ゴールデンウィークも後半に入り東京でも夏日を記録するようになりました。ということで今年もビアガーデンの季節到来です。最もオープンが早いビアガーデンは5月の連休前からオープンしているわけですが、その代表格は数寄屋橋にある
例年通り我々のビアガーデン・シーズンもここから始めることにします。
銀ブラ
と、その前に腹ごなしにちょっと銀座を散歩。
銀座4丁目交差点。祝日で歩行者天国中。天気も良くて夕方のこの時間帯は暑くもなく、寒くもなく、外を散歩するにはちょうど良い気候。中央通りは多くの人で賑わっていました。
噂通りに海外からの観光客と思われる人々が多いです。
すっかりアップル漬けの生活をしているので、一応お参りしておきました。お店に近づくと、iPhoneのPassBookが自動的にポップアップして、Apple Storeで使えるギフトカードに残高があることを教えてくれました。お正月の初売りでiPad Airを買ったときにもらったものです。北海道に行くとき航空券を登録したりもしましたが、PassBookって良くできていますね。
でも今回は一通り店内を眺めただけで特に何も買いませんでした。
Apple Storeを出ると宝くじを売ってます。その向こうは松屋銀座。路上では何かやってます。銀座は高級ブランド店がたくさん進出していますが、結構カオスです。
ぼちぼち時間なので数寄屋橋方面へ移動。数寄屋橋のスクランブル交差点はだいぶ景色が変わっています。南西側にあった東芝ビルが解体されているせいですね。
ニユートーキヨー本店
ということでやってきました、ニユートーキヨー本店ビル。
そこにひっそりと衝撃の張り紙がしてあります。空撮写真の右側、細いフォントで書かれた文字。普通なら読み飛ばしてしまうのですが、そこに「さよなら、数寄屋橋」と書かれています。どうやら来春までにこの本店ビルは取り壊されてしまうそうです。ハッキリ書かれてないのですが、建て替えするとかそういうことではないようです。
ということは、この屋上ビアガーデンも今シーズン限りとなるのでしょう。東京駅、銀座松坂屋に続き、ニユートーキヨーまでなくなってしまうとは。屋上ビアガーデンという業態は都内では絶滅の危機にさらされています。残念無念。
ならば最後となる今シーズンのビアガーデンを楽しもうと言うことで、とにかく乾杯。まだ明るいうちから始めてしまいます。
お肉は生ラムや味付きのラム肉の他、豚や鶏肉までありました。最近のジンギスカンは自由です。
野菜というかもやしとキャベツとタマネギ。かなりシンプルです。
ゴチャッとジンギスカン鍋にぶちまけて適当に焼きます。ピーマン、カボチャ、椎茸はお好みトッピングで。椎茸入りのジンギスカンってなんだか新鮮ですね。でも自由だから良いのです。
そうこうしているうちに日が暮れてきました。例年この連休中はまだお客さんが少なくて屋上ビアガーデンは閑散としていたはずなのに、今年は次から次へとお客さんがやってきてほぼ満席状態。ビアガーデン難民が集ってきているのかも。ここもなくなってしまうとしたら、来年はどうしたら良いのでしょうか?
食べ物も飲み物もすべてセルフサービスです。ビールはカウンターまで取りに行きます。おじさん一人が切り盛りしていますが、すごい勢いでビールが出てくるサーバーで、ジョッキは1秒くらいであっという間に一杯に。ピッチャーもほんの数秒。回転はかなり良いです。
ジンギスカンの他におつまみやデザート、サラダなども揃っています。すべてバイキング形式で食べ放題!
今シーズンの目玉は火鍋。火鍋ってこんなだったっけ?と言う感じでしたが、これがなぜか美味しいのです。
ビールはサッポロの工場直送生ビールと、なぜかアサヒの黒が飲めます。それ以外にもワインやチューハイなどなど、色々取りそろっています。私は久しぶりなのでビールだけ集中的に頂きました。
ニユー・トーキヨーのビアガーデンと言えば〆はカレー。ほんの一口だけですけど。美味いんですよね、ジンギスカンをたらふく食べた後のカレーライス。いきなり最初からカレー食べてる若者もいました。
見苦しい写真でスミマセン。すっかり焼き尽くされたお鍋は真っ黒焦げ。これでも途中で1回替えてもらったのに。
2時間後、飲み放題食べ放題の終了時刻。店員さんは我々テーブルの伝票を見て、「あれ?もう時間過ぎてますね」とつぶやいただけで、帰れと言うでもなく追い出すでもなく、去って行きました。どうやらもうお客さんの来るピークは過ぎたようです。
浮かれたこの電飾というかネオンサインも、今年で最後となれば修理はしないのでしょうか。
このビアガーデンにはたくさんの思い出があるのですが、今年限りでなくなってしまうなんて寂しい限りです。できればシーズン中にもう一度訪れたいところです。
なお、今回の写真はすべてPENTAX Q7と08 WIDE ZOOMで撮影しました。料理を美味しそうに綺麗に撮る… のは難しいですが、とりあえず記録するだけなら何でもかんでも写り込むので、何も考えずに撮れて便利です。