F1日本GP2010 決勝

投稿者: | 2010年10月17日

 いよいよ決勝の時間がやってきました。スタートは15時から。例年は14時スタートだったはずなのですが、ヨーロッパのTV中継の関係でしょうか、今年は1時間遅くなっています。2時間弱のレースが終了すると、時間は17時前ということで、日没直前の夕方になってしまいます。
 シンガポールGPのナイトレースではありませんが、夕日の中で行われるレースというのもアジアならではかも知れません。レースを観戦するにしろ写真を撮るにしろ、「光を愉しむ」ことが出来そうです。夕日に映えるF1マシンは一段と格好いいはず!

IMGP8455
フェルナンド・アロンソ/フェラーリ
PENTAX K-7, SIGMA 120-400mmF4.5-5.6, 1/125sec, F10, ISO100, -2.0EV, WB:AUTO

DSCN0311
決勝はE席の土手の一番上で見ることにしました。眺めがいいです。

DSCN0318
ピクニック気分で草の上に座り込んで観戦&撮影。カメラマン専用エリアなので優越感を感じます(^^;

 決勝はDスタンドの自分の指定席で見ようと思って、一度行ってみたのですが、ふと左を見上げるとEスタンドの頂上が見えます。そこは草の土手になっており、旗がはためいて風が吹き抜けているようです。なんか気持ちよさそう!と思い、急遽E席上部のカメラマンシート専用エリアに行ってみました。
 かなり位置が高くコースが遠いのですが、1コーナーからS字全体が見渡せ、遙か彼方には海も見えます。日が背中に当たりますが、風が吹き抜けていてとても気持ちいいのです。カメラマン専用エリアの中でもあまり人気がなく空いています。広々とした草原に座り込んでF1を見る贅沢。いや、もちろん写真撮るときは立ち上がってしまいましたが。

IMGP8593
セバスチャン・ヴェッテル/レッドブル
PENTAX K-7, SIGMA 120-400mmF4.5-5.6, 1/125sec, F5.6, ISO100, -1.0EV, WB:AUTO

IMGP9003
マーク・ウェバー/レッドブル
PENTAX K-7, SIGMA 120-400mmF4.5-5.6, 1/125sec, F10, ISO100, -1.3EV, WB:AUTO

IMGP8562
ジェンソン・バトン/マクラーレン
PENTAX K-7, SIGMA 120-400mmF4.5-5.6, 1/125sec, F9.0, ISO100, -1.0EV, WB:AUTO

IMGP8739
フェルナンド・アロンソ/フェラーリ
PENTAX K-7, SIGMA 120-400mmF4.5-5.6, 1/125sec, F9, ISO100, -1.0EV, WB:AUTO

 レース内容は例年まれに見る盛り上がりを見せました。スタート直後にクラッシュ等々大混乱しましたが、7周目のリスタートから実質的なレース開始。チャンピオンがかかったトップ争いは比較的落ち着いていました。マクラーレンのバトンがタイヤ戦略を変えて賭に出ましたが、その作戦は不発。レッドブルの2台の速さがとにかく目立ちます。
 日本GPだからというわけではなく、このレースで一番目だったのはやはりザウバーの小林可夢偉です。タイヤ戦略はバトンと同じでハードタイヤでスタート。実力に対してスタートグリッドが悪かったこともあって、ハードタイヤでありながらソフトタイヤを履くライバル達を次々にオーバーテイクし始め、ソフトタイヤにスイッチした後はその勢いはさらに増して、最終的に7位まで上がってきました。

IMGP8799
小林可夢偉/ザウバー
PENTAX K-7, SIGMA 120-400mmF4.5-5.6, 1/125sec, F14, ISO100, -1.0EV, WB:AUTO

IMGP9092
ルイス・ハミルトン/マクラーレン
PENTAX K-7, SIGMA 120-400mmF4.5-5.6, 1/125sec, F8, ISO100, -1.0EV, WB:AUTO

IMGP8673
エイドリアン・スーティル/フォースインディア
PENTAX K-7, SIGMA 120-400mmF4.5-5.6, 1/125sec, F5.6, ISO100, -2.0EV, WB:AUTO

IMGP8981
セバスチャン・ヴェッテル/レッドブル
PENTAX K-7, SIGMA 120-400mmF4.5-5.6, 1/125sec, F10, ISO100, -1.3EV, WB:AUTO

 しかし、そんなレースの微妙なポイントや流れは、実は現場ではよく分かりません。E席の上からはピットの入り口が少し見えるので、注意していれば誰がピットに入った、と言うことは分かるのですが、それでもいつの間にかバトンがトップを走っているとか、小林可夢偉のポジションがめまぐるしく変わってるとか、ロズベルグとシューマッハはいつもピッタリ2台くっついてやってくるとか、その程度の認識しかありません。
 E席の正面には一応モニターがあるのですが、西日が当たってよく見えません。それでも小林可夢偉がヘアピンでオーバーテイクを繰り返していると、どこからともなく歓声が上がったりして、何かあったんだなぁ、ということが分かったり。場内FM放送を聞いたりカンガルーTVを見ていれば、レースの流れをつかむことも出来ますが、何だか分からないまま目の前を走り抜けていくマシンを見てるのも、乙なモノです(A^^;

IMGP8635
ジェンソン・バトン/マクラーレン
PENTAX K-7, SIGMA 120-400mmF4.5-5.6, 1/125sec, F10, ISO100, -1.0EV, WB:AUTO

IMGP9079
ミハエル・シューマッハ、ニコ・ロズベルグ/メルセデス
PENTAX K-7, SIGMA 120-400mmF4.5-5.6, 1/125sec, F8, ISO100, -1.0EV, WB:AUTO

IMGP8370
山本左近/ヒスパニア
PENTAX K-7, SIGMA 120-400mmF4.5-5.6, 1/125sec, F11, ISO100, -1.0EV, WB:AUTO

IMGP9016
小林可夢偉/ザウバー
PENTAX K-7, SIGMA 120-400mmF4.5-5.6, 1/125sec, F10, ISO100, -1.3EV, WB:AUTO

 レースは16時半過ぎに無事終了しました。これで今年の日本GPも終わりです。かなり日が傾いていて鈴鹿サーキットはすっかり夕暮れの風景です。パレードラップを見送って、カメラをしまい、帰途につきます。メインスタンド裏までは人の洪水ですが、渋滞することもなくゆっくりと進みます。ちょうどメインストレート裏についたときに、ちょうど表彰式をやっていたらしく、シャンパンファイトの音楽が聞こえていました。

DSCN0321
もうすぐ日没です。また来年来ます!

 鈴鹿を訪れたF1ファンは最盛期よりも5万人も減ってしまったそうです。それでも決勝日で10万人弱。メーカーワークスはもちろん、日本企業の大手スポンサーもない日本GP。”フジテレビ”の冠も今年はなくなっていました。ある意味大企業の支えのない今回の日本GPこそが、本当の日本のF1ファン層の姿だったのだと思います。
 来年はタイヤサプライヤーのブリジストンさえいなくなります。そんな中で頼みの綱はメーカーサポートがなく完全フリーとなっている小林可夢偉。彼の今回の活躍はきっと日本のF1の今後にとっていい方向に作用するはず。とりあえず来年も鈴鹿で日本GPが行われることは決まっていますが、再来年はどうなるでしょうか? 
 ということで、以上でF1日本GP関連エントリーも終了です。やたらに浮かれた大量の写真を貼ったエントリーでしたが、おつきあいありがとうございました。

※各エントリーに貼らなかった写真も含めFlickrにまとめてアップロードしてあります。
 F1日本GP 2010 -a set on Flickr

F1日本GP2010 決勝」への2件のフィードバック

  1. saoki

    あぁ、もう一週間も前のことなのですね。

    大雨の中の土曜日、気持ちよく晴れてくれた日曜日の鈴鹿、お疲れ様でした。

    おっしゃる通り、写真を撮っていると、レースの展開をつかむのが難しいですよね。
    私もほぼ同じ所(D席側)で観てましたが、展開どころかロズベルグのリタイアの瞬間も見逃していました。。。。ロズベルグと、シューマッハのツーショット、すごいです。中々撮れないですよね。

    それにしても良い写真ばかりです。自分のはマシンが止まって見えるか、ぶれた
    ものばかりです。。。。もっと修行が必要と感じました。。。

    来年も、またカメラマンシートでチャレンジしたいです。

  2. Hi

    saokiさん、お疲れ様でした。現地でお会いできて良かったです。
    土曜の悪天候も、今となってはいい思い出です。鈴鹿のF1は本当の面白い!
    ロズベルグのシューマッハの写真が撮れていたことは、あとで整理していて気づきました。シューマッハもブレているのですが、決定的瞬間なので気に入っています。
    F1の写真も奥が深くて面白いですね。私ももっとああすれば、こうすれば、と反省ばかりです。行くたびに発見があります。
    また来年も同じ要領でカメラマンシートがあるといいですね。一度これを経験してしまうとやめられません。

コメントは停止中です。