに境内には桜の木はほとんどありません。

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 1週間ほど前に7分咲きとの情報を得ていたので、そろそろ満開かと思っていたら、そうでもありませんでした。散り始めている木はごくわずかで、まだ主要な木は3分咲きといったところ。しかし梅は溢れるような満開よりも、こうしてぽつぽつ咲いている方が風情が感じられて好きです。

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 だから、背景も思い切り整理して、こう言うの思わず撮りたくなってしまうんですよね。一輪だけ咲いてる枝先を一生懸命探して歩き回りました。

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 二つの太鼓橋がある中央参道沿いの梅の木もまだまだ開きはじめ。この参道沿いは早咲きだったような記憶があるのですが… 思い違いかな? いや、2月中旬は例年こんなものか。

 この参道の梅が満開になる時が、亀戸天神の梅まつり的にちょうど見頃と言えそうです。今週末か来週中盤くらいでしょうか? その前に最近の風で散っていなければ良いのですが。

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 本殿脇にも立派な木があります。これもまだ5分咲きくらいでしょうか。亀戸天神に祀られている菅原道真公は学問の神様ですから、受験シーズンのこの時期は合格祈願の絵馬がたくさんぶら下がっています。

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 一方でほぼ満開となって見頃を迎えているのは枝垂れ梅。桜も枝垂れの方が咲くのが早いんでしたっけ。ピンク色の八重の花がたくさん咲いていて見事な姿です。

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 太鼓橋を背景にすると亀戸天神らしい風景です。歌川広重が描いたのは梅ではなくて藤ですけど。

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 ピンクの枝垂れをすべて前ボケにしてしまったりして。ピントが来ている黄色い花は蝋梅です。

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 蝋梅は梅の中でも咲くのが一番早いわけですが、こうしてまだ花が残っているところを見ると、やはり普通の梅の花にはまだちょっと早すぎるってことがわかります。

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 ピンク色で満開の枝垂れ梅でも詫び寂びを狙ってシンプル化をしてみたくなります。亀戸天神は境内を5分で一周できる程度の小さな敷地で、そのほとんどを池が占めていたりしますが、庭園としてよく出来た景色で、写真も撮りやすいです。

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 梅の木にはこうして種類が書かれた札が下がっています。見事な枝垂れは「呉服枝垂」という種類だそうです。

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 亀戸天神で一番たくさん見かけるのが「白加賀」という種類。名前のとおり真っ白シンプルな一重の花。枝ぶりも綺麗で小ぶりな気が多いようで、開花はこれからが最盛期です。ちなみにこのカット、白黒化したものではありません。たまたま色のない写真になりました。

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 でも、やはり花ですから明るくハイキーも似合うはず。

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 やっぱり色が淡くてローキーも捨てがたいですね。場所が神社の境内だからと言うこともあるでしょう。

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 なお、梅や桜に必ずつきものなのが花をついばむ小鳥たちです。咲いてる花を軸から根こそぎ落としてしまうので、花見にとっては天敵でもあるのですが。

 それはともかく、鮮やかな緑色の羽毛を持つメジロは綺麗だしかわいいので写真に収めたくなりますよね。この日は寒い曇りの日だったせいか、あまりたくさんいなかったのですが、一羽だけ見つけました。

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 こうなると曇り空だったのが残念。強い影が出ないのは良いのですが、日の光が当たらないと、綺麗な緑色の体もどこかくすんでいるように感じてしまいます。

 なお、メジロは一カ所に留まることなくちょこちょこと動き回るわけですが、K-1とDFA★70-200mmで十分に追いかけられまました。名前のとおり、目の周辺が目立ちやすいのでカメラにとっても認識しやすそうです。たまに枝にピントを取られてしまうことがあるのは仕方ありません。

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 ということで、もう私自身は受験とはとうに縁がなくなってしまいましたが、それでも「頭が良くなりますように」と、菅原道真公にお参りして今年の亀戸天神梅まつり散策は終了です。

 なお梅まつりは3月5日までやっています。これからが見頃だと思います。

kameidotenjin.or.jp

使ったカメラとレンズ

 カメラはいつものK-1で、レンズは先日手に入れたばかりのDFA24-70mmF2.8とDFA★70-200mmF2.8を使いました。この2本があればほぼ足りてしまいます。15-30mmは亀戸天神では使い道がないだろうと思い、持って行きませんでした。決して重たいから、と言うわけではありません(^^;望遠好きなのでどちらかと言うと70-200mmの方を多用してしまいました。ですが、この2本の組みあわせは非常に相性が良いです。24-70mmの開放がもう少し安心して使えると良いのですが、その辺も今後経験を積んでいく必要がありそうです。

PENTAX ズームレンズ HD PENTAX-D FA24-70mm F2.8ED SDM WR 21310

PENTAX ズームレンズ HD PENTAX-D FA24-70mm F2.8ED SDM WR 21310

菅原道真公を祀る東の宰府こと亀戸天神の梅はまだ3分咲きだった」への2件のフィードバック

  1. shasin130

    こんばんは。
    桜にメジロ、私も撮りたいです(^^♪
    それはさておき、最後から二枚目のメジロさん、やや固い感じがしますが、これはシャープネスなど弄っているのですか?

  2. hisway306

    id:shasin130 さん、
    RAW現像なので、撮影時には何もしておらず、Lightroomで少しシャープネス欠けたくらいです。ちょっと固くて不自然だったでしょうか? 鳥は毛並みの解像を気にされる方が多いような気がして、やり過ぎたかも知れません。
    あとはトリミングしてるので、解像度が落ちていることで線が太くなってることと、Flickrがかなり強めにエッジ強調するので、それが合わさってると思います。
    あまりそういうシーンを見かけたことがないのですが、ソメイヨシノとメジロというのも撮ってみたいですね。

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