こういうタイトルをつけると、超絶おいしい手作り生パスタのレシピやアイディア、作り方のコツを書いた記事を期待されるかもしれませんが、残念ながらそうではありません。料理の上手い友人が作ってくれると言うことで、私はごちそうになってきただけです。その料理の工程を見せてもらい、ちょっとだけ手伝ってきました。
でもっておいしいパスタのお供はもちろんおいしいワイン。ホームパーティーと呼べば聞こえが良いのですが、まぁ要するに家飲み宴会とも言えます。
夏至を過ぎたばかりのこの時期、まだ外が明るいうちに開宴です。パスタの前におつまみなどを。生ハムメロンですが、今日のシェフはすでに酔っ払っていて、途中から面倒くさくなったとのこと。でもちゃんとできています。甘いものとしょっぱいものはなぜか良く合いますね。この組み合わせを考えた人は天才だと思います。
豆とキノコのサラダ。さっぱりでヘルシー。
この辺まではビール飲んだり、白ワイン飲んだりでぐだぐだ。サッカー通な友人に今回のワールドカップにおける日本チームについての総評を聞いてみたり。自分のよく知らないスポーツでも、よく知ってる人の意見や解説を聞くのはおもしろいです。
おや、もうメインディッシュ? ということでお肉の登場。ローストビーフ(風?)。本当はマッシュルームを炒めたものを添える予定だったけど忘れたそうです。いえいえ、これだけで十分旨いです。
お肉となれば赤ワインですよねー。
今回出てきたのは高級な国産ワイン。山梨大学の銘が入ったヤマソービニオン。これが今まであまり飲んだことがないような赤ワインでした。フルボディだけどフレッシュです。いや、でも二口三口飲んでみるとかなり濃厚です。
で、ここから炭水化物が続きます。まずはハムとアスパラのリゾット。超美味いです。売り物になるレベル。
と、ご飯がおなかに入って人心地付き、おいしいワインで良い感じになってきたところで、生パスタ作りが始まったようです。厨房をちょっと覗いてみます。
こいつが生パスタマシーン。パスタの生地はこねてあります。あとは伸ばしていって切るわけですが、その作業はこの最新鋭のハイテクマシンで。
ローラのギャップを調整し、こねた生地を間に通していきます。すると均一に伸ばされたパスタ生地が出てきます。この写真では厚み調整をちょっと失敗していますが。
きれいに伸びたら長さを適当に決めます。
そしてさらに新兵器登場。ガチャンと合体ロボ形式でパスタマシーンがアップグレードされました。隙間から歯が見えていますが、細麺か太麺かどちらかが選べます。今回は太麺にしましょう。
で、昨期のばした生地を歯の間に入れていくと… ムニューっときれいに均一に切断された太めのパスタが出てくるわけです。
はい、生パスタ麺の完成です。美しいですね。おいしそうです。
ということで、私が見学しつつ手伝ったのはここまで。手伝ったと言っても、おもしろ半分にパスタマシンのハンドルをぐるぐる回してみただけです。誰がやっても変わらない部分ですから安心して手伝えます。
その後またシェフが腕によりをかけて見事なパスタに仕上がりました。まずはトマトソースでなす入りボロネーゼ。あれ?豆腐が入ってる?と思わず思ってしまった白い物体はチーズでした。
それからもう一品、スープたっぷりクリームパスタ。こちらも超絶おいしいです。シェフには脱サラしてお店を開くことをオススメしたくなります。
ふと気がつけば開宴から5時間以上すぎています。家飲みはこの長時間ぐだぐだできるのが良いですね。最後は〆のデザート。アフォガードにグラッパ。大人な感じですねぇ。バニラアイスの調達は私の係だったのですが、スーパーカップと迷った末に定番高級アイス、レディーボーデンにしてみました。
友人宅の愛犬、あおさんも眠たくて眠たくて仕方なさそう。だいぶ夜も更けてきたので今夜はここらでお開きです。久々でしたが、おいしい手作り料理の数々を堪能させて頂き、おなかいっぱいでかなり良い感じに酔っ払い、楽しい一夜の宴会でした。
いつも楽しみに拝見させもらってます。私もペンタックスのファンで参考にさせてもらってます。今日は「生パスタ」の文字に心が躍ってます、麺が好きで自分も作るのですがなかなか上手くいきません。宜しければパスタのレシピを教えていただけませんか?
竹崎嘉宏(JE4HYB) さん、初めまして。コメントありがとうございます。PENTAXユーザーでもあると言うことで、なお嬉しいです。
生パスタなんですが、本文にも書いたとおりなにぶん私はパスタマシーンを触ってみただけで、パスタ作りからソースで味付けまでは、すべて友人に任せきり。まったく生パスタ作りを知らないのです。レシピについては今度しっかり教えてもらってきます。お役に立てずすみません。