2年目の冬を迎えるPEUGEOT 308SWのタイヤをスタッドレスに交換する

投稿者: | 2018年12月24日

 今年も雪の季節がやってきました。今冬に東京に雪が降るかどうかは分かりませんし、そもそも東京に雪が降ったとしたら車を動かすことはまずありません。しかしそれとは別にまた今シーズンも雪国へと車で出かけるかも知れないので、転ばぬ先の杖としてPEUGEOT 308SWのタイヤを夏タイヤから冬タイヤに交換することにしました。

 PEUGEOT 308は昨年の夏に買ったので今回が2回目の冬となります。スタッドレスタイヤとホイールは昨年冬に購入済みなので、今年は特別な出費はなくただ交換するだけです。しかも例年通り自分で作業するのではなく、全て原工房さんにお任せ!

 暖冬気味と言うこともあって何となく冬気分が盛り上がらないなかですが、遅ればせながら冬至を迎えてしまった22日になって、ようやくスタッドレスタイヤへの交換が完了しました。

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 内容はタイヤを交換したよ!というだけなのですが、なかなかブログに書くネタになることがないPEUGEOT 308SWの近況報告を兼ねてエントリーしておきます。

久々の原工房

 308SWは特にトラブルもなく、用事も無いので点検以来久々に原工房さんを訪れました。

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 相変わらず新旧様々なフランス車で一杯です。

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 そんな中にひっそりとビアンカホワイトのN5前期型の306Styleがいました。サイドモールが黒ではなくて白いのは仕様?塗装? あと、サンルーフ付きの仕様があったんですね。306については細かいモデル変遷なども掴んでいたつもりでしたが、全然そんなことなかったです。

 久しぶりなので、いろいろ珍しかったり懐かしかったり、いろいろな車に目移りがしますが、目的のタイヤ交換を早速お願いしましょう。あらかじめ連絡して置いたので、作用用のリフトを空けておいてくれました。

2シーズン目のブリザックVRX2

 昨年購入したスタッドレスタイヤはブリヂストン製のブリザックVRX2です。サイズは夏タイヤよりも1インチダウンして 225/45R17 にしました。ホイールはプジョー/シトロエン専用のサードパーティ品でMAK Antibes です。インセットなども完璧に308に適合しており、まるで純正のようです。

 その辺の事情は昨年の記事に詳細に書きましたので、こちらを読んで頂ければと思います。

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 ということで、これは交換直前のまだ夏タイヤを履いてる状態。225/40R18という大径ホイールにミシュラン パイロットスポーツ3を履いています。今年春にこのタイヤに戻してからこの約8ヶ月ほどの間に、約6,800kmほど走りました。前年と合わせてこのタイヤで走行したのはトータルで約13,000kmほどです。溝もコンパウンドもまだまだ大丈夫なはず。

 大径ホイールの宿命として、縁石等でこすってしまうことがありますが、今年やってしまったのは1回1カ所だけ。昨年も以下書やってるので計2カ所になってしまいましたが、いずれも大したことはありません。どこにキズがあるのかも忘れてしまいました(^^;

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 そしてこれが2シーズン目のスタッドレスタイヤ。昨冬の走行距離は3,000km程度ですから、こちらもまだ溝的に問題ありません。高いものですしやはり今まで通り4シーズンは使いたいところです。

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 で、交換してもらった結果こうなりました。まー、去年と同じですけど、8ヶ月ぶりにこの姿を見たのでちょっと新鮮です。

 夏タイヤのホイールがグレー&シルバーのツートンなのに対し、こちらはシンプルにシルバーのみなので幾分あっさりした感じになりますが、10本スポークのデザインも洒落ていて良い感じです。センターキャップはプジョー純正品に交換し、ボルトカバーもこのホイール用にシルバー品を別途用意したのを思い出しました。まるで純正品みたい。

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 これは昨シーズンのスキーに行ったときの写真ですが、全体的にこういう姿になります。この程度の雪道はまったく問題ありません。裏磐梯の山道も滑るそぶりも見せずグイグイ登っていきます。最近のスタッドレスは本当にすごいですね。

 なお、乗り心地は大幅に変わります。普通に走ってる限り接地感等はあまり違いはありませんが、明らかに柔らかく乗り心地が良くなります。スタッドレスだから当然ではあるのですが、ブロックやコンパウンドの柔らかさ差よりも、インチダウンの影響が大きいのでは無いかと思っています。夏タイヤを17インチにしたらどうなるんだろう…?

スタッドレスもチェーン装着が義務づけられるかもしれない?

 今冬になって急に飛び出してきた話なのですが、大雪など特別な気象条件の場合に限り、特定の道路ではいわゆるチェーンの装着が義務づけられることになりました。この場合スタッドレスタイヤを装着していてもチェーンを巻かないと対象区間は通行できなくなるそうです。


 ↑この記事にその新たなチェーン規制の経緯と目的と対象となる道路が載っています。この施策の是非についてはいろいろな意見があるとは思いますが… 場合によってはチェーンをちゃんと準備しておかないといけません。

 とは言え、上の写真を見て貰うと分かるとおり、私の308SW GTにはチェーンを付ける余裕がホイール周りには無いように思います。一応、純正のオプションカタログを見ると、225/45R17用のチェーンはあるようなのですが、GTは車高が低くホイールハウスの隙間が特に少ないので、果たして実際に着脱可能なのかどうか…?

 私は昔からもしもの時(悪条件下でスタックしたとき)の脱出用に「布チェーン」とも言うべきオートソックを必ず常備するようにしています。308SW用にも昨冬に645サイズを買っておきました。過去には207SWに乗っていたときに、何度かこのオートソックを使って助かったことがあります。なので頼りない見た目のわりにかなり信頼しています。

 ただしこの製品は、あくまでも緊急脱出用で距離を走ることを目的にしていないし、上記チェーン規制時に使用できるかどうかも不明です(多分ダメと言われそう)。規制の内容からして、そのような場所にそのような気象条件の時に行くことはほぼないと思うので、まだ慌ててチェーンを用意する必要は無いと思っていますが、今後同様の規制が拡大し無いとも限らないので、注視しておこうと思います。

ブリザックのCMに308出演中!

 ちょっと余談です。今年もブリザックのコマーシャルは綾瀬はるかさんが起用されていますが、装着&走行イメージで使われているのはどう見てもPEUGEOT 308のようです。

 20秒あたりでフロントがどアップになります。もちろんライオンマークのエンブレムは消されていますが。どう見てもマイナーチェンジ後の308ハッチバックですよね。CM出演するプジョーと言えば、住宅関係のCMで3008が出てた記憶がありますが、忘れてしまい見つけられませんでした。

おまけ1:原工房さんでプジョーカレンダーをもらう

 以下、スタッドレスタイヤとは関係の無いおまけ情報です。

 これもまた年末の毎年恒例のことなのですが、タイヤ付け替え作業で訪れた原工房さんからクリスマスプレゼントというかお土産をもらってきました。

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 窓際のテーブルに置いてあったこのトートバッグは、今年のFBMで販売されていたものです。かなり大量に制作したようで、このくらい余っているようです。

 FBMでは長いこと無償で配布していた原工房トートバッグですが、今年は有料で販売していました。大が1200円、小は800円でした。

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 なお、トートバッグとともにFBMで売っていたと言えば、この307WRCのモデルカーもそうです。これもFBMでは売れ残って現在も原工房さんで絶賛販売中です。お値段50万円!

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 さて閑話休題。トートバッグを各サイズ各色1計5種類を1枚ずつ並べてみました。さらに来年度版の卓上カレンダーも入荷中と言うことで一緒に並べてみましょう。カレンダーはプジョー、シトロエン、DS版の3種類あります。ルノー版はないのかな?

 なお、これら全部もらってきたわけではありません。もらったのはこの中の一部です(A^^;

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 とりあえずやはりプジョー版のカレンダーをもらってきました。表紙の車は何でしょう?コンセプトカーかな?

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 中身を確認してみると、いきなり年明けの1月に308が登場します。ブルーのハッチバックですね。そして年末の11月に再び308は登場するのですが、そちらは白のSWです。後ろ姿なのでまるで私の車みたいに見えますが、どちらもつい先日日本導入が発表されたばかりの新しいGT Lineです。

 この新型は従来通り1.2LターボのPureTECHエンジンとともに、最新鋭の1.5Lディーゼルターボ版もラインナップされました。本国では1年以上前に発表された最新鋭のディーゼルエンジンです。それにこれまた新型の8速ATが組み合わされ、ハッチバック仕様のAllureではJC08モード燃費が24.3km/L、ハッチバックのGT Lineでは22.4km/Lという数字を叩き出しています。いやーすごいですね。

 GT Lineはアクティブセーフティブレーキ、レーンキープアシスト、アクティブクルーズコントロール、ブラインドモニターなどの安全機能はもちろん、パークアシストやパドルシフトも付いているし、レザー&ファブリックのシート、そして何よりApple CarPlayに対応したタッチスクリーンシステムなど新機能も満載し、なかなかお買い得そうです。

おまけ2:冬向けの機能? ヘッドランプウォッシャーを確認する

 さて、私のPEUGEOT308SW GTにはヘッドランプウォッシャーなる機能が搭載されています。装備されていることは知っていたし、使ったこともあるのですが、作動時の様子を外から眺めたことはありませんでした。原工房さんで雑談しているときにたまたまその話になったので、作動状況を観察してみることにしました。

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 左がOFFで右がON。ONするとヘッドライト下のバンパー部が一部パカッと開いてるのは分かると思いますが、何がどうなってるのかよく分からない写真しか撮れませんでした…。

 特に右は大雨が降ってきたみたいな写真になっていますが、これはヘッドライトに向かって勢いよく吹き出したウォッシャー液が、フロントライトに反射して飛び散った水滴が映ってるだけです。思ったよりも激しい勢いで大量のウォッシャー液が吹き出してたので大抵の汚れは落ちそうです。が、ウォッシャー液の消費もかなり多そう…。

 この機能はヘッドライトが点灯した状態でウォッシャーをONすれば、通常のフロントウィンドウと同時にヘッドランプウォッシャーも作動するようになっています。つまり夜間にウォッシャーを使うと、ボンネットの遙か前の方で水飛沫が上がるのは以前から分かっていましたが、実際こんなに勢いよく噴射してるとは思いませんでした。

 ライトにワイパーこそ着いていませんが、雪交じりの泥跳ねでフロントまわりが汚れやすい雪道向きの機能と言われています。発熱が少ないLEDライトということもあって、最近の欧州車は装備されてることが多いのですが、マイナーチェンジ後の308では全グレードでなぜかなくなってしまったようです。

最後に平均燃費報告

 さて、最後に燃費報告をしておきたいと思います。

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 今年5月から使い始めた走行ログ管理アプリ「My PEUGEOT」に記録されたデータを見てみると、直近8ヶ月の平均燃費は17.6Km/Lです。あまりバラツキ無くだいたい17km/L台で安定していますし、同時に記録している満タン法のデータや、車載燃費計の値ともほぼ揃っています。なのでこの辺りが実力値とみて間違いなさそうです。もちろん走行パターンや運転の癖にもよると思いますので、あくまでも私の場合ですが。

 上で紹介した最新モデルに搭載される1.5Lディーゼルと比べると、2Lのディーゼルターボは、基本設計が古くて重たいエンジンですが、オーバーパワーと言えるほどパワフルだし、実用燃費でこのくらい走ってくれるのだから、何も不満はありません。

 最近距離が伸びていないので、とりあえず今年一年の〆として、年末休み中にちょっと遠出をしようかと計画中です。

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