平成最後のイイニクの日はいつもの小岩「ビリエット」で約1kgのトマホークステーキを食らう

投稿者: | 2018年12月10日

 平成最後と言えば、これから起こることと言うかこれからの毎日は全てそうなのですが、だんだん来年が近づいてくるに従って、節目となる記念日は特に「平成最後」を意識するようになってきました。で、私が意識する記念日と言えば「ニクの日」です。

 毎月29日が「ニクの日」というのは、もうずいぶん一般的に浸透してきて、当日になるとTwitterのトレンドワードにも必ず出てくるようになりましたが、なかでも11月29日は語呂が「イイニクの日」となるので、1年の中でも8月29日の「ヤキニクの日」と並んで、特別な「ニクの日」です。となれば特別なお肉で祝わなくては!

 ということで、変な暖かさでちっとも初冬らしくない今年の11月29日木曜日、平日で明日もまた仕事があるとかそんなことは頭の中から振り払い、毎月「ニクの日」を祝う会場となっている小岩のトラットリア「ビリエット」へとやってきました。シェフが平成最後の「イイニクの日」のために用意した特別なお肉は、約1kgの骨付き塊肉「トマホークステーキ」です。

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 普通に暮らしているとまずお目にかかることがない巨大なお肉を、最高の状態、最高の味付けで超美味しく焼き上げてもらいました!

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 いつものニクの日メニューも今月は「イイニクの日」スペシャルでパワーアップしていました。事前にSNSにアップされたこのメニューを見てしばし悩んでしまいます。トマホークステーキは良いとして「まさかの更にお肉トッピング」というのはどういうことなのか? しかもなぜこんなに種類があるのか? 全てを味わうにはどうしたら良いのか? 一体いくらかかるのか…? 謎だらけです。

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 現地に着いてからも肉部メンバーとあれこれ悩みながらとりあえず乾杯。イタリアはトリノ産のクラフトビール、サンミケーレで乾杯です。もちろん乾杯の発声は「イイニクの日バンザイ!」です。

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 さて、ビールの背後にすでに見えていましたが早速やってきた前菜盛り合わせ。今回はお肉が多そうなのでやや控えめに行きましょう。紫色のブカリフラワーとか彩りが鮮やかです。

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 控えめとは言っても、こんなに種類は豊富。生ハム2種類にサラミに加え、エゾジカのテリーヌとかタコの何かとか、彩りだけでなく味わいも豊富です。

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 ここで次に備えて早くも白ワインへスイッチしました。今日の白ワインはシェフお勧めの一本、ピエロパン ソアヴァです。

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 でもってプリモが来ました! 何という美しさでしょう。 左のオーソドックスな感じのやつは「北海道産エゾシカと京芋のスパゲティ」で、右の緑色のやつは「自家製カラスミとブロッコリのリングイネ 春菊の鮮やかソース」です。

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 あまりに美しいので角度を変えつつ何枚も写真撮ってしまいました。

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 と、そんな中シェフが持ってきてくれたのがこれ。焼く前のトマホークです。いわゆる骨付きのリブロースです。骨込みでだいたい1kgほどあるとのこと。実質お肉として食べられるのは800gくらいだそうです。

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 厚さもこの通り。さて、美味しく焼き上がるのを楽しみにしましょう。

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 白が空いたところでお肉に備えて赤ワインに移ります。これもまたシェフお勧めのカーサ・エンマ キャンティ・クラシコです。

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 そしてお肉の味付け用の薬味がやってきました。飽きが来ないように、少しづつ味付けを変えていくとたくさん食べられます。もちろんどれもお肉に良く合います。

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 そして! いよいよ焼き上がりました! すごい、格好イイ! 先ほど生で見たトマホークに加え、まさかの追加トッピングした3品が手前に並んでいます。エゾジカのサルシッチャ、エゾジカのモモ肉、そして焼肉でおなじみの牛ハラミです。

 なんか、全体的に茶色いですが、超美味しそう!

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 で、切り分けられるとこうなります! 赤味が加わって一層美しくなりました。あの分厚いお肉を塊のままこんなに綺麗に焼くなんて、家庭ではちょっと無理。アメリカンスタイル名バーベキューでも、相当な腕が必要では無いかと思います。ここがイタリアン・レストランだということを一瞬忘れてしまいそうな光景です。

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 あまりに美しいのでこれこそ何枚も写真を撮ってしまいました。ぐいっと寄ってしまいましょう。

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 いや、もっといけるでしょ!とばかりに画面中お肉で埋め尽くしてみました。何かの壁紙にしたいくらいです。

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 ちなみに今回はこのお肉を4人で食べました。トマホークが実質800g、サルシッチャとエゾジカとハラミがそれぞれ100gずつ。計1100gほどです。一人あたりだいたい300g弱ですから、大したことはありません(^^;

 そしてステーキにはやはりマッシュポテトがあうんですよね、不思議なくらい。緑の野菜はプンタレラです。これもちょっと苦味があってステーキにぴったり。さらに先ほどの赤ワインがあればもう完璧!

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 ということで、イイ肉の日らしい素晴らしい肉料理でした。〆のドルチェは盛り合わせにしてもらいました。「フィレンツェ風黒リンゴとアーモンドケーキ」と「カボチャのプリン」と「カタラーナと柿のコンポート」、「ゴルゴンゾーラのチーズケーキ」です。チョコで描いたデコレーションも一段と気合いが入ってます。

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 美味しいお肉に気分が良くなって、平日夜はパスするはずの食後酒、グラッパも頂いてしまいました。フィーネ・ヴェッキアです。透明なのも良いですがちょっと色付きだと高級感がありますね。いや、もちろんそういう単純なものではないですけど。

 ということで、次回12月29日は年末2018年〆の肉の日です。まだ未定ですが、きっとまたビリエットに訪れることになるはずです。

 なお、今回の写真も全てLUMIX LX100 IIで撮りました。もともとビリエットは照明が非常に難しい色合いでホワイトバランスが取りにくいのですが、LX100 IIはGX7 Mark IIと比べるとかなり暴れるような気がします。RAWで撮ってるので後からいくらでも合わせられますが、JPEGのみで撮ってしまうとちょっと心配な仕上がりでした。この辺の特性はもう少し合わせこんで欲しいところです。