昨年末に発売されたNewアルバム「The Pursuit」のワールドツアーで、4年ぶりにJamie Cullumが日本にやってきました。東京公演は2日間だけで、初日は水道橋のJCBホール、二日目はお台場のZepp東京でした。Jamie好きの友人たちと相談し、手分けしてチケットを手配したら両日とも手に入ってしまい、せっかくだからと言うことで二日間とも行ってきました!
音楽は良く聞くとは言え、そんなにライブに通う方ではないのですが(むしろ全然行かないほうですが)、Jamie Cullumだけは4年前に始めて行ったライブの印象があまりにも強くて、東京に来るとなればどうしても行きたくなります。
で、もう何というか、とにかくやっぱりJamieはスゴい!JazzをベースにPopsもRockもHip Hopもなんでも取り入れてしまうスタイル。セットリストもなくて、ぶっつけ本番で自由にアレンジしまくり、そのときの気分で好きなように演奏するショーは最高です。本当に彼は希有なミュージシャンにしてエンターテナーだと思います。彼の音楽が好きなことはもちろんですが、このショーの盛り上げ方と雰囲気が大好きです。
それに… 声が良くて歌が上手い。そんなの当たり前のようですが、ライブでスタジオ録音したCD並みのクオリティをだせるミュージシャンって少ないのではないかと思います。いや、色々合わせるとCD以上といえるかも。それにこれも当たり前のようですがピアノが上手い!二日目のライブではピアノを弾く指裁きがじっくり見られました。Jazzミュージシャンの弾くピアノって本当にすごいです。
ちなみに初日のJCBホールは彼のライブとしては恐らく初となるSEATEDの会場。二日目のZepp東京はいつもどおりのStandingです。初日のライブについてJamieは後に
Great show tonight in Tokyo. Possibly the most attentive audience of my career.
— Jamie Cullum (@jamiecullum) April 7, 2010
と呟いています。そうです、たまにはじっくり聞くのも良いものです。とはいえかなり戸惑っていたようでしたが、ただでさえおとなしい日本人が椅子に座ってるとなれば… それでも最後にはバンドを従えて会場にゲリラ的に降りてきて、生声で”Cry Me a River”を歌ったりしつつ、その後は観客を総立ちにさせてしまいましたが。
でもやはり彼はStandingでノリの良いライブが好きなのでしょう。翌日のライブについては、
Gotta love a standing, jumping crowd. I'll miss you Japan! See you at………Fuji Rock!! It's official. http://post.ly/YlFq
— Jamie Cullum (@jamiecullum) April 8, 2010
と呟いています。お花見も楽しんだようですし、また日本に来て欲しいです。と思っていたら、夏のFUJI ROCK FESTIVALにまた来るようですね。遠いので気軽に行けないですが。それよりも前回ツアー同様に冬頃にまた東京に来てくれないかな?
最後に、この二日間の東京公演で(多分大阪でも)オープニングに使われた曲のビデオクリップ(公式版です)を貼っておきます。この曲オリジナルはRihannaで、そのカバーです。彼はオリジナルの曲もたくさん持ってますが、やはりJazz出身と言うこともあって、”What a Difference a Day Made”や”Wind Cry Mary”や”High and Dry”などなど過去の名曲のカバーも数々しています。それがどれもオリジナルよりイイのです。この曲なんて特に…(A^^;
YouTubeにはライブ映像もいっぱいありましたが権利関係がよくわからないので貼りません。そういえば、今回の東京公演でもデジカメで動画を撮ってる人がいました。最近は写真については以前のようにうるさく言われなくなりましたが、動画は一応禁止されています。不鮮明なLCDモニターを眺めているより、生ライブ見た方が良いと思うのですが。
- アーティスト: Jamie Cullum
- 出版社/メーカー: Universal Int’l
- 発売日: 2009/12/08
- メディア: CD
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