初めてのXシリーズ

 借りて使うばかりで、自分では一台も持っていなかったFUJIFILM Xシリーズのカメラをようやく手に入れました。最新のX-T1… ではなくて2年以上前に発売されたX10です。もうディスコンになって1年近くが経っているわけで、当然ながら中古品です。とは言え通常の中古市場ではまだまだそれなりの値段が付いているのですが、これは訳があって激安で手に入れました。

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 元は場末の電気店の展示品だったもので、それを知人が1万円を切る価格で入手したのが昨年。それをさらに半値で譲り受けたものです。



 展示品は中古品の中でも最も程度が悪いとされているものですので、それなりの状態ですが、もちろん問題なく動くし写真が撮れます。これが1回飲みに行くくらいの値段で手に入るなら安いものです。ということで、必要かどうかとか欲しいかどうかではなくて、本能のままに手に入れてしまいました。

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 今更仕様をくどくど説明はしませんが、大まかな特徴としてはF2.0〜F2.8の明るいレンズ、2/3インチEXR CMOSセンサー、そして光学ファインダー付き。この基本コンセプトは現行モデルのX20に引き継がれています。そしてダイヤル中心の操作系を含め、そのボディの風格はまさに「Little X」そのものと言えます。

 センサーがXシリーズの一番の特徴となりつつあるX-Trans CMOSではなくて、その一世代前のEXRタイプなのですが、このセンサーはXF1やX-S1でも使用されているもので、画質にもそれなりに定評がありますし、フィルムシミュレーションもPro Negaを除いて一通り揃っています。

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 露出補正ダイヤル、モードダイヤル、そして電子ダイヤルもあり、Fnボタンやケーブルレリーズが使用可能なシャッターボタンなど、操作系に妥協はありません。

 すでにX20を試用した時の記憶が薄らいでいるのですが、こんなにX-Pro1やX-E1/E2にそっくりだったんだ、と今更ながら驚きました。

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 光学ファインダーは、視度補正付き。X20のようにファインダーない表示はなくて純粋なビューファインダーです。センサーサイズなりで、見え方はそれなりです。そして液晶の左側にずらっとボタンが並んでいるあたりも、Xマウント機の操作系に準じています。

 手動ポップアップ式のフラッシュに、アクセサリシューも付いています。この辺もかなり本格派の雰囲気を醸し出しています。ちなみに電池はNP-50という、FinePixシリーズでも使われていたかなり小型の電池です。しかしこれがPENTAX Q7とコンパチのやつなので、私的には電池はもちろん充電器も共用できてとても助かります。

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 ズームレンズは28〜112mm相当の4倍ズーム。ズーム操作は手動で、これは電源のON/OFFも兼ねています。これ、操作性としては理にかなっているようでいて、実際に使ってみると撮影開始までの手間がちょっと気になるんですよね。手動操作の沈胴式のレンズの宿命です。

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 いやいや、良い佇まいですね。飾っておくだけでも良いかも… と思っていますが、まだまだ現役で使えるカメラですので、やっぱり使ってみないと勿体ないです。

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 で、私が手にしてからのファーストショットがこれ。てきとうに机の上にあったものを撮ってしまいました。ワイド端で絞り開放F2.0、マクロモードで近寄れるギリギリまで近寄りました。感度はISO800です。背景のボケた部分へのノイズの出方が独特な気がしますが、なかなか綺麗ですね。

 気分転換用のカメラとして、モノクロ縛りやベルビア縛りなんかで遊んでみるのも楽しそう。それにもちろん、光学ファインダー縛りとか(^^; またそうやって写真を撮ってみてからエントリーしたいと思います。

初めてのXシリーズ” への6件のフィードバック

  1. 個人的には、最近の機種で一番触り心地が良かった機種でもあります。
    (なのでX20を買っちゃったのですが。)
    掌が小さい私としては、X-Proの大きさだと持て余します。
    写真の出来は兎に角、撮っていて気持ちいいカメラではありますね。
    展示品でちゃんとしてれば、それはある程度耐久性があるということではないでしょうか。初代GRDなど、悉くダメになってましたから。

  2. スキーに連れて行けるカメラを模索していて、こちらブログの過去記事を拝見いたしました。スキー使用ではないと拝察しますが、フジの製品を各種試されてX10を選ばれたというところに面白いな、と感じたりしています。わたしも欲しいのは小型のXQ1あたりです。自分で一眼のシステムを持っていると、フジに完全移行するのは困難です(数十万円コースになるからですが、笑)
    今のところオリンパスやパナソニックのこがた軽量の安いボディに薄めのレンズを付けて冬山でスナップ取ったりしてます。機体とレンズにあまりよくないですね。それでもポケットに入れておけるので、ミラーレスの恩恵です。
    好天よりも少し雪が降る曇りの日、木々に囲まれた深雪の中にいると、その静寂の中でふと写真をとりたくなります。その雰囲気を切り取る腕前も何もまったくありませんが、個人的思い出としてはよきシャッターチャンス。そういう時に無理なく携帯できる軽い小さいカメラは本当にありがたいです。
    ひょっとしたら画質をそれほど気にしなければ私にはスパイカメラでいいのかもしれないと思ったりしています。

  3. 黄金な人さん、X20お持ちなんですね。このサイズとこの機能、デザインは良く出来てると思います。使っていて気持ちいいというのは、趣味のカメラとしては最高ですね。ちゃんと使ってみるのが、楽しみです。
    この個体、展示品と言っても、それほど触られていなかったんじゃないかと思います。

  4. スキー野郎231さん、コメントありがとうございます。はい、X10はスキー場では使わないと思います。でも、本当に雪山の景色は綺麗で、写真を撮りたくなります。一度くらい、写真を撮ることを目的にスキーに行きたいなと思います。
    実は今、ニセコに来ていまして、今日はバックカントリーツアーに行ってきました。ゲレンデですらない、深い雪の景色は非日常の世界でした。写真もたくさん撮りましたが、やはり防水カメラでは限界があります。もう少しちゃんとしたカメラ持って行きたいです。

  5. 私の場合は末っ子XQ1なので比較にはなりませんけど、Xシリーズはとにかく持って撮ってしっくりくる作りが魅力だなぁと思います。S90は持ち歩くのを忘れてもiPhoneがあるから良いか、と思っていましたが(笑)。
    S90でならされてしまったけれど、やはり光学ファインダーが欲しいなぁと思うことがあるのはXならではなのかも知れないなと最近思っています。JPEGではなくて「写真」を撮ることを身体が思い出していく感じがします。

  6. KEYさん、私はX10よりもどちらかと言うとXQ1のほうが好きですよ。小さくなるとXシリーズの良さは凝縮されてくるような気がします。光学ファインダーを重視するならX20ですし、それ以上だといきなりX-Pro1なので難しいところですね。色々欠点もあるXシリーズですが、向いてる方向が明確なので許せてしまう部分が多いかも。

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