栃木県まで一泊旅行に出かけてきました。予定されているのは現地でのまったり飲み食いのみ。特にどこかに遊びに行くとかそういうことは予定していません。なので、朝の出発もゆっくりで、翌日の帰りも早めにゆったり。贅沢な大人の林間学校気分です。
ゴールデンウィークの前半、平日の月曜日を休んで日曜日出発という変則日程。震災の記憶も生々しいこんな時期とは言え、季候の良いこの季節の連休となれば、やはり旅行に繰り出す人はそれなりに多いと思われますが、一日ずらしたことで道路事情も問題はありませんでした。
目的地は栃木県は那須にあるオートキャンプ場、サンタヒルズです。那須とは言ってもかなり南の方。矢板市とさくら市の境目辺りにありました。キャンプ場ですが今回はテントを張るわけではなく、コテージを借りました。なので荷物も軽装です。
今回の足はこの二台。黄色いのは友人の新車シトロエンのDS3です。シトロエン最新型でマニュアルのターボ車。右の青いのは私の11年ものプジョー306。
そして遅れたやってきたもう一台。左のオレンジ色の車はルノーのTwingo。日帰り参加の友人の車です。こいつもかなり新しいです。こう見えても1.2Lエンジンのエコカー。わたしの306とほとんど同じ大きさに見えますが。さすが最新の小型車です。
ということで、性格も年代もメーカーも違う、しかしすべてフランス車ばかりが集まってきました。でも今回は車を囲んでボンネット開けたりしての車談義はありません。
宴のあと。日帰り組も帰ってしまいました。ベッドは囲炉裏を囲むように並んでいます。私はロフトで寝ることにしました。酔っ払いに梯子は危険なのですけどね。でも高いところに登りたくなるのです。
森の中とあって、昼間は東京都それほど変わらない気温でしたが、夜はちょっと寒く感じました。
翌日も晴天。あまりにも穏やかで良い天気なので、朝ご飯はテラスで。そしてサンタヒルズをあとにして、近所の温泉に立ち寄りました。
この日は特に予定がないのですが、ドライブがてら少し北に向かい、いわゆる那須の中心部へ。その後、ちょっと用事を思いついて福島県まで少し足を伸ばしてみました。が、福島に入ると東北道も周辺の一般道も路面ががたがたにうねっていたり、陥没していたり、路肩が崩れたり、地震の被害が多く見られました。倒壊した塀や瓦が落ちた家なども目立ちます。
福島の中央部の南側でこうなのだから、海岸沿いやもっと北の方はどうなっていることやら。少し忘れかけていた、あるいは慣れかけていた震災の被害を改めて思い起こさせるのに十分な光景でした。
そんなことを思いながら、まだ日が高いうちに帰途へ。ゴールデンウィーク谷間の月曜平日とあって、交通量は多いながらも渋滞は全くなし。日が沈む頃には東京に帰ってきました。普段の飲み会の延長といった感じですが、たまにはこうして出張飲み会も良いものです。
そして、復興、復旧とともに、少しずつ北の方にも旅に行ってみたいですね。