ここ最近K-5の電池の減りが早いなぁ、と感じるようになってきました。仕様上の電池寿命はCIPA基準で980枚(ストロボ使用なし)となっていますが、これまでの経験上では1,000枚は十分にいけます。となると、よほど気合いを入れて撮影する場合でない限り1日は十分に持ちますし、週末に少しずつ使うくらいなら1ヶ月は問題ありません。しかし最近はやたらに電池残量警告を見るようになってきました。
これは電池パックが古くなってきたせいか?と思い、新しい電池パックを買ってみることにしました。
私のK-5 Limited Silverは購入後約1年半で、撮影カット数は20,000カットを超えたところ。本体に付属してきた電池パック以外に、もう一つ予備電池パックがありますが、これはK-7時代に買ったもので購入後3年が経過しています。
しかし、1回充電あたり500カット使ったとし、充電サイクルは各電池パックあたり20回そこそこと言うことになり、携帯電話やノートPCを考えれば、まだまだ問題ないはず。完全放電することはないですが、予備電池として満充電で保管することなども多く、意外にカメラ用の電池はへたるのかもしれません。
いずれにしろK-5はまだまだこの先も使うつもりだし、精神衛生上も新しい電池を買っておいて損はないだろう、ということで新しい電池パックを1個追加することにしました。
ということで、思い立ったらネットですぐ買い物。その際、たしか法令改正の関係でK-5用の電池は最近型番と仕様が変わったはずだよな?と思い出し調べてみたら、やはり今年の春にD-LI90という型番からD-LI90Pへと変わっていました。
参考リンク:ペンタックスリコーイメージング株式会社からお知らせ デジタル一眼レフカメラ用リチウムイオン充電池および充電器の改正電気用品安全法への対応について
私が持っているのはK-5に付属していた物含め2個とも旧型のD-LI90です。そして今新しく買うなら新型のD-LI90Pだと勝手に思い込みました。なぜなら、純正の旧型もまだ一部で流通しているようですが、Amazonでは価格が高くなってしまっています。もちろんどちらにせよ互換電池なら安く買えるのですが、ここは安心と信頼を買う意味で純正の新型にしてみました。
K-5に付属していた専用充電器はD-BC90という型番でD-LI90専用品です。試しにこのD-BC90に新しいD-LI90Pをつけてみようとしたところ… そもそもセットすることが出来ませんでした。どうやら充電器もD-LI90P用に新型を使わないといけないようです。ガ〜ン Orz
ということで、ようやくD-LI90Pを充電開始! ちなみに新しい充電器D-BC90Pに古い電池D-LI90を差すことは可能で充電も出来るようです。説明書にはD-LI90P専用充電器である旨書かれていますが、D-LI90の充電も可能とPENTAXが公式に回答したという情報がいくつかネット上で見つかります。
つまりまとめると、
D-LI90 + D-BC90 :OK D-LI90P + D-BC90 :NG(物理的につかない) D-LI90 + D-BC90P :OK(らしい) D-LI90P + D-BC90P :OK カメラボディと電池の間には制約なし
と言うことになります。
気軽に電池を買ったばかりに、思いがけずコストがかかってしまいました。
もしかして今年中には出るといわれているK-5後継機にもこのままD-LI90PとD-BC90Pが使われたりして、しかもそれを万が一衝動買いしてしまったら、少なくとも充電器への投資は無駄になってしまいます。そう言うことがないように(?)祈ります(A^^;
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ついでですが、そのK-5後継機の噂もちらほら出てくるようになりました。例えば有名どころでは↓こことか。
デジカメInfo 2012年8月14日 ペンタックスK-5がディスコンになり、後継機はフォトキナで登場?
製品仕様に関してはほとんど情報がないのですが、この記事についたコメントがなかなか面白いです。皆さん意見というか希望が見事にバラバラ。これを見ていて私が勝手に思ったことは以下の通りです。
・フルサイズは憧れるけどボディが大きくなるのは嫌だからK-5後継機はAPS-Cで良い。
・バリアングル要らない。つけるにしてもSONYやOLYMPUS式はまだしもCanonやNikon方式は嫌だ。
・光学一眼レフファインダー必須。
・高感度性能保てるなら高画素化も歓迎。
・レンズもいっぱい出して欲しい。
です。これだとまぁ、至極常識的な製品になってしまってインパクトないかも知れませんが、そこで斜め上を行く面白い製品を期待する気持ちもなきにしもあらず…(A^^;
黒いものを黒く撮る
銀色のものを銀色に撮る
ハレーション起こさずに撮る
影を作らない様に撮る
これってけっこう難しんだよね
物撮りも上手ですね
簡易スタジオとかの撮影環境あるんですか?
館長さん、コメントありがとうございます。
いえいえ、静物の撮影環境は、白い紙と部屋の蛍光灯、時々フィルム時代に使っていたライトボックスを照明に使ったりもします。あとは窓からの自然光のみです。
ただし、形状が崩れないようになるべく望遠で撮影したり、露出を明るめに撮って、あとでPhotoshopでかなり手を入れやすくしたりという工夫はしています。
モノ撮りは難しいですよね。確かに一番苦労します。