PENTAX K-30が金曜日に発売になりました。とりあえず実物を見なくてはということで、新宿のペンタックスフォーラムに行ってきました。というのは全カラーバリエーションをチェックするのが目的です。もちろん都内の家電量販店にも実機は並んでいるはずですが、カラーバリエーションのモックが置いてあるお店はかなり限られそうです。でもペンタックスフォーラムなら確実に全色見ることが可能なのです。
K-30はレギュラー3色に加えて、オプションのカラーバリエーションが15色。それぞれにボディのみ、レンズキット、ダブルレンズキット、18-135キットの4タイプがあります。合わせて”72バリエーション”と表示している場合もあるそうですが、それはちょっと言いすぎではないかと思います。
ペンタックスフォーラムには実機が1台だけ置いてありました。色はブラック、レンズは18-55mmでした。触った感じは… まぁほぼ想像通り。背面液晶のデータ表示デザインがより今風で綺麗になっていることに「へぇ〜」と思った程度です。重さについては軽いとも重いとも感じませんでした。ボタン配置が細かく変わっていますが操作系はペンタックスの一眼レフそのもの。全体的に手触りは悪くありません。
ファインダーを覗くとまさにK-5と同じ。後ろダイヤルが結構引っ込んでいてちょっと違和感を感じましたが、多分慣れの問題でしょう。モードダイヤルもロックはありませんがK-xよりはしっかりしています。AFについてはK-5との差はよく分かりません。でも、ライブビューのコントラストAFは非常に速いです。K-5のように瞬時拡大することもなくズバッと一瞬で合うように感じました。
シャッターを切った感触はやはりK-x/K-r系のメカをベースにしてることを感じさせます。キレは良くて秒間6コマ連写も無理なく軽快にシャッターが切れます。また、期待通りにレンズ収差補正をONしても処理時間が気になるようなことはありません。これで18-135mmなどの使い勝手がかなり良くなるはず。
一つだけ誤解していたのがセンサーのゴミ取り機能です。K-7/K-5と同じ超音波式だと思っていたのですが、実際はガタゴト式でした。これはちょっと、いやかなり残念な部分です。
以上、K-30のファーストインプレッションでした。
ところで、K-30と言えば、人気タレントを起用したテレビCMが、今までのPENTAX機ではあり得なかったほど格好良くてびっくりしました。
”DRIFT TURN編”となっていますが、そのうち別バージョンも公開されると言うことなのでしょうか。それにしてもこのCMを見ただけでスペックとか細かいことはさておき「欲しい!」と思えてくるから動画と音楽の与えるインパクトって大きいです。
で、おまえは買うのか?と問われれば、やっぱりこれはパスですかね。だって必要ないですから(^^; 今の私にはK-5とQだけで大満足かつ手一杯です(^^; 衝動買いしたK-xも今ではほとんど使っていませんし。シルキーグリーンには一瞬心惹かれましたが、静かにK-3を待ちたいと思います。
いつも楽しく拝見しています。
先日のK-5の点検依頼でフォーラムを訪れた際にK-30のデモ機触ってきました。
(K-5は点検後、快調です。)
「セレクトエリア拡大」やLVでの「追尾」機能等、動きモノに対するAF機能を確認してきました。
普段鉄道写真を撮る機会が多いので、AFの機能向上は個人的には歓迎です。
今、K-5とK-rの2台体制ですが、防塵防滴+視野率+AF機能向上が魅力的なのでK-rとの入れ替えを画策中です。(笑)
○Chatachataさん、
K-30良いですよね。私はあまり真剣にチェックしてこなかったのですが、やはりAFの改善具合は気になりますね。私も時折動きものを撮ることがありますし、今後出るであろうK-5後継機がどうなるのか想像する上でも。
ところで、K-5は復活したそうで良かったです。是非K-5+K-30の2台体制を実現して下さい。