RealSSD C300のファームウェアアップデートに成功したのに気をよくして、2号機に移設したVERTEX 120Gのファームウェアもアップデートしました。旧F/WはVer.1.5でしたが、OCZのサポートフォーラムをチェックしてみたら、Ver.1.6がリリースされていました。リリースノートを読んでみてもあまりピンと来ません。Windows7のTrimにはすでにVer.1.5で対応済みですし、基本的にはマイナーアップデートのようです。でも新しい方が良いに決まっているのです。ということで、アップデート開始!
VERTEXのファームウェアアップデートは初めてではなく、おそらく3回目くらいです。こちらはRealSSD C300とは違って、アップデートに伴ってデータが失われることはありません(保証はしていないようですが)。なので、気楽に実行できます。もちろん失敗経験もなし。
アップデートはisoファイルで配布されており、CDに焼いてアップデータを起動して… というのはRealSSD C300と同じです。ローレベル・フォーマットがない分だけ、ホントにアップデートされたのか?と心配になるほど一瞬で終わりました。
ということで、ベンチマークです。2号機で使用しているので、CPUはPhenomII X4 905e、チップセットはAMD790GX+SB750、メモリーはDDR2-800/8GB、OSはWindows7 x64 Professionalです。SATAはAHCIモードで使用し、ドライバはMSAHCIを使用しています。
上がアップデート前(F/W V1.5)、下がアップデート後(F/W V1.6)です。やっぱり明確な差はありません。全体的に見て4kのランダムライトが今ひとつですが、この世代のSSDとしては仕方ないところでしょうか。リードのほうはそこそこではないかと思います。
実際のところ、1号機のRealSSD C300と比べてもあまり体感に違いはなかったりします。1号機と2号機はSSDだけでなくいろいろ違うので、そう言ってしまうとCPUから何から何まで否定することになってしまうのですが、まぁ本当のことだから仕方ありません。
導入から1年以上経過していますが、そもそも自宅PC用途として平日昼間は使用してないこともあり、使用時間も2,000時間に達していません。CrystalDiskInfoの”健康状態78%”というのはやや気になりますが、サブ機のシステムドライブとしてはまだまだ十分に快適に使用可能です。