裏磐梯猫魔 2011-2012

投稿者: | 2012年1月6日

 1日目からの続きです。明けて1月3日はまだお正月のまっただ中。前夜に特にものすごく深酒をしたとか、夜更かししたわけではありませんが、遅めの時間にゆっくりと起きて朝ご飯を食べ、スキーの支度等々してホテルを出発したのは10時前でした。ゆったり時間を贅沢に使えるのも泊まりスキーの良いところです。

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 宿泊した裏磐梯猫魔ホテルはスキー場に隣接しているわけではないのですが、磐梯山周辺のスキー場のオフィシャルホテル的位置づけにあって、あちこちのスキー場行きの無料シャトルバスが出ています。一番近いのが裏磐梯猫魔スキー場。ホテルからバスで約15分山を登ったところにあります。

 磐梯山周辺には昨年はもちろん、毎年スキーをしに来ていますし(参考:アルツ磐梯 2010-1011)、特に裏磐梯エリアには昨冬も訪れているのですが、しかし猫魔スキー場に来たのは久しぶり。磐梯山脇の猫魔ヶ岳を挟んで南斜面にアルツ磐梯スキー場、北斜面が猫魔スキー場です。この二つのスキー場は山頂で連絡こそしていませんが、経営統合されているようです。

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 コースの中腹から下の方はそこそこの斜度と長さの中級者、初級者向けコースが並んでいます。この写真はダルジャン・センターの下部。眺めが良い尾根伝いのコースです。なんてことない斜面なのですが、この日はどうも右のスキーに上手く乗れなくてかなりヘロヘロでした。

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 そしてこちらもやはり中級コースのダルジャン・イン下部。L字型に曲がった谷伝いのコース。中級や初級コースの多くは幅もそれほど広くはありませんが、それほど混んでいなかったので安心して滑れました。
 端っこのダルジャン・アウトの下部がまるまるパークになっていて、普通に滑ることはできませんでした。練習にちょうど良い感じの斜面だったのですが。巨大なキッカーやボックスが並んでいて好きな人には堪らないことでしょう。もちろん私はリフトから眺めるだけにしておきました。

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 昼食はセンターハウスのレストランで。巨大なカツ入りのカレー。よく見るとご飯が磐梯山の形になっています。このカレー、アルツ磐梯でも食べられます。もちろん他に猫魔オリジナルのメニューもあります。
 ちなみにこのスキー場で食事ができるのはここだけでした。ゲレンデの中腹にも小さな小屋があったりしたのですが、営業していません。実は昨日行った猪苗代スキー場でも似たような状況で、営業していたのはゲレンデベースのレストランだけ。噂によるとアルツ磐梯でも同じだそうです。さらに猫魔ではゲレンデベースからの幹線とも言える、唯一のクワッドリフトが運転していませんでした。
 最初はスキー客減少の中で採算を取るための合理化策かと思ったのですが、猫魔スキー場のゲレンデマップには、「節電のための措置としてレストランとリフトの営業を縮小している」旨の但し書きがありました。なるほど、そういうことなのか…。だとしたら仕方がありません。
 でも福島の復興のためにスキー客が少しでも役に立てるのなら、東京電力管内の電力を削減してでも、スキー場など観光関連施設はフル運転して欲しい… というのは一スキー客の勝手な考えです。

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 207SWによる初スキーでしたが、荷物の積載力はほぼ予想通りで306ハッチバック同等以上。詰め込み方をいまだ学習中なので、勘が良くなってくればもっと余裕を持って一杯詰め込めそうです。運転は友人に任せて後部席にも座ってみましたが、乗り心地も良いし、シートも悪くありません。何よりグラスルーフから頭上に青空や月や星を眺められるのが最高です。
 雪道をだいぶ走ったことで真っ白だった車体はドロドロに汚れてしまいましたけど。特に風を巻き込むせいかリアゲートの汚れ方はハンパありません。開け閉めするのに手を触れるのがためらわれるほどです(^^; はい、堪らず翌日にはしっかり洗車しました。


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