さよならジャンボ

 ”ジャンボ”ことボーイング747型機が日本航空で明日ラストフライトを迎えるそうです。日本航空の特設WEBページによると、明日の沖縄>成田便およびホノルル>成田便が最後になるそうです。
 日本航空のB747は1970年に1号機が就航して以降、世代交代を重ねながら40年間にわたって延べ110機以上が導入され、この間に日本航空は世界一のB747ユーザーとなりました。しかし昨年の経営破綻後、再建計画の一環として全機退役が決定されてから、わずか1年あまりであっという間に姿を消すこととなりました。

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2009年12月撮影、B747-446、JA8910

 多くの日本人を世界中に運んできたジャンボは、まるで経営悪化の象徴であるかのようにして、日本航空から追われていってしまいます。

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西口やきとん

 気温変化の激しい2月の末、久しぶりにぐっと冷えた土曜日の午後、まずは両国にある江戸東京博物館へ。お目当てはもうすぐ終わってしまう「140年前の江戸城を撮った男 ― 横山松三郎展」です。興味深い写真の数々ををじっくり見たあと、お腹が空いたなぁといういことで、浅草橋まで移動して久しぶりに西口やきとんに行ってきました。時間はまだ4時半。土曜日は6時ともなると満杯で入れないこともしばしば。さすがに開店直後のこの時間はまだ空いていました。

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 奥の小さなテーブルに着いたところ… びっくりなことに店員さんに「ずいぶん久しぶりですね」と言われてしまいました。そう、多分最後に来てから1年以上は経っているはず。いや、調べたところ最後に来たのは2年前っぽいです。はい、私たちも店員さんのこと覚えてますよ。でも、以前良く来ていたときに、なにか覚えられるようなことをしでかしてたでしょうか(A^^; 心当たりはないではないですが。

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逆髪

逆髪―土御門家・陰陽事件簿〈4〉 (光文社時代小説文庫)

逆髪―土御門家・陰陽事件簿〈4〉 (光文社時代小説文庫)

八卦見の孫七は、縁談がある女の手に不吉な卦を見たことが原因で、ならず者たちに暴行される破目に陥る。男たちは、次に女が来たら卦は大吉と変えて言えと脅して去った。それを近くで聞いていた土御門家の触頭・笠松平九郎が跡を尾け、一人を捕捉する。だが、男は頑として口を割ろうとしないため、報奨金をつけた馬引きで正体を暴こうとするが…(表題作)。

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写真開放同盟

 このタイトルは何だ?というのさておき、「冬の富士宮遠足」の番外編です。この日は先日手に入れたばかりのFA50mmF1.4を主に使ったのですが、この手の大口径レンズを手にした素人にありがちなこととして、「とにかく何でも開放で撮ってしまう」という傾向があります。もちろん私のことです。FA50mmF1.4だけでなく、FA31mmF1.8ALを使う場合も同様の傾向があります。絞りの選択は作画意図次第、とはいえ、その場に応じて適正な絞り値というのはあるはずなのですが。

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PENTAX K-7, FA50mmF1.4, 1/4000sec, F1.4, ISO100, +0.3EV, AWB

 そんな中、でもせっかくの大口径レンズなのだから、やっぱり開放を使わなければ勿体ない。もっと写真を「開放」で撮ろう!という同盟を結成したらどうか?という話を写真仲間としていました。はい、もちろん開き直りですし、冗談ですけど。

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冬の富士宮遠足

 二月のとある週末、富士宮までカメラを持って遊びに行ってきました。目的地は白糸の滝と田貫湖から眺める富士山です。9時前の新幹線に乗ってまずは新富士駅へ。こだま号には久しぶりに乗りました。そこで待ち構える友人の車に乗り換えて一路富士山方面へ。天候は微妙です。予報は晴れなのに、富士宮市街から見る富士山には雲がかかっていました。

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PENTAX K-7, FA50mmF1.4, 1/640sec, F1.8, ISO100, +0.7EV, AWB

 最初の目的地は白糸の滝です。富士山の雪解け水が流れ落ちてくる美しい滝で、国の名勝および天然記念物に指定され、日本の滝百選にも選ばれています。

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花散らしの雨

花散らしの雨 みをつくし料理帖

花散らしの雨 みをつくし料理帖

元飯田町に新しく暖簾を掲げた「つる家」では、ふきという少女を下足番として雇い入れた。早くにふた親を亡くしたふきを、自らの境遇と重ね合わせ信頼を寄せていく澪。だが、丁度同じ頃、神田須田町の登龍楼で、澪の創作したはずの料理と全く同じものが「つる家」よりも先に供されているという。はじめは偶然とやり過ごすも、さらに考案した料理も先を越されてしまう。度重なる偶然に不安を感じた澪はある日、ふきの不審な行動を目撃してしまい・・・。書き下ろしで贈る、大好評「みをつくし料理帖」シリーズ、待望の第二弾!

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FA50mmF1.4

 標準レンズを買いました。と言っても、このレンズが標準レンズと呼ばれていたのはかなり昔のこと。少なくとも最近のAPS-Cサイズセンサーのデジタル一眼レフにとっては、画角的にフルサイズ換算で76mm相当となり、標準とは言い難いレンズです。実際、PENTAXの分類ではこのレンズは「望遠レンズ」のカテゴリーに入っています。

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 ちなみに私が手に入れたのは新品ではなくて中古品。新品でも買えますがどんなに安くても3万円以上します。ある日見つけたこの中古品は、それなりに使い込まれた感はありますが、光学系も外装も綺麗です。一応、レンズ内にゴミが少しあるという但し書きがついていましたが、ごく普通にありえる範囲内のゴミでした。というブツで、お値段は2万円以下でした。2万円切ると急にお買い得感が増しますよね(^^; こんな値段で買えるF1.4なレンズは50mmしかありません。

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iPhoneography

 先日CP+のエプソンブースで三井公一さんによる「iPhoneで写真を撮る」セミナーを聴いてきたのですが、そこで”iPhoneography”という言葉にすっかり感化されてしまいました。これは「iPhoneでちゃんとした写真作品を作る」という行為を指した言葉です。シンプルなカメラに様々なアプリを組み合わせれば、単にメモやTwitter投稿だけではない写真作りがiPhoneでも出来る、と。三井公一さん作の素晴らしい写真の数々を見て、自分もあんな風に撮ってみたい!と素直に影響受けてしまったわけです。

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iPhone4で撮影、instagram / Lomo-fiフィルター

 で、まず取っ掛かりとしては、iPhonegraphyの基本中の基本にして、誰でもまずは簡単にできる instagramです。

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食いしん坊

 力士料理のあと向かったのは「食いしん坊」と言うわかりやすい名前のお好み焼き屋さん。緩い雰囲気の店名に対し、店構えはかなり上級者向けな雰囲気を醸し出しています。酔っ払っていないと一見では入りにくいはず。とはいえ私たちは一見ではないのですが、かといってすっかり溶け込んでいるとも言えない中途半端な状況。

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 こっそりと暖簾の隙間から中を覗くと、お客さんは誰もおらず、お店のおやじさんが新聞を読んでくつろいでいました。気配を察知したのか、鋭く振り向いたおやじさんと目が合い、おやじさんはおもむろに立ち上がって厨房へ。「いいから入れよ」という承諾の意に違いありません。

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力士料理 すま

 昨年来のお気に入りのお店なのですが、小さな店内に対してとても人気が高く、年末から何度か訪れたものの、満席でなかなか入れませんでした。今回はCP+に行った帰り道、雪降る日の18時前と言うことで席は空いていました。それでも先客がいたのには少しびっくりしましたけど(ヒトのことは言えない)。

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 力強くて潔い看板のかかったお店の中はこぢんまりとしています。奥の座敷のテーブルを使わせてもらいました。店名に「力士料理」とあるとおり、ここのご主人は元大相撲力士、須磨ノ富士関です。

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