ということで、紫陽花のついでに撮ってきました。というか、もともとそれも目当てにしていたので、重たいのに望遠レンズもわざわざ持って行っていました。
アオサギ
松の枝にすくっと立っていて格好いいです。まるで置物のように静かに立っているので、気づかずに通り過ぎてしまう人がいるほど。
すぐそばに遊歩道があって、人が行き交っていますが慣れているのか、まったくお構いなしです。なのでこんなドアップも撮り放題。持って行ったレンズは300mm。長すぎて引ける場所を探すのに苦労しました。
そうかと思えば、松の木から遊歩道に降りてきてしまいました。慌ててレンズを付け替えて、48mmでもこれだけの大きさで撮れるくらい近いです。あまりに近くて動揺し、片足が切れてしまいました。
どうやら食事をしに降りてきたようです。と言っても、鯉を食べるわけではありません。小魚か虫か、あるいは人が鯉のために撒いた食べ物か、そんなものを狙っているようでした。
アオサギも「銀残し」で撮ると良い感じです。
カワウ?
池の中程にある遠くの岩の上に佇んでいます。このあたりは海が比較的近く、海辺ではウミウをよく見かけるので、ウミウが休んでるのか?と思ったのですが…。
後ろ姿。逆光気味だと保護色のようですね。
ここが一番近づける場所。松の木の隙間から横顔を拝見。環境省のページにあったこの資料(pdfファイルです)によると、どうやらカワウのようです。やはりこの池は淡水なのでウミウではなかったです。
カルガモ
子育ての時期ではないのでしょうか。成鳥の姿しか見かけませんでした。子カルガモの姿を見てみたいです。
目を閉じて岩場で休んでいます。目蓋は下から閉じるんですね。
かと思えば水の上で暴れているやつも。カモは動きがあって見飽きないです。
その他の鳥
でまぁ、鳩はどこにでもいるんですよね。あと雀もたくさんいましたっけ。
水の中の生きもの
クサガメでしょうか。この池で見る亀の中では比較的小ぶりです。
やはり一番多い亀と言えば外来種の代表、ミシシッピアカミミガメです。
と、ここまでは良いとして、今回は初めて見るやつがいました。しかもたくさん…。
これです。どう見てもスッポンですね。かなりの巨体です。清澄庭園はもう何度も来ていますが、スッポンを見たのは初めて。昔からいたんでしょうか? ミシシッピアカミミガメほど多くはないですが、クサガメよりは多かったように思います。
あと、水の中と言えば鯉。ぎやぁ〜、きもい! ゾゾッと鳥肌を立てながらカメラマン根性でなんとかシャッターを切りました。が、ブレブレです。
もちろん普段はおとなしく優雅に泳いでいるのですが、えさを撒き始めると本性をむき出しにしてきます。
お口直しに庭園内の菖蒲棚に咲いていた花菖蒲の写真を貼っておきます。花はやっぱり綺麗で安心しますね。
K-3 IIのGPSログ機能を試してみた
今回の清澄庭園の散歩では、ふと思いついてK-3 IIのGPSログ機能を試してみました。
GPS機能はペンタ部横のボタンで簡単にON/OFFできますが、さらにログを取ろうとするとメニューから設定が必要です。記録間隔と記録時間、そして記録するカードスロットが選べます。
GPSを受信し、ログを記録している最中は背面液晶の右上に、こんなマークが表示されます。ちなみにログ記録中は電源オフでも定期的にGPSを受信しているようです。
なお、GPSの捕捉にかかる時間はコールドスタートの場合でも数秒程度。その後は電源入れれば即捕まえているようです。私はこまめに電源切っているほうなのですが、これまでに位置情報を記録し損なったカットはありません。
メニューからGPSログをOFFに戻すときに指定したカードにログファイルが書き出されます。設定した記録時間が経過し記録が停止したた後も、自動的にカードに書き出されることはなく、ファイルの作成には必ずメニューでの操作が必要です。ログファイルの形式はKMLですので、そのままGoogleマップにインポートできます。
Googleマップでマイマップを作成し、K-3 IIで記録したGPSログファイルをインポートした結果がこれ。写真を撮りながら庭園内をうろうろしていたので、15秒間隔の記録だとポイントがかなり密集してしまいました。しかし、精度はとても良いようです。
また、記録時間を1時間だけに設定していたので、散歩の後半部分が記録されていません。実際にはぐるっと池を一周したのですが。まさか1時間以上かかるとは思っていませんでした。
ちなみに今回は約2時間以上GPSはONのまま、途中1時間は15秒間隔でログ記録、そして総撮影枚数は300コマほどでしたが、電池メモリは一つも減っていませんでした。
GPSとログ機能を搭載したカメラは何台も使ってきましたが、K-3 II内蔵のGPSとログ機能はほぼ完成品ではないかと思います。最近のカメラ内蔵GPSはこのくらい出来るのでしょう。これは旅先などでは重宝しそうですし積極的に使っていきたいと思います。