CP+2012レポートの最終回です。大手カメラメーカー以外にも、写真用品を中心に大小多くのブースが出ていました。カメラの大物新製品を見て回るのはCP+の楽しみ方の大道ですが、これらの用品メーカーのブースをぶらぶらするのも楽しいものです。まるで大手量販店に迷い込んだかと思うような品揃えにディスプレイ。特に目当てのものがなくても、見ているだけであっという間に時間が経ちます。
この写真は特に本文と関係ありません。文字だけでは寂しいのでとりあえず貼ってみました。ペンタックスのブースにあった昭和な町並みのジオラマです。これこそ本物のミニチュア撮影。フィルター類は一切使ってません。中途半端にバスにピント合わせてしまいました。というか、こういう場合は思い切り絞り込むのが正しい撮影法?
と言うわけで目当てもなくぶらぶらしただけですので、かなりとりとめがないですが、以下写真とともに私が見て回ったところ、気になった製品を紹介したいと思います。
カメラ用品と言えば三脚。スリック、ベルボン、マンフロットなど大手ブランドは大きなスペースを割いてこれでもかというくらいに展示してありました。この写真はジッツオのコーナー。カメラメーカーの超望遠レンズ体験コーナーのような様相。三脚もお値段の桁が一つ違うような高級品ばかりです。
三脚や雲台は量販店にもそれなりにたくさん展示されてはいるものの、ここまで一同に揃ってほぼ全製品を触って確かめられるのはCP+だけ。とはいえ、私はあまりちゃんとした三脚を使ったことがなく、今ひとつ三脚や雲台の見所が分からないので眺めるだけになってしまいます。この世界も奥が深いんだろうなぁ。
マンフロットでは東日本大震災復興支援フォトコンテストを開催していました。50点の入選作の中から気に入った写真に投票すると、1票あたり100円の義援金になるというもの。写真のテーマは「希望」だそうです。なかなかイイ写真がいっぱいでした。これオンライン投票もやっています。
他のブースにもいろいろなコンテストの入選作品が飾ってありましたが、一般の人が撮った写真というのは親近感が持ててイイですよね。いや、同時に自分との差にため息も出るのですが。
ということで、半日ずつ二日間にわたって楽しんできたCP+2012レポートはこれで終了です。
今年は開催規模がやや縮小したにもかかわらず、入場者数が昨年の30%増し、過去最高の6万5千人を超えたそうです。カメラはスマートホンに食われてニッチな趣味の道具になっていく… なんてことはきっとありません。どんどん技術革新をして魅力的な製品が登場することを期待したいと思います。来年も楽しみにしています!
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