11年目の車検

　早いもので前回の車検からあっという間に2年が経ち、またもや車検の時期を迎えました。これで306の車検は5回目で満11年経過です。かなりいい歳になってきましたが、かといって走る、曲がる、止まることにおいては全くのノントラブル。そろそろ新車を考えようかな？と思い始めたりもしたのですが、当初の予定通り今回も車検を通すことにしました。入庫先はもちろんいつもの原工房さんです。

　整備をしてもらうと、実は私が気がついていなかっただけで何か大きな問題でも見つかるのではないかと、ドキドキしていましたが入庫後に出てきた見積もりは、実にあっけない内容。ほとんど消耗品交換だけでした。

　交換必要と判定されたものと言えば、エンジンオイル、オイルエレメント、ブレーキオイル、ドライブベルト、プラグといったところです。これに自分から交換をお願いしておいたものがワイパーブレードとタイヤ。さらにドアの異音修理にまつわる部品等の費用を入れて、車検整備費に工賃と消費税込み込み16万円弱となりました。これでもしタイヤを変えなければ10万円切りそうな勢いです。
　ということで、これに自賠責や重量税などなど諸費用入れて、今回の車検にかかった費用は総額23万円強で済みました。予定していたよりもかなり少ない金額です。

　引き取りのために原工房さんに出向いて、見積もり通りの請求書を見せてられてまずは一声、「これ、本当ですか？」とプロを疑うような発言をしてしまいました。担当メカニックさんも「う〜ん」と困り顔。どこをどう見ても悪いところは見あたらなかったそうです。
　色々お話ししながら過去の経緯を思い出せば、エアコンまわりは車検とかと関係なく一度壊れて修理してますし、なんだかんだで燃料まわりはこれまでに総取っ替えしてますし、足回りもタイベルなんかも一度は交換済み。ただ単に大物メンテナンスが分散してるだけとも言えます。
　まぁ、これまでに一度も交換してないものもあるし、そろそろあれやこれや来るかもね、と言うことでした。でもやっぱり、毎年同じような話をしている気がします(A^^;

　いずれにしても「どこも悪くないです」と言われるのは嬉しいものです。自分の健康診断でもそうだといいのですが。ここのところ少し考えていた乗換えに関しては、むしろそっちの気持ちの方が萎えました。このまま自信を持って、まだしばらくは306に乗っていようと思います。

　さらにもう一つ、今回不調箇所として事前に申告しておいた、運転席ドアの異音。伝票によると”DOOR STOP”と”STOP YOKE DOOR”と”DOOR STRUT PIN”という3つの部品が交換されています。恐らく上の写真に写ってる白っぽい部品とその周囲と思われます。もちろんドアを開け閉めするたびにギコギコいうことは無くなりました。めでたしめでたし。
　なお、今回の整備における交換部品において、一番高額だったのはこの”DOOR STOP”というやつで、1個4,500円なり。交換物が小物ばかりで本当に良かったです。

　しかし引き取り後に早速新たな二つの問題点を発見してしまいました。と言ってもやはりどちらも大したことではありません。

　まず、ドアの内張がなんだか浮いてきてるようで変なことになっていました。内張生地裏の”のり”が剥がれてしまったのでしょうか。助手席と運転席の両方とも同じような感じになっています。後席のドアは見ていません。端はしっかりついているので剥がれることはなさそうで、見て見ぬふりですかね、これは。

　そしてシートベルトをしてもなぜかシートベルト警告灯がついたまま。306の場合はこの警告灯が灯るだけで音が鳴ったりはしないのでこれも運転に実害はありません。
　今日は炎天下にして放置あったりしたので、どちらの問題もこの酷暑のせいかも？と思い、しばらく放置して様子を見ようと思います。

　で、原工房さんでお土産をもらいました。ルノーのグッズをもらうのは初めてかも。黄色い変な形をした巾着袋に入っていたのはカラフルなカングーの絵が描かれた紙製のタグみたいなもの。というか、これってクリスマス用のツリー飾りかな？ 袋が靴下の形にも見えますし。うん、そうに違いない。

　ということで、我が306も12年目に突入です。現時点の走行距離は83,500kmです。このペースだと実現は難しいかも知れませんが、一応目標は10万キロで据え置きしておこうと思います。
　この最後に貼った写真は約10年前、納車から半年後くらいの冬に撮ったものです。今は使ってないキャリアをつけてたりしますが、それ以外特にどこも変わってないし、写真では新しさも古さもよく分からないですね(^^;