酔人日月抄

東京下町に暮らす写真とPENTAXとスキーと時代小説とお酒とプジョーを愛するある男の日常

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鈴鹿の夜を飲み歩き食べ歩き:F1 2017 日本GP 観戦記(番外編)

観戦記本編を読んで頂くと分かるように、今年も木曜日から日曜日まで4日間も鈴鹿サーキットに通い詰めてF1を楽しんできました。しかもレース翌日の月曜日も体育の日で休日ということで、実は日曜日もすぐには東京に帰らずそのまま宿泊し、実に4泊5日という国…

東コースを一望できるEスタンド最上部から午後の光に輝くF1マシンを眺める贅沢:F1 2017 日本GP 観戦記(その4)

予選編からの続きです。長々と続けてきた2017年のF1日本GP観戦記シリーズは一応今回で終了です。ようやく天候が回復してきた土曜日から一夜明けて日曜日になると、文字通り雲一つない快晴の青空が鈴鹿上空には広がっていました。 金曜日は気温が15℃程度で冷…

11年ぶりに鈴鹿のコースレコードが更新された瞬間に立ち会う:F1 2017 日本GP 観戦記(その3)

フリー走行編からの続きです。土曜日になって予想よりも少し早く回復し始めた鈴鹿の天候は、フリー走行3回目の間はまだ曇り空でしたが、予選を目前にして青空も覗いてきて、暑さを感じるくらいに良くなってきました。路面もほぼ完全にドライコンディションと…

曇りのち雨のち曇り... 天気に翻弄された3回のフリー走行:F1 2017 日本GP 観戦記(その2)

ピット&コースウォーク編からの続きです。日付が変わって10月7日の金曜日からいよいよ1年ぶりにF1マシンが鈴鹿のコースを走り始めます。これまでF1は安全性のために、タイムを落とす方向にレギュレーションが改変されてきて、コースによっては下位クラスのGP…

F1を最も身近に感じられるピット&コースウォークを楽しむ:F1 2017 日本GP 観戦記(その1)

今年もこの季節がやってきました。そうです、F1日本GPの季節です。一時期は他のレースとの関係で9月下旬に開催されたこともありましたが、基本的には10月上旬の連休が恒例の日本GPウィークエンドとなっています。 すでにシーズンは終盤戦に入っており、日本G…

今年で最後となる新興国グランプリの草分けレース:F1 2017 第15戦 マレーシアGP

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F1は終盤戦を迎え、9月中旬より秋のアジア連戦が始まりました。初戦はナイトレースで有名なシンガポールGP、そして先週末はマレーシアGPが行われました。 マレーシアGPと言えば、以前は春先に開催されていましたが近年はフライアウェイ戦が整理されてシンガ…

夏休み明けのハイスピードバトル2連戦とホンダの行方:F1 2017 第13戦 イタリアGP

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約1ヶ月の夏休みが明けて、8月最終の週末からF1は終盤戦がスタートしました。休み明け最初のレースはスパ・フランコルシャンのベルギーGP、それに続いて翌週に行われたのは、開催回数過去最多を誇る伝統のクラシックレース、イタリアGPです。舞台は言わずと…

チームオーダーと紳士協定:F1 2017 第11戦 ハンガリーGP

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今シーズン前半戦の締めとなるハンガリーGPが行われました。このレース後F1は1ヶ月のお休みに入ります。チャンピオンシップにおいては通過点の1レースに過ぎないけれども、ひとつの区切りとして、各チーム各ドライバー、夏休み中の宿題を抱えないように良い…

完璧なる母国グランプリ:F1 2017 第10戦 イギリスGP

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モナコGPと並ぶ、F1にとって伝統のクラシックレース、イギリスGPが行われました。フランスで始まったF1の歴史(というか4輪自動車レースの歴史)は、現代ではイギリスで最も発達しているとも言えそうです。というのも、現在F1に参戦しているチームの多くが、…

冷戦時代に逆戻りし緊張感が高まってきたチャンピオンシップ:F1 2017 第9戦 オーストリアGP

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夏休み前の7月は、例年前半戦の追い込みとして、F1のレースが立て続けに行われます。昨年は7月中に連戦続きで4レースも行われましたが、今年はドイツGPがなくなった影響か、1レース少ない3レースが予定されています。その7月連戦最初のレースがA1リンク改め…

史上最もカオスで低レベルでしかも最高に面白かったレース:F1 2017 第8戦 アゼルバイジャンGP

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F1はカナダから再びヨーロッパに戻り、第8戦目となるアゼルバイジャンGPが行われました。いや、アゼルバイジャンってヨーロッパなのか? と基本的な地理が分かってないほど縁のない国ではあります。 と、その前に... 第7戦のカナダGPはちゃんと観戦したので…

チームオーダー疑惑はくすぶり続ける:F1 2017 第6戦 モナコGP

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F1カレンダー中で最も特別なレースと言えばモナコGPをおいて他にはありません。モナコGPは今年で75回目を数えるそうで、そのままF1の歴史と重なります。オイルマネーで潤う中東のレースはその豪華さぶりも桁違いですが、一方でどこか「虚飾」に感じてしまう…

もう泣かないで!フェラーリ少年:F1 2017 第5戦 スペインGP

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タイトルの意味はレースを見ていた方ならすぐに分かるとは思いますが、これについてはまた後で触れるとして、F1はいよいよヨーロッパへと戻ってきました。そのヨーロッパラウンドの初戦、スペインGPの舞台はバルセロナ郊外のカタロニア・サーキットです。 こ…

このレースはターニングポイントになるかも知れない:F1 2017 第4戦 ロシアGP

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F1は早くも第4戦を迎えました。オーストラリアで始まって少しずつヨーロッパへと近づいていく中、開幕後フライアウェイ戦の最後が、ソチで行われるロシアGPです。冬季オリンピックが行われたということで、厳しい気候条件を想像しがちですが、遠くに雪を被っ…

タイヤと運を制する者がレースを制す:F1 2017 第3戦 バーレーンGP

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開幕直後の2連戦、先週の中国GPに続きバーレーンGPが行われました。中東のオイルマネーで潤う砂漠の中のサーキットで行われるトワイライトレース、と言うよりほとんどナイトレースと言っても良いのかも。時差を差し引きしても、通常ヨーロッパで昼間に行われ…

満足の笑顔に溢れる表彰台を見るのは何年ぶりだろう?:F1 2017 第2戦 中国GP

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2017年F1の第2戦中国GPが上海インターナショナル・サーキットで行われました。昨年からマレーシアGPも秋のアジア連戦に移動されたものの、日本から一番近い上海の中国GPだけは、開幕直後の春に残されたままとなっています。秋はアメリカ大陸連戦もあって、日…

新レギュレーションで4秒速くなったF1の開幕!:F1 2017 第1戦 オーストラリアGP

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今年もF1が開幕しました。私個人的には、桜よりも花粉よりも春の訪れを一番感じるイベントです。今年は昨年より1戦減らされて全20戦で行われます。ちなみになくなってしまったのはドイツGP。昨年に2年ぶりに復活したはずだったのに、またもや消えてしまうと…

新王者誕生:F1 2016 最終戦 アブダビGP

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全21戦にもわたる長い長いF1シーズンもようやく終わりを迎えました。最終戦の舞台は中東はアブダビのヤス・マリーナ・サーキット。オイルマネーで潤う砂漠の巨大なリゾートには、ヨーロッパから比較的近いこともあって、世界中のセレブが集い、一際華やかな…

インテルラゴスの雨はフェリペ・マッサの涙:F1 2016 第20戦 ブラジルGP

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F1シーズンも大詰めを迎え、残るは後2戦。数年前まではブラジルGPが最終戦という時代が長く続き、深夜に生放送されるインテルラゴスの風景を見ると、今年ももう終わりだなぁと、しみじみ寂しさを感じたものです。 ネルソン・ピケやアイルトン・セナは言うに…

レース後のペナルティで決着する表彰台争いに正義はあるか?:F1 2016 第19戦 メキシコGP

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アメリカ大陸連戦の2戦目は昨年からF1カレンダーに復活したメキシコGPです。ラテン系と、ひとくくりにしていいのかどうか分かりませんが、陽気なファン達に囲まれたサーキットの雰囲気は、テレビを通しても伝わってきます。これだけ盛り上がると、ドライバー…

老舗チームそれぞれの没落と復活と繁栄:F1 2016 第18戦 アメリカGP

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日本GPを終えてF1は太平洋を渡りアメリカへ。F1シーズンもアメリカ大陸3連戦と最終戦アブダビGPの4レースを残すのみとなりました。先週末に行われたアメリカGPの舞台はテキサス州の州都オースティンです。モータースポーツ大国でありながら、ヨーロッパ発祥…

鈴鹿に再び魔法がかかる瞬間の再来を願ってホンダを応援する:F1 2016 日本GP 観戦記(その4)

10月9日の日曜日。いよいよ日本GPの決勝です。この時期は例年秋晴れが広がるはずでしたが、今年は秋雨が長引いて、このグランプリ・ウィークエンドもどうにもスッキリしない天気となってしまいました。いろいろな理由でF1の人気は年々下落傾向で、今年の観客…

雨のち曇りの土曜日はDスタンドを徹底攻略:F1 2016 日本GP 観戦記(その3)

10月8日土曜日の朝は天気予報通り雨から始まりました。雨の鈴鹿サーキットは慣れていますが、やはり少しテンションが下がります。降るなら昨年の金曜日のように、派手な水しぶきが上がるくらい降ってくれた方が、撮影目的としてはモチベーションが上がります…

金曜日のフリー走行は絶好の撮影チャンス:F1 2016 日本GP 観戦記(その2)

10月7日金曜日はいよいよF1の走行が始まります。午前中にフリー走行1回目が、午後にはフリー走行2回目が予定されています。フリー走行とはその名のとおり、各チーム、各マシンが自由に走れる練習およびセットアップのための走行で、レースではありません。予…

ピット&コースウォークでドライバー達に出会う:F1 2016 日本GP 観戦記(その1)

今年もF1日本GPを見に行ってきました。毎年鈴鹿サーキットへ通うようになって8年目。現地観戦は通算11回目です。ここ2年ほどは日本GPの開催時期が早まる傾向があって、昨年はとうとう第14戦目で9月末という日程でしたが、今年はレーススケジュールが大幅に見…

鈴鹿の日本GP開幕直前!灼熱のレースは大波乱の連続:F1 2016 第16戦 マレーシアGP

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開催日が春から秋に移されたマレーシアGPは、レース時刻もいくらか早まり、まだ太陽が燦々と降り注ぐ午後に決勝スタートとなりました。赤道に近い熱帯のマレーシアのことですから、気温は33℃で路面温度も50℃を超えるという、F1カレンダー中でも最も"熱い"コ…

熱帯の摩天楼を駆け抜ける超高速耐久レース:F1 2016 第15戦 シンガポールGP

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今年で9回目となるシンガポールGPは、カレンダー中でも他にはない特徴が山ほどある特別なレースです。たとえば大都会のど真ん中で行われること。市街地コースと言えばモナコやバクーがありますが、超高層ビルが建ち並ぶシンガポールの摩天楼の風景は、モナコ…

それでもティフォシ達はモンツァを赤く染める:F1 2016 第14戦 イタリアGP

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早くもヨーロッパラウンドの最終戦を迎えました。その舞台は例年通りイタリアGP、ミラノ郊外にあるモンツァサーキットです。コーナーが少ない超高速レイアウトは、オールドコースの色合いを最も強く今に残しているのではないかと思います。 そしてここはいわ…

新世代の暴れん坊現る:F1 2016 第13戦 ベルギーGP

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F1は約1ヶ月の夏休みを終えて後半戦がスタートしました。休み明け最初のレースはベルギーGP。いわずと知れたスパ・フランコルシャンが舞台です。1周7kmオーバーのトラックはカレンダー中最長のコース。さらにただ長いだけでなく、高低差も100m近くあったり、…

それぞれの夏休みの宿題:F1 2016 第12戦 ドイツGP

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怒涛のレース集中月間となった7月、4回目のレースは2年ぶりに開催されたドイツGPです。ドイツGPは2008年以降ホッケンハイムとニュルブルクリンクで隔年開催ということになっています。メルセデスの母国であり、ドイツ人ドライバーも多い中で、昨年開催されな…