FBM 2010

投稿者: | 2010年11月1日

 今年でFrench Blue Meetingも24回目、もはや「約四半世紀続くフランス車乗りの伝統行事」です。私自身も306に乗り始めてから毎年皆勤賞なので今回で11回目になりました。10年も経てば人も車もがらりと変わっているはず。しかしFBMに行ってみて感じる楽しさおもしろさ、心地よくて緩い雰囲気は、なぜか11回目になっても初期の頃と変わりません。

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 昨年から開催日が1〜2週ほど遅くなり、10月最終週となったわけですが、昨年は午後になって突然の大雨に見舞われました。そして今年は台風の予報。幸い台風は土曜日の間にあまり大きな被害をもたらすことなく過ぎ去っていきました。直前の天気予報では日曜日の日中は気持ちよく晴れ渡り暑くなる、と言うことだったので、紅葉も当てにして朝6時過ぎに東京を出発。中央道を西に向かい、山道に入るに従って雨脚は強まります…。

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 諏訪IC付近で雨はやみ空が明るくなりますが、白樺湖に向かって登るに従って再び雨。結局車山の会場は霧雨と小雨の中間くらいの状態。いつかはやむと期待していましたが、結局最後までこの状態は変わりませんでした。台風が過ぎ去ったことで、用意された駐車場は一応満車になったようですが、午前中の早い段階ですでに帰宅するクルマが続出。メイングランドも隙間が目立ち寂しい状態でした。

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 恐らく年に一回だけ、FBMでしか合わない方々に挨拶したりしつつ、雨が弱くなった隙を狙って、今回も一応会場&駐車場巡りをしてみました。今となっては、FBMに参加する車達の様子もだいたい掴んだので、たいていの車を見ても驚くことは少なくなったのですが、むしろ見知らぬ人の普通のフランス車たちの生存確認をしているとなんだかホッとします。それだけに早い時間に歯抜けになってしまった各駐車場の状況はちょっと寂しいものがありました。
 以下、そのごく一部を紹介しておきます。

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出たばかりのRCZ。意外にたくさんいました。と言っても数台ですが。むしろ3008のほうが希少でした。RCZは格好いいけどでかいです。
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なぜかデロリアンの集団がいたり。フランス車じゃないけど違和感がありません。
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我らが306も各種たくさんいました。だいぶ減った気はしますけど。この真っ赤なカブリオレは目立っていました。これ、レギュラーカラーじゃないですよね?
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シトロエンSMの軍団。毎年いつもここにいるような気がします。何度見てもスゴイ車ですね。
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PEUGEOT BOXER。初めて見ました。今年参加していたプジョー車の中では最大ではないかと思われます。

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赤い車3台。FBMの顔、シトロエン2CVのホフマンと最新のPEUGEOT207。時代がかなり違いますが、違和感ありませんね。
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クラブ駐車場の定位置を占めるルノー・キャトルの集団も健在です。

 
 お昼になっても天気が回復せず気温も低いので、早めに引き上げようかと思っていたのですが、あちこち見て回っていたら意外に時間が過ぎていました。昼食は原工房テントに戻って、ドミニク・ドゥーセさんのクロックムッシュをいただきました。雨の中でも行列が出来ていましたが。
 今年は悪天候のためか名物のジムカーナも行われませんでした。5年前に優勝してパリ往復航空券をもらったのが昨日のことのようです。元チャンピオンとして復帰参加しようかと思っていたのに(大ウソ)。
 FBMの〆となる恒例のビンゴ大会は行われたようです。しかし残って参加する意欲もなく、午後3時過ぎには引き上げることにしました。この時間、駐車場に戻ってみれば9割方はもういなくなっており、残ってるのはわずか。私の306もだだっ広い空き地の真ん中にポツンと取り残されていました(↑最初の写真)。今回は私が知っている過去11回の中では一番の悪天候だったと言えるので仕方ないですね。

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現地で一緒に遊んでいただいた皆さんと記念写真。毎年306はこれが最後かも… といいつつまだ生き残っています。

 雨の車山高原を後にして諏訪まで出てみると、そこは雨の降った形跡はありません。終日曇っていたようですが、雨が降っていたのはやはり山の上だけだったようです。天気ばかりは仕方ありませんが、来年こそはスッキリ秋空の下で、紅葉を楽しみながらフランス車見物をしたいものです。とりあえず来年までは306を乗り続けなくては。帰り道に走ることには影響のないごくマイナーなトラブルが出たりしましたが、きっと大丈夫だと思います(A^^;