春は花の季節ですが、今年は厳冬により梅も桜も開花がだいぶ遅れました。しかし藤の花は例年通り4月末から咲き始めたようで、連休中はちょうど見頃となっていたようです。ということで、地元で一番の藤の名所、亀戸天神に今年も出かけてきました。
PENTAX K-5, DA70mm F2.4, F2.8 AUTO （1/800sec, ISO160, +0.7EV, AWB）
昨年はとても天気が良かった記憶があるのですが、今年はゴールデンウィーク中の天気は不安定でスッキリ晴れた日は前半の二日間だけだったのではないでしょうか。私が出かけたのは連休の谷間の平日。予報は悪くなかったのですが現地では急に雨が降ったりしてグズグズの空模様でした。
近所だしまた後日出直そうかと思ったのですが、せっかくなので雨に濡れる藤の花を撮っておくことに。K-5にDA★レンズなら多少の雨は問題ありません。
PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F4.0 AUTO （1/320sec, ISO160, AWB, 200mm）
境内では折しも藤まつりが行われていて、連休の谷間とは言え、細い通路にも多くの屋台が出ていました。しかし、去年に比べると肝心の藤の花がどうも目立たないようです。人出はそれなりに多かったのですが、「なんだか毎年ダメになっていくねぇ」とか「数年前から急におかしくなった」なんていう声も聞こえてきます。実際のところどうなんでしょう？
PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F4.0 AUTO （1/160sec, ISO200, AWB, 250mm）
PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F4.5 AUTO（1/250sec, ISO160, +0.3EV, AWB, 250mm）
PENTAX K-5, DA70mm F2.4, F2.8 AUTO（1/500sec, ISO160, AWB）
ただし、やや寂しく見えたのはちょうど早咲きの棚が終わりかけてる一方で、遅咲きは満開を迎える前という谷間の時期だったせいもあるようです。この辺の房は明らかにまだまだ下の方まで開ききっていません。連休後半になれば遅咲きが満開になって再び見頃なのかも。
PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F4.5 AUTO （1/200sec, ISO200, +0.3EV, AWB, 250mm）
PENTAX K-5, DA70mm F2.4, F2.8 AUTO （1/500sec, ISO160, AWB）
PENTAX K-5, DA70mm F2.4, F2.8 AUTO （1/60sec, ISO200, ほのか）
もちろん綺麗に満開になってる花もたくさんありました。薄い紫から濃い紫まで色もいろいろ。デジタルカメラが苦手とする難しい色かもしれません。白い花も少しありましたが、基本的に早咲きだったようで、もう盛りを過ぎて黄ばんで萎びてきていたので撮ってません。
PENTAX K-5, DA70mm F2.4, F2.8 AUTO （1/320sec, ISO160, +0.7EV, AWB）
雨の日は光が柔らかく全体に回るし味わいがあっていいかも… と言いつつ、やっぱり青空バックの方が綺麗だよなぁ、とか思ってしまいます。
PENTAX K-5, DA70mm F2.4, F2.8 AUTO （1/400sec, ISO160, AWB）
二つ目の太鼓橋の脇に弁天社という小さなお社があります。そのまわりの藤棚は上から下まで見事な咲きっぷり。狭い袋小路にたくさんの人が押し寄せていました。その前にある石灯籠は文政九年（1826年）に石見国浜田藩主松平康任が老中に任命された日にここに奉納したものだそうです。かなりいい雰囲気を醸し出していました。
PENTAX K-5, DA★60-250mm F4ED, F5.65 AUTO （1/200sec, ISO200, AWB, 250mm）
亀と鯉で賑やかな池は、雨のせいか甲羅干しをしている亀も少なくこれまた寂しい感じでしたが、亀に次いでこの池では有名な青鷺が間近にやって来ました。餌付けしているのか野生なのか分かりませんが、相当人慣れしている様子でした。亀戸天神はいろいろと動物もたくさんいて面白いです。
PENTAX Q, 03 FISHEYE, F5.6 AUTO （1/100sec, ISO125, AWB）
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PENTAX Q, 01 STANDARD PRIME, F1.9 AUTO （1/800sec, ISO125, AWB）
今日は天気が良くなればもう一度行ってみようと思ってたのですが、出かけようとした時間に限ってにわか雨。少し様子を見ていましたが晴れそうになかったので結局諦めてしまいました。亀戸の藤は今年はこれっきりになりそうです。また来年に期待したいと思います。