F1日本GP決勝のあと大阪に移動して焼肉をたらふく食べた翌日、今回の旅の総仕上げの一日です。宿泊地は新大阪駅のすぐそば。目的地は地上を走る地下鉄、御堂筋線に乗ってすぐ隣の西中島南方駅です。ここから歩いて5分。淀川の土手の上に登ると、手前には淀川河川公園、川の向こうに大阪の市街地が見渡せます。
このバーベキュー大会は大阪の焼肉な人々が春と秋の年2回開催してるもので、実は5月末の春の部にも訪れたのですが、残念ながらそのときは台風直撃により、神戸のポッサムチプさんを借りての室内バーベキューとなってしまいました。今回は綺麗に晴れ渡っており、絶好のバーベキュー日和。さすが晴れの特異日10月10日です。
広い公園には既にいくつかテントが立っていて、あちこちでバーベキューが行われているようです。その中でも一際規模が大きく、赤いお揃いのTシャツを着た人々が群れている場所がどうやら目指す会場のようです。そういう我々一行4人も、前夜に渡された赤いTシャツを着ていたので、土手の上に現れた瞬間に発見されてしまいました。
早速テントの下の調理場を覗いてみると… なんだか凄いことになっています。巨大な肉塊がごろごろと。
焼き上がるとこんな感じ。こんなバーベキューありなのか！というくらいの質と量。昨夜のことなど忘れて朝からバクバクとお肉を頂いてしまいました。
次のロットも鋭意焼肉中。なんというか、これ一つでステーキになるだろと言うくらいの肉塊。これ、鹿籠豚という幻の豚肉だそうです。東京人の私などは「とんかつにしたい！」と思ってしまいます。
お酒はこんな感じでごちゃっと冷やされています。無造作ですが、なにげにイイお酒が揃っています。アウェイな地で昼から飲み過ぎるとアレなので、缶ビールをメインにちびちびとお酒やワインなども頂きました。
これ、何だか分かりますよね？ こんなのも焼かれてました…
ここで登場したのがBBQ芸人、マスタング竹田さん。れっきとした吉本芸人だそうですが、今回は別の顔バーベキューの達人として登場しました。なんでも日本に数人しかいないという、日本バーベキュー協会の上級インストラクターという資格を持っているそうです。
BBQ芸人さんが黙々と準備していたのがこんなやつ。500mlの缶ビールにチキンがグサッと刺さっています。缶の中には実際に半分くらいビールが入ったままだそうです。その名もビア缶チキンというそうです。できあがりを楽しみに待ちましょう。
その間にも、網や鉄板上では色々なお肉が焼かれています。太っいソーセージもありますね。食べ損ないました(^^;
超巨大なリブロースステーキとか。叩かれて血肉汁が飛び散ってます！
ベーコンの塊。厚切りベーコンステーキが何枚取れるのやら。肉厚なのにジューシーで超美味かったです。
そうこうしているうちにビア缶チキンができあがったようです。こんがりと良い色に焼き上がってます。ビールもたっぷり吸って柔らかくておいしくなっていることでしょう。
そのままお肉をむしゃむしゃと食べるのではなくて、ちょっと工夫をすると3倍おいしいそうです。まずは野菜にチーズにドレッシングをかけてシーザーサラダ風。これはサラダだ！
そしてもう一つの食べ方がこれ。タルタルソースをかけちゃうのです。これは絶品です。ということで、あっという間にビア缶チキンは完売御礼となりました。さすがBBQ上級インストラクターの作るものは違いますね。
周囲も大変な騒ぎになっていました。なにやら若者の集団は飲み方がハンパではありません。若かりし日を思い出します。あんなこともあったなぁ、と(^^; 他方ではPA機材持ち込んで音楽をかけてなにやらイベント風。そこに犬を連れて散歩に来たおばちゃんが「いやぁ、今日はえらいことになっとんなぁ〜」と感心していたり。とってもカオスな風景でした。
最期の〆はホルモンうどん。これもちゃんとプロのうどん屋さんが作ってくれるのです。素人が酔っ払って最後に作る焼きそばとは違います。残念ながら完成後の写真がないのですが、このホルモンの美味そうなこと。このまま食べたいくらい。お肉でお腹いっぱいなはずなのに、このうどんはお代わりしてしまいました。
午前10時から始まって気がつけばもう午後4時過ぎ。日も傾いてきました。手際よく片付けて撤収です。私たち東京組はそろそろ新幹線に乗って帰らなくては。
金曜日の早朝に出発してF1を3日間堪能し、最後は大阪で焼肉三昧で過ごした合計4日間の旅も終了です。こんなにいっぱい太陽を浴び続けたのも久しぶり。ちょっと遊びすぎました。来年はF1とBBQの日程がどうなるか分かりませんが、機会があれば遠征してきたいと思います。
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