K-5を借りて浮かれているところですが、我が愛機のK-7が3度目の修理から戻ってきました。最終的に問題になっていたのは、水準器の傾きです。2回の調整を経ても1°程度の右下がりが直らず、センサー自身の故障の可能性も含めて再々調整してもらいました。
手元に戻ってきたK-7で、早速水準器の動作を確認してみました。確認方法は基本的に修理前と同様、水平と思われる場所に置いて、あちこちにカメラを向けて水準器の示す傾向を見るというものです。
↑この写真は、とある我が家の床の上に、東向きにカメラを置いて水準器表示モード時の液晶モニターを撮ったものです。水平を示しています。
↑こちらの写真は、同じ場所で反対に西に向けてカメラを置いた場合。まったく同じ画面になりました。
そう、これで良いのです、その他テーブルや床などなどあちこちで試しましたが、どこにどの向きにおいても、上の写真のように常にほぼ水平を示します。たまに本当に傾いていると表示がずれるくらい。その場合、逆に向けると逆に表示が動きます。ということで、ようやく安心して自動水平補正もオンに出来ます。
ちなみに修理伝票に記載されていた処置内容は「メイン基板交換」でした。やはり水準器のセンサー自体に問題があったようです。しかし今回の修理に伴う追加費用はゼロ。一番最初の修理料金に全て含まれると言うことのようです。めでたしめでたし…
なのですが、ここでちょっと気になることがあったので、撮影した写真の詳細なExif情報をチェックしてみました。ExifビューワーはPhoto Meを使用しました。
↑この画像はメイン基板交換前のExifの一部です。製造年月日(Manufacture Date)は2009-06-11、内部シリアル番号(Internal Serial Number)は4桁の数字でした。”Seriviced Bit”というのは修理歴でしょうか? 一方…
↑こちらの画像はメイン基板交換後のExifの一部です。製造年月日は2010-11-02、内部シリアル番号は5桁に増えており、”Serviced Bit”もセットされています。
私のK-7は昨年6月の発売直後に買ったので、元々は製造年月日も古く、内部シリアル番号もかなり若い数字となっていましたが、交換後はつい最近の日付でシリアルも桁が増えていました。また、上の画像には載っていませんが総シャッターカウントも、修理に出す前には2万ショットに達していたはずのものが、リセットされてほぼゼロに戻っていました。
だからどうということは全くありません。なんか、新品に戻ったようでうれしくもあり、これまで使い込んだ記録が消えて寂しいようでもあり… (A^^;
K-5に触れて惚れ込んでいるところですが、まだまだこれからもK-7はメイン機として使っていこうと思います。