トランジスタ技術 2011年7月号

投稿者: | 2011年6月16日

トランジスタ技術 (Transistor Gijutsu) 2011年 07月号 [雑誌]

トランジスタ技術 (Transistor Gijutsu) 2011年 07月号 [雑誌]

まもなくアナログ放送の電波が止まります.そして,デジタル放送が当たり前の時代になります.知らず知らずのうちに私たちの生活に浸透してきたデジタル放送を実現し支えているのは,画像/ 音声の圧縮,多重化,伝送,変調など,たくさんの最新テクノロジです.特集では,特にエンジニアとって常識になるであろう,デジタル放送のコモンセンスをQ&A形式で整理しました.

 今回紹介する本は、いつも読んでいる時代小説ではなくて、電気・電子技術系の硬派な雑誌です。というより実は宣伝です。

 CQ出版社が発行する「トランジスタ技術」の今月号で、記事の一部を執筆をさせていただきました。第1章の「薄型デジタル・テレビのハードウェアQ&A」の一部と、第4章の「デジタル放送の音声技術Q&A」の一部で、合計15ページほどです。もちろん本名で出ております。

 この雑誌は電気、電子、機械系のエンジニア方、あるいは学生時代にそっち方面の勉強された方なら、多くの人が一度は目にしたことがあると思います。今月号では、いよいよ来月に迫ったアナログ放送停波に向けて、地上波デジタルテレビ特集となっています。

 と言っても、電気屋さんで販売されている各製品の機能やら使用感のレビューではなく、デジタル放送の仕組みやデジタルテレビの中身は一体どうなっているのか?という点を掘り下げた技術的な内容です。この雑誌自体が理系学生やエンジニアを対象にしているので、誰にでも分かる…というものではないのですが。それでも本屋さんの雑誌コーナーの片隅に並んでいる場合も多いと思いますので、暇つぶしの際に立ち読みしてみてください(A^^;

トランジスタ技術 2011年7月号」への2件のフィードバック

  1. 0223.

    職場の図書室で読みました。とても分かりやすかったです。
    当方は電波屋(?)なので復調後の世界は明るくなく、非常に勉強になりました。

  2. Hi

    ○0223.さん、
    読んで頂けたとのこと、ありがとうございます。自分ではいたたまれなくて読み返していません(^^;
    なるほど、復調を境に前と後ろでは世界が違うんですよね。しかし復調後にも、デコードの前と後ろや、LVDSから後ろと前でもまた壁があるんですよね。今月号は全部を広く網羅していて確かに勉強になるなぁ、と思います。

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