あ、ちょっと煽り気味の釣りタイトルを付けてしまったかも。「そ、そうなのか~!」と開いてしまった人はスミマセン。以下ただ「焼肉食べてきたよ」というだけの内容です。
今年の1月中は月末のニセコ旅行のために、とにかくインフルエンザへの感染を恐れていました。それをなんとか乗り切って無事にニセコで遊んで来たものの、その反動で戻ってきてから大きく体調を崩してしまいました。熱はないのですが、喉が痛くてとにかくだるい…。これはスキーの疲れか、気持ちの緩みか、その両方か…?
念のため病院に行って看てもらいましたが、インフルエンザ検査は陰性で、症状を抑える薬だけもらってきたものの、回復は遅く連休までグズグズしていました。そんな状態で迎えた土曜日、長引いてなかなか治らない風邪にしびれを切らし、これは民間療法も試してみるか!ということで出かけてみることにしました。
はい、その民間療法とは「焼肉を食べる」です。幸い胃腸の調子は悪くなく、食欲もそこそこあるので美味しい焼肉でも食べれば元気になるはず! ということで、久しぶりにホームとも言える地元の焼き肉屋さんへ行ってきました。
やってきたのは新小岩駅南口にある「炭火焼肉 慶州苑」です。最近焼いてなかったのでかなり久しぶり! キムチが美味しい焼き肉屋さんは間違いないです。
最初はもちろんタン塩から。ピンク色のお肉は美しいです。
タンなのに炎が上がってしまうほどのジューシーさ。好み次第ですが、あまり焼きすぎてカリカリになってしまうと、せっかくのタンの歯ごたえがなくなってしまうので、慌てて網から救出。久しぶりのタンは超美味しいです。
タンの次はこれ。ホホ肉とかツラミとか呼ばれている部位。名前の通り顔のお肉だそうです。タンの後にはぴったり。なおこの写真、ホワイトバランスがずれているのではなく、刺しの部分もこうしてほんのり色づいています。美しいですね。
これはカリカリに焼き上げるのが定番。ギュッと締まった身に味わいが凝縮されて、とても美味しいお肉です。タンの後では味が濃すぎるかも知れませんが、この流れは結構気に入っています。
そしてお刺身はセンマイ刺し。安心して普通に生食できるのは今はこれくらいになってしまいました。
そして上カルビ。良いサシが入ってます。
これが網の上で焼けていく姿にうっとり。
いや、美しいからと言って写真を撮ってる場合ではありません。見とれていると焦げがついてしまうので、炎が上がってしまったら慌てて救出し、消火しなくては。焼き方さんにちょっとは手伝えと怒られてしまいました。
風邪を引いていると言うと、みんなが進めてくるのがニンニク。なんなら点滴が良いよ!くらいの話になってしまいます。いや、経口が一番でしょ!ということで、焼きニンニク。焼くと言うよりはたっぷりのバターで煮詰めて、テラテラになったニンニクも美しいです。これをごま塩でバクバク食べてしまいました。
この慶州苑名物の一つがフワフワのチヂミです。肉厚でまるでお好み焼きのようなボリューム。でもお好み焼きよりは軽くてサクッと食べられてしまう美味しさはまさにチヂミのそれです。
盛り上がってきたので、高級肉も逝ってしまいましょう。この立派な肉塊はシャトーブリアンです。格好良い! このままステーキとして焼き上げても美味しく食べられそうです。
少し弱くなってきた炭火でじっくり焼き上げます。ネギの切れ端がついてるのはご愛嬌と言うことで…。 赤身の美味しさが詰まった素晴らしい味わいでした。
で、シャトーブリアンが焼き上がるころに合わせてライスを発注しておきました。もちろんこれをやるために。焼肉オンザライス! これが世界一美味しい食べ物だと思います。イイ肉を白米の上に乗せてしまい、一緒に頬張る背徳感はやめられません。
まだまだいくぞ!ということで、やはり焼肉と言えば基本のアレを食べておかなくては。上も特上もつかない、普通のハラミとカルビです。うん、こういうお肉出てくると安心しますね。
で、意外と…といっては失礼なのですが、わりと大好きなのが豚タンです。これ、美味いですよ。豚はカルビもいけるし、焼肉で食べるのも全然アリだと思います。
ここまででもうお腹いっぱいだったのですが、最後に〆を食べたいという食べ盛りの中年達。いや、オレはごはん食べたから好きにすれば… と言ってでてきたのはこれ。これも慶州苑名物の牛メシです。
外からは見えないけど、中を掘ると牛肉がたっぷり出てきます。これが美味いんですよね。炭水化物はたっぷり取ったはずだったのに、少しお裾分けをもらってしまいました。
ということで、久々の焼肉をたっぷり楽しみました。なお、アルコールは無しで飲み物はウーロン茶だけ。風邪の治療目的ですからね、あくまでも。
で、効果があったのかどうか分かりませんが、その後なんとか回復しつつあります。いや、焼肉をこれだけ食べる元気があったのだから、もともと大したことなかったんだろ、という(正しい)突っ込みは無しでお願いします(^^;