電子技術

投稿者: | 2012年4月5日

 昨年の初夏、CQ出版社が発行するトランジスタ技術7月号で、記事の一部を執筆させてもらいました。そのこともすでにすっかり忘れていた今頃になって、CQ出版社からまた大きな雑誌が送られてきました。

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 何だろうと思って開けてみたら出てきたのがこれ。ハングルで書かれた表紙でかろうじて読めるのは「電子技術」と「ELECTROPNIC ENGINEERING」いう雑誌名くらいです。どうやら昨年書いた記事が翻訳されてこの雑誌に転載されたようです。

 私が書いた部分は日本のデジタル放送に対応した受像器、いわゆるテレビのハードウェア技術に関することだったのですが、それがそのままそっくり約10ページ分、韓国語に翻訳されています。

IMGP2039

 こんな感じで。この韓国の雑誌の位置づけはよく分からないのですが、今号はほとんどのページがトランジスタ技術からの翻訳転載になっていたようで、執筆者の署名は日本人らしき名前ばかりでした。

 私の名前も入っているのですが、それを除けばここは自分が書いたと認識できるのは、写真と図表のみ。本文はまったく何がなにやら分かりません。

IMGP2041

 内容は一般的なことも書いてあるのですが、このページなどは完全に日本ローカル規格の話なのですけど良いのでしょうか。また、その他の部分でも一部はちょっと情報が古いものもありますし… 何だかむしろ申し訳なくない気もしてきてしまいます。

 それよりも、今はもうこの関係の仕事はしてなかったりするんですけどね。わずか1年前に書いたものですが、昔の日記並みに思い出すとちょっといたたまれなくなります。って、好きこのんで駄文ブログを書いてる人間が言うことではないか…(A^^;

 と言うことで、今回は特に「立ち読みでもしてみてください!」とも言えない、完全な自慢話でした。

電子技術」への2件のフィードバック

  1. 0223.

    韓国版のトラ技みたいな雑誌ですかね?

    現地でTV生産を考えている人達のバイブルになったりして(^^)

  2. Hi

    ○0223.さん、
    そんな感じですかね>韓国版トラ技。ちなみにお値段は8,000ウォンのようです。日本円で約600円ほど。
    TVの分野では韓国メーカーが世界的にリーダーになっている一方、日本はテレビの面でもガラパゴスっぽいところがありますので、今更日本の技術雑誌が必要とも思えないのですけどね。ただそう遠くない過去にはそういう背景はあったのかも知れません。

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