国営ひたち海浜公園まで半日ドライブ:つかの間の青空と秋の気配を探しに行く

 秋の観光シーズンが始まりました。シルバーウィークと言われるこの時期ですが、今年は週末を絡めた連休が2週連続で続きます。そして10月になれば体育の日の連休も待ち構えています。が、最近の東京地方はあまり天気が良くありませんでした。

 気温は下がってきたもののどことなくスッキリしない最初の連休。久しぶりに車をびゅーっとどこかに走らせてみようと思い立ち、適当に出かけてみることに。出発時の空はどんよりした曇りで、写真という感じもなかったのですが、一応カメラ一式は積み込みました。

 連休中ですし帰りの高速道路の混雑予想なども考慮してとりあえず東の方向へ向かいます。太平洋の海沿いは日が射しているらしいという情報を得て、ゴールデンウィーク頃のネモフィラで有名なひたち海浜公園へ行ってみることにしました。

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 この時期のひたち海浜公園に、何があるか知らないけど何かあるかもしれない! 何もなければ仕方がない、という適当で謙虚な気持ちが功を奏したのか、意外なくらいにスッキリ晴れ渡った青空の下、秋の気配をちょっとだけ感じることができ、短時間でしたが写真的にも気分的にも良い気分転換になりました。

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PENTAX LXで一ヶ月前に撮った季節外れの紫陽花写真をデジタル化してみる

 約一ヶ月半前にフィルムで撮った紫陽花の写真をようやく現像して見ました。いえ、正確に言うと現像済みで放置してあったフィルムをようやくデジタル化して仕上がりを確認してみました。今時好きでわざわざフィルムで撮っておきながら、そんなぞんざいな扱いをしていたのにはわけがあります。それは、このフィルムは丸々一本失敗写真に違いないと分かっていたから。

 と言うのも、約一ヶ月前に久々にフィルムを使ってみようと思い立って、買い置きしてあったPROVIA 100FをPENTAX LXに入れて、意気揚々と紫陽花を撮りに行ったまでは良いのですが… きっちり一本撮りきって帰ってきてLXから取り出してみたら、なぜかそのフィルムはPROVIAではなくて普通のネガフィルムだったのです。しかも感度はISO400。ポジではなくてネガだったこと自体もショックですが、感度も違うので露出も合ってない… ということで、まともに写ってないだろうと諦めて放置していたものです。

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 でもそうは言ってもせっかく撮った写真ですから、無かったことにするものもったいないと思い、台風が接近するとのことで引きこもりを決めていた週末、暇に任せてようやく仕上がりを確認し、デジタル化してみることにしました。

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フィルムのスローさを楽しむ:PENTAX LX + Distagon T* 2/35mm + PROVIA 100F で撮った近所の秋

 連日大雪のニュースを目にする中で「紅葉の写真撮ってきました!」というと季節外れにもほどがあるわけですが、こうこういう周回遅れ感もフィルムならではのものかな?と思って、構わずにお送りいたします。

 スマホ含むデジタルカメラ全盛の現代、写真は撮ったその場でだいたいの結果確認ができるし、パソコンに取り込んでLightroomで子細にチェックし現像し、すぐにSNSに上げるとかブログを書くなんてことは当たり前で、むしろ賞味期限は撮影後1週間くらい?な感じで、1ヶ月前の写真となるともうアーカイブ的な扱いになってしまいます。

 しかしフィルムの場合はそうはいきません。新鮮さが命のデジタルに対し、フィルムは熟成させてナンボのもの…  というのは、勝手な思い込みで、必ずしもそうではないと思うのですが、真冬の寒さに震えながら、小さなフィルムに写る鮮やかな紅葉の写真を眺めるのも、なかなか良いものです。

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 この秋の間に少しずつシャッターを切っていったフィルムをようやく撮り終え、現像から上がってきたので、じっくりと熟成された紅葉写真を振り返っておこうと思います。

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Nikon スライドコピーアダプターES-1 でフィルムをデジタル化する

 最近ちょっとご無沙汰してしまっていますが、フィルム写真を撮ってみたいなぁと常々思っています。実際に新しいフィルムなども買い込んであるのですが、どうも暑い夏の間は炎天下でじっくりフィルムカメラの操作を楽しむ心と体力の余裕がなく、フィルムカメラを使うのは秋になってから再開しようと思っているところです。

 そして、フィルム写真を撮った後でいつも頭を悩ませるのは、どうやってデジタル化するか?ということ。フィルムはプリントやそのままを楽しむべきで、デジタル化するのは本末転倒な気はしますが、やはり今の時代、撮った写真はハードディスクに入れておきたいし、このブログでも紹介したいわけです。

 それについては春先に安いフラットヘッドスキャナーを買って一応解決したつもりでいました。しかし、それよりももっと質の良いデジタル化を手軽に出来る方法を見つけてしまいました。

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 その方法とは、タイトルに書いた通りニコン製のスライドコピーアダプターES-1という製品を使う方法です。つまりフィルムを等倍マクロレンズを使ってデジタルカメラで撮影してしまう、というある意味力業です。

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フジクロームVelvia 50で亀戸天神の藤まつりを撮ってみる

 ちょっと季節外れになってしまいましたが、ゴールデンウィーク中には地元の藤の名所、亀戸天神に行ってきました。先日はフィルムスキャナーを導入し、フィルムもたくさん買い込んでやる気満々になっていたこともあって、いつものPENTAX K-1ではなくてPENTAX LXにリバーサルフィルムを詰めて持ち出してみました。

 幸いお天気の良い日でしたので、スッキリした青空が広がっています。そして藤の微妙な紫色はリバーサルフィルムではどのように写るのでしょうか?

 実は亀戸天神に訪れたのは5月2日のこと。その日のうちにフィルム1本撮りきって、そのまま錦糸町のヨドバシカメラへ現像に出したのですが、リバーサルフィルムを現像するラボは既に連休に入っているらしく、仕上がったのは1週間以上経った5月10日のことでした。ネガだったらどうだったのかは分かりません。

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 その結果こうして完全に旬を外した記事を書くことになるわけですが、まぁそういうノンビリした感じも、今となってはフィルムの楽しみの一つだなぁと前向きに受け取っています。

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2017年最後の桜はリバーサルフィルムで撮ってみる

 4月も下旬ですから関東地方ではもう桜の季節は過去のものとなりました。とは言え、今年は気象庁の発表とは裏腹に、都内の桜は比較的開花も遅めで、その分先週末あたりまでは散り際の桜がまだ見られました。花吹雪とか花筏とか、散った花びら一面の地面とか、散り際ならではの美しい景色もありますが、満開の桜を撮るほど簡単ではありません。

 何となく桜はもうお腹いっぱいかな?と思っていたのですが、散り際が見られるのは今だけ、と思うと撮っておかないと勿体ない気持ちになってきます。ただ、いつものK-1などデジタルカメラで撮るのは面白くないというか、もはや同じような写真しか撮れなさそうなので、今回は目先を変えてフィルムを久しぶりに使ってみることにしました。

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 しかも久々のリバーサルフィルムです。マウントせずにスリーブで仕上げてもらい、ライトボックスに載せてルーペで確認するという作業はワクワクします。それを久しぶりに楽しんでみることにしました。

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PENTAX LXによる初撮影で慣れないフィルムの扱いに苦労する

 PENTAX LXを衝動買いした翌日、さっそくLXにフィルムを詰めて散歩に出かけてきました。雨が上がり急激に晴れ間が覗いてきた冬の午後は、まだ早い時間なのに太陽が低いせいでどこか夕暮れのような光に包まれています。そして、乾燥しきっていた地面にも水たまりが出来て、ひんやりした空気もどこかしっとりしています。この絶妙な雰囲気はフィルムにぴったりかも?

 ということで、向かったのは特に撮るものの当てもない時にふらふらと出かける近所の公園です。一回の撮影で数百枚とか平気で撮るデジタルの流儀に慣れ切った身としては、36枚撮りフィルムなんてすぐに使いきると思っていました。

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 シャッターを切るペースは確かに予想した通りで小一時間で1本撮りきってしまったのですが、そのずっと前段階で予想もしなかったトラブル(自業自得)に見舞われて、フィルムを2本も無駄にしてしまいました。1本は不可抗力、もう1本は自業自得というか、低レベルな失敗によって。フィルムって難しい…。

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第2弾が登場した「写ルンです」30周年アニバーサリーキットで再び撮ってみた

 今年は「写ルンです」が発売されてから30年目だそうです。4月に「写ルンです」30周年アニバーサリーキットなるものが5万本限定で発売され、思わず買ってしまったのですが、なんと7月になってそのアニバーサリーキットの第2弾が発売されました。これもまた5万本の限定品。もちろんポチッと発注してしまいました。

 もはや趣味の世界を除いては風前の灯となりつつある銀塩写真の世界にあって「写ルンです」は静かなるブームを最近迎えているとか。確かにInstagramをはじめとする写真SNS界隈では、クッキリ綺麗に撮れたはずのデジタルの写真にわざとフィルターをかけて、色が転びボヤッとしてノイズまみれなフィルム風の写真を作ることが多々あるわけで、だったら手軽に使える本物のフィルムがあるよ!ということなのでしょう。

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 最新のデジタルカメラを使っていると、ブレだのピントだの露出だので消耗しがちですが、究極のトイカメラである「写ルンです」で写真を撮ってみると、とても良い息抜きになります。

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「写ルンです」で撮った写真が現像から上がってきたので貼ってみる

 先日「写ルンです」30周年アニバーサリーキットを買ったよ、というエントリーを書きましたが、早速撮影結果が上がってきました。フィルムで写真を撮ったのは、ジャンクのF-501を衝動買いして以来約3年半ぶりです。すぐには結果がわからず、現像が上がってくるときのドキドキ感を久しぶりに味わいました。…と言っても、その辺で適当に撮っただけで、仕上がりに何かを期待していたわけではないのですが(A^^

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 最近はフィルムを現像、プリントしてくれるDPE店はすっかり街角から姿を消した上、最寄り駅のカメラ量販店の中でも、DPE受付のカウンターはデジカメプリント機が並ぶ一角の奥のほうにひっそりと隠されていました。

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フィルムで撮るFA77mmF1.8 Limited

 先日手に入れたFA77mmF1.8 Limitedはフィルム時代に設計されたレンズなので、いわゆるフルサイズ対応となっています。FA Limitedシリーズはこの77mmに限らず、31mmとか43mmとか他社にはない変な焦点距離を持っていますが、それもこれもフルサイズで使うことを前提にしたもの。しかし残念ながら現時点でPENTAX Kマウントのフルサイズのデジタル一眼レフは発売されていないので、デジタルでそのイメージサークルを全て生かし切ることは出来ません。

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 ならばフィルムで使えば良いじゃん、ということで久しぶりにPENTAX MZ-Sを引っ張り出してみることにしました。ちょうど世代的にもFA Limitedレンズにはぴったりです。

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