ハンタマ

 今シーズンの初滑りをしてきました。目的地は栃木県のハンターマウンテン塩原(略して通称"ハンタマ")です。東北道方面では東京から比較的近く、ゲレンデの規模もそこそこ大くて施設も充実しているため、わりと人気のあるスキー場です。
 天気は曇りのち晴れ。朝のうちは雲がかかっていましたが、お昼頃から次第に晴れてきました。気温は多分0度以下。風もなくてちょっと寒いくらい。雪質も終始安定していました。

《長くて広いバーンで、滑っていて気持ちの良いゲレンデです》

 さて、今シーズン投入した新しいゴーグルブーツ。ゴーグルはややレンズが暗めで晴天用ですが、このくらいの薄曇りには十分対応できます。多分もう少し暗くてもOK。付け心地も抜群で視界も広く、これはなかなか良い感じ。大満足です。イタリアン最高。
 そしてブーツ。ぴったりすぎて疲れるかも?と一抹の不安。しかしそのぴったり感は終始安定しており、痛みやしびれがくることはありませんでした。途中でバックルを締め直す必要もなく足に張り付いているかのよう。滑ってみればその威力は抜群で、雪面から跳ね返されそうになる板をしっかりと押さえつけることができます。反応が早すぎてちょっと戸惑うくらい。LANGE最高。

《友人のLINE Cronicと私のVolkl Supersport Allstar》
 今回同行した友人は新スキーを投入していました。今までのデモ系の硬派な板とは打って変わって、フリースタイル系のツインチップ、LINEのCronicの166cmです。ちょう格好いい!薄くてワイドで柔らかくて軽い板。ど真ん中に取り付けられたビンディング。これでヘルメッしてそれらしいウェアを着ていれば立派なフリーライダーです。
 初めてこの板で滑る友人は「難しい!」を連発していました。私も途中で借りてみたのですが、これは今までの板とは全く別物。エッジに乗るとか踏み込むとか板の反発とか、そういうこととは無関係に滑っていきます。そして簡単にクルッと後ろ向きになりますし。これはパークに入りたくなること必須。骨が何本あっても足りないかも(^^;

《山頂は微妙な樹氷が青空に映えて綺麗でした》
 今回の初滑りはいつになくペースが速くて、いつもより倍くらい滑った気がします。リフト待ちはないのにゲレンデはそこそこ混んでいて、レストハウスなども午後までどこも満席状態。お昼は普通に食べられましたが、休憩もままならない感じ。と言うことで、14時くらいにはもう体力の限界。雪玉に乗っかって転倒したのを機に、帰ることにしました。
 昨年から感じていたことですが、最近は本当に家族連れが増えたと思います。ハンタマはゲレンデの性格からして特にそうなのかも。加えて、時代が何年か遡ったかのようにボーダーも多いです。いろんな人がいろんな楽しみ方をして遊んでいるスキー場は活気があって混沌としていて、何故かとても心落ち着きます。

月と飛行機

 最近マイブーム中の飛行機の写真です。我が家から城南島へは車で30分。良く晴れた休日、ふと思い立ってまた出かけてみました。何度も撮ってると同じような写真ばかりになって飽きてしまいますが、この日は、白い月がいい位置に出てきそうなことに気がつきました。
 ということで、今回は「月と飛行機」がテーマです。月齢、天気、飛行コース、時間などなど、偶然が支配するので思ったようにはうまく撮れません。ということで、以下特にテキストなしで、比較的うまく撮れたものを4枚選んで貼り付けてみました。

2009122901

《ANA/BOEING B777-381/JA751A》
K-7, DA* 60-250mmF4ED, 1/640sec, F5.6, ISO100, -0.7EV, WB: CTE

2009122906

《ANA/Airbus A320-221/JA8947》
K-7, DA* 60-250mmF4ED, 1/400sec, F4.0, ISO160, WB: CTE

2009122903

《JAL/Airbus A300-622R/JA8561》
K-7, DA* 60-250mmF4ED, 1/320sec, F4.0, ISO400,  WB: Auto

2009122904

《ANA/BOEING B747-481D/JA8959》
K-7, DA* 60-250mmF4ED, 1/500sec, F4.0, ISO200, -0.7EV, WB: Auto

 ちなみに各写真とも、撮影はRAWで、PDCU4.11で現像、Photoshopで多少のトリミングおよびレタッチを施してあります。また、中でも1枚だけは偽物(=合成写真)が混ざっています。ま、不自然さが際立っているので一目で分かると思いますが…f(^^;;

※Flickrにこれまでに撮った写真もまとめてアップロードしてあります。
 飛行機 -a set on Flickr

名前のない居酒屋

 もう何回目の忘年会なのか忘れてしまいましたが、またまた週末に飲んでしまいました。このシーズン、特に理由はなくても飲み会となればすべて忘年会ということになります。今回は地元でしばらくご無沙汰していたお店に行ってみました。すると…

《臭みやボソボソした食感がなく、レバーの旨味だけがにじみ出たレバカツ》
 暖簾が新しくなり、店名がなくなっていました。確か以前ちゃんと「いさみ園」という名前があったはずなのですが。恐る恐る入ってみると、カウンターの向こうにいる大将は変わらず、私の知っている以前のお店そのままのようです。良かった。
 以前は地鶏料理が代表メニューだったのですが、インフルエンザ騒動以降、鶏料理はもう扱っていません。現在は魚などを中心に、その日に手に入れた何でもない食材を使った、その日限りのメニューが並びます。お酒はビールはもちろん、本格焼酎が基本。

《焼酎だけじゃなくて渋いビールもあります。ここは瓶が似合うかも》

 この日は、ホワイトボードに手書きされたメニューの中に"スズキのムニエル"と言うのがありましたが、値段が書かれていません。これはもしや時価なのか?と聞いてみれば、ここで1,000円を超えるような食べ物は出しませんよ、とのこと。でも、やってくる料理は、場所が場所なら一皿1,000円を遙かに超えそうなおいしいものばかり。

《スズキのムニエル。フランス料理だとこんな固まりでは出てきません(^^;》
 そんなこんなでおいしい料理とおいしい焼酎のおかげで、ここに来るといつも泥酔コースまっしぐら。この日は泥酔こそしませんでしたが、いつの間にか一緒に飲んでいた友人と激論を交わしてしまいました。酔っぱらうと頑固になるんですよね。ま、そんな他愛ないケンカも酒のつまみになるってことで(A^^;;;
 さて、今年も残すところあと3日。予定では忘年会はあと1回を残すのみ!

新選組

新選組〈上〉 (時代小説文庫)

新選組〈上〉 (時代小説文庫)

新選組〈下〉 (時代小説文庫)

新選組〈下〉 (時代小説文庫)

 先日とあるテレビ番組で、キッザニアの様子をレポートしていました。そこでレポーターがとある親子にインタビューしていたのですが、5歳は超えてないと思われる男の子に「将来何になりたい?」と質問したところ、すかさず大きな声で「新選組!」と叫んでいました。後ろでお父さんはがっくりうなだれて崩れ落ちていました。
 その子が何を見て新選組に憧れたのかは分かりませんが、しかし新選組には老若男女問わず多くの人を引きつける何かがあるようです。幕末史に突如出現し、明治維新の行方に大きな影響を及ぼした農民出身の殺人集団。彼らはいったい何だったのでしょうか?
 推理小説で有名な森村誠一氏は、時々史実に基づくドキュメンタリータッチの歴史小説を書いています。「忠臣蔵」とか「虹の刺客」とか。今作も一人一人の関係者や、関連する資料を丁寧にひもといて、事実に基づいて再構成された時代小説です。もちろん、小説的脚色はされていますが。
 550ページオーバーの文庫本上下巻からなる超長編で、とても読み応えがありました。他の小説で断片的に知っていた幕末史に関する知識がかなり肉付けされた気がします。なるほど、そう言うことだったのか、と。
 しかしこの本から読み取れる「幕末史」から感じられたことは、「明治維新とは単なる国内の政治権力争いによるクーデターであり内戦だった」というものです。新しい日本を創るという理想やロマン、大義はほとんど感じられず、結果的に日本の分裂や植民地化は避けられたけれども、その後50余年かけて戦争と破壊へと向かっていく国の基礎が、明治維新ですでに作り出されてしまったのではないか?と思ってしまいました。
 そう言う意味で、とてもがっかりする小説だった、とも言えます。
 さて冒頭に書いた「新選組の何が人を引きつけるのか?」について、森村誠一氏なりの解釈は以下のように書かれています。

 歴史の中で彼らがどんな役目をつとめたのか、歴史のピラミッドの頂点である現在から振り返る者にとっては、すべては「過ぎたこと」である。
 むしろ壮大な時代錯誤の中で精いっぱい暴れまくった新選組が、歴史の中で生彩を失わないのは、未来を拒否し、頑なに過去ばかりを見つめていた彼らの一徹さが、新しいものだけを追いかけている高速回転の現代にあって、ふと郷愁を呼ぶからであろうか。郷愁とは過去を振り返るところにあり、過去一途の新選組と通底するものがある

 うん、なるほど。「時代錯誤」と「郷愁」。この二つの言葉は新選組を良く表していると思います。
 【お気に入り度:★★★☆☆】

冬装備

 ようやくあちこちのスキー場に雪が積もり本格的なスキーシーズン到来です。ということで306にも例年通り冬装備をしました。と言ってもタイヤをスタッドレスに替えるだけですが。
 スタッドレスは3シーズン目となるブリヂストンのREVO2です。最近は走行距離が少ないので、残り溝の点では問題ありません。前のREVO1が4シーズン使えたので、このタイヤもそのくらいは行けるだろうと踏んでいます。

《3シーズン目のREVO2》

 我が家は狭いこともあって、タイヤの保管環境はあまり良くありません。が、今回久しぶりにスタッドレスを取り出してみると、なんと一本だけ入れてあったビニール袋に穴が空き、浸水していました。これは不味いかも。
 原工房さんで交換がてら見てもらったところ、まぁ大丈夫だろうとのこと。ホイールは若干ボルト穴付近に錆が出ていたけど、これ以上進行するようだと使えなくなるかも。
 タイヤ交換だけではなんなので、キャンペーン中のオイル交換と原さんお勧めのエンジンクリーンもしてもらいました。

《左はFBMで配布していた標準仕様。右は特別仕様。カレンダーももらいました》
 原工房さんで作業を待つ間に来年のカレンダーとトートバッグをいただきました。カレンダーは卓上のみ。でも昨年版より使いやすくなっています。下の部分には歴代のプジョーマークがずらっと並んでいますが、2010年には新しいマークになると予告されています。発表は年明けすぐの1月8日。いったいどうなるんでしょう?

《来年1月8日からライオンマークが変わるそうです。どんな風になるんでしょう?》
 トートバッグは今年のFBMで配布していたものと基本的に変わりませんが、プリントが黄色になっています。これはFBMでは配布していないレア品。原工房さんに行かないと手に入りません。

 さて、これでおおむねスキーに行く準備は整いました。 年末か年始に一度足慣らしをしたいところです。

DPZカレンダー2010

 カレンダーはもらうもの、と言うわけではありませんが、何となく毎年もらい物で間に合ってしまっていたのですが、来年に向けて久しぶりに自腹を切ってカレンダーなるものを買ってしまいました。で、それはどんなすごいカレンダーかと言うと…
 @niftyが運営する、デイリーポータルZのオリジナルカレンダーです。CDジャケットサイズの卓上カレンダーで、各月ごとにZくんのイラスト入り。基本的にきわめてオーソドックスな作りです。

《表紙のイラストは手書きです。特性の(役に立たない)予定シール付き》

 しかしこれが実はワンオフ品なのです。と言うのも、デイリーポータルZの人気イラスト系ライターさんが手書きで表紙と指定日に指定のイラストを入れてくれるのです。これでお値段は1,000円なり。たったの1,000円くらいなら買ってみよう!と、気軽にポチッとしてしまいました。
 で、悩んだのが入れてもらうイラスト。イラストを描いてもらうライターさんはべつやくれいさんと心に決めていたのですが、リクエストが思いつきません。悩むこと数十分。べつやくさんの画風に合いそうなハシビロコウを描いてくれ、とお願いすることにしてしまいました。

《で、これがその完成品!日付はもちろん12月5日
 待つこと数週間。届いたのが上の写真のようなものです。うん、これは期待通り。デイリーポータルZらしい緩さ満点。しかもべつやくさんの手書きイラスト入りワンオフ品です。
 これ、会社のデスクで使おうと思います。殺伐とした職場も和むはずです。

忘年会シーズン

 いよいよ年の瀬も迫り、忘年会シーズン真っ盛りです。不況とは言え都心の繁華街では、平日の夜ともなると予約も取らずにうっかり飲みに出かけると、席が空いてるお店を見つけるのが困難なほど。そんな中、私もいくつかの忘年会にお誘いいただき、最近は連日やたらに飲み暮らしています。

《マッコリと焼き肉は黄金の組み合わせ。新小岩の慶州苑にて》

 忘年会となると普段あまり一緒に飲みに行かない人たちと飲んだり、普段行かない種類のお店に行けたりするので、いろいろと発見があったりします。良いことも、悪いことも。
 今回は私の酒飲み人生の中でもワーストと言えるような、最低最悪のお店もありました。まぁ、それも新しい貴重な経験と思えば特に腹も立ちません。二度と行かないというだけ。

恵比寿のフレンチ・バー。いわゆる立ち飲み屋。ものすごい混雑していて独特の雰囲気でした》

 一方で今まで行ったことがないような種類のお店にも行ってみたりして「へぇ、こんなところにこんなお店があるんだ」と純粋に感心することも。こうやって酒飲み経験値は上がっていくわけですな(A^^;
 でも、やはり地元の行き慣れたお店に戻ってくるとホッとします。やっぱりこれだなぁ、と。一年の締めくくりは結局定番中の定番に限ります。

《こういう飲み会もありました。ちなみにパフェ状のグラスの中身はお酒です。普通の居酒屋チェーン店にて》

 さて、まだしばらく忘年会シーズンはつづきます。あと一週間ちょっとです。年が明けたら新年会シーズンが始まります。飲み過ぎ食べ過ぎには注意。酔っぱらって怪我しないように、楽しい年末を過ごしましょう。

DA16-45mmF4ED AL

 FA31mmの次に手に入れてしまったのが(今更の)標準ズーム。どんなに素晴らしい単焦点レンズがあっても、やはり標準ズームは何かと便利ですし必要です。純正以外も含め候補は色々とあり、それぞれ特徴があるのですが… どうも今ひとつピンとくるものがありません。どれも帯に短したすきに長し。

 そこで結局落ち着いたのは、つい最近カタログ落ちしたDA16-45mmF4ED ALです。これがなんと26,800円で売っていました。どうやらこのレンズ、全国的に在庫処分状態にあるようです。しかし発売以来、何故か根強い人気があるレンズでもあります。

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 DAシリーズとしてはかなり古いレンズで、フルサイズ換算で約24.5-69mmというワイドよりの焦点域、解放はF4固定、EDガラスと非球面レンズを使った光学系に、絞り羽根は8枚(偶数は珍しい?)です。最近接撮影距離は28cm。

 ピント合わせはIFではなく、回転こそしませんが前玉が繰り出されます。そして何といっても特徴的なのは、ワイド端で鏡胴が伸びる逆ズーム方式です。そのため、内蔵フラッシュの使用には向きません。

 K-7に取り付けた場合のバランスは悪くありません。キットレンズなどと比べると大柄で、特に全長がやや長めですが、設計が新しいDA17-70mmF4AL SDMよりも外径が細く、重量は軽く、値段も半額以下。ワイド端が16mmだけあって前玉径は大きくそれなりに迫力があります。

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K-7, DA16-45mmF4ED AL, 16mm, 1/60sec, F7.1, ISO200, -0.7EV, AWB

 設計が比較的古いレンズですが、描写性能は定評があり、ワイド端でも四隅までキリッとしています。これは期待以上。歪曲はワイド端では少し感じられますが、ズームとしては一般的な範囲。16mm としては良くできている方だと思います。

 ワイドズームが陥りやすい逆光条件下でも、極端にフレアっぽくなりコントラスト感が失われることはなく、ゴーストもかなり押さえられています。この辺はさすがPENTAXのSMCレンズです。ただし倍率色収差は多いようです。DAレンズなのでK-7 との組み合わせではレンズ収差補正が使えますが、私は通常はOFFしています。

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K-7, DA16-45mmF4ED AL, 31mm, 1/1000sec, F5.6, ISO200, AWB

 でも、単焦点に慣れた身にはやはり暗いんですよね。 F4という明るさはボケを狙っても中途半端で残念な結果になりやすいです。なので、むしろ積極的に絞って使いたいところです。なにしろ16mmからのワイドよりのズームですし。

 ということで、いったい何本レンズ買えば気が済むのか?自分でも呆れていますが、さすがに半年に渡ってあれこれやっていると、何が必要で何が必要でないか分かってきた気がします。いや、ホントに。ちょっと手持ちのレンズ群を整理した方が良さそうです。 

ブーツ

 さて、ゴーグル編につづいて今シーズン新調してしまったのはブーツです。そろそろ新しくしなくては… と思ってはいたものの、こんなに早く買ってしまうとは予定外。完全に衝動買いです。
> 今まで使っていたのは4シーズン前のNORDICAのSpeedmachine 8です。フレックスは100で、履きやすくて疲れなくてなかなか気に入っていたブーツです。が、何となく板と合ってないと言うか、負けているのか、うまく言えませんがとにかくそろそろ替え時ではないか?という気がしていました。もう少ししっかりしたやつが欲しいなぁ… と。
 ゴーグルを手に入れてから、ブーツを物色する友人につきあってフソウスポーツへ。友人のブーツ選びが難航している隙に暇をもてあまして、何となく気になったブーツを試着してしまいました。それが運の尽きです。

 ベテラン風な店員さんが私の足を触って子細に調べてから勧めてきたのが、LANGEでした。日本人向けにデザインされたCOMP Dなら幅も高さも足首周りの形状もぴったりだと。NORDICAとは土踏まず周辺の形状がかなり違います。同じフレックスでもレスポンス良く感じるはずとのこと。
 履いてみると確かにぴったり。緩く締めただけで遊びは全くありません。きつく締めても、左右から均等に締められる感じでしっくり来ます。フレックスは110で前のブーツと大きく変わりませんが、履いた実感では数字の差以上にガッチリと感じます。気がついたら「これいくら?」と店員さんに聞いていました。
 もしかしたらちょっと固すぎるかも?と一抹の不安がありますが、今使ってる私のスキー板(Volkl Supersports Allstar)にはこのくらいが合ってるのではないかと思います。
 あとはチューンに出したままの板を引き取って、雪が降るのを待つだけです。来週はかなり冷え込むそうで、スキー場各地に恵みの雪が降ることを期待します(^^;

FA31mmF1.8AL Limited (Black)

 魅力的な単焦点が多いPENTAXレンズの中でも、ひときわ特徴的で人気が高いのがこのFA31mmF1.8AL Limitedです。APS-Cデジタル一眼レフにつけると47.5mm相当の標準レンズとなります。フルサイズ対応の大口径レンズでありながら、サイズもコンパクト。非球面レンズや特殊ガラスをふんだんに使った贅沢な光学系により、シャープでクリアながらも柔らかい独特の描写性能を持ちます。

 しかしこのレンズ、なんと希望小売価格は16万円オーバーという超高値でおいそれと手が出せません。しかし、せっかくPENTAXを使ってるならいつかは… と夢に見るあこがれの存在でした。

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 それが… ある日とあるお店で中古の超掘り出し物を見つけてしまったのです。使用された形跡は全くなく、保証書も未発行のまま。お店の人に聞くと、何らかの理由で箱を開けてしまったものだろうとのこと。試し撮りくらいはしてるかも?という状態のほぼ新品。ちなみにMADE IN JAPAN(MADE IN VIETNAMも流通している)でした。どっちでも良いのですが。

 それがなんと、希望小売価格の半額以下。量販店の平均的な販売価格よりも3万円以上安い値札が付いています。とはいえ、十分に高額な買い物に違いはありません。悩むこと30分強。これを逃したら後悔するはず、と勝手に自分を追い込み、お買い上げしてしまいました。はぁ〜、レンズ沼恐るべし。

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K-7, FA31mmF1.8AL Limited, 1/800sec, F2.0, ISO100, +0.7EV, AWB

 K-7で使う場合、絞り環はAポジション固定で通常は使用しません。AFはボディモーター駆動で、スピードも高速。絞り羽根は円形ではありませんが9枚あり、最短撮影距離も30cmと必要にして十分。フードは小さな”つば”が鏡胴に固定されています。キャップはフードごと被せてしまう専用品。K-7との組み合わせでは歪曲補正、色収差補正は使用できずF/W 1.03から歪曲補正と色収差補正はサポートされました。クイックシフトフォーカスには対応していません。

 早速K-7につけてみると、サイズ、デザイン的にもDALimitedシリーズと同じくらいしっくり来ます。重量はやや重め。そしてファインダーを覗くとその明るさに感動します。試しに撮影してみると、噂通りその描写性能は最高です。漫然と撮ると普通なのですが、時折ハッとするような透明感が得られます。

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K-7, FA31mmF1.8AL Limited, 1/8sec, F2.0, ISO400, AWB

 描写性能と手触りには大満足ですが、不満点もあります。フードはレンズ表面保護の意味でも、大きくてしっかりしたものが欲しいです。キャップは嵌め込みが固すぎで、取り付けに気を使います。ということで、通常のスプリング式のキャップを別途買ってきました。保護フィルタ否定派の私ですが、フードが浅いこのレンズにはつけておきたい衝動に駆られています。付けませんが。

 このレンズがあれば他の標準域の単焦点はもう要らない、とさえ思えてきます。近いスペックのレンズとしては、SIGMAの30mmF1.4やFA35mmF2という、もっと手頃なレンズが他にあるのですが、このFA31mmF1.8AL Limitedの価値は、その描写性能と雰囲気だと思います。リーズナブルかどうかは別にして(A^^;

 しかし、レンズ沼はこれだけでは終わりませんでした… (つづく

PENTAX 広角 レンズ FA31mm F1.8AL Limited ブラック FA31F1.8B

PENTAX 広角 レンズ FA31mm F1.8AL Limited ブラック FA31F1.8B