酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

ビアガーデンシーズン開幕

 今年もビアガーデンの季節がやってきました。年々早くなりつつあるシーズン開幕ですが、東京でもすでに先週末からちらほらとビアガーデンがオープンしています。今年の開幕の地は、有楽町の数寄屋橋交差点からほど近い、ニュートキヨー本店。ここは屋上でジンギスカンガーデンというのをやっています。天候は完璧な晴れ。しかし、先週までは順調に気温も上がって暖かくなっていたのに、週末から急に冷え込み始めました。この日の夜の気温はおそらく10℃ちょっとしかなさそうです。きちっと防寒対策をして今年初のビアガーデンに望みます。

画像
予想はしていましたが、完全な貸し切り状態です。

画像
開幕宣言とともに元気よく乾杯!

 この日は神戸からのお客様を迎えての宴会。幹事さんはぬかりなく予約を取っておいたのですが、店に着いてみるとお客さんは誰もいません。ちらっと見えた予約リストもほとんど白紙。休日前の天気のいい夜、午後7時だというのに。店員さんがずらっと並んで手持ちぶさたにしています。予想はしていたのですが... やっぱりこんな時期からビアガーデンに繰り出すような物好きはそう多くはないようです。

 寒さを心配して各自厚着をして行ったのですが、そこはお店側も分かっているということで、なんと無料ホカロンとブランケット貸し出しサービスが行われていました。とても気が利きいています。店員さんはみんなウィンドブレーカーのようなものを着ていますし、何となく不思議な雰囲気のビアガーデンとなりました。

 ということで、数寄屋橋交差点を一望する特等席に座り、大勢の店員さんに見守られながら、今シーズンのビアガーデン開幕宣言をしつつ記念すべき乾杯となりました。

画像
薄くスライスされた生ラム。生ラム以外ににも味付きラムもあります。

画像
ジンギスカンの熱さがありがたいくて、おいしさ倍増。

画像
おでんの温かさが体に染みます。

 このお店、昨年までとシステムが変わって、完全セルフサービス式になっていました。ビールはじめ飲み物はカウンターに、お肉や野菜も冷蔵庫まで自分で取りに行かなくてはなりません。繁忙期に混雑してくるとどうなるか分かりませんが、この日のように空いていると、これはこれでアリかと思います。しかし結局のところ、我々の飲みのペースを見て、絶妙なタイミングでピッチャーを持ってきてくれたり。

 ジンギスカンは生ラムに加えて味付きも用意されていました。お肉と野菜は別皿になっているので、ペースにあわせてそれぞれ追加できます。セルフサービスになったおかげか、ジンギスカン以外にもおでんとか揚げ物とか、他のおつまみ系もいろいろ用意されています。

画像
ビアガーデンで熱燗を飲んだのは初めてです。

画像
赤ワインまで飲んでしまいました。ジュースのようです。

 飲み物はもちろん生ビール。サッポロの工場直送ものとあって、ここで飲む生ビールは特においしいのです。ジンギスカンによく合います。それ以外にもサワー類、ワイン、日本酒などもありました。しかも熱燗まで用意されていたり。「寒かったら熱燗ありますよ!」って感じで店員さんがやたらに勧めてくるのです。

 いくら寒いとはいえ、ジンギスカンに熱燗は合わないだろう、とか、ここで熱燗を飲んでしまうととても危険なことになる気がする、ということでしばらく避けていたのですが、結局、ビアガーデンで熱燗を飲んでみたい、という好奇心には勝てませんでした。出てきたのはお湯でぐらぐらに煮詰めた超熱燗。外気に少しさらしてぬるくなった頃が飲み頃。妙に甘みと苦みがあって、意外においしかったです。スルスルと飲めてしまってやはり危険な飲み物でした。

画像
数寄屋橋の夜景を眺めながら生ビールを飲む贅沢。

 結局気がついてみれば、ぱらぱらとお客さんは入っていました。私たちが出る頃には他に5組はいたと思われます。物好きは案外いるものです。

 と言うことで、今年も始まったビアガーデンシーズン、9月頃まで約半年間は楽しめそうです。皆さんよろしくお願いします。

---

 ニュートキヨー数寄屋橋本店屋上ジンギスカンガーデン  東京都千代田区有楽町2-2-3  TEL: 03-3572-0755  17:00~22:30(日曜祝日は16:00~)
 無休(ただし天候による)
---
 二次会はまたJR高架下のダンジョンに潜り込んできました。有楽町駅南側の高架周辺は、ある意味そこら中がビアガーデンな感じです。何となく風景が浅草の一角にも通じるものが感じられ、危険な一帯ですね...。でも、いつか飲み歩きに行きたいところです。

画像
新幹線の高架下は居酒屋ワンダーランド。

画像
赤提灯の下にずらっと並ぶ楽しげな人々。

画像
我々は薄暗いダンジョンに吸い込まれていきました。