上野精養軒

投稿者: | 2009年7月26日

 梅雨の間しばらく休止していたビアガーデン活動を再開しました。今回の目的地は上野公園の高台にある精養軒の屋上ビアガーデンです。ここに来るのは2年ぶり。今シーズン通算8回目のビアガーデンです。先週までは梅雨が戻ってきたかのようなぐずぐずした天候が続いていましたが、この日はカラッと晴れ渡って真夏の暑さ。夕涼みがてらビールを飲むには最高の天候です。

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精養軒の入り口。上野の山の森の中にあります。

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久々に生ビールで乾杯!真夏のビールは美味い!

 当日になって思い立って行くことになったので、予約が取れません。幹事さんが電話してみると、混むかもしれないので開店時間よりも早めに来いとのこと。ということで開店30分前の16:30には精養軒のロビーに到着していました。ここでちょっと一悶着あったのですが、無事に涼しいロビーでビアガーデン開店待ち。同じようなお客さんがわらわらと集まってきます。暑くて飲まなきゃやってられねぇと思ってる人は多いようです。
 

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ミックスフライ。おつまみメニューですがさすが高級レストラン。本格的です。

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物珍しさに頼んでみたナマズのフライ。これがものすごく美味しい!

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隣で食べていたのが気になって、真似て発注した薄焼きコーンブレッドのサーモンロール。

 いよいよ開店時間。屋上に上がって臨戦態勢。受付にやや手間取ったものの何とか席に着けました。様子を見ていると別に30分も早く来なくても十分に席はあったようです。

 飲み放題は2時間で2,400と少し高め。飲み放題で飲めるのは生ビール、各種サワー、ウーロンハイ、夏祭りカクテル、ソフトドリク類です。が、その他別料金で焼酎やワインなど色々揃っています。料理も別料金ですが、さすがにここは高級レストランだけあって、単なるビールのおつまみ風ジャンクフードとは違います。それなりにお値段はしますが。我々は結局飲み放題終了後に、赤ワインを一本あけてしまいました。

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スイカ味がする夏祭りカクテル。さっぱりしていて甘すぎず結構美味しいです。

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ようやく日が沈んできました。いつの間にか満席です。

 それにしてもこの日は風の強かったこと。空は晴れ渡り嵐が来ているわけでもなく、普通に街を歩いているときには特別風が強いとは感じませんでしたが、なぜか精養軒の屋上は風がビュービュー吹き抜けていました。周囲に何もない山の頂上なので、ビル風でもありません。ビアガーデン会場の一部にかけてあった斜めの屋根がいけないのではないかと思います。

 おかげで箸は飛ぶ、メニューも飛ぶ、グラスは倒れるの大騒ぎなビアガーデンでした。シラフの間は神経が行き届きますが、酔ってくるに従ってどうでも良くなり、かなりの惨事を招きかねません。でも、どこからとも無く飛んでくるビールの泡や、ワインのしぶきや、ポップコーンに打たれながらのビアガーデンはなかなか面白かったです。

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不忍池の夜景が一望。

 この日は7月の最終土曜日。折しも毎年恒例の隅田川花火大会の日です。精養軒の屋上からも花火が少し見えました。風上だったので音は全く聞こえませんでしたが。

 ここは絶好のロケーションと美味しい料理が特徴で、とても良いビアガーデンだと思うのですが、ロビーから客席入り口までの受付接客があまり良くありません。高級レストランの割りにはちょっと感じ悪いですし、手際はもっと悪いです。ただし、ビアガーデン内の接客は非常に良いので問題なしとしましょう。

 上野精養軒 屋上ビアガーデン
 〒110-8715 東京都台東区上野公園4番58号
 TEL: 03-3821-2181  FAX: 03-3822-1330
 営業時間 17:00 ~ 21:00 ラストオーダー 20:30
 期間中無休 (強風・雨天等 悪天候時は中止)

—二次会
 午後5時から飲み始めて2時間以上が経過し、ようやく日が沈んで暗くなったものの、まだ夜は始まったばかり。上野公園を出て駅の方に向かうと、まだ花火をやっていました。駅前のちょうど見晴らしの良い場所は、花火見物の人だらけ。しばしその中に混じってみた我々は、飲み屋を探して上野駅周辺をさまよいます。

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なぜか無性に食べたくなったトマトベーコン。こういう姿で来るとは思いませんでした。

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焼酎のラインアップはかなり豊富にあります。日本酒もレベルの高いカップ酒が多数。

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レバがあれば幸せ。とってもレバらしいレバでした。

 いや、さまようまでもなく、勘で駅前のちょっと小じゃれた感じのバー、立喰酒場Buri というお店に入ってみました。内装はバー風なのですが、料理とお酒は和風です。人数が6人もいたのですが、横並びにのカウンター席という変な状況。遠くの人とは会話ができない… と思ったら普通に声が聞こえます。酔っぱらいの底力か? うるさいと言われなかったので大丈夫だったのでしょう(A^^;;

 真夏の上野の夜は泥酔しつつ淡い記憶とともに更けていきます…。

上野精養軒」への2件のフィードバック

  1. 日向 夏生

    なんなんでしょうね。このペンタックスの発色は。
    明らかにキャノンの色作りとは違う絵と感じます。

    あちらこちらでK-7の絵が出てきていますが、これまでのペンタックスと比べてもさらに鮮やかに振った絵が出てきているような気がしますが、そんなことはないでしょうか。
    触ってみたいと思いつつもなかなか手が出ずにいるわたしでございます。

  2. Hi

    日向 夏生さん、
    そもそも私が「鮮やか」モードを多用しているせいもあると思います。普通は「ナチュラル」で撮るべきなのかも。それでもそんなにウソっぽい色乗りではないですし、私的には十分ナチュラルだな、と感じています。ま、デジタル一眼レフの比較対象となると、ニコンD70sまで遡ってしまうのですが。

    そう言えば、Optio W60で写真を撮っていて感じたのは空の鮮やかさでした。PENTAXの味付けの癖なんでしょうかね。

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