2009年F1第11戦 ヨーロッパGP

 前戦のハンガリーGPから1ヶ月の夏休みを経て、久しぶりにF1のレースがスペインはバレンシア市街地コースで開催されました。レースのない1ヶ月の間も、F1の話題は尽きません。怪我をしたマッサに代わり、ミハエル・シューマッハが復帰すると発表されたかと思えば、しばらく後にやっぱり止めることになったり、残念なことにBMWが今シーズン限りで撤退を発表したり。シーズンも後半にさしかかり、いよいよストーブリーグもくすぶってきたところです。

 バレンシアで行われるヨーロッパグランプリは、去年に引き続き2回目ですが、昨年はなんだか退屈なレースだった、という記憶しかありません。が、今年は同じコースとは思えないほど、それなりに見応えのあるレースとなりました。

「5年経ってもそのやり方を忘れてなかった」 ルーベンス・バリチェロ/ブラウンGP
 今シーズン前半、そこそこ良い成績を残すのになぜか優勝だけはできなかったバリチェロが、実にフェラーリ時代から5年ぶりに優勝を飾りました。素晴らしいマシンを手にしながら、なかなか優勝できないイライラは極限に達し、激しいチーム批判を繰り返したり、引退を口にするなど荒れ模様だったバリチェロですが、今回は逆にバトンの不調に対して予選から彼の好調が目立ちました。グリッド順でもレース展開でも圧倒的にバトンより有利に立ち、チームも今回ばかりはバリチェロの優勝に全力で荷担したに違いありません。それはそれで複雑な気持ちも実はあるのではないかと想像します。

 最終的には今回の優勝は、マクラーレンのピットミスにより転がり込んできたと言えるかもしれませんが、それでもそのわずかで決定的なチャンスを確実にモノにした力は、やはりさすが最多参戦記録をもつベテランドライバーならではです。彼自身のコメントにあるように、レースの勝ち方を久しぶりに思い出したのでしょう。意外に今後、同一チーム内でのチャンピオン争いに発展するかもしれません。

「レースの前半は僕からするとかなりうまく展開できた」 ルイス・ハミルトン/マクラーレン
 前戦で劇的な復活優勝を遂げたハミルトン。マクラーレンの好調さはここに来ても変わらず、予選ではコバライネンとともにフロントロウを独占するほどです。しかしそれは軽タンク作戦だったことが後に分かります。軽タンク作戦が当たるのは、実は非常に難しいことだったりします。しかし、今回のマクラーレン、特にハミルトンは、2回目のピットストップまでは完璧にそれをやってのけました。誰よりも早くピットインしたにもかかわらず、トップを守りきることができたのですから。上のコメントはそのことを指しているのではないかと思います。

 順当に行けばハミルトンは多分優勝できたはず。バリチェロとのギャップとピット戦略、タイヤ戦略の違いを考えるとギリギリでしたが、恐らく逃げ切れるだけのペースはあったのだと思います。が、そのギリギリの作戦は、2回目のピット作業ミスによってあっけなく崩れ去ってしまいました。ピットでロスした5秒という時間はもちろん大きいですが、その結果ロズベルグの後ろに入ってしまったことも、追い打ちをかけました。

 ところで、今シーズンはチャンピオン争いを諦めているためか、昨年と違ってドライビングもとてもクリーンに思えます。昨年までは嫌いなドライバーの一人でしたが、今年は意外に好きになってきたかも… なんて思ってたり(A^^;; 今年の浮き沈みの経験で、ドライビング・スタイルごと成長してくれると良いのですが。

「一番のライバルであるレッドブル勢に勝つことはできた」 ジェンソン・バトン/ブラウンGP
 依然としてポイントリーダーの地位を守り続けているバトンですが、ここ数戦の不調さを引きずったままグズグズなレースを繰り返してしまいました。それでもウェバーとの争いに勝って、ポイントを獲得したのは不幸中の幸い。またチームメイトのバリチェロの優勝に対し、7位にしかなれなかったのは納得いかないことであると同時に、基本的なマシン性能はまだ他のチームに追い抜かされていないことが証明されたと考えれば、そう悪いことでもないのではないかと思います。何かきっかけがつかめれば、また序盤戦のような連勝も夢ではないのですから。

 それよりもシーズン後半を迎えた今となっては、チャンピオンシップを取るために、優勝よりもライバルとの差のほうがより重要です。今回はたった2ポイントしか獲得できませんでしたが、バトンにとっての一番の驚異だったレッドブルの2台が揃ってノーポイントに終わったことは、とても意味あることです。2ポイント差をつけるということは、自身が優勝して、ウェバーかヴベッテルが2位になるのと、ポイント差的には同じ事ですから。

 しかし、チャンピオン争いが7位や8位で展開されるというのは、幾分寂しいものがあります。やはりチャンピオン争いは、毎レース優勝争いでやって欲しいものです。

「今日の一番の問題は、最初のピットストップだ」 セバスチャン・ベッテル/レッドブル
 そうかなぁ? 一番の問題はこのレースウィークで、2台もエンジンを壊してしまったことではないのかな? 今シーズンはレギュレーションで、シーズンを通じて使用できるエンジンは8台まで、という決まりがあります。レッドブルはそもそも前半戦でかなりの数のニューエンジンを投入してしまい、ほとんど中古エンジンしか残っていないはずです。その中の2台が壊れたとなれば、終盤戦のエンジン戦略に影響が出ないのでしょうか? それとも壊れたエンジンはカウント外にして良いのかな? ともかく今後のレース戦略に影響が残らないか心配です。


 ヨーロッパGP終了時点でのポイントランキングは、依然としてバトンがトップ。バリチェロが2位に浮上し18ポイント差。ウェバーがバリチェロから2.5ポイント差で3位。ベッテルは4位まで落ちてしまっています。コンストラクターズももちろんブラウンGPとレッドブルの一騎打ち。しかしマクラーレンとフェラーリもここ数戦で上昇してきました。特にマクラーレンの復活ぶりを見ていると、チャンピオン争いの権利はなくとも、チャンピオンシップを左右する台風の目となってくるのは確かと思われます。

 次のレースは早くも今週末。カレンダー中屈指の難コースにして見応えのあるベルギーはスパ・フランコルシャンのレースです。

カテゴリー: F1

真田手鞠唄:米村桂伍

真田手毬唄 (新潮文庫)

真田手毬唄 (新潮文庫)

 

  米村桂伍さんの小説はこれまでに「退屈姫君伝」をはじめ八冊を読みました。あと四作品が発行されているようですが、なかなか文庫本では見つからずに未読となっていました。そんな中の一冊、「真田手鞠唄」を偶然に発見。最近はまた松井今朝子さんの重くて衝撃的な小説が多かったので、ここらでまた一休み、と言うつもりで買って読んでみることに。

 「退屈姫君伝」シリーズの四作はもちろんですが、米村桂伍さんの小説はどれも微妙に登場人物が被っていて、全てを読み尽くしているマニア向けな仕掛けがたくさんされています。今回の「真田手鞠唄」はそんな中でも、最も新しい時代を描いた物語と言えます。いや、”真田”といえばあの”真田”ではないのか?だとすれば江戸時代最初期の話ではないのか?と思った方は、かなり鋭いです。そうです、タイトルになっている”真田”とは戦国時代末期、豊臣家に最後まで仕えた武将、真田幸村の一族のことです。

 さて、その”真田”がどうして退屈姫君伝の世界(=江戸後期)とつながっていくのか? 物語は実際に大阪夏の陣のシーンから始まります。そして大阪の城下にどこからともなく広まっていく奇妙な手鞠唄・・・

花のようなる秀頼さまを、鬼のようなる真田がつれて、のきものいたり鹿児島へ

 この唄を聞けばこの小説の主たるストーリーの柱が想像つく方も多いかと思います。実際その期待通りに物語は進んでいくのですが、途中から凡人の私には全く想像のつかない奇想天外な方向へと展開していきます。

 米村桂伍氏の小説の特徴は、講談師が喋るような口調とリズムで書かれた独特の文体。そして洒落とコメディに満ち、明るくて軽妙で時に下ネタをふんだんにちりばめた、滑稽なエピソードの連続。そして歴史のミステリーにロマンを追い求め、荒唐無稽で奇想天外なアッと驚く落ち。そして最初にも触れたように、微妙に重なる他作の登場人物達の繋がりなどなどにあります。

 全体的にバカバカしいほどのおちゃらけた小説に感じられるのですが、その物語の背景となる歴史的事実は、実は非常に丁寧に調べられており、考証がしっかりしていることが伺えます。特に今回の「真田手鞠唄」は、徳川の台頭と豊臣の滅亡、そしてその後に至るまでの細かい事実、実際に語り伝えられてきた伝説などの事実が、丁寧に幾重にも積み重ねられています。

 そのしっかりした史実の上に組み立てられた、滑稽で奇想天外な米村ワールドとのギャップは、純粋に面白い!と思えるものですし、あるいは歴史のロマンや夢をも感じてしまうほどです。そこには米村桂伍さんの考える物語の本質があります。それは次のような言葉で説明されています。

民百姓は、伝説を求めているのだ。辛い浮き世を忘れ、楽しませてくれる話を求めているのだ。だから源義経は衣川の館では死なずに蝦夷地へ逃れ、明智光秀は小栗栖で殺されずに天海僧正と化した・・・豊臣秀頼も大阪城で死ぬよりも、落ち延びて鹿児島で暮らしているのだ、と考える方が面白いのだ

 まさしくその通り。古い時代を舞台にした時代小説を私が好きで読み続けるのは、面白い伝説を求めているからです。フィクションであろうと、ノンフィクションであろうと、それは変わりません。

 以前読んだ「おんみつ密姫」も同様に歴史の異説に挑戦した物語でした。しかし、それらよりもこの「真田手鞠唄」のほうが私は気に入りました。テーマが前二作よりも圧倒的に壮大だからなのだと思います。

 それに加えてとても魅力的な登場人物達。「風流冷飯伝」に通じるものがあり、米村ファンとしてはホッと一安心してしまいました。

 お勧め度:★★★★★(米村ファンにも、あるいは米村さんの小説を初めて読む人にもお薦めの一冊)

灼熱鎌倉遠足

 鎌倉に遊びに行ってきました。鎌倉といえば東京近郊では日光と並ぶ古都市で、古い寺院が点在し歴史を感じることのできる観光地です。少し足を伸ばせば由比ヶ浜や江ノ島などで自然を感じることもできます。記憶によると鎌倉には中学時代と高校時代にそれぞれ遠足で訪れた覚えがあります。ということで、鎌倉にやってくるのは20年ぶりくらいでしょうか(A^^;; 当初の予定では、鎌倉の一通り有名な観光ポイントを巡って、江ノ島まで行き、帰りがけには横浜にも寄ろう!くらいの勢いで出発しました。

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まずは北鎌倉駅からすぐの円覚寺へ。三門をくぐった正面は仏殿です。

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三門入り口。観光日和でしたが意外なほどにひっそりして風情があります。

 鎌倉までは自宅の最寄り駅から電車一本で行けます。所要時間は1時間ちょっと。せっかくなので\750のグリーン券を買ってちょっと贅沢をしました。まず目指すのは鎌倉駅の一つ手前の北鎌倉駅。ここで電車を降りて歩いて観光ポイントを巡りながら鎌倉駅へと向かうルートを計画しています。

 北鎌倉駅で降りたらまずは駅のすぐそばにある円覚寺へ行ってみました。ここは北条時宗が禅を広めるために開いたお寺だそうです。鎌倉の寺社はどこも、拝観料はかかりますが日光のように商売っ気はあまり感じられません。ありのままの自然なお寺の雰囲気が楽しめてとても風情が感じられます。そもそも鎌倉は約800年前の都市であり、奈良や京都に続く歴史の深さがあります。

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名月院山門へ続く階段。梅雨の季節にはこの両側が一面青い紫陽花で埋め尽くされるそうです。

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方丈から庭園の眺め。ユニセフへの寄付金に賛同すれば、方丈に上がって庭園側へ出ることができます。

 円覚寺を後にして横須賀線線路沿いを少し歩き、小川沿いの道を山の方へ入っていくと、アジサイ寺の異名を持つ明月院に辿り着きます。残念ながら紫陽花の季節は完全に終わっていましたが。そのせいか、訪れている人はほんのわずか。ほとんど人気のない境内を堪能できました。他のお寺のような広々とした空間はなく、庭園のような木と草が生い茂った薄暗い境内は、真夏の猛暑から逃れるには最適です。

 紫陽花(の葉っぱ)に埋め尽くされた細い階段を上って山門をくぐると、方丈があります。この奥にはさらに菖蒲などが植えられた庭園があり、座敷からは丸い窓を通して眺めることができます。\300円を寄付して座敷に上がり、熱いお茶とおせんべいを頂きながらしばし休憩。奥の庭園側もこの季節は特に見るべき花もなく、瑞々しい緑に囲まれるばかりでした。菖蒲が咲く時期などは、さらに奥まで入れるそうです。

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紫陽花の葉の裏にあった蝉の抜け殻。植物だけでなく動物も色々いるようです。

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去来庵のビーフシチュー。ちょっとお高いですが、猛烈に美味いシチューでした。

 それにしてもこの日の暑いこと暑いこと。天気予報は前日まで雨マークのついた微妙な状況でしたが、いざ当日になってみれば、快晴の良い天気。先週末も良い天気でしたが、この日は一段と気温と湿度が高いようで、いくら自然豊かな鎌倉とはいえ、炎天下を歩き回るのには最悪のコンディション。大雨よりは良いですが…。

 あまりの暑さに熱中症になりそうなので、早めに昼食をとりがてら休憩することに。明月院を出て鎌倉方面に向かう道路脇にあった、去来庵というお店に入りました。ここは昭和初期に建てられた純日本風の建物、しかしメイン料理はビーフシチューという、ちょっと変わったお店です。涼しい店内で暖かくて美味しいビーフシチューと冷たい瓶ビールをおいしく頂きました。

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鶴岡八幡宮本宮への石段と大銀杏。約800年前に源実朝が暗殺されたという伝説の現場です。

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舞殿では結婚式が行われていました。多くの観光客に祝福されていました。

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絵馬は小さなドキュメンタリー小説です。見知らぬ人々の生活が垣間見えます。

 昼食を食べて休憩し、すこし体力が回復したところで再び歩き始めます。しかしやはり暑さには勝てず、途中予定していたルートを大幅に変更。涙を呑んでいくつかの見学ポイントをカットし、ひたすら鎌倉駅を目指すことに。とはいえ、鶴岡八幡宮は外せません。北鎌倉から歩いていくとと、ちょうど参道とは逆の本宮裏に突き当たります。

 鶴岡八幡宮は鎌倉エリア最大の観光スポットであり、その規模や長い歴史背景ともに日本でも有数の八幡様です。北鎌倉周辺とは違って、ここは大勢の観光客で賑わっていました。お参りするだけでなく、見知らぬ人たちの書いた絵馬を見たり、たまたま行われていた結婚式の様子を見物したり、かき氷を食べたり、池に棲む巨大なスッポンを見たりしながらぶらぶらと参道方面へ。思いがけず長居をしました。その後参道前の賑わうお店を見物しながら(時には買い物しながら)鎌倉駅へ到着です。半日弱かけて一駅ぶん歩ききりました。

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鎌倉駅から江ノ電に乗って長谷へやってきました。もちろん目的は大仏様です。

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やってきました鎌倉大仏。暑さに朦朧とした意識が、大仏様を見た瞬間に戻りました。

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大仏様は背中から見るとしょんぼりして見えます。

 鎌倉からは江ノ電に乗って長谷駅へ。ここへ来た目的はただ一つ、大仏を見ることです。長谷駅を降りて大仏のある高徳院へ向かう道を歩いているときが、暑さのピークだったかも。何度もリタイアしようかと思いましたが、やはり鎌倉へ来たからにはベタであろうと何であろうと、大仏を見ずには帰れません。沿道を歩く人々は皆同じ気持ちだったのではないかと思います。

 暑さを乗り越えて辿り着いた大仏様の姿は神々しいとしか言いようがありません。真夏の日差しを浴びて青銅色の大仏と背景の青空のコントラストが非常に綺麗でした。この鎌倉大仏は台座含めて高さ13.5mだそうです。ちなみにお台場のガンダムは18m。大仏様は座っていますので、全体的なボリューム感では鎌倉大仏の方がかなり大きく感じます。ちなみに\20払うと大仏中に入れるのですが、私は今回見物し損ねました。

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長谷駅前で休憩。美しい生ビールを一杯飲んで生き返りました。

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熱くてもう限界。まだ日は高いですが電車に乗って帰りましょう…。

 長谷駅周辺には長谷寺など、大仏以外にもいくつか見学ポイントがあるのですが、あまりの暑さに歩き回るのはもう限界。大仏を堪能した後はすぐに駅へと引き返します。その途中で生ビールを飲んで休憩しつつ帰路へ。時間は16時を過ぎていましたし、まぁ日帰り遠足の終了時刻としてはちょうど良いところかと思います。結局、北鎌倉周辺の数々の観光ポイントや、江ノ島まで行く気力も体力も暑さに全て奪われてしまいました。

 江ノ電で鎌倉に戻り、行きと同じように横須賀線のグリーン車に乗って地元まで戻ってきました。時刻は18時過ぎ。あまりに暑い思いをした後に、涼しい電車に1時間も乗っていたら、逆に体が冷えてしまいました。リハビリのためにそのまま飲みに行くことに。気がつけばいつもの宴会で一日が終わります。

 鎌倉は紅葉したらまた一段と綺麗だろうなぁと思わせる場所がたくさんありました。また近いうちに涼しくなったころにリベンジしたいと思います。

ころころろ:畠中恵

ころころろ しゃばけシリーズ 8 (新潮文庫)

ころころろ しゃばけシリーズ 8 (新潮文庫)

 

  畠中恵さん作の大人気「しゃばけ」シリーズの第八弾となる「ころころろ」を読みました。このシリーズ、嵌って気に入ってしまって、文庫本になるのが待ちきれずにハードカバーで最近は即手に入れてしまいます。今回の「ころころろ」も先月末に発売になったばかり。ほとんど発売日に即買いしてしまいました。

 「しゃばけ」シリーズといえば、日本橋通町にある廻船問屋兼薬種問屋、長崎屋の若旦那一太郎と、彼を取り巻く人ならぬ存在の妖(あやかし)達が織りなす、時代ものコメディ、というかファンタジー小説です。基本はミステリー仕立てで、絶体絶命の大事件が起こるのですが、最後には必ずホッと心温まるハッピーエンドを迎える、娯楽小説の王道を行く作品でもあります。一太郎の人柄と妖達のハチャメチャさが、そのストーリーを支えています。

 今作ももちろん期待に違わぬ内容。でも、出だしからして今までとは少し違う雰囲気。時制が複雑に入り組んで、一章ごとの独立性が高まっています。「しゃばけ」シリーズを読んできたファンなら、最初の章を読んでいると「おやっ?」と思うに違いありません。

 内容のネタバレはするつもりはないのですが、今回起こる大事件がすでに本の帯にデカデカと書かれてしまっています。なので、公知の事実として書いておきますが、今回はなんと若旦那の目が見えなくなってしまうのです。それも病気や怪我ではないらしい…。ということで、帯にもあるように、鳴家たちはじめ取り巻きの妖たちが、若旦那の目に光を取り戻すべく奮闘する物語です。

 でも、率直な感想としては、今回はやや若旦那の影が薄かったかな、と思います。いや、若旦那の影が薄いというよりは、”人間”があまり出てこなかったというべきか。妖たちの活躍は、それはそれで面白いのですが、やはり過去の作品にあったような、若旦那を取り巻く普通の人間ドラマみたいなものがないと、ちょっと寂しいなぁと思いました。マンネリ化を恐れ敢えて新たな展開に挑戦したようにも思えました。

 その一方で、畠中恵さんの物語力には改めて感心してしまいました。特に第四章となる「けじあり」は秀逸です。なんというか、上手く言えないのですが、こんなにファンタジーを書かせたら上手い作家さんて、そうそういないと思います。この章の落ちのつけ方なんて本当にすごいです。本全体の落ちではないので、ごく軽いものではありますが、とても味わい深いのです。

 さて、最後に気に入った一節を紹介しておきます。「けじあり」に出てくるとある女性の言葉です。

「怖いねぇ、鬼は人を喰うともいうから」 「喰われるのは、嫌?」 「でも、喰いたい程いとおしく思う事が、あるかもしれないわ。喰われたいほどの思いにさえ、出会えるかもしれない」

 と、これらの言葉をここに転載していて気づきました。今作のテーマはズバリ「愛」であると。「恋愛」と書いた方が正確かも。小説のテーマとしてはベタなようですが、少なくとも私はこんな恋愛小説は今までに読んだことありません。

 鳴家の恋愛?一太郎の恋愛??  それは読んでのお楽しみです。

 お勧め度:★★★★☆ (しゃばけシリーズを読んできた人は、もちろん読まなくてはなりません)

ガンダム・ヒミコ・アサクサ

 夏休み真っ盛りの8月15日、下町飲んだくれ写真部の仲間その他総勢7人で、お台場にガンダムを見て、その後水上バスに乗って浅草へ行き、いつも通り飲んだくれるという企画に参加してきました。今年の夏は何となく天候が不順ですが、この日は典型的な真夏の一日。スカッと晴れてぐんぐん気温が上がり、強い日差しがギラギラと照りつける一日となりました。日焼け止めを丁寧に塗って、水分補給を欠かさないように気をつけながらの大人の日帰り遠足です。

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ガンダムに乾杯!炎天下ので飲む冷たいビールの美味いこと!これだからビールは止められません。

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PENTAX仲間から魚眼ズームを借りてみました。地球は丸い!って、逆か(A^^;;。このレンズはすごい面白いです。

 まずは新橋駅に午前10時に集合してゆりかもめでお台場へ。が、この日は絶好の行楽日和。ビッグサイトでは夏のコミケが開催されていたりして、ゆりかもめはものすごく混んでいました。とはいえ、待たされたりはせずに普通に乗れましたけど。もう少し時間が遅くなると大変だったようです。でも地元民なのだから、豊洲回りするとか、何か迂回ルートを考えた方が良かったのかも。ちなみにゆりかもめ乗ったのは初めてだったりします(^^; 乗ってから気がつきました。

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ジー・・・。真面目に撮ったガンダム写真は以前貼ったので、今回はネタ写真ばかりです。スミマセン。

 台場駅で降りてガンダムのある潮風公園へ。個人的にはガンダムを見に来るのはこれで3回目となります。今まで以上の猛烈な混雑を予想していましたが、意外や意外、そうでもありませんでした。股くぐりは30分ほどの待ち行列ができていましたが、普通に見て、写真撮るならば問題ありません。周囲の屋台もそれほど並ばなくても食べ物、飲み物が買える状態です。

 早速、おつまみやら生ビールなどを買って乾杯してしまいます。炎天下でのお酒は体力を奪いやすいので、注意が必要ですが、暑い日差しの下、冷たいビールの美味さは格別です。

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お台場から都心方面を望む。屋形船が来たと思ったらわらわらと人が屋根に出てきました。手前は海鵜。

 なんだかんだで1時間以上ガンダム周辺で遊んでいましたが、飽きた頃に海沿いの公園を散歩しながらパレットタウン方面へ移動。遅めのお昼ご飯を食べて休憩しつつ時間調整。14時15分発の水上バスを待ちます。しかも目当ては普通の水上バスではなく、松本零士氏がデザインした「ヒミコ」という超格好いい船です。豊洲を経由してお台場と浅草を結んでいます。でも一日に2往復程度しかしておらず、しかも乗船定員がたったの40人! 何も下調べをしておらず、乗れなかったらまぁイイか、とかなり適当に考えていたのですが、お昼前に先発隊が切符を買いに行き、無事にゲット!選ばれし40人に入ることができました。

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ヒミコがやってきました!乗船には通常料金にヒミコ特別料金が必要です。でもたったの+\300!安い。

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涼しい船内から川沿いの風景を見上げて楽しめます。

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船内はこんなに贅沢なレイアウト。車掌さんとメーテルと鉄郎もいます。

 ヒミコは晴海埠頭から豊洲を経由して隅田川へ。約1時間かけてゆっくりと川を上り浅草へ向かいます。船内は窓沿いのベンチソファを配し、ラウンジというか喫茶店風に椅子と丸テーブルが並び、船の中央は完全な空きスペース。大きな船体なのに40人しか乗れない贅沢なつくり。なのにヒミコ特別料金はたったの\300(+通常運賃\1,220がかかります)。これでペイするのか疑問になります。船内ではアイスクリームや飲み物を売ってるので、それで稼ぐのか?私たちはしっかりとシャンパンを頂いてしまいました。確かに高かったです。

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酒の大枡 雷門店のバーで休憩。ベルギー産の白ビールを頂きました。

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文扇堂の店先。そういえば今年はほおずき市には来なかったなぁ。

 ヒミコの旅はあっという間に終了して浅草に到着。水上バスはやはり人気があるようで、浅草の乗り場にも人がたくさん並んでいました。浅草に来たならばやはり雷門から仲見世を通って、浅草寺にお参り… と思ったのですが、炎天下で遊んで、お酒を少し飲んだ我々は少々疲れが出てきました。雷門をくぐったところですぐに酒の大枡で休憩してしまいます。ここでベルギーの白ビールで喉を潤したら面倒くさくなって、結局浅草寺お参りは省略(A^^; このまままっすぐお腹を満たしに行くことに。

 グダグダになりつつある一行が目指したのは、雷門からはかなり外れたところにある老舗のお好み焼き屋さん、染太郎です。古い雰囲気のある建物、エアコンはなく各テーブルに扇風機が一台ずつ用意されています。壁には古い暖簾や、古い芸能人の色紙など(昭和20年代のものがたくさんありました)。

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入り口からしてレトロで(”調”ではなくて本物)味わい深い浅草染太郎。

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美味いお好み焼きをたくさん食べ、焼酎をたくさん飲みました。

 暑い真夏にエアコンのない店で熱い焼き物を食べるとは、ますます弱ってしまうかと思えば、むしろその逆。美味しくて高カロリーなお好み焼きを食べて元気を盛り返してきました。人数が多かったこともあって、いろいろな味のお好み焼きが食べられて大満足です。韓国焼酎のボトルも2本開けてしまいました。満腹になるまで食べていたら、外はいつの間にか日が沈んで暗くなっています。ここは浅草、暗くなったとすれば行くところは一つ…。

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はい、やってきました伝法院通り。この看板の脇道の赤提灯街に吸い込まれていきます。

 数々の伝説と苦い想い出を生んできた、伝法院通り脇の赤提灯街。浅草もこの日は人出が多く、お店はどこも混んでいるようです。ここではお店を選ぶようなことはせず、席が空いてそうなところを見つけたらさっさと座ってしまうに限ります。今回は特に人数多いですし。ということで、赤提灯街の南の端の間口の小さなお店に早速陣取りました。

 後はもう特に書くようなことはありません。いつものペースでいつものように本格的に飲んだくれ開始。バカ話で大いに盛り上がります。隣の席からタバコの煙が流れてくるのには辟易しましたが。他人に煙を吹きかけるくらいなら、目の前の友人、恋人に吹きかけろ!って、酔っぱらって気が大きくなると、喧嘩しそうになるから危険です。いや、グッと我慢しましたけど。

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で、やっぱり飲んでしまうわけです。これを飲んだ時点から様子がおかしくなる人が必ず出てきます。

 デンキブランを飲んでべろべろになって赤提灯街を後にしますが、早くから飲んでいたこともあって時間はまだまだあります。勢い余って通りがかりに気になっていたスペイン料理屋さんに入ってしまいました。止めておけばいいのに。浅草で4軒もお店をハシゴするのは危険極まりありません。

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〆にシャンパンとか。何か間違ってる気がしますが(A^^;

 今回も約一名、完全に沈没してしまったところでようやくお開きに。午前中から太陽を燦々と浴びて、子供のようにはしゃいでガンダムを撮って、ヒミコに乗っていたことが夢のようです。浅草恐るべし。

K-7で撮りヒコーキ

 鉄道好きで写真を撮る人のことを”撮り鉄“と最近は呼ぶらしいですが、K-7で動くものを撮る練習もかねて”撮り鉄”ならぬ”撮り飛行機”してみました。実はその昔、フィルム一眼レフで遊んでいた時代には、羽田空港に良く写真を撮りに行っていた少年時代の想い出があります。こう見えても一応乗り物好きな男子なので(^^;;。当時と違い今は車という便利な足がありますので、撮影ポイントは羽田空港周辺の城南島や京浜島などいくつか回ってみました。

 鉄道ほどではないかもしれませんが、飛行機を撮ることを趣味にしている人も一杯いるようでして、無線を聞きながら長い白レンズなどを構えてるなど、本格的装備な人も多くいる中、高倍率ズーム1本勝負で肩身が狭いですが、せっかくの夏休み、飛行機に乗って沖縄や九州、あるいは北海道にでも行きたいなぁ、と遠い地に思いを馳せながら空にカメラを向けていました。

 以下自己満足な写真の羅列です。カメラはもちろんSIGMAの18-250mm/F3.5-6.3DC OS HSMを使用しています。クリックすると1500x1000pixelで開きます。全てRAWで撮影しK-7に付属のPDCU4で現像しました。その際適宜レタッチ&トリミングしています。

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離陸中のANA/BOEING B747-481D/JA8099のお腹が美しい。今回のベストショット。
250mm, 1/1000s, F7.1 -0.3EV, ISO320, AWB

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離陸後に翼からボーテックスを発生させるJAL/BOEING B747-446/JA8912。
120mm, 1/1000s, F7.1, -0.7EV, ISO200, AWB

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頭の真上を通過するJAL/Airbus A300B4-622R/JA8558。この時代のエアバスはフォルムがすごく綺麗。
250mm, 1/1250, F7.1, -0.7EV, ISO320, WB: CTE

 羽田空港周辺の撮影ポイントは色々あるようですが、定番なのは城南島海浜公園。ここは人工砂浜があってキャンプ場やバーベキュー場などもあり、飛行機目当てでなくても晴れた日に家族や友達と遊びに行くにはすごく良い場所です。ここは、C滑走路(16L/34R)およびB滑走路(04/22)への離発着ラインのちょうど真下やや東側になります。午後はたいていの場合逆光になります。あるいは城南島の公園外に出れば良い場所が見つかるかもしれません。
 
 城南島で撮るのにベストな条件は、22Lへの着陸が行われている場合です。飛行機への距離も最も近く、望遠レンズがなくても撮れそうなくらいですが、強い西風が吹かないと、最近は滅多にこの滑走路は使われません。

 もう一つの撮影ポイントは城南島の対岸にある京浜島つばさ公園。こちらはC滑走路の離発着ラインから少し遠ざかるのですが、東京湾をバックに午後でも順光となります。

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真夏の積乱雲をバックに羽田にアプローチするANA/BOEING B777-381/JA751A
180mm, 1/800s, F8.0, -1.0EV, ISO100, WB: CTE

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ANA/BOEING B767-381/JA8589のお尻。右の翼端がギリギリ欠けた…。
250mm, 1/400s, F8.0, -0.7EV, ISO100, WB: CTE

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到着するJAL/BOEING B747-446D/JA8090と離陸してゆくANA/Boeing B747-481D/レジ不明^^;。
180mm, 1/250s, F10, ISO200, WB: 太陽光

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Star Flyer/Airbus A320-214/JA04MCの機首アップ。窓から覗いてる人と目が合いそう。
250mm, 1/400s, F8.0, -0.7EV, ISO160, WB: 太陽光

 今回まじまじと羽田を離発着する旅客機を見ていて感じたのですが、B777とB737の多いこと多いこと。やはりこの2機種は今の時代の大型小型のそれぞれ主力機種なのでしょう。一方でB747などは昔はこれでもかというくらい飛んでいたのに、今はかなり減ってしまいました。とはいえ、ここに貼った写真はB777よりもB747の方が多いですけど。それは私の個人的趣味です。が、本当に一番好きなのはA300です。この時代のエアバス機は本当に流麗です。さすがヨーロピアン・デザイン!と思ってしまうくらい。

 写真を撮る上でもやはりB747はどこから見ても絵になります。一方B777は-200はまだしも-300になると、細長すぎてどうしたらいいのか分かりません。B767もどことなく味気ないですね。見慣れてしまっただけでしょうか。でも、B737-800は大きなウィングレット(ないのもありますが)もあって、なかなか見栄えがします。小さいので迫力ある写真はなかなか難しいですが。それにしてもDC-10などの3発機も撮り甲斐があっただろうなぁ、などと思わず昔を懐かしんでしまいます(^^;;

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夕日をバックに… 機体は潰れて見えないけれど。ANA/BOEING B767-381ER/JA613A
180mm, 1/800s, F32, ISO200, WB: 太陽光

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お手軽高倍率ズームならすぐに引きの絵も撮れます。負け惜しみっぽいけどコレ重要。

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夕焼け空をバックに… B747はこの角度が一番美しい。JAL/BOEING B747-446D/JA8908
250mm, 1/320s, F10, ISO200, WB: CTE

 さてPENTAX K-7とSIGMA 18-250mm/F3.5-6.3 DC OS HSMで飛行機を撮った感想ですが、意外にいけるなと感じました。もっとピント外しまくり、ブレまくり、フレーム外しまくり、露出もホワイトバランスにも気が回らなくて、散々なことになるのではないかと思ったのですが。飛行機撮影に250mmという焦点距離は決して長い方ではありませんが、私の腕ではこの辺がやはり限界かなと思います。いや、欲を言うとあと+50mm欲しい気もします。

 心配していたAFですが、晴れていて十分に明るかったためかピントを外すようなことはありませんでした。手ぶれ補正もレンズ内蔵のものを使いましたが、もちろん十分に効いています。ただし、横にカメラを振りながら撮っていると、手ぶれ補正が迷ってる様子(左右に突然揺れる)がファインダーで見えることがありました。タイミングによっては問題になってくるのかも。今回は高速シャッターを切りましたが、低速シャッターで流し撮りするときにはどうなんだろう?とちょっと心配です。

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デジタルフィルターで遊んでみました。これはクロスフィルターでキラキラに。モデルはANA/Airbus A320-211/JA8387です。

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一度やってみたかったフィッシュアイ・フィルター。本当のフィッシュアイレンズで飛行機をこんな風に撮れたら… ムリですけど。モデルはJEX/BOEING B737-846/JA309J

 ところで、今回の撮影ではK-7の自動水平補正をONしてみました。ボディ内手ぶれ補正を使用しないので、2度の傾き補正が可能です(手ぶれ補正ONの場合は1度まで)。で、これ素晴らしい効果です。飛行機の離着陸シーンはよく、水平が傾きやすいのですが、水平線が入るようなシーンでもきっちり撮れました。ON/OFFで比較したわけではありませんが、たぶんこれはカメラのおかげかと思います。私にそんな力量ないので。

 飛行機撮影とは直接関係ありませんが、今回のように明るいところでは、やはりK-7のファインダー内表示は見にくいです。輝度が控えめなグリーン文字のせいかと思います。もちろん暗いところで眩しいよりは良いのですが。明るさ適応で輝度が変化しているるのなら、もう少し最高輝度を上げて欲しいところです。一方、背面液晶は真夏の炎天下でもそこそこよく見えました。データ表示は問題ないですし、仕上がりのフレーミングチェックくらいは十分可能です。で、K-7を手にしてからずっと思っていたのですが、昔ながらの上面液晶ってもう見ないですね。これ、もはや不要なのではないかと思います(^^;;

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お気に入りのハイコントラストフィルター。モデルはAsiana Airlines/Airbus A330-331


 羽田空港は我が家から近いので、ふと思い立てば撮りに行くのは簡単です。今度から暇なときに時々また撮りに行ってみようかと思います。あと、ちょっと遠いですが成田空港もイイかも。いろいろなエアラインが飛んでるし。ただし、この世界の深みに嵌らないように注意しないといけません。長くて明るいレンズがあればなぁ、などと妄想し始めるとロクなことにならないので。純真で清貧だった少年時代とは違いますので…(A^^;;


 そういえば、一昨日の8月12日は御巣鷹山の事故から24年目の節目の日でした。その後も航空機の事件事故はなくなっていませんが、少しでも、一歩ずつでも、着実に空の安全性が高まることを願ってやみません。

いまさらWindows 7 RC版を本格試用

 来る10月末に正式に発売になるというWindows 7ですが、今年の初め頃にRC版がテスト目的で一般配布されました。私も興味本位でダウンロードしてVirtualBox上にインストールして遊んでいたのですが、まもなく正式版が発売ということで、いろいろとWindows7に慣れておかなくてはなりませんし、使いこなしの勘所を勉強しておこうと思い、仮想環境ではなくPC2号機にインストールして本格的にテスト運用してみることにしました。

—PC2号機
 PC2号機はこれまではWindows XP SP3を入れて、地デジTVキャプチャカードによるテレビ視聴&録画に使っていたのですが、ちょっとトラブルが起きてOSを再インストールをしないといけない状態でしたので、ちょうど良いタイミングです。2号機にはメモリーは4GBしか積んでいませんし、TVキャプチャのこともあるので、64bit版ではなく32bit版のWindows 7 RCを改めてダウンロードしました。

 ちなみにPC2号機のスペックですが、CPUはクアッドコアのPhenom X4 9350e、マザーボードはAMD780Gを搭載したGigabyte GA-MA78GM-S2Hです。ビデオはオンボードのRADEON HD3200、その他もオンボードのまま。メモリーはDDR2-1066が2GBx2pcsで合計4GBです。HDDはSeagate ST3500320ASとWestern Digital WD10EADS(333GBプラッタ)です。

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PC2号機にインストールしたWindows 7 RC 32bit版のデスクトップ。

—セットアップ
 セットアップはWindows Vistaとほぼ同じ感じで順調に完了しました。クリーンインストール状態でもモニターの解像度が的確に判別され、Aeroも有効になっていました。RealtekのGigabitイーサやHD Audioコーデックも認識されていて、このまま何もしなくても使い出せそうです。そうは言っても、もちろんそれぞれ最新のドライバーをインストールしましたが。AMDもRealtekもすでにWindows 7をサポートしたドライバが配布されています。

 次に地デジTVキャプチャです。使用しているカードはBUFFALOのDT-H50/PCIEという製品。公式にはWindows 7はサポートされていません。しかし恐らくVista用のドライバでそのまま動くはず、ということでインストール。あっさりと動きました。録画予約などの動作にも特に問題ないようです。

 ウィルス対策ソフトはOSのカーネルに深く依存しているのでVista用では動かないかもしれません。調べたところ、フリーも含めすでにいくつかWindows 7対応のウィルス対策ソフトが出ています。これまで製品版を使っていることもあって、カスペルスキーのテクニカル・プレビュー for Windows 7版を入れてみました。メッセージ類は全て英語ですが、これも特に問題なく動きます。

 いくつか簡単なソフト類を入れてみたり、WEBブラウジングしてみたりして一通り触ってみた感想ですが、動作は軽快でVirtual Boxで感じたような未完成感もほとんどなく、かなり快適です。それに、意外にWindows Vistaとの使い勝手の差は少ないな、とも感じました。Windows XPからだとやや戸惑うかもしれませんが。いずれにせよ、これなら正式版が出た暁にはそのまま安心してPC1号機にも使えそうです。

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リフレッシュレートの選択肢に60Hzはあるのですが反映されません。勝手に59Hzに戻ってしまいます。

—問題点
 マイナーな問題点として、当初はスタンバイしても数分から数十分で勝手に起き上がってしまったりしたのですが、イベントログを調べたらネットワークから起動していることが判明。デバイスマネージャからネットワークのプロパティを開き、電源管理タブで「ジャンボフレーム以外では電源状態を変更しない」にチェックを入れることで。これは即解決しました。

 もう一つの問題ですが、現状かなり深刻な状況です。とはいえこれはWindows 7だけの問題というわけではなく、いわゆるH/Wおよびドライバー類との相性問題というやつかと思います。というのは、ディスプレイのリフレッシュレートが59Hzに固定されてしまうのです。モニター自身は最大解像度の1680x1050pixelで60Hzまで対応していますし、実際設定画面にも60Hzの選択が可能なように表示されます。しかし何をどうしても59Hzにしか設定されません。おなじH/W環境でも、Windows XPやVistaを使っていたときにはなかった現象です。

 で、59Hzの何が問題なのかといえば、具体的に影響があるのはTV視聴です。TV放送は約60Hz(正確には59.94Hz)のフィールド周波数で送られてきますので、これを59Hzのディスプレイに映すと、頻繁にフレームスキップが発生し、妙にカクカクした動きになってしまうのです。見ていて非常に気持ち悪いです。これ、TRVに限らず、DVD等の動画再生には軒並み影響があるはず。このまま直らないようだったらちょっと考えてしまいます。大人しくVistaまたはXPに戻すか、ディスプレイを変えてみるか、あるいはビデオカード(マザーボード)を変えてみる(追加するという手もあり)か…。引き続き要検討です。

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Windows XP ModeでPhotoshop Elements 4.0を起動したところ。

—Windows XP Mode
 Windows 7の新機能として話題になっているWindows XP Modeもダウンロードしてインストールしてみました。この機能、さんざん言われているように中身はVirtual PC上の仮想WindowsXPです。ただし、仮想Windows XPがついてくる(別途ライセンスのあるWindows XPを用意しなくて良い)ことと、仮想環境の設定やホストとの連携がより密になっています。ソフトのセットアップさえしてしまえば、仮想XP上で動いていることを意識しなくて済むくらいとのこと。

 ということで、試してみたのですが、仮想環境上では色数がなぜか16bit以上に設定できません(私の環境特有の問題かもしれませんが)。試しに古いPhotoshop Elements 4.0(VISTAにも対応していない)を入れてみましたが、この手のグラフィックソフトには全く使えません。また、このWindows XP Mode上にもウィルス対策ソフトを入れるなどして、セキュリティ対策をしないといけません。素のままだとセキュリティ警告がうるさいくらいに出てきます。

 仕方がないことではありますが、ウィルス対策ソフトを2つ用意しないといけないとしたら、仮想XPが動いていることを意識しなくてすむ、とはなりません。たまにしか使わないソフトをWindows XP Modeで動かすとすれば、セキュリティ警告を毎回目にすることにもなりかねません(ウィルス定義の自動アップデートが終われば消えるわけですが)
MicrosoftはWindows XPのサポートを今後打ち切る方針のようですが、このWindows XP Modeについてはどうするのでしょうか?

 仮想環境なだけにかなり動作も重いですし、マウスカーソルが消えたりするなど、細かい動作上の問題も残っています。相当にパワフルなPCじゃないと使い物にならないのではないかと思います。ビジネスユーザーをWindows 7へ誘導するための切り札ともいわれていますが、何となく中途半端というか、今ひとつな気がします。少なくとも個人ユースではほとんど必要ありません。仮想環境で遊ぶなら他の方法がありますし。

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Direct 3Dは有効になったのですがAeroは有効になりませんでした。ちなみに32bit版のWindows 7も試しましたが同様にAeroは使えませんでした。

—おまけ:VirtualBox 3.0 + Windows 7 RC
 ところで、VirtualBoxはその後メジャーバージョンアップをして3.0(現時点の最新は3.0.4)になりました。大きな変更点はWindowsゲストでDirecrt 3Dによる3Dアクセラレーションが効くようになったことです。ゲーマーではない私が真っ先に思いついたのは、Windows VistaゲストやWindows 7ゲストでAeroが使え、グラフィックが速くなったのでは?という点です。

 早速試してみたのですが… 残念ながらダメでした。Dxdiagで見ても確かにDirect 3Dは有効になり、APIテストなども通るのですが、Aeroは有効になりませんでした。もちろん、ドライバーのインストールはセーフモード上でやりましたし、ゲストに割り当てるビデオメモリも最大の32MBにしました。何かがまだ足りないのでしょう。まぁ、もともとダメもとだったので良いのですが(A^^;

カテゴリー: PC

Ultimate Ears 700 Noise Isolating Earphones

 みんぽすでUltimate Ears(最近Logitechに買収されてブランドだけ残っているようです)の新しいイヤホンのモニター募集があったので応募してみました。現在私が使用している携帯音楽プレーヤーはiPod touchの第一世代の32GB版。イヤホンはUltimate EarsのTriple.fi 10 Proを使用しています。Triple.fi 10 Proに特に不満があって新しいイヤホンを探しているというわけではないのですが、何となく興味があったので…(A^^;

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Ultimate Ears 700 Noise Isolating Earphones。ドライバー部分はかなり小型です。

このレビューは「みんぽす」の無償商品貸出しを利用して書かれています。(詳細は末尾で)

 今回借りたのはUltimate Ears 700 Noise Isolating Earphonesというカナル型のイヤホン。今年の5月に発売になったばかりの新製品です。ドライバーはマイクロ・バランスド・アーマチュア方式で、高音用と低音用の2基が片側にそれぞれ搭載された2wayタイプ。それにしては本体はかなり小型軽量です。とてもデュアルドライバーには見えません。これだけ小さければ装着感もかなり良いはずです。名前が紛らわしいですが、アクティブなノイズキャンセル機能がついてるわけではありません。

 箱を開けてみると内容物はごくごく一般的。イヤホン本体に、交換用のイヤーチップが大中小それぞれ1組ずつと、ウレタンフォームのイヤーチップが2組。飛行機等で使用するためのアッテネータ、そしてハードケースです。イヤーチップは特別なものではなくシンプルな形状と素材でできています。

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キット一式はこんな感じ。交換用イヤーチップ、アッテネータ、ハードケースも付属しています。

 この手のカナル型イヤホンでは、クリーニングキットや交換用フィルターがついていたりするものもありますが、そういったものは入っていませんでした。説明書を読んでみても、時折イヤーチップを外してゴミや汚れを取るだけでOKのようです。メンテナンスフリーなのはとても良いことです。

 早速iPod touchに取り付けて使ってみました。見た目の印象通り装着感は非常に良く、無理に耳にねじ込まなくてもぴったりフィットしますし、重くも痛くもありません。長時間使用にも十分耐えられそうです。私の場合、イヤーチップは標準の中サイズでちょうどでした。

 ケーブル長は115cm。外国ブランドの製品らしく等長のY字型で、分岐までの長さは38cmほどです。ケーブルも頼りなくない程度に細めで柔らかく、表面もツルツルというかサラサラしているので、引っかかりにくく絡まりにくく、この点もかなり扱いやすさにつながっていると思います。ただし、ケーブルのタッチノイズはそれなりに大きいのですが。これはカナル型なら仕方ないところかと思います。

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iPod touchに付けてみました。ケーブル長もぴったりです。

 個人的に残念に思ったのは、プラグがストレート型であること。iPod 等に付けて外へ持ち出すからには、ポケットやカバンの中に入れておくことになるわけで、ストレート型だと変なストレスがプラグにかかるのが心配です。現在使用中のTriple.fi 10 Proもストレート型ですが、L字型への変換コードが付属していましたので、それを使用しています。

 Triple.fi 10 Proは、本来スタジオモニター用途のイヤホンとして作られていて、音は素晴らしいのですが若干扱いにくい面もあります。それに多分iPod touchに使うには性能的に役不足(ん?用法あってるかな?)。対して、このUltimate Ears 700 Noise Isolating Earphonesはズバリ、ポータブルオーディオ用途をターゲットとしてると思われ、音だけではなく、細かいところまでよく考えらて作られているな、というのが第一印象です。

 さて、肝心の音については… コレばかりはいろいろ聴いてみないと何とも言えません。いえ、そのキャラクターというか、音質はちょっと聞いただけも、すぐに分かるほど明確なのですが。でも、やっぱり今回は触れないことにします。今月いっぱい借りられるので、音質についてはもっと色々聴いて確信を持ってからインプレを書きたいと思います。

このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」が無償で提供しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス「モノフェローズ」に関する詳細はこちら

情熱ホルモン@新小岩

 先週亀戸でホルモンが食べられなかったから、と言うわけではありませんが、新小岩に新しくホルモン焼き屋ができたというので、早速行ってみました。すごく混んでいると言う噂と、空いてるという両極端な噂があったのですが… 果たしてお店の前まで行ってみると、店内はそこそこお客さんで埋まっています。派手な看板に派手な内装。新しいお店と言うことでまだ店内は綺麗です。安さが売りと言うことですがお味はどうでしょう?

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派手な看板の情熱ホルモン。情熱が伝わってきます。税込み304円より。

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煙突がいちいち光っていて店内はかなり派手です。

 メニューを開いてみれば、看板に偽りはなくおおむね一人前500円以下という安さ。お肉の種類もかなり豊富です。初のお店で味も分からないので、まずはホルモン三種盛りと赤身の普通の焼き肉のセットを発注してみました。ホルモン三種盛りには、コリコリとハチノス、ガツミノが入っていました。量もそこそこで味も十分美味しかったです。赤身焼き肉はカルビ、ハラミ、ロースなどなど。普通に美味しい焼き肉でしたが、ゲタカルビは特に味が濃くて旨かったです。ということでコストパフォーマンスはかなりいいと思います。

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ホルモン三種盛り。醤油タレと味噌タレで。食べやすくて普通にウマいホルモンでした。

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普通に旨い赤身セット。こちらは一皿\1,990とちょっとお値段が張ります。なかなかイイお肉でした。

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炭火七輪で焼きます。火力はやや弱め。煙はほとんど吸われてません。

 お肉は本格的に炭火七輪で焼くのですが、ホルモンが主力メニューと言うことで、わざと火力は弱めになっているようです。いつも行く焼き肉屋さんとは明らかに炭の量が違います。おかげで焼くのに時間はかかりますが、うっかりして黒こげにしてしまったり、炎上させたりしてしまう危険はかなり少なくなります。それにしても新しいお店のわりに、煙突の排煙力はかなり弱め。店内は煙もうもうというわけではありませんが、隣のテーブルの臭い(肉ならイイですが、タバコとか)が漂ってきたりするのは、いかがなものかと思います。

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お酒はビールに始まり、ホッピーへ行って、最後はマッコリで〆。

 お酒は普通に生ビールや各種サワー類などなど。韓国焼酎やマッコリもありますが、結構なお値段がします。それよりもホッピーでB級臭さを味わう方が、この店には向いてそう。結局ホッピーでは飽きたらずに、マッコリも飲んでしまったのですが。

  この情熱ホルモンというお店は大阪を中心に日本全国に展開するチェーン店のようです。最近は東京周辺に出店ラッシュ。新小岩店も8月3日にオープンしたばかり。ホルモン専門の全国チェーン店というのも珍しいですね。定着するのでしょうか。この日も結局、私たちが入ってからすぐに満席になって待ちが発生するほどでした。やはり亀戸でなくても、ホルモンは人気があります。ちなみに接客というかお店の雰囲気はなかなか活気があって良かったです。でも、店員さ多すぎかも。

 情熱ホルモン 新小岩店
 東京都葛飾区新小岩2-7-9
 TEL: 03-3655-3571
 17:00~翌0:00 無休

—二次会
 ホルモンをたっぷり食べた後は二次会に。次は飲むのか食べるのか?と相談してみれば、飲んで食べる!とすかさず返してくる酔っぱらい達。そんな場合に二次会にうってつけのお店がこの界隈にはあります。猛烈に美味い手作りつくねが食べられる竹とんぼへと行ってみました。

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猛烈に美味いつくね。何度食べても飽きません。

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猛烈に美味いポテトサラダ。手作りなので出てくるのにものすごい時間がかかります。

 人気店なので満席な場合も少なくないのですが、この日はちょうど1テーブル空いていました。つくねやポテトサラダみたいな何でもないおつまみでも、全く手を抜かない本格派。かといって気取っていたり、ものすごく高かったりするわけではありません。絶品のつくねを食べつつ、ハイボールを飲みながら新小岩の夜は更けていきます。

 三次会も行きましたが、お見せできないくらいいたたまれない写真ばかりなので割愛します(A^^;;

神宮外苑花火大会

 平日木曜日の夜、友人に誘われて花火見物に行ってきました。目指すは千駄ヶ谷駅近く、東京都体育館の敷地の中。サッカーコートとアップル・ジャパンのビルを目の前にして、さらにその先の神宮球場と国立競技場の間付近で打ち上げられる、神宮外苑花火大会です。この花火大会を見に来るのは初めてです。

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空も晴れて視界良好。迫力ある音も聞けました。

 場所取り始め全ての段取りは友人任せ。食料を少し買って千駄ヶ谷駅に降り立てば、もうそこは人の渦。集合場所に辿り着き、その後色々あったものの何とか会場に到着しました。その友人は毎年同じ場所を確保してこの花火大会を見ているとかで、とても手慣れたものでした。

 シートを敷いての場所取りは当日から(事実上前夜から)は認められていて、事前場所取り可能なスペースと通路や立ち入り禁止スペース、さらに当日開始直前にやってくる、通常フリー客用の見物スペースがきっちりと仕切られて管理されており、誘導員や警備員も大勢いて、想像以上に整然と運営されていました。
 
 今回集まったのは子供二人を含めて総勢12人の大所帯。7時前に腰を落ち着けて、みんなが持ち寄った飲み物と美味しい食べ物を広げ、乾杯し宴会を始めるものの、花火は早速7時半から上がり始めました。そうなれば花火より団子とはならず、みんな花火に夢中に。ビール(とワインとチューハイも ^^;)をちびちび飲みながら、食べ物そっちのけで花火見物を楽しみました。

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満月の横に花火が上がってます。やけになって望遠にズーム。手ぶれなんて気にしない!

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もっともっと望遠に。手ぶれなんて関係ない関係ない…。

 近くで見る花火はやはり音が聞こえるのがイイですよね。花火の雰囲気を満喫するのに欠かせません。でも、今回生まれて初めて花火を見るという子供は、大きな音に怯えたのか最初は泣き通し。でも、しばらくすれば慣れてきて、花火にじっと見入ってました。花火の美しさは老若男女、世代や人種を問わず、誰にでも通じる。花火が嫌いな人などいない、ってことなのでしょうか。(花火大会の人混みが嫌い、って人はいるでしょうけど)

 都心で行われる花火大会と言うことで、花火自体もそんなに大きなものは上がりませんし、時間も1時間程度で1万2先発。でも場所が場所なだけに観客数は相当に多く、そういう意味では有数の規模の花火大会のはず。しかし、上に書いたようにきっちり管理され、整然とし、心配していたような、大混雑でカオスな修羅場は全くありませんでした。これって結構重要なことではないかと思います。

 花火終了後、片付けも手早く済ませ、慌てず急がず少し時間をおいて駅に向かえば、電車にもすぐに乗れました。結構イイ時間でしたが、飲み足りない我々は珍しく新宿に出て飲み直し。花火大会の余韻に浸りながら新宿の夜は更けていきます(A^^;

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花火見物をする一家。ど派手な花火が上がった瞬間。火事ではありません(^^;

—花火写真
 今回は平日で仕事帰りでしたし、現場の様子が分からなかったので、一眼レフは持ち込みませんでした。撮影機材は卓上用のミニ三脚とOptio W60だけ。Optio W60にはマニュアルモードはありませんが、花火モードというのがあります。これは、シャッタースピードが4sec、絞りは開放、ISO50、ピントは無限遠に固定されるモードだそうです。これでうまく撮れるのか疑問でしたが、まぁものは試しと言うことで。

 結果はご覧の通り散々たるものでした(-_-# 結局場所的な問題でミニ三脚は使えず、ほぼ手持ち撮影状態。4secなんて写し止められるわけがありません。ビール飲んでるし。そうでなくても、花火が明るすぎて軒並みオーバー気味。絞りもシャッタースピードも固定でいじれないのでどうしようもありません。もしかしたらオートで普通に撮った方がまだ良かったのかも。花火の写真は難しいです。チャンスがあれば今度はK-7で再挑戦してみたいです。