Ultimate Ears 700 Noise Isolating Earphones

投稿者: | 2009年8月10日

 みんぽすでUltimate Ears(最近Logitechに買収されてブランドだけ残っているようです)の新しいイヤホンのモニター募集があったので応募してみました。現在私が使用している携帯音楽プレーヤーはiPod touchの第一世代の32GB版。イヤホンはUltimate EarsのTriple.fi 10 Proを使用しています。Triple.fi 10 Proに特に不満があって新しいイヤホンを探しているというわけではないのですが、何となく興味があったので…(A^^;

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Ultimate Ears 700 Noise Isolating Earphones。ドライバー部分はかなり小型です。

このレビューは「みんぽす」の無償商品貸出しを利用して書かれています。(詳細は末尾で)

 今回借りたのはUltimate Ears 700 Noise Isolating Earphonesというカナル型のイヤホン。今年の5月に発売になったばかりの新製品です。ドライバーはマイクロ・バランスド・アーマチュア方式で、高音用と低音用の2基が片側にそれぞれ搭載された2wayタイプ。それにしては本体はかなり小型軽量です。とてもデュアルドライバーには見えません。これだけ小さければ装着感もかなり良いはずです。名前が紛らわしいですが、アクティブなノイズキャンセル機能がついてるわけではありません。

 箱を開けてみると内容物はごくごく一般的。イヤホン本体に、交換用のイヤーチップが大中小それぞれ1組ずつと、ウレタンフォームのイヤーチップが2組。飛行機等で使用するためのアッテネータ、そしてハードケースです。イヤーチップは特別なものではなくシンプルな形状と素材でできています。

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キット一式はこんな感じ。交換用イヤーチップ、アッテネータ、ハードケースも付属しています。

 この手のカナル型イヤホンでは、クリーニングキットや交換用フィルターがついていたりするものもありますが、そういったものは入っていませんでした。説明書を読んでみても、時折イヤーチップを外してゴミや汚れを取るだけでOKのようです。メンテナンスフリーなのはとても良いことです。

 早速iPod touchに取り付けて使ってみました。見た目の印象通り装着感は非常に良く、無理に耳にねじ込まなくてもぴったりフィットしますし、重くも痛くもありません。長時間使用にも十分耐えられそうです。私の場合、イヤーチップは標準の中サイズでちょうどでした。

 ケーブル長は115cm。外国ブランドの製品らしく等長のY字型で、分岐までの長さは38cmほどです。ケーブルも頼りなくない程度に細めで柔らかく、表面もツルツルというかサラサラしているので、引っかかりにくく絡まりにくく、この点もかなり扱いやすさにつながっていると思います。ただし、ケーブルのタッチノイズはそれなりに大きいのですが。これはカナル型なら仕方ないところかと思います。

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iPod touchに付けてみました。ケーブル長もぴったりです。

 個人的に残念に思ったのは、プラグがストレート型であること。iPod 等に付けて外へ持ち出すからには、ポケットやカバンの中に入れておくことになるわけで、ストレート型だと変なストレスがプラグにかかるのが心配です。現在使用中のTriple.fi 10 Proもストレート型ですが、L字型への変換コードが付属していましたので、それを使用しています。

 Triple.fi 10 Proは、本来スタジオモニター用途のイヤホンとして作られていて、音は素晴らしいのですが若干扱いにくい面もあります。それに多分iPod touchに使うには性能的に役不足(ん?用法あってるかな?)。対して、このUltimate Ears 700 Noise Isolating Earphonesはズバリ、ポータブルオーディオ用途をターゲットとしてると思われ、音だけではなく、細かいところまでよく考えらて作られているな、というのが第一印象です。

 さて、肝心の音については… コレばかりはいろいろ聴いてみないと何とも言えません。いえ、そのキャラクターというか、音質はちょっと聞いただけも、すぐに分かるほど明確なのですが。でも、やっぱり今回は触れないことにします。今月いっぱい借りられるので、音質についてはもっと色々聴いて確信を持ってからインプレを書きたいと思います。

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