しかし紫陽花は雨じゃなくても曇りでも晴れていても撮りやすいですよね。山ほどの紫陽花が咲き誇る名所にも行ってみたいのですが、まずは近所の街角を散歩してその姿を撮って回るだけでも結構満足できてしまいます。
カメラはPENTAX K-3 II、レンズはDA16-85mmとDA★55mmF1.4、それとFA77mmF1.8も久しぶりに使いました。
まずは普通に撮る
ちょっとしたところにふと咲いているだけですので、勢いアップにして撮りがちです。街角らしい風景を交えてみたいのですが、なかなか上手くいきません。
清澄庭園に行ってみました。最近何かと話題の清澄白河駅からすぐです。紫陽花はそれほど多くはありませんが要所要所に咲いています。色とりどりで綺麗です。
でも結局アップにしてしまいます。DA★55mmでボカしまくるのも相変わらず楽しいです。K-3やK-3 IIなら開放でもピントもズバッとくるので安心。
ボカすと言えば玉ボケとか。木漏れ日が背景にあればたいていはこうなるのでこれまた楽しいです。DA★55mmは円形絞りとなっていますが、若干角がたっています。
ガクアジサイとか。
まだ咲き始めの紫陽花もたくさん見かけました。
銀残しで撮る
さて、今回は目先を変えるために、カスタムイメージの「銀残し」を使ってみました
ソメイヨシノを撮るのに使ってみたりして、ちょっと気に入っていたりします。カメラの設定を変えるだけでとても簡単にできます。
こんな感じになります。紫陽花の怪しさが300%増しくらいになります。このモードは紫陽花のためにあるんじゃないかと思えてくるほどぴったり。少なくとも桜に使うよりは良いかも!
玉ボケ入れても良い感じです。
ちなみに普通の「鮮やか」モードと「銀残し」を撮り比べると以下のような感じになります。
はい、もちろん上が「鮮やか」で下が「銀残し」です。この程度の輝度差があれば、銀残しにすると背景はほとんどシャドーに沈んでしまって、暗いバックに紫陽花が浮かび上がってきます。
ということで気に入ってやたらに銀残しで撮ってしまい、それはそれで同じような写真ばかり量産してしまいました。
前にもどこかで書いたかもしれませんが、ペンタックスのカメラにもフジのXシリーズの「フィルムシミュレーション・ブラケット」のように、「カスタムイメージ・ブラケット」が欲しいです。そうするとさらにお手軽になるのに。
さて、今年こそどこか紫陽花の名所に行ってみたいと思いつつ、どうもその目標は敵いそうにありません。せめて雨の日にまた撮影散歩に出かけたいところです。雨で銀残しだとさらに味わい深くなるかもしれません。
半端なく勉強になります!!
ありがとうございます!!
ヒロマサ (id:uhi69) さん、
そう言って頂けるとうれしいです。
こちらこそありがとうございます。
銀残しの一枚目に目を惹かれました。トーンが抜群にいいですね。★55mmの開放は流石に50mmF1.8とは大分違いますね。
銀残しはDCUのデフォルト設定だと更にキツくコントラストが付く感じがしますが、この記事の写真はどれも丁度良い塩梅でドラマチックですね。
toomさん、ありがとうございます。
DA★55mmの開放からF2.0くらいまでは本当に楽しめます。豊富なボケと銀残しの相性も良さそうですし。
私もRAW現像で銀残し化をやったことありますが、なかなか上手くいかないですよね。カメラ内の処理は結構優秀だな、と思います。
初めまして、
3383jijiといいます。
以前に、そちらのblog拝見しておりました。
私も、他ブログで素人写真でやっています。
たいへん、参考になります。
これからも、お邪魔したいと思います。
3383jijiさん、
初めまして、コメントありがとうございます。
ブログも拝見させて頂きます。
これからもよろしくお願いいたします!
初めまして。
以前から拝見させて頂いておりますteppeiと申します。
いつもK-5Ⅱs「鮮やか」で撮る事が多いのですが花を「銀残し」で撮影するのは新たな発見となりました。
1枚目の紫陽花、なんと言うか暗い背景から浮かび上がるような世界感で素敵でした。こういう表現も全然ありなんですね。
FA50mmf1.4でアジサイを撮ったばかりだったのでDA★55mmを一度使ってみたいなと思いました。資金あればなんですけど(笑)
これからも楽しく読ませて頂きます。
宜しくお願いします!
teppeiさん、初めまして。コメントありがとうございます。
「銀残し」は目新しい機能ではないのですが、最近特に好んで使うようになってきました。飽きるまでは楽しめると思います。明るいレンズで使うと、ボケた背景の存在感が一層希薄になるためか、ピントが合った部分がより浮き立ってくるような効果はあると思います。一度お試しください。
こちらこそ今後もよろしくお願いします。