毎月29日は全国的に肉の日です。それにしても暑すぎる日が続いていますが、そんな7月の肉の日も肉を食べに行ってきました。なんだかんだでこれで3ヶ月連続です。そろそろ「肉の日」というカテゴリーを作った方が良いのかも。いえ、いつまで続くか分かりません。
それはともかく、今回のお店は浅草六区の外れのほう、浅草ビューホテルの近くです。鰻の「さんしょ」や「鮨処 舟」にも近いところで、どぜう鍋で有名な「飯田屋」もすぐそば。
飲み屋街でもない裏路地に忽然とあるのですが、待ち行列ができるほどの人気店。一階は炭火で二階は無煙ロースターとなっています。焼肉はやっぱり炭火でしょ、ということで、我々一行は一階を選びました。
壁一面に芸能人のサイン色紙が貼られた座敷は、かなり昭和の香りがしてきます。エアコンもあまり効いておらず、排煙も弱いようですが、仕方ありません。美味しいお肉があればそれも気にならないでしょう。席は広々としていました。
関西からの転勤組が多く、東京肉部もかなり盛り上がってきました。肉の日を祝う会が毎月開かれるようになったのもそのためです。今回はなんと9人の大所帯です。
そんな状態なので、確実に公平にお肉を分配するためにもセットメニューを注文しました。もちろん最上級の「A盛り」です。3〜4人前で一皿11,000円という魅惑のお値段。最初はもちろん上タンから。
肉厚で大きくて、東京ではなかなか見ない素晴らしいタン塩です。改めて写真を見ると思い出し、よだれが出てくるくらい美味しかったです。
「A盛り」の残りのお肉は一気に大皿に盛り付けされてやってきました。特上骨付きカルビ、特上カルビ、上ロース、上ミノです。すべてタレです。上タンの素晴らしさからしたら当たり前のように、どれも巨大なブロックで食べ応えありそう。
特上骨付きカルビはこんな姿をしていました。巨大な骨に繋がったままのカルビが四切れ。さて、どうやって焼いたものかと思案しながらとにかく七輪に乗せてしまいます。
立てたままで焼けるのかな?と思いつつ、ひっくり返したりしてると白い煙が出てきました。
最後はファイヤー!です。慌てて消火活動しつつ、はさみで骨から切り離したら、だいたい焼けてきたようです。うむ、これはご飯が欲しくなりますね。というか、ご飯を発注する人続出でした。私はぐっと我慢。
上ロースは薄手ですが巨大です。
そして特上カルビ。これも肉厚なブロック。しかもやはり白い煙が肉から立ちこめます。水分でしょうかね? しかし炭火はしっかりと芯まで火が通ります。今回は焼き方に失敗することもなく、どれも上手く焼けたと思います。
あ、あと写真がなぜかないのですが上ミノも美味しく焼いて頂きました。
「A盛り」は3人で食べるとちょうどおなかいっぱいな分量でした。足りなければどしどし追加するつもりでしたが、そんな気もあまり沸いて来ない程度に満足できます。
かといって満腹でもうごちそうさま!という状態ではないので、ちょっと追加してみましょう。まずはお酒のおつまみ「イカフェ」です。辛みソースで和えた生イカいりのサラダという感じ。止められない止まらない系で、お酒を飲まなくても十分いけます。
で、焼き物が何か足りないよね、ということで追加されたホルモン盛り合わせ。良いですね、このベチャッとした感じ。レバー、ホルモン、小袋などなど盛り合わせです。
ホルモンはこうしてザッとすべて網に載せてしまうのが仕来り。しかし種類によって焼き上がり時間が違うので、ここからが勝負です。ホルモン系の食べ頃の見極めは本当に難しいですが、だんだん分かってきた気がします。大好きなレバーは上品なタイプでした。臭みもボソボソ感もまったくなく、濃縮されたレバーの旨味が染み出してきます。
〆は「浅草冷麺」です。これを3人で分けて頂きました。ちゃんとお肉も入ってます。冷麺とは思えない太麺でとても食べ応えがありました。お酢を好みで入れた食べると味がぐっと引き締まってより一層美味しくなります。すっきりさっぱりと口直しです。
暑さも忘れて美味しいお肉を食べまくり、煙にすっかり燻されてしまい、家に帰るまで焼肉の香りがあたりに漂っていました。
ということで、7月の肉の日も美味しいお肉を食べることができました。次の八月は肉の日の中でも年に一度限りの「焼肉の日」です。盛大にお祝いしたいと思います。
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