不純な動機で手に入れてしまったDA40mmF2.8 Limited SilverとDA70mmF2.4 Limited Silverを持ってようやく写真を撮りに出かけてみました。と言っても時間がなかったので、撮影地は近所の木場公園です。折しも梅雨の真っ最中とあって、雨が降っていなくてもじめじめしていて空もスッキリと晴れ渡りません。でも、それはそれで光が柔らかくて良いこともありますし、梅雨らしさを上手く撮れるようになりたいものです。
PENTAX K-5, DA40mmF2.8, F2.8 AUTO (1/125sec, ISO100, AWB), 鮮やか
梅雨の季節にカメラを向けたくなるものと言えばやっぱりアジサイでしょう。もっといっぱい咲いてるかと思ってたのですが、見つけるのに意外に苦労しました。しかもまだ咲きかけ。これはこれで綺麗ですけど。
カメラはK-5 Limited SilverとK-xを使用。レンズはタイトルの通りDA40mmとDA70mmです。JPEGに書き出してLightroom3.4で縮小など少し調整し、Flickrにアップロードしています(撮って出しではありません)。今回は積極的にカスタムイメージやデジタルフィルターなども使ってみました。以下、ずらずらと貼っておきます。
PENTAX K-5, DA40mmF2.8, F2.8 AUTO (1/80sec, ISO100, AWB), 雅
公園の一角に日本庭園があります。葉っぱが色づいていてまるで初秋のよう。緑色の葉っぱが綺麗だったので思いついてカスタムイメージを”雅”にしてみました。ちょっとオーバーかな?
DA40mmF2.8は、開放の明るさが中途半端ではありますが、画質も開放から安定していて安心して使えそうです。ボケもなかなか綺麗です。何でもかんでも開放にしてしまう素人としては、F2.8このくらいに押さえてくれていて逆にちょうどいいのかも。
PENTAX K-5, DA70mmF2.4, F2.4 AUTO (1/400sec, ISO100, AWB), ナチュラル
大横川にかかる橋のトラスの銘板部。パリパリに割れてきています。そろそろ再塗装が必要な頃かもしれません。質感とかどうでしょうか?
PENTAX K-5, DA70mmF2.4, F4.0 AUTO (1/25sec, ISO100, AWB), モノトーン
近所の古い民家。空き家の廃墟ではなくちゃんと人が住んでいます。3月の大地震でも何ともなかったようです。この家、前を通るたびに何か牽かれるものがあります。カラーでも撮ったのですが、やっぱりここは白黒かな?と。デジタルフィルターで白黒化したのではなく、カスタムイメージで撮影時にモノトーンに設定。
PENTAX K-x, DA70mmF2.4, F2.8 AUTO (1/15sec, ISO100, AWB), 鮮やか
ぶどうの木のトンネルがありました。中は薄暗かったのですが、上を見上げると空の光が鮮やかな緑色に透けていました。カメラはK-xです。シャッタースピードが思いがけず遅くなりましたが、手ぶれ補正もしっかり効いています。この手の小さな単焦点レンズでも手ぶれ補正がしっかり効くのが、PENTAXのボディ補正の良いところですね。
PENTAX K-x, DA70mmF2.4, F3.5 AUTO (1/250sec, ISO200, +0.7EV, AWB), 鮮やか
野良カモ… という訳ではないのでしょうが、なぜか公園のタイル敷きの広場で、人間が行き交うのも気にせず寝そべっていました。ずいぶん人慣れしています。とはいえ逃げられないように恐る恐る近づいてみたのですが。いろいろ慌ててしまったので、絞りもピント位置も中途半端です。
PENTAX K-5, DA40mmF2.8, F3.5 AUTO (1/50sec, ISO100, AWB), 雅, 色抽出フィルター
何という花なのか知りませんが、面白そうだったので真上から撮ってみました。”雅”なのは特に意味が無くて設定戻し忘れです。で、鮮や過ぎてどぎついピンク色を後で液晶モニターで見ていてふと思いついたのが、色抽出フィルターです。K-5では2色指定できるようになっていますが、これは一色だけ抜いています。嘘くさくて写真じゃないみたいですね。
PENTAX K-5, DA40mmF2.8, F5.6 AUTO (1/4000sec, ISO100, -0.7EV, AWB), 鮮やか
梅雨の晴れ間の霞む夕空。さすがデジタル世代のレンズ、超逆光もなんのその。目立つゴーストもフレアもないしコントラストもしっかりしています。
PENTAX K-x, DA70mmF2.4, F2.8 AUTO (1/125sec, ISO100, +0.7EV, AWB), 鮮やか
再びアジサイです。今度はほぼ真横から。以前使っていたときから思っていたのですが、DA70mmF2.4は本当にボケが綺麗だと思います。もちろん、焦点距離と明るさの関係で決まっている部分もあると思いますが。
PENTAX K-5, DA40mmF2.8, F5.6 AUTO (1/4000sec, ISO100, -0.7EV, AWB), 鮮やか
木場公園は広域避難場所にも指定されており、大災害が東京を直撃した場合の一時避難場所になります。なので、手動式で地下水をくみ上げるポンプがあちらこちらに設置されています。以前は見過ごしていましたが、この3月以降は目につくようになりました。もちろん、普段は使用できませんが、ぴかぴかでちゃんとメンテナンスされてるようで、少し安心。
PENTAX K-5, DA70mmF2.4, F4.0 AUTO (1/80sec, ISO200, AWB), 銀残し
以前何かで「汚いものを綺麗に撮れるようになったら一人前だ」という言葉を聞いたことがあります。いや逆に「汚いものを汚く撮れるようになったら一人前だ」だったかも? で、5月にあちこちで咲き誇っていたツツジの残骸を撮ってみました。綺麗に撮れば良いのか汚く撮れば良いのか分からずに、”銀残し”を使ってみたりして。綺麗… ってことはないですね、やっぱり。前者が正解なのかも。
PENTAX K-5, DA40mmF2.8, F2.8 AUTO (1/40sec, ISO100, AWB), 雅
変な花が咲いていました。Googleで闇雲に画像検索したら名前が分かりました。「突抜忍冬(つきぬきにんどう)」と言うそうです。名前も変ですね。スイカズラ科の花のようです。これもなんだか色抽出してみたくなります。
PENTAX K-5, DA70mmF2.4, F5.0 AUTO (1/40sec, ISO200, -0.7EV, AWB), 銀残し
木場公園に架かる歩行者専用の吊り橋の下。こういう建造物を綺麗に撮った写真にも憧れます。しかし… う〜ん、何か違うな…(A^^;
PENTAX K-x, DA70mmF2.4, F4.0 AUTO (1/125sec, ISO100, AWB), 鮮やか
大きな桜の木の下で。親娘でお弁当でも食べてるのでしょうか。賑やかな公園の中にあって二人だけの世界、楽しそうですね。
Silver仕様だからと言う点を除いても、やはりPENTAXの一眼レフにはDA Limitedがよく似合います。小型軽量で小さなボディにぴったり。このコンパクトなシステムで手ブレ補正が効くのだから素晴らしいです。小さなバッグでも複数本持っていくのも苦になりません。小さすぎてむしろ外でレンズ交換するには落っことしそうで気を遣ったりしてしまいます。明るさは目立ったものはないけれど、描写は明らかにズームレンズとは異なり、しっかりと単焦点の世界を味わえます。
先に手に入れたDA21mmは超小型の広角系の標準レンズとして、唯一無二の特徴を備えており使い勝手も悪くありません。あまり積極的に使おうと思いつかないレンズですが、持って入れば安心な1本と言えます。それに対し、今回使用したDA40mmとDA70mmは、コンパクトであることはもちろんですが、適度に狭い画角、圧縮された遠近感は、単に中望遠レンズであるという以上に、最近の私の好みに合っています。
しかし乱暴に言ってしまえば、どちらか1本あればいいような気がしますし、理想を言えばやっぱり50mmが一番しっくり来るかな?とも思います。開放F値的にはもちろん明るいに越したことはないのですが、この位でも実際にはほとんど不足を感じません。絞り開けすぎて何だかわからなくなるという失敗が防げますし。
ただこの2本のレンズ、いずれも惜しいと思うのは最短撮影距離が長いこと。焦点距離の10倍という標準的なところを抑えてはいるのですが、やはりもう10cm寄れたら、一本勝負ができるくらい完璧に気に入るのに、と思います。
と、良い面とどうもしっくりこない面と、いろいろあるわけですが、以前DA Limitedレンズを3本も買い揃えたのに、結局手放してしまったのは、この辺の長所と欠点の微妙なバランスにモヤモヤを感じたせいだったのを思い出しました。それだったらFA31mmF1.8ALで一本勝負してやると。今回再びうっかり揃えてしまった3本のDA Limitedレンズをとっかえひっかえ使っていて、同じことをまた思い出している所です。
でも、もう手放したりはしないですけどね。何といってもSilver仕様ですから。かっこいいし。それにやはり「小さい」というのは、ものすごく大きな特徴であり、これらはPENTAXのデジタル一眼レフのために作られたレンズであるということを実感します。
そもそもレンズはたくさん持っていて損はありません。…よね? なので、これらのレンズ達とはもっとじっくりと付き合っていきたいと思います。