お正月を迎える準備を一つ消化しました。と言ってもたいしたことではなくて、クルマのタイヤをスタッドレスに履き替えることです。それも自分で作業するのではなく、いつもメンテナンスでお世話になっている
東京に暮らす私がスタッドレスタイヤを必要としているのは、スキーに行くかもしれないから。実際のところ、今シーズンは既に車を使ってスキーに行く予定が入っています。
ということで、やってきました原工房。いつもながら敷地はフランス車で一杯です。リフトは一番奥にあるので、クルマの入れ替えはとても大変な作業。パズル状態になります。
と思ったら、いつの間にか新設備が作られていました。入り口に一番近い場所に新しいリフトが設置されていたのです。オイル交換やタイヤ交換、簡単な点検といった作業のために、壮大なパズルをしなくて済むように新たに導入したそうです。
狭い場所でジャッキで交換するよりは安全確実。ついでにブレーキやサスまわりも見てもらえます。
フロントサスまわりはこんな感じ。新車から3年以上が経過して流石にだいぶ汚れています。ちなみにこのサス形式は小型のFF車ではごく一般的な、マクファーソンストラット。肝心のロワーアームがよく見えませんが、駆動から操舵から、走る、曲がる、止まるのほとんどのことをここが受け持ってることになります。ある意味心臓部ですね。それにしてもステアリングロッドの取り付け部がえらく錆びてますが大丈夫でしょうか。
リアサスはこんな感じ。ブレーキディスクも小さくてかわいいです。形式はトーションビーム式で以前の306と比べると大きく違っています。絵に描いたようなわかりやすいコイルバネが目立ちます。ダンパーのストローク長もそこそこあって、これはこれで今時の小型FF車用リアサスの王道デザインかと思います。
取り外された夏タイヤと純正ホイール。積算の走行距離は9000kmちょっとなので溝的には問題ありませんが、次の車検辺りでは交換した方が良いかもしれません。
こちらはスタッドレス。1インチダウンの15インチ。ブリジストンのREVO GZです。走行距離は5000kmほどで4シーズン目。こちらも溝は大丈夫なので、今シーズンは良いとして来シーズン使うかどうかが思案のしどころ。
15インチに下げたとは言え、黒っぽいダブルスポークのこのホイールは、純正の16インチよりもよりスポーティな雰囲気が出ます。私の207SWは至ってマイルドな普通の乗用車ですが。
話は変わって秋口から原工房さんにドック入りしていた404はまだいました。ですが前後が入れ替わって車庫に入っています。少しずつ作業は進んでいるのでしょうか。
待合室にはプジョーグッズが一杯あります。ペッパーミルやソルトミルが増えたような気がします。飾りなのか、売り物なのか?
と思えば、社長の原さん自ら、そんなものよりこっちを見ろよ、と持ってきたのがこれ。BOSCHの電動工具… のおもちゃです。どれもそれっぽく動いてLEDがピカピカ光り、そして如何にもな音が出ます。あまりのレプリカぶりと、おもちゃとしての完成度にびっくり。これを喜ぶ子供がどのくらいいるのか分かりません。
さて、雪道といえば昨年は色々大変でしたが、今年も雪国ではたくさん降っているようです。今冬も安全に事故も故障もないように乗り切りたいと思います。