ミラノ12日目

投稿者: | 2012年6月2日

 間もなく滞在12日目が終了します。仕事の日程はすべて消化し明日はようやく帰国の途につけます。約2週間という少し長めの滞在でしたが、そのほとんどは自由になる時間はなく、観光できたのは土日だけ。でも平日だってやはり異国の地にいることは変わりなく、「旅行」気分は十分に味わえました。すでにその週末の様子はアップしましたが、それ以外の番外編というか総集編というか、とにかく気がついたことを書き残しておこうと思います。

IMGP3014

 ヴェネツィアの裏路地。どこもかしこも混んでいるのに、時折こんな風に人っ子一人いない風景に出会ったりもします。なんかフラフラと迷い込んでみたくなります。



 以下、脈絡なく思いついたままに書いてあります。

IMGP2960

 これはヴェネツィアの街角に出ている看板。水上バスに乗れないとわかって歩き始めたとき、最初は地図とiPhoneと睨めっこしていたのですが、要所要所にこの表示があるのに気づきました。”RIALTO”はリアルト橋、”S.MARCO”はサン・マルコ広場のことに違いない!となると”PER”は英語で言うところの”TO”とか”FOR”みたいな意味に違いない!と解読できてしまいます。本気になれば語学は独力でも身につくものです。
 というか、これらの表示についてはガイドブックをよく読めばちゃんと書いてありました。おかげで地図を見なくてもこの表示を頼りに迷うことなくヴェネツィアの町を散歩できました。

IMGP2861

 ミラノでみつけたお店の看板。”Superdry Store”ならもちろんOKだし、せめて”極度乾燥”までならまだわからなくもないですが、なぜ(しなさい)まで書いてしまったのか? 誰か教えてあげた方が良いと思います。って、私ももちろん写真だけ撮って素通りです。

 海外の観光地と言えば日本人観光客が山ほどいる(自分含む)… という時代ももう過ぎ去ったのかも。いえ、絶対数は減ってないのかもしれませんが、圧倒的に目立ちません。むやみに日本語で話しかけられたりもしませんでしたし、ヴェネツィアの駅前で各国語の地図をそろえてあるお店があったのですが、そこにも日本語版はありませんでした。絶対にあると思ったのですが。
 一方極東アジア系の団体は山ほど出会うものの、そのほとんどは中国から来られている人々ようです。そのうち、こうした海外の観光地も中国語の看板やメニューは増えていって、へんてこな日本語を見ることも聞くことも減っていくのかも。そうなるとちょっと寂しいです。

IMG_2832
 別の日はこんな感じ。いえ、メニューはいくつかの中から選べるのです。で、この炭水化物ですがご飯なのです。見た目に美味しくなさそうなのですが、いやいやどうして、これが美味いのです。チーズを振りかけてほとんどパスタ感覚で食べています。ちなみにサラダ類にはもちろんドレッシングではなくてオリーブオイルをかけて食べます。

 別のエントリーで書きましたが、この昼食がある意味最も正統なイタリアンかも。

IMG_2837
 とは言え、夜にはちゃんとした地元レストランにも連れて行ってもらいました。この季節は暑すぎず寒すぎず、オープンエアな席でも気持ちいいです。

IMG_2828

 さて、今回の旅のお供はPENTAX Q。レンズも3本とも持ってきました。小さくてちゃんと写真が撮れて、旅行用にこんなに良いカメラはありません。何よりも身軽です。土日のオフがあったので、K-5を持ってくるか悩んだのですが。いわゆる観光写真ばかり撮ってしまうので、このときばかりは02 STANDARD ZOOMが役に立ちました。ほとんどはこのレンズで撮りましたし。

 ということで、ミラノ旅行記は多分これが最後です。Ciao Ciao!