庭園内は四季折々の風景が楽しめるのですが、一面赤や黄色に染まるということはなく、ぽつぽつとモミジやハセノキなどがあるだけです。でも、望遠気味のレンズで切り取れば立派な紅葉写真が撮れそうな気がして、少し長めの単焦点レンズだけ持って行きました。
紅葉
清澄庭園内の紅葉ポイントといえば、なんといっても中の島にあるハゼノキ。一本だけ真っ赤に紅葉する姿が見事なのですが、残念ながら既に散りかけですかすかな状態でした。一週間遅かったか…。
普段は夕方に閉園してしまうのですが、この時期にライトアップが行われることがあります。以前は毎年行われていたのですが、最近は隔年になったのでしょうか? 昨年は行けなかったで今年期待していたのですが、残念ながら今年は行われませんでした。
これは2012年に行った時のエントリー。
中の島に渡り、ハゼノキの真下まで来てみました。うん、やっぱり散っていますね。また来年に期待!
銀杏はちょうど最盛期。かなりの巨木です。
松は…紅葉しませんね。常緑樹ですから。都内でも雪が降るかもしれないので雪吊りがされていました。背後の赤い木はハゼノキです。
良い感じの苔も沢山生えていたのですが、落ち葉はどれも残念な感じ。綺麗な葉っぱを探して捏造しました。スミマセン。
庭園の一番奥に桜の木が植えられたちょっとした広場があります。芝生の上には桜の落ち葉。
わざと引っかけたわけじゃありません。最初からこうなってました。葉が落ちたばかりですが、枝の先端には既に来年咲く花の芽がついています。
このカエデは色づき始めたところ。
トップに貼ったカットの縦バージョンですが、今回はここでシャッター切りまくりました。どんよりした曇りの天気も悪くありません。晴れてるとこうは撮れなかったと思います。
でも明るい背景も悪くありません。というか玉ボケ大好きなんですよね(^^;
こちらの木ははまだら模様で微妙な色づき具合。既に葉っぱは痛み始めています。
久々に単焦点レンズで開放同盟をやってみると楽しいです。DA★55mmとFA77mmを同時に使ってみると、FA77mmのボケの滑らかさを実感しますね。やっぱりこれはすごいレンズです。早くフルサイズで使ってみたい!
鳥
ちなみに園内は植物だけでなく動物も沢山いてカメラを向けたくなります。夏前にはいなかったユリカモメが大群でいました。
餌を撒いてる人に群がってきて、空中でキャッチしていきます。なので望遠レンズいらず。目の前を掠めて飛んでいきます。鳥嫌いな人には地獄の光景でしょう。C-AFで連写しまくりましたがピント合いません(^^; 上の2枚はどちらも惜しい!後ピンです…
思い立って「銀残し」を使ってみたら白黒みたいになりました。
アオサギもいました。人間の撒く餌なんか目もくれず、小魚だけを狙っています。そしてこれもまた望遠レンズが要らないくらい近くに寄れます。人間なんてお構いなしな感じ。
アオサギって眼光鋭くてカッコイイ!
***
と言うことで以上です。雨こそ降りませんでしたがどんより曇り空であまり期待していなかったのですが、曇っているなりに開き直って暗めのイメージで撮るとなかなか良い感じです。
今回はDA★55mmF1.4とFA77mmF1.8という微妙に使い分けが難しそうな焦点距離のレンズを敢えて使いました。思いつきで適当に付け替えて撮りましたが、似ているようで描写は全く違うレンズなので面白いです。本文にも書きましたが、癖がありながらもFA77mmのほうがやっぱり好きかも。
あとは撮影データを見て頂くと分かるように、Nikon 1 J5もサブで使いました。こちらには望遠ズームのみ。これも意外に侮れません。もっと面白いレンズが欲しい(^^;
ところどころカスタムイメージの「リバーサルフィルム」っぽい絵がありますが違いますかね?
自分は今年は色々と立て込み紅葉も撮りに行けずと残念な感じに・・・。
そしてリコーイメージングのFacebook公式アカウントでここが紹介されていますね。流石です。
toomさん、
RAWから現像したのですが、仰る通り「リバーサルフィルム」風に仕上げました。曇天だと敢えて少しコッテリ目でも良いかな?と思いまして。
Facebookの件、ありがとうございます。そうなんです。ちょっとおこがましい気がするのですが。
RAW現像でしたか。
確かにボディのjpegだともっと黒が潰れる感じかもしれません。しかしかなり再現されてますね。
いえいえ、おこがましいなんて。
良い点も悪い点もしっかりまとめておられますし、PENTAXユーザーの方で(それ以外でも)参考にされている方が多くいるのではと思います。
勿論、自分も引き続き覗かせていただきますよ。
toomさん、
はい、J5で撮ったやつと銀残し以外はRAW現像です。ただ、撮影時からリバーサルフィルムは意識していました。RAWは当然データ量が豊富なので、いろいろいじれて撮影後の楽しみも増えました。
Facebookで紹介された記事は、自分の中ではかなり否定的に書いたつもりだったので、掲載許可の連絡を頂いたときはちょっとびっくりしました。
少しでも誰かの役に立てるなら、ブログを書いてる甲斐があります。今後もよろしくお願いします。