「イタフラ車」と言う言葉が一般的なのかどうか自信がないのですが、いわゆる日本における外国車の中でも、ドイツ車とは明確に分けて語られることが多いイタリア車とフランス車。それを「イタフラ車」とまとめて呼んでしまうのは、設計思想やデザインの方向性が似たり寄ったり、という意味でもあるわけです。もちろん品質も然り。
その辺はイタリア人的にも同じ思いなのか、意外と言うべきか、やはりと言うべきかわからないのですが、ミラノ市内にもフランス車はたくさん走っています。もちろんフランス車乗りの贔屓目に見て、ですが。
ミラノのブランドショップ街で見かけたルノーのトゥイージー。二人乗りの電気自動車だそうです。時間とともに人だかりが出来てきました。
ミラノ市内でごく短時間に見た限りですが、やはり一番多いのはイタリア車。フィアットはそれこそ日本で言うところのトヨタ以上の勢力のようですし、それに加えてアルファロメオ、ランチアなども普通に掃いて捨てるほど走っています。フランス車はイタリア国産に次ぐ勢力と思われます。
番外編ついでにもう一つ。ドゥオモ前には働くクルマもいました。街中でこういう大型車を見るのは珍しいことです。これはフランス車でもイタリア車でもないようですが。